JP3013028U - プリペイドカードリーダライタ - Google Patents

プリペイドカードリーダライタ

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JP3013028U
JP3013028U JP1994017070U JP1707094U JP3013028U JP 3013028 U JP3013028 U JP 3013028U JP 1994017070 U JP1994017070 U JP 1994017070U JP 1707094 U JP1707094 U JP 1707094U JP 3013028 U JP3013028 U JP 3013028U
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JP
Japan
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prepaid card
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JP1994017070U
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English (en)
Inventor
川 保 男 石
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東京アルテック有限会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクセスリードタイムが極小でデータ読出レ
ートが大であるプリペイドカードリーダライタを提供す
る。 【構成】 プリペイドカード1のおもて側に光センサ2
とプリンタ3を連動して設け、うら側に光センサ4とプ
リンタ5を連動して、光センサ2とプリンタ3から所定
距離だけずらせて設け、光センサ2、4からの読出信号
を時分割で読み込む時分割読込手段14と、読み込んだ
データを統合する読込データ統合手段15と、書き込み
データを分割する書込データ分割手段16と、分割され
たデータをプリンタ3、5に時分割で送る時分割書込手
段17を含んで成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリペイドカードリーダライタに関し、特に両面プリペイドカード をアクセスするプリペイドカードリーダライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、データ改竄や不正防止の目的で、紙製あるいはプラスチック製カード表 面に、残高を2進化データとして濃淡マークで印刷表示し、残高更新の度に表示 を更新する構成のプリペイドカードが使用されるに至っている。このようなプリ ペイドカードは、一般的に、プリペイドカード表面に、まず限度額、すなわちこ のプリペイドカード発行時の残高の2進数表示が、対応する一連の黒丸とスペー スのデータ列として印字されて製造される。そしてプリペイドカードが使用され る度に、カードリーダライタによって、更新された残高がカード上に、黒丸とス ペースからなるデータ列で追記印字されるものである。 さらに、プリペイドカード1枚あたりの記録容量を増加させるとともに、読出 ビットレート改善のために、表裏両面に分散印字記録する構成のプリペイドカー ドが試みられるに到っている。またこれに対応するプリペイドカードリーダライ タも試作されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような両面印字されたプリペイドカードをアクセスするプリペイドカー ドリーダライタの読み書きヘッドでは、カードおもて面から読み出す第1光セン サとカードおもて面に印字する第1プリンタが、ヘッド間距離だけ離れて連動す るようになっており、さらにプリペイドカードを挟んで、カードうら面から読み 出す第2光センサが第1光センサと同位置に配設され、しかも第2光センサが第 1光センサと連動する構成になっている。同様に、プリペイドカードを挟んで、 カードうら面に印字する第2プリンタが第1プリンタと同位置に配設され、しか も第2プリンタが第1プリンタと連動する構成となっている。
【0004】 したがって、プリペイドカード表裏の2個の前側データ列と後側データ列間の データ列間隔が、第1光センサと第1プリンタ間のヘッド間距離よりも大であれ ば、第1プリンタが前側データ列に印字した際の第1光センサ位置は、後側デー タ列の位置から、データ列間隔とヘッド間距離の差だけ離れていて、続けて後側 データ列をアクセスするためには読み書きヘッド全体をデータ列間隔とヘッド間 距離の差の距離だけ移動させねばならず、このためアクセスリードタイムが大と なって、時間を要していた。
【0005】 本考案は、このような従来技術の有する問題を解決するため為されたもので、 その目的は連続読み書きにおける読み書きヘッド移動を省略してアクセスリード タイムを極小にでき、よってデータの読出レートが大であるプリペイドカードリ ーダライタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のプリペイドカードリーダライタは、データが2分割され、分割された 一方のデータがプリペイドカードのおもて面に分散印字され、分割された他方の データがうら面に、おもて面の印字位置から所定距離だけずらせて分散印字され たプリペイドカードを読出す光センサと前記プリペイドカードへデータを印字す るプリンタを備え、さらにメモリを備え、該メモリに格納された手順に基づいて 動作するマイクロコンピュータを内蔵し、かつ前記メモリに前記マイクロコンピ ュータにより実行される手段を格納したプリペイドカードリーダライタであって 、前記光センサは、前記プリペイドカードを挟んで設けられた2基の光センサか ら成り、前記プリンタは、前記プリペイドカードを挟んで設けられた2基のプリ ンタから成り、前記手段は、前記2基の光センサからの読出信号を時分割で読み 込む時分割読込手段と、読み込んだデータを統合する読込データ統合手段と、書 き込みデータを分割する書込データ分割手段と、分割されたデータを前記2基の プリンタに時分割で送る時分割書込手段を含んで成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記のように構成された本考案のプリペイドカードでは、ひとつのデータが2 分割された一方のデータがプリペイドカードのおもて面に印字され、、分割され た他方のデータがうら面に、おもて面の印字位置から離れて分散印字されている から、プリペイドカードリーダライタでアクセスされる際に読み書きヘッドの移 動なしに連続アクセスができる。この結果、データのアクセス速度が改善される 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づき説明する。 図1は、本考案のプリペイドカードリーダライタの一実施例のブロック図であ る。 また図2は、本考案のプリペイドカードリーダライタに装荷されるプリペイド カードのおもて面の説明図である。さらに図3は、図2のプリペイドカードのう ら面の説明図である。
【0009】 まず図2および図3に基づき、本考案のプリペイドカードリーダライタに装荷 されるプリペイドカードを説明する。 本考案のプリペイドカードリーダライタに装荷されるプリペイドカード1は、 一対の短尺辺1C、1Dと、一対の長尺辺1E、1Fを備え、短尺辺1Cがカー ド前端であり、おもて面1Aとうら面1Bを備える。 2進数値データの”0”と”1”のいずれかが濃色マークによって、かつ他の 側が淡色マークによって、カードおもて面1Aとうら面1Bの両面に印字表示さ れ、データ更新の度に最新の印字表示を濃淡色マークの列により、旧印字表示に 追記して印字される。さらに、前記データは2分割され、分割された一方のデー タがプリペイドカード1のおもて面1Aに分散印字され、分割された他方のデー タがうら面1Bに、おもて面1Aの印字位置から所定距離だけずらせて分散印字 されている。
【0010】 記録されたデータが例えば限度額であると、このデータは2分割され、そのう ちの1組が、おもて面1Aの、カード先頭である短尺辺1Cから小さい距離で、 短尺辺1Cに平行に並ぶ一連の黒丸とスペースの列として印字されている。さら に、他の1組が、うら面1Bの、カード先頭である短尺辺1Cから大きい距離で 、短尺辺1Cに平行に並ぶ一連の黒丸とスペースの列として印字されている。す なわち、限度額データ等は2組に分割され、それぞれプリペイドカード1のおも て面1Aとうら面1Bに、距離差を設けて分散印字されている。
【0011】 つぎに、本考案の実施例を図1に基づき説明する。 本考案のプリペイドカードリーダライタ10は、プリペイドカード1から印字 を読出す、プリペイドカード1を挟んで設けられた1組の光センサ2、4と、プ リペイドカード1へデータを印字する、プリペイドカードを挟んで設けられた1 組のプリンタ3、5を備え、これら光センサ2、4から読出データを受け、これ らプリンタ3、5に書込データを送るマイクロコンピュータ11を備えている。
【0012】 光センサ2とプリンタ3は、プリペイドカード1のおもて面1A側に配置され 、連動して移動する。光センサ2は、おもて面1Aから印字を読出し、プリンタ 3は、おもて面1Aに印字を書き込む。 光センサ4とプリンタ5は、プリペイドカード1のうら面1B側に配置され、 連動して移動する。光センサ4は、うら面1Bから印字を読出し、プリンタ5は 、うら面1Bに印字を書き込む。 さらに、光センサ2と4は、前記のプリペイドカード1表裏の印字位置のずれ 分だけづれて連動するよう配設されている。したがって、プリンタ3と5もプリ ペイドカード1表裏の印字位置のずれ分だけづれて連動する。
【0013】 マイクロコンピュータ11はCPU12とメモリ13を備え、CPU12はメ モリ13に格納された手段を実行するとともに、2基の光センサ2、4ならびに 2基のプリンタ3、5とデータ授受する。手段として、2基の光センサ2、4か らの読出信号を時分割で読み込む時分割読込手段14と、読み込んだデータを統 合する読込データ統合手段15と、書き込みデータを分割する書込データ分割手 段16と、分割されたデータを2基のプリンタ3、5に時分割で送る時分割書込 手段17が含まれる。
【0014】 前記のような構成のプリペイドカード1がプリペイドカードリーダライタ10 に装荷されると、光センサ2がプリペイドカード1のおもて面1Aの印字を読出 し、光センサ4がうら面1Bの印字を読出して同時にマイクロコンピュータ11 に入力する。このデータをマイクロコンピュータ11のCPU12が受取り、C PU12は時分割読込手段14を実行して2つの読出信号を時分割で読み込む。 CPU12はさらに読込データ統合手段15を実行して、2つの読出信号を統合 し、データを復元する。 復元データに処理が施された結果の書き込みデータにつき、CPU12が書込 データ分割手段16を実行して書き込みデータを分割する。
【0015】 書込データ分割手段16からの出力につき、CPU12が時分割書込手段17 を実行して時分割し、プリンタ3とプリンタ5に時分割で送られる。 プリンタ3は、送られたデータを短尺辺1Cに平行に並ぶ一連の黒丸とスペー スの列として、プリペイドカード1のおもて面1Aに、以前の印字に並べ、しか も所定距離だけ離して印字する。一方、プリンタ5は、送られたデータを短尺辺 1Cに平行に並ぶ一連の黒丸とスペースの列として、プリペイドカード1のうら 面1Bに、以前の印字に並べ、しかも所定距離だけ離して印字する。以降、デー タ更新があるたびに前記の要領で更新データが分散追記される。
【0016】 ところで前記のように、おもて面の各印字列と、うら面の対応する印字列とは 、常に前記距離だけずれている。したがって、プリペイドカード各面上のデータ 列間の距離と、光センサからプリンタ間の距離との差が、このずれ量に等しくな るよう、光センサからプリンタ間の距離を設定することによって、光センサとプ リンタの移動時間が節約され、アクセスリードタイムを極小にできる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明のように、本考案のプリペイドカードリーダライタは、プリペイド カードのおもて面に印字された一方のデータ列と、うら面に印字された他方のデ ータ列のずれ量に対応させて、2基の光センサの位置をずらせ、また2基のプリ ンタの位置をずらせて構成したものであるから、プリペイドカードリーダライタ でアクセスする際の読み書きヘッドの移動時間を節約でき、よってアクセスリー ドタイムを極小にできるから、使い勝手のよいシステムが構築できるという効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリペイドカードリーダライタの一実
施例のブロック図である。
【図2】本考案のプリペイドカードリーダライタに装荷
されるプリペイドカードのおもて面の説明図である。
【図3】図2のプリペイドカードのうら面の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プリペイドカード 1A おもて面 1B うら面 1C、1D 短尺辺 1E、1F 長尺辺 2 光センサ(おもて面側) 3 プリンタ(おもて面側) 4 光センサ(うら面側) 5 プリンタ(うら面側) 10 プリペイドカードリーダライタ 11 マイクロコンピュータ 12 CPU 13 メモリ 14 時分割読込手段 15 読込データ統合手段 16 書込データ分割手段 17 時分割書込手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが2分割され、分割された一方の
    データがプリペイドカードのおもて面に分散印字され、
    分割された他方のデータがうら面に、おもて面の印字位
    置から所定距離だけずらせて分散印字されたプリペイド
    カードを読出す光センサと前記プリペイドカードへデー
    タを印字するプリンタを備え、さらにメモリを備え、該
    メモリに格納された手順に基づいて動作するマイクロコ
    ンピュータを内蔵し、かつ前記メモリに前記マイクロコ
    ンピュータにより実行される手段を格納したプリペイド
    カードリーダライタであって、 前記光センサは、前記プリペイドカードを挟んで設けら
    れた2基の光センサから成り、前記プリンタは、前記プ
    リペイドカードを挟んで設けられた2基のプリンタから
    成り、前記手段は、前記2基の光センサからの読出信号
    を時分割で読み込む時分割読込手段と、読み込んだデー
    タを統合する読込データ統合手段と、書き込みデータを
    分割する書込データ分割手段と、分割されたデータを前
    記2基のプリンタに時分割で送る時分割書込手段を含ん
    で成ることを特徴とするプリペイドカードリーダライ
    タ。
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