JP3012930U - 振動発生器 - Google Patents

振動発生器

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JP3012930U
JP3012930U JP1994015870U JP1587094U JP3012930U JP 3012930 U JP3012930 U JP 3012930U JP 1994015870 U JP1994015870 U JP 1994015870U JP 1587094 U JP1587094 U JP 1587094U JP 3012930 U JP3012930 U JP 3012930U
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contact piece
elastic contact
coil
vibration
interrupter
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JP1994015870U
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Inventor
武寿 手塚
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株式会社ティーケーエス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動発生器の構造を簡易なものとすることで
小型化を図り、これを内蔵する種々装置のケーシング自
体の大きさを抑えること。 【構成】 コイル16を巻いた鉄心15の端部近傍にコ
イル16の一端と接続された弾性接片13を配置すると
共にこの弾性接片13に断続器14を常時接触させ、コ
イル16に電流を流した時に鉄心15と断続器14との
間で弾性接片13を振動させ、この振動を上記鉄心15
を内蔵したケース11に伝達するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポケットベル等に組み込まれる振動発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のポケットベルは、その伝達手段としてブザー音などによって知らせるも のや音は出さずにポケットベル自体を振動させて知らせるもの、更にはLEDを 発光させて視覚に訴えるもの等がある。特に、ポケットベルを振動させて知らせ るタイプのものは、ブザー音などとは異なって周囲の人に迷惑をかけたり、また ポケットベルを持ってる本人を驚かすことがないため、最近では多くのポケット ベルに採用されている。
【0003】 従来、ポケットベルに振動を与える手段としては、小型の直流モータを使った ものが多く、例えば図5に示したように、モータ1の回転軸2に旋回板3を取り 付けたり、図6に示したように、回転軸2の周囲に配置した複数の空芯コイル4 a,4b,4cの一つに錘5を装着した形式のものがある(実開昭63−880 60号公報参照)。これらの直流モータは、電話の呼出信号を受信すると電流が 流れて作動し、回転軸2が旋回板3または錘5を偏心させながら回転することで 振動を発生させ、その振動をポケットベルのケーシングに伝達することによって 、ポケットベルの所持者に電話の呼び出しを知らせるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の振動発生器にあっては、直流モータの回転軸2に旋 回板3や錘5を取り付け、これを偏心させながら回転軸2を回転させる構造であ るために、振動発生器全体が大型化してしまい、結果的にこれを内蔵するポケッ トベルのケーシング自体が大きくなってしまうといった問題があった。
【0005】 そこで、本考案は、振動発生器の構造を簡易なものとすることによって、振動 発生器の小型化を図り、以てこれを内蔵する種々装置のケーシング自体の大きさ を抑えることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案に係る振動発生器は、第1にコイルを巻いた磁性体の端部近傍に コイルの一端と接続された弾性接片を配置すると共にこの弾性接片に断続器を常 時接触させ、コイルに電流を流した時に磁性体と断続器との間で弾性接片を振動 させ、この振動を上記磁性体を内蔵したケースに伝達するようにしたことを特徴 とし、
【0007】 第2にコイルを巻いた磁性体の端部近傍にコイルの一端と接続された弾性接片 を配置すると共にこの弾性接片に断続器を常時接触させ、一方前記弾性接片には その振動方向に軸が向かうピンを取り付け、コイルに電流を流した時に磁性体と 断続器との間で弾性接片を振動させ、その振動に伴って前記ピンの先端部を磁性 体を内蔵したケースから出没させるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記第1の手段によれば、磁性体に巻いたコイルに電流が流れることで電磁石 が構成されるために、この電磁石と断続器との間で弾性接片を振動させることで 、その振動をケースに伝達することができる。
【0009】 また、第2の手段によれば、弾性接片に取り付けたピンが弾性接片の振動に伴 って振れることから、このピンの先端をケースから出没させることで皮膚などに 直接に当てて伝達をより確実にすることができる。
【0010】
【実施例】
以下添付図面に基づいて、本考案に係る振動発生器の実施例を詳細に説明する 。この振動発生器10は、図1に示したように、ケース11に組み込まれた電磁 石12、弾性接片13および断続器14とで基本的に構成される。電磁石12は 鉄心15にコイル16を巻いたものであるが、鉄心15の大きさや形状およびコ イル16の巻き数は適宜選択される。弾性接片13は薄板状の金属片で構成され ており、その片面が電磁石12の一端に向かい合った状態で配置されている。こ の弾性接片13は電磁石12とは所定間隔を保った位置で下端部がケース11に 固定されるが、電磁石12が働いていない時には、図1に示したように真っ直ぐ に立った状態で保持される。また、弾性接片13の電磁石12側の面には、ほぼ 中間位置に突起17が形成されており、電磁石12が働いて弾性接片13が引き つけられた時には、図1に仮想線で示したように突起17の先端が鉄心15の一 端部にくっつく。断続器14は導電材料によって作られており、図1に示したよ うに、起立している弾性接片13の裏面側に断続器14の先端部が常に当接した 状態が保たれるように配設されている。なお、鉄心15に巻いてあるコイル16 の一端18は弾性接片13に接続され、他端19は断続器14から伸びる配線2 0と共に、図2に示したように、ポケットベルPのケーシング21内に設けられ た受信部22および電源部23に接続されている。
【0011】 したがって、このような構成からなる振動発生器10は、その大きさの大部分 を電磁石12が占めているので、電磁石12の形状や大きさを適宜選択すること で小型化を図ることが可能となる。それ故、図2に示したように、ポケットベル Pなどに組み込んで利用した場合でも、振動発生器10が小さくて済む分、ケー シング21自体の大きさを抑えることができることになる。
【0012】 次に、この振動発生器10の作動について説明すると、先ず受信器22が電話 の呼出信号を受信するとコイル16に電流が流れて電磁石12が働く。その結果 、弾性接片13は電磁石12に引きつけられて大きく撓み断続器14との接触が 断たれる。すると、電流が遮断して電磁石12が働かなくなり、弾性接片13は 元の状態に弾性復帰して断続器14と接触する。そして、再び電流が流れて電磁 石12が働き、弾性接片13は上述と同様に電磁石12に引きつけられる。この ように電磁石12がオン・オフを繰り返すことによって弾性接片13は電磁石1 2と断続器14との間で激しく振動し、その振動をケース11に伝達する。この 振動は、さらにポケットベルP全体のケーシング21に伝達されていくため、こ のポケットベルPを所持した者は、その振動を容易に感ずることができる。
【0013】 図3は、本考案に係る振動発生器の他の実施例を示したものである。この振動 発生器10aは、先の実施例と同様に、電磁石12、弾性接片13および断続器 14とで基本的に構成されるが、弾性接片13の先端部にピン25を取り付けて ある点が先の実施例とは異なっている。このピン25は弾性接片13とは直交す る方向に伸びており、ピン25の先端部がその軸線方向に開設されたケース11 の側壁孔26から出没可能となっている。
【0014】 したがって、この振動発生器10aの場合には、弾性接片13が振動するのに 伴ってピン25も左右方向に振れ、その度に先端部がケース11の側壁孔26か ら出没する。それ故、この振動発生器10aを図4に示したような腕時計型のポ ケットベルPa又は腕時計そのものに内蔵した場合、ポケットベルPaのケーシ ング21aにも上記側壁孔26に対応する位置に小孔27を設けておくことで、 弾性接片13の振動時にはピン25の先端部をこの小孔27からも出没させるこ とができ、これを腕に嵌めていれば、ケーシング21aの振動に加えてピン25 の先端が直接皮膚に当たるために、より確実性の高い伝達が可能となる。
【0015】 なお、上記実施例では振動発生器をポケットベルに利用した場合について説明 したが、ポケットベル以外にも振動を利用する装置であれば種々のものに広く適 用することができ、例えば携帯電話等への利用も考えられる。また、上記実施例 では磁性体として鉄心を用いた場合について説明したが、フェライトやニッケル などの磁性体を利用することもできる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る振動発生器によれば、電磁石を用いて弾性 接片を振動させるだけの簡易な構造であるため、振動発生器自体および振動発生 器を利用した種々の装置の小型化を容易に図ることができるといった効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る振動発生器の第1実施例を示す概
略構成図である。
【図2】振動発生器をポケットベルのケーシング内に組
み込んだ概念図である。
【図3】本考案に係る振動発生器の第2実施例を示す概
略構成図である。
【図4】振動発生器を腕時計型のポケットベル内に組み
込んだ斜視図である。
【図5】従来における振動発生器の一例を示す概略図で
ある。
【図6】従来における振動発生器の他の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 振動発生器 11 ケース 13 弾性接片 14 断続器 15 鉄心 16 コイル 25 ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻いた磁性体の端部近傍にコイ
    ルの一端と接続された弾性接片を配置すると共にこの弾
    性接片に断続器を常時接触させ、コイルに電流を流した
    時に磁性体と断続器との間で弾性接片を振動させ、この
    振動を上記磁性体を内蔵したケースに伝達するようにし
    たことを特徴とする振動発生器。
  2. 【請求項2】 コイルを巻いた磁性体の端部近傍にコイ
    ルの一端と接続された弾性接片を配置すると共にこの弾
    性接片に断続器を常時接触させ、一方前記弾性接片には
    その振動方向に軸が向かうピンを取り付け、コイルに電
    流を流した時に磁性体と断続器との間で弾性接片を振動
    させ、その振動に伴って前記ピンの先端部を磁性体を内
    蔵したケースから出没させるようにしたことを特徴とす
    る振動発生器。
JP1994015870U 1994-12-26 1994-12-26 振動発生器 Expired - Lifetime JP3012930U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277265A (ja) * 1997-04-10 1998-10-20 Alps Electric Co Ltd ゲーム機用操作装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277265A (ja) * 1997-04-10 1998-10-20 Alps Electric Co Ltd ゲーム機用操作装置
JP3466414B2 (ja) 1997-04-10 2003-11-10 アルプス電気株式会社 ゲーム機用操作装置

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