JP3012922B2 - 多糖の生産方法 - Google Patents

多糖の生産方法

Info

Publication number
JP3012922B2
JP3012922B2 JP9277672A JP27767297A JP3012922B2 JP 3012922 B2 JP3012922 B2 JP 3012922B2 JP 9277672 A JP9277672 A JP 9277672A JP 27767297 A JP27767297 A JP 27767297A JP 3012922 B2 JP3012922 B2 JP 3012922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polysaccharide
strain
deleya
polyhydroxybutyric acid
marina
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9277672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11113591A (ja
Inventor
勲 湯本
Original Assignee
工業技術院長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 工業技術院長 filed Critical 工業技術院長
Priority to JP9277672A priority Critical patent/JP3012922B2/ja
Publication of JPH11113591A publication Critical patent/JPH11113591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3012922B2 publication Critical patent/JP3012922B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多糖の生産方法、
並びに多糖及びβ−ポリヒドロキシ酪酸の同時生産方法
に関する。本発明の生産方法により得られる多糖は、食
品の増粘剤、保水剤としての土壌改良剤、排水処理にお
ける凝集化剤等広く応用が可能である。一方、本発明の
生産方法により得られるβ−ポリヒドロキシ酪酸は、生
分解性プラスチックとして知られており、高い融点(17
0 ℃)をもつ硬くてもろいプラスチックで生分解性高分
子材料としてソフトドリンクの容器等に広く応用が可能
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、特定の微生物を供試し多糖のみ
あるいはβ−ポリヒドロキシ酪酸のみを生産する技術は
ある程度確立されていた。しかし、デレヤ(Deleya)属細
菌を用いて多糖を工業的に生産した例はない。また、デ
レヤ(Deleya)属細菌以外の微生物においても、原料の価
格、培養自体にかかるコスト、生産効率の低さ、微生物
が生産した物質の精製プロセスにかかるコスト等の面
で、低価格で安定性よく生産することが困難なことか
ら、実用化が遅れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】微生物由来の多糖は、
吸水剤、増粘剤、土壌改良剤、水処理剤としての用途が
あり、より有効な生産方法が望まれている。また近年、
都市の廃棄物問題から、微生物等によって分解され難い
石油を原料とした従来のプラスチックの代替物として安
価で安定性のある生分解性プラスチックの生産方法の開
発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述した
技術的課題を解決するために、単一の菌株で多糖及びβ
−ポリヒドロキシ酪酸を生産する能力を有する微生物を
探索した結果、特定のデレヤ(Deleya)属微生物が多糖及
びβ−ポリヒドロキシ酪酸の両者を生産する能力を有す
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本願第1の発明は、デレヤ(Deleya)
属に属し、多糖を生産する能力を有する菌株を培養し、
培養物から当該多糖を採取することを特徴とする多糖の
生産方法であり、本願第2の発明は、デレヤ(Deleya)属
に属し、多糖及びβ−ポリヒドロキシ酪酸を生産する能
力を有する菌株を培養し、培養物から当該多糖及びβ−
ポリヒドロキシ酪酸を採取することを特徴とする多糖及
びβ−ポリヒドロキシ酪酸を同時に生産する方法であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本願第1の発明に用いる微生物
は、デレヤ(Deleya)属に属し、多糖を生産する能力を有
する菌株であれば、いずれの菌株でもよく、好ましくは
デレヤ・マリナ(Deleya marina) が挙げられ、またこれ
らの菌株の変種又は変異株でもよい。本願第2の発明に
用いる微生物は、デレヤ(Deleya)属に属し、多糖及びβ
−ポリヒドロキシ酪酸を生産する能力を有する菌株であ
れば、いずれの菌株でもよく、好ましくはデレヤ・マリ
ナ(Deleya marina) が挙げられ、またこれらの菌株の変
種又は変異株でもよい。
【0007】デレヤ・マリナ(Deleya marina) の好適な
例としては、デレヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株が
挙げられる。デレヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株
は、本発明者らが北海道南茅部町のコンブ養殖水槽より
分離した菌株であり、その菌学的性質は下記のとおりで
ある。
【0008】(1)形態学的特性 グラム染色:陰性 運動性:有 鞭毛:束毛で極鞭毛 菌形:桿菌 大きさ:0.6 × 1.0-1.5μM (2)培地における生育特性 色調;白、形;円形、表面;平滑 (3)化学分類学的特性 主要なイソプレノイドキノン:Q-9 DNA のG+C mol%:62.3
【0009】(4)生理・生化学的特性 オキシダーゼ試験:陰性 カタラーゼ試験:陽性 尿素分解:陽性 ONPG試験:陽性 硫化水素の産生:陽性 VP試験:陰性 硝酸塩の還元:陰性 Na+ 要求性:陽性 デンプン分解:陰性 ゼラチン分解:陰性 DNA 分解:陽性 アルギン酸分解:陽性 脂質分解:陽性 カゼイン分解:陰性 Tween 20の分解:陽性 Tween 40の分解:陽性 Tween 60の分解:陽性 Tween 80の分解:陽性 各温度における生育 0 ℃:+ 5 ℃:+ 40 ℃:+ 45 ℃:ー
【0010】以下の基質を唯一の炭素源として資化し
た。D-グルコース、D-フルクトース、D-マンノース、D-
ガラクトース、D-リボース、スクロース、ラクトース、
D-マルトース、トレハロース、D-セロビオース、メリビ
オース、ラフィノース、イヌリン、D-グリセリン、イノ
シトール、D-マンニトール、アラビトール、エタノー
ル、グルコン酸塩、プロピオン酸塩、吉草酸塩、DL-リ
ンゴ酸塩、酪酸塩、イソ酪酸塩、β−ヒドロキシ酪酸
塩、 DL-乳酸塩、クエン酸塩、α−ケトグルタル酸塩、
ピルビン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、 DL-グリセリ
ン酸塩、酢酸塩、カプリン酸塩、アコニット酸塩、L-ア
スパラギン酸塩、L-α−アラニン、D-α−アラニン、L-
ロイシン、L-グルタミン酸塩、L-プロリン、L-チロシ
ン、L-トレオニン、L-リジン、L-アルギニン、 DL-フェ
ニルアラニン、L-オルニチン。
【0011】以下の基質を唯一の炭素源として資化しな
かった。D-キシロース、D-アラビノース、L-ラムノー
ス、メソエリトリトール、アドニトール、ズルシトー
ル、D-ソルビトール、サリシン、グルクロン酸塩、α-D
−ガラクツロン酸塩、グルタル酸塩、カプロン酸塩、L-
酒石酸塩、p−ヒドロキシ安息香酸塩、L-ヒスチジン、
N-アセチルグルコサミン。
【0012】以上の細菌分類学的性質に基づき「バージ
ェイズ・マニュアル・オブ・デターミネイティブ・バク
テリオロジー(Bergey's Manual of Determinative Bact
eriology) 」(1994年)に従って分類すると、デレ
ヤ・マリナ(Deleya marina)であると同定された。デレ
ヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株は工業技術院生命工
学工業技術研究所に平成9年9月10日付けにて、受託
番号FERM P-16406号として寄託されている。
【0013】デレヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株は
0℃から40℃と幅広い温度域で増殖可能で特に20℃から
30℃で活発に生育することから、培養に際し厳密な温度
管理は不要である。また本菌株はビタミン等の生育因子
が全く不要で完全合成培地で生育可能で、幅広い範囲の
基質を唯一の炭素源として生育可能なため低コストな基
質を選択できるのみならず、イカゴロ、ホタテウロ等の
水産廃棄物等を基質として用いることも可能である。ま
た本菌株は海藻の主成分であるアルギン酸を分解できる
ことから、未利用海藻資源等も培地の基質として利用可
能である。
【0014】本発明によれば、多糖、又は多糖及びβ−
ポリヒドロキシ酪酸は、前記微生物を適当な培地にて培
養し、該培養物から多糖、又は多糖及びβ−ポリヒドロ
キシ酪酸を採取することにより製造することができる。
前記微生物の培養に使用する培地としては、使用菌株が
資化し得る炭素源、窒素源、無機物、その他必要な栄養
素を適量含有するものであれば、合成培地、天然培地の
いずれも使用できる。炭素源としては、例えばグルコー
ス、マンニトール、マルトースなどが使用される。窒素
源としては、例えばペプトン類、酵母エキス、肉エキス
などの窒素含有天然物や硝酸ナトリウム、塩化アンモニ
ウムなどの無機窒素含有化合物が使用される。無機物と
しては、例えばリン酸カリウム、リン酸水素二カリウ
ム、リン酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化第二鉄、硫
酸第一鉄などが使用される。本発明に使用するに適した
液体培地を以下に例示する。
【0015】MMS培地(合成培地) マンニトール 15 g トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン 6.06 g NH4Cl 10.2 g K2HPO4・3H2O 0.05 g FeSO4・7H2O 0.03 g 50% 人工海水 1 L 人工海水の組成 NaCl 300 g KCl 7 g MgSO4・7H2O 53 g CaSO4・2H2O 13 g MgCl2・6H2O 108 g 蒸留水 10 L
【0016】培養は通常振盪培養又は通気撹拌培養で行
う。培養温度は、通常 0〜40℃、好ましくは10〜30℃に
制御する。これら以外の条件でも使用する菌株が生育で
きれば実施できる。培養期間は通常1〜7日で、菌体外
に多糖が分泌され、菌体内にβ−ポリヒドロキシ酪酸が
蓄積される。以上のようにして得られる多糖及びβ−ポ
リヒドロキシ酪酸の精製は一般に使用される精製法を用
いればよい。例えば、菌体の分離法には遠心分離、濾
過、限外濾過などのいずれを用いてもよい。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の範囲は以下の実施例によって何ら限定
されるものではない。 (実施例1) (1)前記MMS培地にて、デレヤ・マリナ(Deleya ma
rina) L-2 株を48時間15℃で培養し、菌体を遠心分離に
より分画後、これを少量の蒸留水で懸濁し、−30℃で凍
結した後、凍結乾燥した。この凍結乾燥菌体10 mg をネ
ジ口試験管に取り、これに3%硫酸を含んだメタノール 2
ml を添加した後、クロロホルム 2 ml を加え、100 ℃
で1時間加熱し、室温にまで冷却し、蒸留水 1 ml を添
加し、10分間激しく混合した。この下層をガスクロマト
グラフィーのサンプルとした。ガスクロマトグラフィー
(キャピラリーカラム:GLサイエンス社製 NEURTABON
D-130 m×0.25 mm 、キャリアガス:窒素、カラム温
度:80→160 ℃、昇温速度:8℃/min、検出器:FID )
による分析結果を図1に示す。また、デレヤ・マリナ(D
eleya marina) L-2 株菌体内にβ−ポリヒドロキシ酪酸
が蓄積されている様子を透過型電子顕微鏡により観察し
た結果を図2に示す。
【0018】(2)前記(1)と同様に前記MMS培地
でデレヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株を27日間15℃
で培養し、菌体を遠心分離により除去して得られた上澄
み液に2倍量の冷エタノールを加え、約2時間冷却しな
がら撹拌後、遠心分離により析出してきた多糖を回収し
た。これを一晩4℃で透析し、−20℃で凍結後、凍結乾
燥し、収量を秤量することによって測定した。その結果
を図3に示す。中性糖の糖組成の分析をするためにアル
バーシャイム法を行った。測定には G-3000 GasChromat
ograph (日立)を用い、分離用カラムは SP-2330(SUP
ELCO 社)を使用した。その結果、マンノース、フコー
ス、イノシトールが主要な構成糖であった。
【0019】
【発明の効果】本願第1の発明によれば、デレヤ(Deley
a)属細菌を用いて多糖を効率よく生産することができ
る。本願第2の発明によれば、多糖及びβ−ポリヒドロ
キシ酪酸を同時に生産することができるので、低コスト
な多糖及びβ−ポリヒドロキシ酪酸の生産が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスクロマトグラフィーによる分析結果を示す
図である。
【図2】菌体内にβ−ポリヒドロキシ酪酸が蓄積されて
いる様子を透過型電子顕微鏡により観察した結果を表す
生物の形態を示す写真である。
【図3】デレヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株の15℃
における多糖産生量の変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12R 1:01) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 7/62 C12P 19/04 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デレヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株
    を培養し、培養上清から多糖を採取することを特徴とす
    る多糖の生産方法。
  2. 【請求項2】 多糖がマンノース、フコース及びイノシ
    トールを主要な構成糖とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 デレヤ(Deleya)属に属し、多糖及びβ−
    ポリヒドロキシ酪酸を生産する能力を有する菌株を培養
    し、培養物から当該多糖及びβ−ポリヒドロキシ酪酸を
    採取することを特徴とする多糖及びβ−ポリヒドロキシ
    酪酸を同時に生産する方法。
  4. 【請求項4】 デレヤ(Deleya)属に属し、多糖及びβ−
    ポリヒドロキシ酪酸を生産する能力を有する菌株がデレ
    ヤ・マリナ(Deleya marina) L-2 株である請求項3記載
    の方法。
JP9277672A 1997-10-09 1997-10-09 多糖の生産方法 Expired - Lifetime JP3012922B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9277672A JP3012922B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 多糖の生産方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9277672A JP3012922B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 多糖の生産方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11113591A JPH11113591A (ja) 1999-04-27
JP3012922B2 true JP3012922B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=17586701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9277672A Expired - Lifetime JP3012922B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 多糖の生産方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3012922B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020031631A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 国立大学法人岩手大学 アルギン酸を炭素源とするポリヒドロキシアルカン酸の製造方法
JP7498460B2 (ja) * 2019-12-03 2024-06-12 国立大学法人岩手大学 海藻を原料とする生分解性プラスチックの製造方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Appl.Environ.Microbiol.,Vol.57,No.11(1991)p.3107−3113

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11113591A (ja) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2054329C (en) Process for preparing trehalulose and isomaltulose
US3776816A (en) Process for producing steroid dehydrogenase
US4506011A (en) Process for preparation of aspartylphenylalanine alkyl esters
HU202918B (en) Process for producing acidic urease
JP3012922B2 (ja) 多糖の生産方法
US3763008A (en) Process for producing ribosides of heterocyclic organic bases by fermentation
US5314820A (en) Process and microorganisms for producing single cell protein
CA1239605A (en) Production of uridine
US4357425A (en) Process for producing L-amino acid oxidase
JPH01148192A (ja) カルニチンの製造法
JPH0515368A (ja) 新規プルラナーゼおよびその製造方法
JPH02138965A (ja) クレブシェラ属の菌株の培養物を用いてラムノース含有量の高い単糖類混合物を生産する方法
SU1523569A1 (ru) Штамм бактерий СIтRовастеR FReUNDII дл биотрансформации фумарата в L- блочную кислоту
JP3006907B2 (ja) 発酵法によるl−アラニンの製造法
CH679401A5 (ja)
JP2004041035A (ja) N‐アセチルグルコサミンの製造方法
JPH032520B2 (ja)
SU1645293A1 (ru) Штамм бактерий SтRертососсUS FaecaLIS - продуцент рестриктазы SFa N @
JP3173176B2 (ja) S(+)−シトラマル酸の製造方法
JPH08275776A (ja) 新規キチナーゼ及びその製造方法
JP3010850B2 (ja) (s)−(+)−3−ハロ−1,2−プロパンジオールおよび/または(s)−(−)−2,3−ジハロ−1ープロパノールの製造法
JPH05137590A (ja) 微生物によるラクトシルフラクトシドの精製法
JPH0479892A (ja) Fr901228物質の製造方法
JP2002363279A (ja) ポリ−γ−グルタミン酸の製造方法
JPH02286089A (ja) ジヒドロキシアセトンの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term