JP3013067B2 - トラップ選定装置 - Google Patents

トラップ選定装置

Info

Publication number
JP3013067B2
JP3013067B2 JP5109890A JP10989093A JP3013067B2 JP 3013067 B2 JP3013067 B2 JP 3013067B2 JP 5109890 A JP5109890 A JP 5109890A JP 10989093 A JP10989093 A JP 10989093A JP 3013067 B2 JP3013067 B2 JP 3013067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
data
conversion
parameter
trap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5109890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06300186A (ja
Inventor
米村  政雄
勝 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tlv Co Ltd
Original Assignee
Tlv Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tlv Co Ltd filed Critical Tlv Co Ltd
Priority to JP5109890A priority Critical patent/JP3013067B2/ja
Publication of JPH06300186A publication Critical patent/JPH06300186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013067B2 publication Critical patent/JP3013067B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気、圧縮空気、ガス
の配管系等に発生する復水や凝縮水(ドレイン)を自動
的に排出するのに適したトラップを、様々な種類のトラ
ップの中から選定するトラップ選定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スチームトラップは、蒸気配管
系または蒸気使用装置から蒸気を逃がすことなく、ドレ
インのみを自動的に排出させる自力弁である。スチーム
トラップには、多数の種類があり、その動作原理に従っ
て、メカニカル、サーモスタティック、サーモダイナミ
ック等のタイプに分類され、さらにドレインを連続的に
或いは間欠的に排出するかによっても分類されている。
その他、低圧、高圧用、或いは小容量、大容量等の用途
によっても分類されている。
【0003】どのようなスチームトラップを使用するか
選定する場合、蒸気圧力、蒸気温度、ドレイン発生量、
スチームトラップを取り付けるべき装置の種類や、その
運転状態、ドレイン回収の有無等の使用条件に応じて、
それぞれ最適なものを選択する必要がある。この選択で
は、実際に発生するドレインの発生量を排出できる排出
能力を備えたトラップを選定することが最も基本的な条
件である。
【0004】従来、上記のようなトラップの選定を行う
装置としては、例えば特開平3-286272号公報に開示され
たものがある。このトラップ選定装置は、マイクロコン
ピュータに、例えば圧力等の熱力学的条件を入力し、事
前にマイクロコンピュータに記憶させてあるトラップの
幾何学的条件と、入力した熱力学的条件とに基づいて、
トラップの排出流量を算出し、実際に必要な排出流量と
算出した排出流量とを比較して、最適なトラップを選定
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなト
ラップ選定装置では、圧力等の熱力学的条件を入力しな
ければならないが、この入力の際には、予め定められた
単位、例えば前記圧力ならKg/cm2 ・Gに従って入
力しなければならない。ところが、このような選定装置
を使用する人が、常に上記予め定めた単位に習熟してい
るとは限らず、他の単位、例えばpsi・G、Kpa・
G、bar・Gのいずれかに習熟している場合がある。
このような場合、わざわざ換算表を用いて、自己が習熟
している単位から予め定められた単位に換算してから、
入力しなければならず、作業効率が低下するという問題
点があった。
【0006】また、最適なトラップとして選択されたト
ラップについて、様々なデータが出力されるが、この出
力値の中にも、例えば使用圧力範囲であるとか、サイズ
とか、単位を伴ったものがあるが、これら出力されたデ
ータの単位が、予め定められたものしかないと、この予
め定めた単位に、この装置の使用者が習熟していない
と、再び換算表を使用して、使用者が習熟している単位
に変更しなければならず、ますます作業能率が低下する
という問題点があった。
【0007】本発明は、入力するデータの単位を任意に
変更することができるトラップ選定装置を提供すること
を目的とする。
【0008】また、本発明は、出力するデータの単位を
任意に変更することができるトラップ選定装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】さらに、本発明は、一旦、入力したデータ
の単位を他の単位に変更することができるトラップ選定
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本第1の発明は、少なくとも複数の熱力学的パラ
メータを用いて選択されたトラップのデータを出力する
データ出力手段2を有している。データ出力手段2は、
例えば図1に示すように、記憶されているトラップの幾
何学形状に関連するトラップ固有なパラメータと、入力
された配管系の動作状態を規定する複数の熱力学的パラ
メータとに基づいて、トラップの排出流量を演算し、こ
れを前記配管系で発生するドレイン発生量と比較し、排
出流量が前記ドレイン発生量以上のトラップのデータを
出力するものとできる。本第1の発明は、更に、前記各
熱力学的パラメータを任意の単位で入力するパラメータ
入力手段4と、このパラメータ入力手段4で入力された
任意の単位の前記熱力学的パラメータを、前記データ出
力手段2で使用する複数の基準単位に、複数の換算用デ
ータを用いてそれぞれ換算し、換算された熱力学的パラ
メータを前記データ出力手段2に供給する換算手段6
と、前記複数の熱力学的パラメータそれぞれにおいて、
様々な入力単位のうち任意の1つを選択する選択手段8
と、様々な入力単位の前記熱力学的パラメータを、これ
に対応する前記基準単位で表された熱力学的パラメータ
に換算するための複数の前記換算用データを記憶してお
り、前記選択手段によって選択された入力単位に対応す
る前記換算用データを前記換算手段に供給する換算デー
タ記憶手段10とを、具備している。前記熱力学的パラ
メータは、任意の入力単位で表されたデータと、前記基
準単位で表されたデータとが、これらに対応する前記換
算用データを比例定数とする関係にある第1のパラメー
タを含み、更に任意の入力単位で表されたデータと予め
定めた一定値との代数和と、前記基準単位で表されたデ
ータとが、これらに対応する前記換算用データを比例定
数とする関係にある第2のパラメータも、含んでいる。
前記換算手段6は、入力された熱力学的パラメータが第
1のパラメータか第2のパラメータであるかを判断する
判断手段を有し、この判断手段が第1のパラメータであ
ると判断したとき、前記任意の入力単位で表されたデー
タと、これに対応する前記換算用データとの乗除算によ
って前記基準単位で表されたデータに換算し、前記判断
手段が第2のパラメータであると判断したとき、前記任
意の入力単位で表されたデータと前記一定値との代数和
と、これに対応する前記換算用データとを乗除算して、
前記基準単位で表されたデータに換算する。
【0011】また、第2の発明は、第1の発明に加え
て、前記基準単位に換算された前記熱力学的パラメータ
を記憶する記憶手段12と、該記憶手段12の記憶値を
選択手段8によって選択された任意の入力単位に換算す
る表示用換算手段14と、前記換算された任意の熱力学
的パラメータを表示する表示手段16とを、具備するも
のである。
【0012】また、第3の発明は、第2の発明に加え
て、データ出力手段2が出力した前記トラップのデータ
のうち単位を持つものを基準単位から任意の単位に出力
換算用データに基づいて換算する出力換算手段18を具
備し、選択手段8は、データ出力手段2が出力する単位
をもつデータがとり得る様々な単位のうち任意の1つを
選択するようにも構成され、換算データ記憶手段10
は、データ出力手段2が出力した前記トラップのデータ
のうち単位を持つものを基準単位から任意の単位に換算
するための様々な出力換算用データも記憶しており、該
出力換算用データも選択手段8の選択に応じて出力換算
手段18に供給するように構成されているものである。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、データ出力手段2が、少
なくとも複数の熱力学的パラメータを用いて選択したト
ラップのデータを出力する。このデータ出力に用いる複
数の熱力学的パラメータは、それぞれ予め定められた基
準単位で表されるものである。選択手段8で選択された
任意の単位でパラメータ入力手段4によって各熱力学的
パラメータが入力される。換算手段6によって、これら
各熱力学的パラメータがそれぞれ対応する基準単位に換
算用データを用いて、換算される。この換算手段6は、
熱力学的パラメータが、換算法の異なる第1及び第2の
パラメータであっても、換算手段6の判断手段が、いず
れのパラメータであるか判断し、その判断結果に対応し
た換算法を用いて、第1及び第2のパラメータをそれぞ
れ対応する基準単位に換算し、データ出力手段2に供給
する。
【0014】第2の発明によれば、換算手段6によって
基準単位に変換された熱力学的パラメータが記憶手段1
2に記憶され、表示用換算手段14に供給されている。
従って、熱力学的パラメータを入力した後、このパラメ
ータの単位の換算の必要が生じた場合、記憶手段12に
記憶されている基準単位で表されている熱力学的パラメ
ータが供給されている表示用換算手段14が、選択手段
8で新たな単位を選択すると、新たな単位に換算し、表
示する。
【0015】第3の発明によれば、データ出力手段2が
出力した前記トラップのデータのうち単位を持つもの
を、出力換算手段18が、基準単位から任意の単位に出
力換算用データに基づいて換算する。この際、データ出
力手段2が出力するデータがとり得る様々な単位のうち
任意の1つを、選択手段8が選択する。これによって、
出力換算用データが出力換算手段18に供給され、単位
を持つ出力データも任意の単位に換算される。
【0016】
【実施例】本実施例は、図2に示すようにマイクロプロ
セッサ20を有し、このマイクロプロセッサ20には記
憶部22が付設され、さらにマイクロプロセッサ20に
データを入力するためのキーボード24も設けられてい
る。また、マイクロプロセッサ20へのデータ入力状態
や、マイクロプロセッサ20での演算結果等を表示する
ためのディスプレィ26も設けられている。
【0017】記憶部22には、最適なトラップを選択す
るために実行する演算ロジックと、関連する各種技術計
算式とが記憶されている。その他、この記憶部22に
は、各種計算に必要なパラメータも記憶されている。
【0018】本実施例のトラップ選定装置で使用するト
ラップのドレイン排出流量Fsは、数1で計算される。
【0019】
【数1】 Fs=Cv・f(P1,P2,Δt)
【0020】ここで、Cvはバルブ流量係数、P1はト
ラップの一次側圧力、P2はトラップの二次側圧力、Δ
tは二次側のドレインの温度と蒸気の飽和温度との差で
ある。
【0021】この実施例では、トラップのドレイン排出
量を数1で計算し、この値と配管系で発生するドレイン
量とを比較して、トラップの安全率を計算に入れて、最
適なトラップを選定する。
【0022】数1におけるバルブ流量係数Cvは、配管
系の熱力学的条件P1、P2、Δtに無関係で、バルブ
自体の幾何学形状に依存する。この係数は、通常には実
測されたトラップの蒸気流量を用いて求めることができ
る。この計算は、このトラップ選定装置中に記憶されて
いる蒸気配管に関連する技術計算のプログラムを使用
し、所要パラメータを入力することによって実行でき
る。
【0023】配管系のドレイン発生量は、通常には経験
値或いは実測値を使用する。しかし、トラップ選定装置
中に記憶されている蒸気配管に関連する技術計算のプロ
グラムを使用し、所要パラメータを入力して、計算する
こともできる。
【0024】キーボード24は、アルファベットや数値
を入力するためのキーと、ディスプレィ26に表示され
たカーソルを左右上下に移動させるためのカーソルキー
と、入力データ等の確定等に使用するためのエンターキ
ーとを有し、さらに演算の開始等を指示するための複数
のファンクションキーも設けられている。
【0025】この選定装置を動作させると、図2のマイ
クロプロセッサ20が記憶部22内のプログラムに従っ
てディスプレィ26上に、図3の左端に示すメインメニ
ュー28を表示する。即ち、トラップ選定と、技術計算
の2項目が表示される。
【0026】ここで、キーボード24のカーソルキーを
操作し、トラップ選定を選択し、エンターキーを操作す
ると、マイクロプロセッサ20がプログラムに従って図
3の中央上部に示すトラップ選定メニュー30を表示す
る。即ち、スチームトラップの用途別メニューと、スチ
ームトラップの排出能力との2項目が表示される。
【0027】ここで、キーボード24のカーソルキーを
操作して、スチームトラップの用途別メニューを選択
し、エンターキーを操作すると、図3の右上に示すスチ
ームトラップの用途別メニュー32をマイクロプロセッ
サ20が表示する。即ち、蒸気主管のトラップ選定、蒸
気保温のメニュー、暖房装置のメニュー、フラッシュ蒸
気量の計算とトラップ選択、原子力のトラップ選定の5
つの項目が表示される。
【0028】この状態で、カーソルキーを操作して、蒸
気主管のトラップ選定を選択し、エンターキーを操作す
ると、マイクロプロセッサ20は、図4に示す蒸気主管
のトラップ選定画面を表示する。この画面において、左
側上部に表示されている「蒸気圧力」は、数1における
P1に相当するもの、その下に表示されている「蒸気温
度」は、数1におけるΔtを算出するためのもの、さら
にその下に表示されている「背圧」は数1におけるP2
に相当するものである。
【0029】図4では、「蒸気圧力」及び「背圧」の単
位は、その右側に「Kg/cm2 ・G」として表示され
ているが、これらの表示のいずれか、例えば「蒸気圧
力」にカーソルを移動させた状態で、キーボード24上
の換算用のファンクションキーを操作すると、画面の一
部に、圧力の単位、例えば「Kg/cm2 ・G」、「p
si・G」、「Kpa・G」、「bar・G」が表示さ
れる。これら各単位のうち使用したい単位、例えば「K
pa・G」の上にカーソルを移動させ、エンターキーを
操作すると、蒸気圧力の単位が「Kpa・G」に変更さ
れる。このとき、既に蒸気圧力の値が「Kg/cm2
G」を単位として設定されており、文字「Kg/cm2
・G」の左側に表示されていると、その蒸気圧力の値
は、「Kpa・G」を単位とする値に変換されて、表示
される。
【0030】同様に、「蒸気温度」の表示の上にカーソ
ルキーを移動させた状態で、キーボード24上の換算用
のファンクションキーを操作すると、画面の一部に、温
度の単位、例えば「°C」、「°F」が表示される。こ
れら両単位のうち、使用したい単位例えば「°F」の上
にカーソルを移動させ、エンターキーを操作すると、蒸
気温度の単位が「°C」から「°F」に変更される。こ
のとき、既に蒸気温度の値が設定されており、その蒸気
温度の値が「°C」の文字の左側に表示されていると、
「°F」単位に換算されて表示される。
【0031】「背圧」の表示の下側にある「ドレイン量
選択」の表示は、ドレイン発生量の入力方法を決定する
もので、この「ドレイン量選択」の表示にカーソルを移
動させると、画面の一部に、自動的に「計算処理」、
「数値入力」の2つの表示が表示される。経験ないし実
測によってドレインの発生量が既知の場合には、カーソ
ルを数値入力に移動させ、エンターキを操作すると、図
4における「ドレイン量選択」の右側の表示が図に示す
ように「計算処理」であると、「計算処理」の表示が
「キー入力」に変更され、カーソルは自動的に「ドレイ
ン量」の表示に移動する。ここで、数値キーを操作し
て、ドレイン発生量を入力し、エンターキーを操作する
と、その入力されたドレイン発生量が設定される。
【0032】また、ドレイン量選択において、「計算処
理」を選択し、エンターキーを操作すると、図3に示す
技術計算の蒸気のメニューの蒸気消費量計算メニュー中
の蒸気配管からの放熱量(図示せず)のメニューが表示
される。ここで所定のデータを入力してドレインの発生
量を計算し、キーボード24上の特定のファンクション
キー(このキーは換算用ファンクションキーとは別のフ
ァンクションキーである。)を操作すると、図4の画面
に再び戻り、「ドレイン量」の表示の右側に計算された
ドレイン発生量が表示される。
【0033】この「ドレイン量」の部分にカーソルを移
動させて、換算用のファンクションキーを操作すると、
画面の一部にドレイン発生量の単位、例えば「Kg/
h」、「lb/h」が表示される。ここで、カーソルキ
ーを操作して、「lb/h」を選択し、エンターキーを
操作すると、単位が最初「Kg/h」であると、「lb
/h」に変更され、表示されていた「Kg/h」を単位
とするドレイン発生量が、「lb/h」を単位とする表
示に変更される。
【0034】画面の右側上部にある「安全率」の表示
は、選定されるスチームトラップの安全率を設定するた
めのもので、この表示の上にカーソルを移動させた状態
で、数値キーを操作して、安全率を入力し、エンターキ
ーを操作すると、安全率が設定される。なお、この安全
率を設定する際の援助のために、「安全率」の表示の下
側には、先に設定されたドレイン量が表示されている。
【0035】この「ドレイン量」の表示の下側には、
「型式」の表示があり、これにカーソルを移動させる
と、自動的に画面の一部に「指定なし」、「ディス
ク」、「フリーフロート」、「フリーボールバケット」
の表示がなされる。これら表示は、スチームトラップの
各種形式を示すもので、使用したい型があれば、それの
上にカーソルを移動させ、エンターキーを操作すると、
「型式」の表示の右側に使用したい型式が表示される。
「指定なし」を設定した場合には、後述するように選定
されたスチームトラップは、様々な型式のものとなり、
特定の型式を設定した場合には、選定されるスチームト
ラップは、全てその特定の型式のものとなる。
【0036】また、この「型式」の表示の下には、「材
質」の表示があり、これにカーソルを移動させて、エン
ターキーを操作すると、画面の一部に自動的に「指定な
し」、「鋳鉄」、「鋳鋼」、「ステンレススチール」の
表示がなされる。これら表示は、スチームトラップの材
質を表しており、これらのうち使用したい材質の上にカ
ーソルを移動させ、エンターキーを操作すると、「材
質」の表示の右側に選択された材質が表示される。「指
定なし」を選択すると、選定されたスチームトラップ
は、上記各材質のものが選定され、特定の材質を選定す
ると、その材質のものが選定される。
【0037】この材質の表示の下側には、「接続」の表
示があり、この表示にカーソルを移動させ、エンターキ
ーを操作すると、画面の一部に自動的にネジコミ、フラ
ンジ、ソケットの表示がなされる。これらの表示は、ス
チームトラップの接続方式を示しており、使用したい接
続方式の上にカーソルを移動させ、エンターキーを操作
すると、「接続」の表示の右側に、選択された接続方式
が表示される。そして、後に行われる選択において、選
択されたスチームトラップは、全て設定された接続方式
のものとなる。
【0038】このように図4の画面において全ての入力
データを設定した後、キーボード24のファンクション
キーのうち演算開始に割り当てられたキーを操作する
と、マイクロプロセッサ20は、蒸気圧力、蒸気温度、
背圧及び予め設定されているバルブ流量係数Cvを用い
て、数1に基づいてドレイン発生量を計算する。このド
レイン発生量と、数値入力または計算された配管系で発
生するドレイン量とを比較し、さらに安全率、型式、材
質、接続を考慮して最適なトラップを選定し、選定結果
を図5に示すようにディスプレィ26の画面に表示す
る。
【0039】図5において最も左側に「製品名」の表示
の下に上から下に順に表示されているのは、選定された
各スチームトラップの製品名であり、その右隣の「型
式」の表示の下に順に表示されているのは、選定された
各スチームトラップの型式である。図5では、型式の指
定なしの場合を示しているので、様々な型式のものが示
されているが、特定の型式を図4の画面で設定している
と、この型式は全て特定の型式となる。「型式」の表示
の右隣の「使用圧力範囲」の下に表示されているのは、
選定された各スチームトラップの使用圧力範囲である。
また、その右隣の「サイズ」の表示の下に順に表示され
ているのは、選定された各スチームトラップに存在する
各サイズである。
【0040】なお、これら表示されたスチームトラップ
は、図4の画面で材質を設定していると、その設定され
た材質のものであり、材質が設定されていないと様々な
材質のものである。同じく、表示されたスチームトラッ
プは、図4で設定された接続方式のものである。
【0041】この画面において、カーソルキーを操作し
て、カーソルを「使用圧力範囲」の文字の表示に移動さ
せ、換算用のファンクションキーを操作すると、画面の
一部に図4における蒸気圧力、背圧の設定の場合と同様
に様々な圧力単位が表示され、そのうちの1つにカーソ
ルを移動させ、エンターキーを操作すると、使用圧力範
囲の各数値が新たに選択された単位に換算されて表示さ
れる。この場合、「使用圧力範囲」の文字の下に表示さ
れている「圧力単位」も、新たに選択された「圧力単
位」に変化する。
【0042】同様に、カーソルキーを操作して、カーソ
ルを「サイズ」の文字の表示に移動させ、換算用のファ
ンクションキーを操作すると、画面の一部に長さの単
位、例えば「mm」、「inch」が表示される。これ
らのうち所望のものにカーソルを移動させ、エンターキ
ーを操作すると、例えばinchを選択すると、各サイ
ズの表示は、それぞれ「inch」を単位とするものに
変化する。このとき、「サイズ」の文字の下にある「m
m」の表示も「inch」に変化する。
【0043】このようにして、最適なスチームトラップ
が選定されるが、上述したようにスチームトラップを選
定するために設定する蒸気圧力、蒸気温度、背圧等の熱
力学的パラメータの単位は、換算用のファンクションキ
ーの操作等によって任意の単位に変更できる。この変更
は、上記各パラメータの設定前に行うこともできるし、
設定後にも行える。
【0044】同様に、最適なスチームトラップが選定さ
れた結果が表示されている状態においても、その選定さ
れたスチームトラップに関する各種データの単位を換算
用のファンクションキーを操作することによって変更す
ることができる。
【0045】このような換算を行うため、図2に示す記
憶部22内には、例えば圧力、温度、ドレイン量、サイ
ズ等の換算用のデータを有している。これら換算用デー
タは、例えば圧力で説明すれば、各圧力単位「Kg/c
2 ・G」、「psi・G」、「Kpa・G」、「ba
r・G」を基準圧力単位Kg/cm2 に換算するための
もので、その値は図6に示すように順に「1.0」、
「0.070307」、「0.01019716」、
「1.019716」である。そして、これら各換算デ
ータには、図6に示すようにそれぞれ単位番号が割り当
てられている。
【0046】例えば換算用のファンクションキーが操作
されると、図7に示す換算ルーチンが実行される。即
ち、カーソルが単位換算するデータ上にあるか判断する
(ステップS2)。具体的には、図4及び図5でいえ
ば、蒸気圧力、蒸気温度、背圧、ドレイン量、使用圧力
範囲またはサイズのいずれかの上にカーソルがあるか判
断する。もし、これらいずれかの上になければ、他の処
理に移動し、換算を行わない。
【0047】上記各データのいずれかの上にカーソルが
あれば、そのカーソルによって指定されたデータに対応
する単位リストを画面の一部に表示する。例えば蒸気圧
力の場合、「Kg/cm2 ・G」、「psi・G」、
「Kpa・G」、「bar・G」を表示する(ステップ
S4)。次に、カーソルの移動があるか判断する(ステ
ップS6)。移動がなければ、ステップS4に戻り、移
動があれば、移動に応じて新たに移動した単位が明らか
になるように表示の変更を行う。例えばリバース表示を
行う(ステップS8)。そして、エンターキーが操作さ
れたか判断し(ステップS10)、操作がなければ、ス
テップS6に戻る。エンターキーが操作されていると、
表示が変更された、即ち選択された単位の単位番号を記
憶し(ステップS12)、このルーチンを終了する。
【0048】これに続いて、図7に示す表示用換算ルー
チンが実行される。ここでは、先に換算ルーチンの実行
を開始する際に、カーソルが位置していたデータの計算
用基準値を読みだす(ステップS14)。
【0049】マイクロプロセッサ20においてスチーム
トラップを選定するために行うドレイン発生量の計算
は、例えば蒸気温度、背圧は、「Kg/cm2 ・G」
を、蒸気温度は、「°C」を、ドレイン量は、「Kg/
h」を、それぞれ基準単位として行われ、選定結果とし
て出力される使用圧力範囲は「Kg/cm2 ・G」、サ
イズは「mm」を、それぞれ基準単位としている。上記
計算用基準値とは、このように計算用の単位に換算され
たデータをいう。
【0050】これら計算用基準値は、換算ルーチンにお
いて選択された単位番号に対応する換算データで除算さ
れる(ステップS16)。例えば、上記換算ルーチンで
圧力の「psi・G」が選択されていると、単位番号と
して1が記憶されているので、単位番号1に対応する
「0.070307」が読みだされ、これによって圧力
の計算用基準値(基準単位はKg/cm2 ・G)を除算
する。
【0051】次に、この換算しているデータが温度の華
氏であるか判断する(ステップS18)。温度の華氏で
なければ、先の除算値を表示値として記憶する(ステッ
プS20)。これによって換算された値がディスプレィ
26に表示される。
【0052】もし、換算したデータが温度の華氏である
と、先の除算値に32を加算する(ステップS22)。
これは、温度の場合、基準単位を°Cとしており、摂氏
0°Cが華氏32°Fに対応し、摂氏100°Cが華氏
212°Fに対応するからである。この計算の後、ステ
ップS20を実行することによって、華氏に換算された
温度が表示される。
【0053】また、カーソルが蒸気圧力等の入力データ
上にある場合、図7に示す入力ルーチンが実行される。
まず、キーボード24の数値キーの操作によって入力さ
れた数値が記憶される(ステップS24)。このとき入
力される数値は、入力しようとしているデータの単位と
して、蒸気主管のトラップ選定メニューに示されている
単位である。例えば入力しようとしているデータが蒸気
圧力であって、そのとき表示されている単位がpsi・
Gであるとすると、入力される数値はpsi・Gに基づ
くものである。
【0054】次に、記憶単位番号が計算用基準番号であ
るか判断する(ステップS26)。ここで、計算用基準
番号とは、入力値を計算用基準値に換算するための各換
算データのうち値が「1.0」のもの、即ち入力値と計
算用基準値との単位が一致しているときに、換算用に乗
算する換算データに割り当てられた単位番号、例えば0
である。
【0055】記憶単位番号が計算用基準番号であると、
記憶単位番号の換算データを記憶入力値に乗算する(ス
テップS28)。この場合、入力値と乗算値とは等し
い。この乗算値が、計算用基準値として記憶される(ス
テップS30)。
【0056】記憶単位番号が計算用基準番号でないと、
入力値が温度であるか判断する(ステップS32)。温
度でなければ、入力値として記憶された数値に対し、記
憶単位番号の換算データが、ステップS28において乗
算される。例えば、蒸気圧力を入力する場合で、単位が
psi・Gであるとすると、そのときの記憶単位番号は
1であり、この単位番号に対応する換算データ0.07
0307が入力された数値に乗算され、基準単位である
「Kg/cm2 ・G」に換算され、ステップS30にお
いて計算用基準値として記憶される。
【0057】そして、入力したのが温度である場合、記
憶入力値から32を減算し(ステップS34)、ステッ
プS28を実行して、該減算値に換算用データを乗算
し、ステップS30を実行して、計算用基準値として記
憶される。これによって、華氏が摂氏に換算されて、計
算用基準値として記憶される。もし、入力した温度が摂
氏である場合、摂氏が基準単位であるので、ステップS
26からステップS28、30が実行される。
【0058】このようにして圧力、温度等が計算用基準
値に換算され、これら計算用基準値を利用して、マイク
ロプロセッサ20において演算が行われ、最適なスチー
ムトラップが選定される。この選定結果における使用圧
力範囲及びサイズも、図7に示す換算ルーチン、表示用
換算ルーチンが実行されることによって、単位の換算が
行われる。
【0059】図3に示す蒸気主管のトラップ選定以外の
種々の計算において上記と同様に換算が行われるが、こ
れらについて全て説明するのは、明細書をいたずらに複
雑にするだけであるので、説明は省略する。
【0060】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、選
択されたトラップのデータを、データ出力手段が出力す
る際に必要な複数の熱力学的パラメータを、パラメータ
入力手段によって入力する際、入力された任意の単位の
各熱力学的パラメータを、データ出力手段で使用する基
準単位に換算するので、使用者は、好みの単位を使用し
て、熱力学的パラメータを入力することができる。しか
も、各熱力学的パラメータには、換算法の異なる2種類
のパラメータが含まれているが、換算手段が自動的にい
ずれの種類のパラメータであるか判断し、その判断結果
に従って、必要とされる換算法を用いて換算を行うの
で、換算手段は、複数のパラメータを換算しているにも
拘わらず、1つだけ設ければよく、しかも、複数のパラ
メータの換算に際して、一々いずれの種類のパラメータ
であるかを使用者が指定する必要がなく、パラメータの
換算が容易に行える。
【0061】また、第2の発明では、基準単位に換算し
た熱力学的パラメータを記憶手段に記憶させ、その記憶
値を選択手段によって選択された任意の入力単位に、表
示用換算手段が換算するので、熱力学的パラメータを入
力した後にも、使用者の好みの単位に変更することがで
きる。
【0062】また、第3の発明では、データ出力手段に
よって出力されたトラップのデータのうち単位を持つも
のを、基準単位から任意の単位に出力換算手段が換算す
るので、トラップの選択の終了後でも、使用者の好みの
単位に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトラップ選定装置のクレーム対応
図である。
【図2】本発明によるトラップ選定装置の1実施例のブ
ロック図である。
【図3】同実施例のメニューを示すブロック図である。
【図4】同実施例における蒸気主管のトラップ選定の入
力画面を示す図である。
【図5】同実施例における蒸気主管のトラップ選定の出
力画面を示す図である。
【図6】同実施例において記憶部に換算データが記憶さ
れている状態を示す図である。
【図7】同実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
2 演算手段 4 パラメータ入力手段 6 換算手段 8 選択手段 10 換算データ記憶手段 12 記憶手段 14 表示用換算手段 16 表示手段 18 出力換算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16T 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の熱力学的パラメータを
    用いて選択されたトラップのデータを出力するデータ出
    力手段と、 前記各熱力学的パラメータを任意の単位で入力するパラ
    メータ入力手段と、 このパラメータ入力手段で入力された任意の単位の前記
    熱力学的パラメータを、前記データ出力手段において使
    用する複数の基準単位に、複数の換算用データを用いて
    それぞれ換算し、換算された熱力学的パラメータを前記
    データ出力手段に供給する換算手段と、 前記複数の熱力学的パラメータそれぞれにおいて、様々
    な入力単位のうち任意の1つを選択する選択手段と、 様々な入力単位の前記熱力学的パラメータを、これに対
    応する前記基準単位で表された熱力学的パラメータに換
    算するための複数の前記換算用データを記憶しており、
    前記選択手段によって選択された入力単位に対応する前
    記換算用データを前記換算手段に供給する換算データ記
    憶手段とを、 具備し、 前記熱力学的パラメータは、任意の入力単位で表された
    データと、前記基準単位で表されたデータとが、これら
    に対応する前記換算用データを比例定数とする関係にあ
    る第1のパラメータを含み、更に、任意の入力単位で表
    されたデータと予め定めた一定値との代数和と、前記基
    準単位で表されたデータとが、これらに対応する前記換
    算用データを比例定数とする関係にある第2のパラメー
    タも、含み、 前記換算手段は、入力された熱力学的パラメータが第1
    のパラメータか第2のパラメータであるかを判断する判
    断手段を有し、この判断手段が第1のパラメータである
    と判断したとき、前記任意の入力単位で表されたデータ
    と、これに対応する前記換算用データとの乗除算によっ
    て前記基準単位で表されたデータに換算し、前記判断手
    段が第2のパラメータであると判断したとき、前記任意
    の入力単位で表されたデータと前記一定値との代数和
    と、これに対応する前記換算用データとを乗除算して、
    前記基準単位で表されたデータに換算するトラップ選定
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトラップ選定装置におい
    て、前記基準単位に換算された前記熱力学的パラメータ
    を記憶する記憶手段と、 該記憶手段の記憶値を前記選択手段によって選択された
    任意の入力単位に換算する表示用換算手段と、 前記換算された任意の熱力学的パラメータを表示する表
    示手段とを、 具備するトラップ選定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のトラップ選定装置におい
    て、前記データ出力手段が出力した前記トラップのデー
    タのうち単位を持つものを基準単位から任意の単位に出
    力換算用データに基づいて換算する出力換算手段を具備
    し、 前記選択手段は、前記データ出力手段が出力する単位を
    もつデータがとり得る様々な単位のうち任意の1つを選
    択するようにも構成され、前記換算データ記憶手段は、
    前記データ出力手段が出力した前記トラップのデータの
    うち単位を持つものを基準単位から任意の単位に換算す
    るための様々な出力換算用データも記憶しており、出力
    該換算用データも前記選択手段の選択に応じて前記出力
    換算手段に供給することを特徴とするトラップ選定装
    置。
JP5109890A 1993-04-12 1993-04-12 トラップ選定装置 Expired - Fee Related JP3013067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5109890A JP3013067B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 トラップ選定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5109890A JP3013067B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 トラップ選定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06300186A JPH06300186A (ja) 1994-10-28
JP3013067B2 true JP3013067B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=14521758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5109890A Expired - Fee Related JP3013067B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 トラップ選定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3013067B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3672303B2 (ja) 2003-10-02 2005-07-20 株式会社テイエルブイ 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム
JP3790527B2 (ja) * 2003-10-03 2006-06-28 株式会社テイエルブイ 設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム
CN105158666B (zh) * 2015-08-24 2018-02-09 北京工业大学 一种测量及表征半导体器件陷阱参数的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06300186A (ja) 1994-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111290271B (zh) 控制参数最佳化系统及具备该系统的运行控制最佳化装置
US6041263A (en) Method and apparatus for simulating and optimizing a plant model
Manera et al. Modeling of flashing-induced instabilities in the start-up phase of natural-circulation BWRs using the two-phase flow code FLOCAL
Luyben Aspen Dynamics simulation of a middle-vessel batch distillation process
TWI267755B (en) Energy assessment support system, information memory medium, and energy assessment support method
JP3013067B2 (ja) トラップ選定装置
JP2003270060A (ja) 応力ひずみ解析システム及びそれに用いる応力ひずみ解析方法並びにそのプログラム
JP2007115176A (ja) プラント運転支援装置
JP2012037143A (ja) エネルギー変換機器性能評価システム
JP5156775B2 (ja) プラント監視・制御装置およびその保守支援方法
AU654083B2 (en) Trap selector
JP3549050B2 (ja) 物品収納形態の決定支援方法及び決定支援装置
Klingberg Modelling and optimization of batch distillation
Abbod et al. Validation and generalisation of hybrid models for flow stress and recrystallisation behaviour of aluminium–magnesium alloys
Luyben Use of dynamic simulation to converge complex process flowsheets
Naess et al. Using dynamic process simulation from conception to normal operation of process plants
Gani et al. Design and analysis of supercritical extraction processes
JPS61249103A (ja) Pid制御装置における調節装置
US7493242B1 (en) Mathematical model for predicting the thermal behavior of an item
Dimian et al. Dynamic simulation
JPS59142634A (ja) 文字処理装置
Gohres Evaluating relief events in binary mixtures with dynamic simulations
Rostami Relief calculations in in-house and commercial software packages
Kay et al. A computational investigation of a heat pipe injection lance
Abdul-Wahab et al. Development of PARS-EX pilot plant to study control strategies

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991102

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees