JPH06300186A - トラップ選定装置 - Google Patents
トラップ選定装置Info
- Publication number
- JPH06300186A JPH06300186A JP10989093A JP10989093A JPH06300186A JP H06300186 A JPH06300186 A JP H06300186A JP 10989093 A JP10989093 A JP 10989093A JP 10989093 A JP10989093 A JP 10989093A JP H06300186 A JPH06300186 A JP H06300186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- trap
- data
- conversion
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
たトラップデータの単位を任意に変更可能とする。 【構成】 演算手段2が、トラップ固有パラメータとパ
ラメータ入力手段4で入力した熱力学的パラメータから
トラップ排出流量を演算し、蒸気系でのドレイン発生量
と比較し、排出流量がドレイン発生量以上のトラップデ
ータを出力する。換算手段6が、入力手段4で入力した
任意単位の熱力学的パラメータを演算用基準単位に、選
択手段8が換算データ記憶手段10から読みだした換算用
データで換算する。基準単位に換算した熱力学的パラメ
ータを記憶手段12が記憶し、該記憶値を選択手段8で選
択した入力単位に表示用換算手段14が換算し、表示手段
16に表示する。演算手段2のトラップデータ単位を出力
換算手段18が基準単位から任意単位に記憶手段10から読
みだした換算用データで換算する。
Description
の配管系等に発生する復水や凝縮水(ドレイン)を自動
的に排出するのに適したトラップを、様々な種類のトラ
ップの中から選定するトラップ選定装置に関する。
系または蒸気使用装置から蒸気を逃がすことなく、ドレ
インのみを自動的に排出させる自力弁である。スチーム
トラップには、多数の種類があり、その動作原理に従っ
て、メカニカル、サーモスタティック、サーモダイナミ
ック等のタイプに分類され、さらにドレインを連続的に
或いは間欠的に排出するかによっても分類されている。
その他、低圧、高圧用、或いは小容量、大容量等の用途
によっても分類されている。
選定する場合、蒸気圧力、蒸気温度、ドレイン発生量、
スチームトラップを取り付けるべき装置の種類や、その
運転状態、ドレイン回収の有無等の使用条件に応じて、
それぞれ最適なものを選択する必要がある。この選択で
は、実際に発生するドレインの発生量を排出できる排出
能力を備えたトラップを選定することが最も基本的な条
件である。
装置としては、例えば特開平3-286272号公報に開示され
たものがある。このトラップ選定装置は、マイクロコン
ピュータに、例えば圧力等の熱力学的条件を入力し、事
前にマイクロコンピュータに記憶させてあるトラップの
幾何学的条件と、入力した熱力学的条件とに基づいて、
トラップの排出流量を算出し、実際に必要な排出流量と
算出した排出流量とを比較して、最適なトラップを選定
するものである。
ラップ選定装置では、圧力等の熱力学的条件を入力しな
ければならないが、この入力の際には、予め定められた
単位、例えば前記圧力ならKg/cm2 ・Gに従って入
力しなければならない。ところが、このような選定装置
を使用する人が、常に上記予め定めた単位に習熟してい
るとは限らず、他の単位、例えばpsi・G、Kpa・
G、bar・Gのいずれかに習熟している場合がある。
このような場合、わざわざ換算表を用いて、自己が習熟
している単位から予め定められた単位に換算してから、
入力しなければならず、作業効率が低下するという問題
点があった。
ラップについて、様々なデータが出力されるが、この出
力値の中にも、例えば使用圧力範囲であるとか、サイズ
とか、単位を伴ったものがあるが、これら出力されたデ
ータの単位が、予め定められたものしかないと、この予
め定めた単位に、この装置の使用者が習熟していない
と、再び換算表を使用して、使用者が習熟している単位
に変更しなければならず、ますます作業能率が低下する
という問題点があった。
変更することができるトラップ選定装置を提供すること
を目的とする。
任意に変更することができるトラップ選定装置を提供す
ることを目的とする。
の単位を他の単位に変更することができるトラップ選定
装置を提供することを目的とする。
めに、本第1の発明は、図1に示すように、記憶されて
いるトラップの幾何学形状に関連するトラップ固有なパ
ラメータと、入力された配管系の動作状態を規定する熱
力学的パラメータとに基づいてトラップの排出流量を演
算し、これを前記配管系で発生するドレイン発生量と比
較し、排出流量が前記ドレイン発生量以上のトラップの
データを出力する演算手段2と、前記熱力学的パラメー
タを任意の単位で入力するパラメータ入力手段4と、こ
のパラメータ入力手段4で入力された任意の単位の前記
熱力学的パラメータを演算手段2での演算に使用する基
準単位に換算用データを用いて換算する換算手段6と、
様々な入力単位のうち任意の1つを選択する選択手段8
と、前記熱力学的パラメータの様々な入力単位を前記基
準単位データに換算するための複数の前記換算用データ
を記憶しており、選択手段8によって選択された入力単
位に対応する前記換算用データを換算手段6に供給する
換算データ記憶手段10とを、具備するものである。な
お、図1では、熱力学的パラメータは1つだけ示してあ
るが、複数個入力することもある。
て、前記基準単位に換算された前記熱力学的パラメータ
を記憶する記憶手段12と、該記憶手段12の記憶値を
選択手段8によって選択された任意の入力単位に換算す
る表示用換算手段14と、前記換算された任意の熱力学
的パラメータを表示する表示手段16とを、具備するも
のである。
て、演算手段2が出力した前記トラップのデータのうち
単位を持つものを基準単位から任意の単位に出力換算用
データに基づいて換算する出力換算手段18を具備し、
選択手段8は、演算手段2が出力する単位をもつデータ
がとり得る様々な単位のうち任意の1つを選択するよう
にも構成され、換算データ記憶手段10は、演算手段2
が出力した前記トラップのデータのうち単位を持つもの
を基準単位から任意の単位に換算するための様々な出力
換算用データも記憶しており、該出力換算用データも選
択手段8の選択に応じて出力換算手段18に供給するよ
うに構成されているものである。
の幾何学形状に関連するトラップ固有なパラメータと、
熱力学的パラメータとに基づいてトラップの排出流量を
演算し、これと蒸気系で発生するドレイン発生量とを比
較し、排出流量がドレイン発生量以上のトラップのデー
タを出力する。この演算に用いる熱力学的パラメータを
演算手段2に入力する際、選択手段8によって選択され
た入力単位に対応する換算用データを、換算データ記憶
手段10が換算手段6に入力している。従って、換算手
段6が、入力された任意の単位の熱力学的パラメータを
演算手段2での演算に使用する基準単位に換算する。
基準単位に変換された熱力学的パラメータが記憶手段1
2に記憶され、表示用換算手段14に供給されている。
従って、熱力学的パラメータを入力した後、このパラメ
ータの単位の換算の必要が生じた場合、記憶手段12に
記憶されている基準単位で表されている熱力学的パラメ
ータが供給されている表示用換算手段14が、選択手段
8で新たな単位を選択すると、新たな単位に換算し、表
示する。
た前記トラップのデータのうち単位を持つものを、出力
換算手段18が、基準単位から任意の単位に出力換算用
データに基づいて換算する。この際、演算手段2が出力
するデータがとり得る様々な単位のうち任意の1つを、
選択手段8が選択する。これによって、出力換算用デー
タが出力換算手段18に供給され、単位を持つ出力デー
タも任意の単位に換算される。
セッサ20を有し、このマイクロプロセッサ20には記
憶部22が付設され、さらにマイクロプロセッサ20に
データを入力するためのキーボード24も設けられてい
る。また、マイクロプロセッサ20へのデータ入力状態
や、マイクロプロセッサ20での演算結果等を表示する
ためのディスプレィ26も設けられている。
るために実行する演算ロジックと、関連する各種技術計
算式とが記憶されている。その他、この記憶部22に
は、各種計算に必要なパラメータも記憶されている。
ラップのドレイン排出流量Fsは、数1で計算される。
ラップの一次側圧力、P2はトラップの二次側圧力、Δ
tは二次側のドレインの温度と蒸気の飽和温度との差で
ある。
量を数1で計算し、この値と配管系で発生するドレイン
量とを比較して、トラップの安全率を計算に入れて、最
適なトラップを選定する。
系の熱力学的条件P1、P2、Δtに無関係で、バルブ
自体の幾何学形状に依存する。この係数は、通常には実
測されたトラップの蒸気流量を用いて求めることができ
る。この計算は、このトラップ選定装置中に記憶されて
いる蒸気配管に関連する技術計算のプログラムを使用
し、所要パラメータを入力することによって実行でき
る。
値或いは実測値を使用する。しかし、トラップ選定装置
中に記憶されている蒸気配管に関連する技術計算のプロ
グラムを使用し、所要パラメータを入力して、計算する
こともできる。
を入力するためのキーと、ディスプレィ26に表示され
たカーソルを左右上下に移動させるためのカーソルキー
と、入力データ等の確定等に使用するためのエンターキ
ーとを有し、さらに演算の開始等を指示するための複数
のファンクションキーも設けられている。
クロプロセッサ20が記憶部22内のプログラムに従っ
てディスプレィ26上に、図3の左端に示すメインメニ
ュー28を表示する。即ち、トラップ選定と、技術計算
の2項目が表示される。
操作し、トラップ選定を選択し、エンターキーを操作す
ると、マイクロプロセッサ20がプログラムに従って図
3の中央上部に示すトラップ選定メニュー30を表示す
る。即ち、スチームトラップの用途別メニューと、スチ
ームトラップの排出能力との2項目が表示される。
操作して、スチームトラップの用途別メニューを選択
し、エンターキーを操作すると、図3の右上に示すスチ
ームトラップの用途別メニュー32をマイクロプロセッ
サ20が表示する。即ち、蒸気主管のトラップ選定、蒸
気保温のメニュー、暖房装置のメニュー、フラッシュ蒸
気量の計算とトラップ選択、原子力のトラップ選定の5
つの項目が表示される。
気主管のトラップ選定を選択し、エンターキーを操作す
ると、マイクロプロセッサ20は、図4に示す蒸気主管
のトラップ選定画面を表示する。この画面において、左
側上部に表示されている「蒸気圧力」は、数1における
P1に相当するもの、その下に表示されている「蒸気温
度」は、数1におけるΔtを算出するためのもの、さら
にその下に表示されている「背圧」は数1におけるP2
に相当するものである。
位は、その右側に「Kg/cm2 ・G」として表示され
ているが、これらの表示のいずれか、例えば「蒸気圧
力」にカーソルを移動させた状態で、キーボード24上
の換算用のファンクションキーを操作すると、画面の一
部に、圧力の単位、例えば「Kg/cm2 ・G」、「p
si・G」、「Kpa・G」、「bar・G」が表示さ
れる。これら各単位のうち使用したい単位、例えば「K
pa・G」の上にカーソルを移動させ、エンターキーを
操作すると、蒸気圧力の単位が「Kpa・G」に変更さ
れる。このとき、既に蒸気圧力の値が「Kg/cm2 ・
G」を単位として設定されており、文字「Kg/cm2
・G」の左側に表示されていると、その蒸気圧力の値
は、「Kpa・G」を単位とする値に変換されて、表示
される。
ルキーを移動させた状態で、キーボード24上の換算用
のファンクションキーを操作すると、画面の一部に、温
度の単位、例えば「°C」、「°F」が表示される。こ
れら両単位のうち、使用したい単位例えば「°F」の上
にカーソルを移動させ、エンターキーを操作すると、蒸
気温度の単位が「°C」から「°F」に変更される。こ
のとき、既に蒸気温度の値が設定されており、その蒸気
温度の値が「°C」の文字の左側に表示されていると、
「°F」単位に換算されて表示される。
選択」の表示は、ドレイン発生量の入力方法を決定する
もので、この「ドレイン量選択」の表示にカーソルを移
動させると、画面の一部に、自動的に「計算処理」、
「数値入力」の2つの表示が表示される。経験ないし実
測によってドレインの発生量が既知の場合には、カーソ
ルを数値入力に移動させ、エンターキを操作すると、図
4における「ドレイン量選択」の右側の表示が図に示す
ように「計算処理」であると、「計算処理」の表示が
「キー入力」に変更され、カーソルは自動的に「ドレイ
ン量」の表示に移動する。ここで、数値キーを操作し
て、ドレイン発生量を入力し、エンターキーを操作する
と、その入力されたドレイン発生量が設定される。
理」を選択し、エンターキーを操作すると、図3に示す
技術計算の蒸気のメニューの蒸気消費量計算メニュー中
の蒸気配管からの放熱量(図示せず)のメニューが表示
される。ここで所定のデータを入力してドレインの発生
量を計算し、キーボード24上の特定のファンクション
キー(このキーは換算用ファンクションキーとは別のフ
ァンクションキーである。)を操作すると、図4の画面
に再び戻り、「ドレイン量」の表示の右側に計算された
ドレイン発生量が表示される。
を移動させて、換算用のファンクションキーを操作する
と、画面の一部にドレイン発生量の単位、例えば「Kg
/h」、「lb/h」が表示される。ここで、カーソル
キーを操作して、「lb/h」を選択し、エンターキー
を操作すると、単位が最初「Kg/h」であると、「l
b/h」に変更され、表示されていた「Kg/h」を単
位とするドレイン発生量が、「lb/h」を単位とする
表示に変更される。
は、選定されるスチームトラップの安全率を設定するた
めのもので、この表示の上にカーソルを移動させた状態
で、数値キーを操作して、安全率を入力し、エンターキ
ーを操作すると、安全率が設定される。なお、この安全
率を設定する際の援助のために、「安全率」の表示の下
側には、先に設定されたドレイン量が表示されている。
は、「型式」の表示があり、これにカーソルを移動させ
ると、自動的に画面の一部に「指定なし」、「ディス
ク」、「フリーフロート」、「フリーボールバケット」
の表示がなされる。これら表示は、スチームトラップの
各種形式を示すもので、使用したい型があれば、それの
上にカーソルを移動させ、エンターキーを操作すると、
「型式」の表示の右側に使用したい型式が表示される。
「指定なし」を設定した場合には、後述するように選定
されたスチームトラップは、様々な型式のものとなり、
特定の型式を設定した場合には、選定されるスチームト
ラップは、全てその特定の型式のものとなる。
質」の表示があり、これにカーソルを移動させて、エン
ターキーを操作すると、画面の一部に自動的に「指定な
し」、「鋳鉄」、「鋳鋼」、「ステンレススチール」の
表示がなされる。これら表示は、スチームトラップの材
質を表しており、これらのうち使用したい材質の上にカ
ーソルを移動させ、エンターキーを操作すると、「材
質」の表示の右側に選択された材質が表示される。「指
定なし」を選択すると、選定されたスチームトラップ
は、上記各材質のものが選定され、特定の材質を選定す
ると、その材質のものが選定される。
示があり、この表示にカーソルを移動させ、エンターキ
ーを操作すると、画面の一部に自動的にネジコミ、フラ
ンジ、ソケットの表示がなされる。これらの表示は、ス
チームトラップの接続方式を示しており、使用したい接
続方式の上にカーソルを移動させ、エンターキーを操作
すると、「接続」の表示の右側に、選択された接続方式
が表示される。そして、後に行われる選択において、選
択されたスチームトラップは、全て設定された接続方式
のものとなる。
データを設定した後、キーボード24のファンクション
キーのうち演算開始に割り当てられたキーを操作する
と、マイクロプロセッサ20は、蒸気圧力、蒸気温度、
背圧及び予め設定されているバルブ流量係数Cvを用い
て、数1に基づいてドレイン発生量を計算する。このド
レイン発生量と、数値入力または計算された配管系で発
生するドレイン量とを比較し、さらに安全率、型式、材
質、接続を考慮して最適なトラップを選定し、選定結果
を図5に示すようにディスプレィ26の画面に表示す
る。
の下に上から下に順に表示されているのは、選定された
各スチームトラップの製品名であり、その右隣の「型
式」の表示の下に順に表示されているのは、選定された
各スチームトラップの型式である。図5では、型式の指
定なしの場合を示しているので、様々な型式のものが示
されているが、特定の型式を図4の画面で設定している
と、この型式は全て特定の型式となる。「型式」の表示
の右隣の「使用圧力範囲」の下に表示されているのは、
選定された各スチームトラップの使用圧力範囲である。
また、その右隣の「サイズ」の表示の下に順に表示され
ているのは、選定された各スチームトラップに存在する
各サイズである。
は、図4の画面で材質を設定していると、その設定され
た材質のものであり、材質が設定されていないと様々な
材質のものである。同じく、表示されたスチームトラッ
プは、図4で設定された接続方式のものである。
て、カーソルを「使用圧力範囲」の文字の表示に移動さ
せ、換算用のファンクションキーを操作すると、画面の
一部に図4における蒸気圧力、背圧の設定の場合と同様
に様々な圧力単位が表示され、そのうちの1つにカーソ
ルを移動させ、エンターキーを操作すると、使用圧力範
囲の各数値が新たに選択された単位に換算されて表示さ
れる。この場合、「使用圧力範囲」の文字の下に表示さ
れている「圧力単位」も、新たに選択された「圧力単
位」に変化する。
ルを「サイズ」の文字の表示に移動させ、換算用のファ
ンクションキーを操作すると、画面の一部に長さの単
位、例えば「mm」、「inch」が表示される。これ
らのうち所望のものにカーソルを移動させ、エンターキ
ーを操作すると、例えばinchを選択すると、各サイ
ズの表示は、それぞれ「inch」を単位とするものに
変化する。このとき、「サイズ」の文字の下にある「m
m」の表示も「inch」に変化する。
が選定されるが、上述したようにスチームトラップを選
定するために設定する蒸気圧力、蒸気温度、背圧等の熱
力学的パラメータの単位は、換算用のファンクションキ
ーの操作等によって任意の単位に変更できる。この変更
は、上記各パラメータの設定前に行うこともできるし、
設定後にも行える。
れた結果が表示されている状態においても、その選定さ
れたスチームトラップに関する各種データの単位を換算
用のファンクションキーを操作することによって変更す
ることができる。
憶部22内には、例えば圧力、温度、ドレイン量、サイ
ズ等の換算用のデータを有している。これら換算用デー
タは、例えば圧力で説明すれば、各圧力単位「Kg/c
m2 ・G」、「psi・G」、「Kpa・G」、「ba
r・G」を基準圧力単位Kg/cm2 に換算するための
もので、その値は図6に示すように順に「1.0」、
「0.070307」、「0.01019716」、
「1.019716」である。そして、これら各換算デ
ータには、図6に示すようにそれぞれ単位番号が割り当
てられている。
されると、図7に示す換算ルーチンが実行される。即
ち、カーソルが単位換算するデータ上にあるか判断する
(ステップS2)。具体的には、図4及び図5でいえ
ば、蒸気圧力、蒸気温度、背圧、ドレイン量、使用圧力
範囲またはサイズのいずれかの上にカーソルがあるか判
断する。もし、これらいずれかの上になければ、他の処
理に移動し、換算を行わない。
あれば、そのカーソルによって指定されたデータに対応
する単位リストを画面の一部に表示する。例えば蒸気圧
力の場合、「Kg/cm2 ・G」、「psi・G」、
「Kpa・G」、「bar・G」を表示する(ステップ
S4)。次に、カーソルの移動があるか判断する(ステ
ップS6)。移動がなければ、ステップS4に戻り、移
動があれば、移動に応じて新たに移動した単位が明らか
になるように表示の変更を行う。例えばリバース表示を
行う(ステップS8)。そして、エンターキーが操作さ
れたか判断し(ステップS10)、操作がなければ、ス
テップS6に戻る。エンターキーが操作されていると、
表示が変更された、即ち選択された単位の単位番号を記
憶し(ステップS12)、このルーチンを終了する。
チンが実行される。ここでは、先に換算ルーチンの実行
を開始する際に、カーソルが位置していたデータの計算
用基準値を読みだす(ステップS14)。
トラップを選定するために行うドレイン発生量の計算
は、例えば蒸気温度、背圧は、「Kg/cm2 ・G」
を、蒸気温度は、「°C」を、ドレイン量は、「Kg/
h」を、それぞれ基準単位として行われ、選定結果とし
て出力される使用圧力範囲は「Kg/cm2 ・G」、サ
イズは「mm」を、それぞれ基準単位としている。上記
計算用基準値とは、このように計算用の単位に換算され
たデータをいう。
いて選択された単位番号に対応する換算データで除算さ
れる(ステップS16)。例えば、上記換算ルーチンで
圧力の「psi・G」が選択されていると、単位番号と
して1が記憶されているので、単位番号1に対応する
「0.070307」が読みだされ、これによって圧力
の計算用基準値(基準単位はKg/cm2 ・G)を除算
する。
氏であるか判断する(ステップS18)。温度の華氏で
なければ、先の除算値を表示値として記憶する(ステッ
プS20)。これによって換算された値がディスプレィ
26に表示される。
と、先の除算値に32を加算する(ステップS22)。
これは、温度の場合、基準単位を°Cとしており、摂氏
0°Cが華氏32°Fに対応し、摂氏100°Cが華氏
212°Fに対応するからである。この計算の後、ステ
ップS20を実行することによって、華氏に換算された
温度が表示される。
上にある場合、図7に示す入力ルーチンが実行される。
まず、キーボード24の数値キーの操作によって入力さ
れた数値が記憶される(ステップS24)。このとき入
力される数値は、入力しようとしているデータの単位と
して、蒸気主管のトラップ選定メニューに示されている
単位である。例えば入力しようとしているデータが蒸気
圧力であって、そのとき表示されている単位がpsi・
Gであるとすると、入力される数値はpsi・Gに基づ
くものである。
るか判断する(ステップS26)。ここで、計算用基準
番号とは、入力値を計算用基準値に換算するための各換
算データのうち値が「1.0」のもの、即ち入力値と計
算用基準値との単位が一致しているときに、換算用に乗
算する換算データに割り当てられた単位番号、例えば0
である。
記憶単位番号の換算データを記憶入力値に乗算する(ス
テップS28)。この場合、入力値と乗算値とは等し
い。この乗算値が、計算用基準値として記憶される(ス
テップS30)。
入力値が温度であるか判断する(ステップS32)。温
度でなければ、入力値として記憶された数値に対し、記
憶単位番号の換算データが、ステップS28において乗
算される。例えば、蒸気圧力を入力する場合で、単位が
psi・Gであるとすると、そのときの記憶単位番号は
1であり、この単位番号に対応する換算データ0.07
0307が入力された数値に乗算され、基準単位である
「Kg/cm2 ・G」に換算され、ステップS30にお
いて計算用基準値として記憶される。
憶入力値から32を減算し(ステップS34)、ステッ
プS28を実行して、該減算値に換算用データを乗算
し、ステップS30を実行して、計算用基準値として記
憶される。これによって、華氏が摂氏に換算されて、計
算用基準値として記憶される。もし、入力した温度が摂
氏である場合、摂氏が基準単位であるので、ステップS
26からステップS28、30が実行される。
値に換算され、これら計算用基準値を利用して、マイク
ロプロセッサ20において演算が行われ、最適なスチー
ムトラップが選定される。この選定結果における使用圧
力範囲及びサイズも、図7に示す換算ルーチン、表示用
換算ルーチンが実行されることによって、単位の換算が
行われる。
種々の計算において上記と同様に換算が行われるが、こ
れらについて全て説明するのは、明細書をいたずらに複
雑にするだけであるので、説明は省略する。
算手段が排出流量を演算する際に必要な熱力学的パラメ
ータをパラメータ入力手段によって入力する際に、入力
された任意の単位の前記熱力学的パラメータを演算手段
での演算に使用する基準単位に換算用データを用いて、
換算手段が換算するので、使用者は、好みの単位を使用
して熱力学的パラメータを入力することができる。
た熱力学的パラメータを記憶手段に記憶させ、その記憶
値を選択手段によって選択された任意の入力単位に、表
示用換算手段が換算するので、熱力学的パラメータを入
力した後にも、使用者の好みの単位に変更することがで
きる。
出力されたトラップのデータのうち単位を持つものを、
基準単位から任意の単位に出力換算手段が換算するの
で、トラップの選択の終了後でも、使用者の好みの単位
に変換することができる。
図である。
ロック図である。
力画面を示す図である。
力画面を示す図である。
れている状態を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 記憶されているトラップの幾何学形状に
関連するトラップ固有なパラメータと、入力された配管
系の動作状態を規定する熱力学的パラメータとに基づい
てトラップの排出流量を演算し、これを前記配管系で発
生するドレイン発生量と比較し、排出流量が前記ドレイ
ン発生量以上のトラップのデータを出力する演算手段
と、 前記熱力学的パラメータを任意の単位で入力するパラメ
ータ入力手段と、 このパラメータ入力手段で入力された任意の単位の前記
熱力学的パラメータを前記演算手段での演算に使用する
基準単位に換算用データを用いて換算する換算手段と、 様々な入力単位のうち任意の1つを選択する選択手段
と、 前記熱力学的パラメータの様々な入力単位を前記基準単
位データに換算するための複数の前記換算用データを記
憶しており、前記選択手段によって選択された入力単位
に対応する前記換算用データを前記換算手段に供給する
換算データ記憶手段とを、具備するトラップ選定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のトラップ選定装置におい
て、前記基準単位に換算された前記熱力学的パラメータ
を記憶する記憶手段と、 該記憶手段の記憶値を前記選択手段によって選択された
任意の入力単位に換算する表示用換算手段と、 前記換算された任意の熱力学的パラメータを表示する表
示手段とを、 具備するトラップ選定装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のトラップ選定装置におい
て、前記演算手段が出力した前記トラップのデータのう
ち単位を持つものを基準単位から任意の単位に出力換算
用データに基づいて換算する出力換算手段を具備し、 前記選択手段は、前記演算手段が出力する単位をもつデ
ータがとり得る様々な単位のうち任意の1つを選択する
ようにも構成され、前記換算データ記憶手段は、前記演
算手段が出力した前記トラップのデータのうち単位を持
つものを基準単位から任意の単位に換算するための様々
な出力換算用データも記憶しており、出力該換算用デー
タも前記選択手段の選択に応じて前記出力換算手段に供
給することを特徴とするトラップ選定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109890A JP3013067B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | トラップ選定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109890A JP3013067B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | トラップ選定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300186A true JPH06300186A (ja) | 1994-10-28 |
JP3013067B2 JP3013067B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=14521758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5109890A Expired - Fee Related JP3013067B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | トラップ選定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013067B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005034045A1 (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-14 | Tlv Co., Ltd. | 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム |
WO2005034046A1 (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-14 | Tlv Co., Ltd. | 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム |
CN105158666A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-12-16 | 北京工业大学 | 一种测量及表征半导体器件陷阱参数的方法 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5109890A patent/JP3013067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005034046A1 (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-14 | Tlv Co., Ltd. | 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム |
KR100852451B1 (ko) * | 2003-10-02 | 2008-08-14 | 가부시키가이샤 티엘브이 | 설비 진단 방법 및 설비 진단용 집계 시스템의 동작 방법 |
AU2004278944B2 (en) * | 2003-10-02 | 2008-11-06 | Tlv Co., Ltd. | Facility diagnosis method, facility diagnosis calculation system operation method, and facility diagnosis calculation system |
US7698102B2 (en) | 2003-10-02 | 2010-04-13 | Tlv Co. Ltd. | Method of diagnosing system, method of operating aggregating system for system diagnosis, and aggregating system for system diagnosis |
US8165829B2 (en) | 2003-10-02 | 2012-04-24 | Tlv Co., Ltd. | Method of diagnosing system, method of operating aggregating system for system diagnosis, and aggregating system for system diagnosis |
WO2005034045A1 (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-14 | Tlv Co., Ltd. | 設備診断方法、設備診断用集計システムの動作方法、並びに、設備診断用集計システム |
AU2004278943B2 (en) * | 2003-10-03 | 2008-11-06 | Tlv Co., Ltd. | Facility diagnosis method, facility diagnosis calculation system operation method, and facility diagnosis calculation system |
CN105158666A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-12-16 | 北京工业大学 | 一种测量及表征半导体器件陷阱参数的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3013067B2 (ja) | 2000-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Shahandeh et al. | Internal and external HIDiCs (heat-integrated distillation columns) optimization by genetic algorithm | |
US6041263A (en) | Method and apparatus for simulating and optimizing a plant model | |
CN111290271B (zh) | 控制参数最佳化系统及具备该系统的运行控制最佳化装置 | |
Manera et al. | Modeling of flashing-induced instabilities in the start-up phase of natural-circulation BWRs using the two-phase flow code FLOCAL | |
Luyben | Aspen Dynamics simulation of a middle-vessel batch distillation process | |
JP2005284388A (ja) | プラントの運転スケジュール最適化方法および最適化システム | |
US20180259272A1 (en) | Method for determining a state of a heat exchanger device | |
Haque et al. | Rapid depressurization of pressure vessels | |
JP3013067B2 (ja) | トラップ選定装置 | |
Russel et al. | Integration of design and control through model analysis | |
Naess et al. | Using dynamic process simulation from conception to normal operation of process plants | |
JP2699004B2 (ja) | トラップ選定器 | |
JP2000056805A (ja) | 予測制御装置 | |
Parrales et al. | Void fraction correlations analysis and their influence on heat transfer of helical double-pipe vertical evaporator | |
JP3549050B2 (ja) | 物品収納形態の決定支援方法及び決定支援装置 | |
Klingberg | Modelling and optimization of batch distillation | |
Gani et al. | Design and analysis of supercritical extraction processes | |
Luyben | Use of dynamic simulation to converge complex process flowsheets | |
JP2011186866A (ja) | プラント監視・制御装置およびその保守支援方法 | |
Abbod et al. | Validation and generalisation of hybrid models for flow stress and recrystallisation behaviour of aluminium–magnesium alloys | |
Naess et al. | Using dynamic process simulation from conception to normal operation of process plants | |
Nevriva et al. | Simulation of the heat exchangers dynamics in MATLAB&simulink | |
Yang et al. | Steady state disturbance propagation modelling of heat integrated distillation processes | |
Heyen et al. | Spreadsheet based teaching aids in chemical engineering education | |
Dimian et al. | Dynamic simulation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991102 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |