JP3012754B2 - 苗箱洗浄・消毒装置 - Google Patents

苗箱洗浄・消毒装置

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JP3012754B2
JP3012754B2 JP5078678A JP7867893A JP3012754B2 JP 3012754 B2 JP3012754 B2 JP 3012754B2 JP 5078678 A JP5078678 A JP 5078678A JP 7867893 A JP7867893 A JP 7867893A JP 3012754 B2 JP3012754 B2 JP 3012754B2
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seedling box
disinfecting
cleaning
disinfecting solution
roller mechanism
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謙蔵 川島
和昭 村田
敏雄 増渕
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株式会社タイガーカワシマ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗箱の洗浄および消毒
を自動的に行うことができる苗箱洗浄消毒装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、苗箱の消毒装置としては、図5に
示すように、苗箱洗浄装置100の入口101より挿入
された苗箱を移送ローラ106により出口102へ向け
て移送する間に、洗浄水をノズル103より噴射しつつ
強制回転される清掃ブラシ104,105で払拭したの
ち、苗箱洗浄装置100内に配設された消毒液タンク1
07の散布管109の噴射口より消毒液108を散布し
て清掃された苗箱110を消毒し、散布された前記洗浄
液および消毒液108は前記苗箱洗浄装置100の底部
に貯留するものがある。(特公昭57−34968号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
では、洗浄後の汚れた洗浄液と消毒液とが混り合ってし
まい消毒液を再利用することができないので消毒液を大
量に消費してしまう。また、苗箱洗浄機内に洗浄液の散
布ノズルと消毒液の散布管とが併設されているために、
両者間の離間距離が不十分な場合には、洗浄ブラシによ
りはね飛ばされた洗浄液によって苗箱に散布されるはず
の消毒液が希釈されてしまい十分な消毒を行うことがで
きないおそれがある。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、消毒液を無駄に消費す
ることなく、しかも有効に消毒を行うことができる苗箱
洗浄消毒装置を実現することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の苗箱洗浄消毒装置は、洗浄液を散布する
給液手段が設けられた洗浄機本体と、前記洗浄機本体の
供給口および取出口の近傍にそれぞれ配設された供給ロ
ーラ機構および取出ローラ機構と、前記供給ローラ機構
および前記取出ローラ機構によって搬送される苗箱を払
拭する複数の強制回転されるブラシとを備えた苗箱洗浄
機と、前記苗箱洗浄機の前記取出口側に隣接して配設さ
れた前記苗箱洗浄機とは別体の消毒槽とからなり、前記
消毒槽は、前記苗箱洗浄機から放出された洗浄済の苗箱
を搬送する搬送ローラ機構と、搬送中の苗箱に消毒液を
塗布する塗布手段と、前記塗布手段に消毒液を循環給送
する消毒液給送手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0006】また、苗箱洗浄機と消毒槽との間に、搬送
される苗箱を払拭する強制回転される液払いブラシを設
けたり、搬送中の苗箱に消毒液を塗布する塗布手段とし
て、消毒液を散布する散布ノズルを用いるとよい。
【0007】さらに、搬送中の苗箱に消毒液を塗布する
ための塗布手段が、下部開口部に嵌着された含浸性をも
つ塗布ブレードを備えた貯留箱からなるものとすると効
果的である。
【0008】
【作用】洗浄機本体内に供給口より供給された苗箱は、
供給ローラ機構および取出ローラ機構により搬送されて
取出口より放出されるまでの間に、洗浄液が散布され、
複数の強制回転されるブラシによって払拭されて洗浄さ
れる。取出口より放出された苗箱は引続き消毒槽内へ供
給され、塗布手段によって塗布される消毒液によって十
分に消毒されたのち放出口より放出される。塗布時に落
下した消毒液は消毒槽に予め収納されている消毒液に混
入し、消毒液給送手段により前記塗布手段へ循環給送さ
れる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。
【0010】図1は第1実施例の苗箱洗浄消毒装置の
模式断面図である。フレーム12は4本の支持脚をもつ
テーブル状に形成されており、上面の開放部に着脱自在
なカバー2Bをもつ箱形の洗浄機本体1を支持してい
る。洗浄機本体1の前壁には苗箱22を供給するための
供給口8が設けられ、後壁には苗箱22を放出するため
の取出口9が設けられている。供給口8の下方には仕切
壁2Cによって仕切られた空所10が設けられており、
この空所10内にモータ11が格納されている。また、
洗浄機本体1の上方部の適宜部位には水等の洗浄液13
Aを散布する給液手段としての給液パイプ13が設けら
れており、一方底板2Aには、図示しないオーバーフロ
ー管を設けて散布された洗浄液13Aの水位が一定に保
たれるように構成されている。
【0011】洗浄機本体1の両側壁には、供給口側から
取出口側にかけて順次互に間隔をおいて下部ブラシ3、
上部ブラシ4(側部ブラシは図示せず)、上部ブラシ5
が回転自在に軸支されているとともに、供給口8の近傍
には供給ローラ機構6、取出口9の近傍には取出ローラ
機構7が回転自在に軸支され、これらはモータ11によ
って図示しないベルト等の伝動機構を介して強制回転さ
れるように構成されている。なお、苗箱を払拭するため
のブラシは、本実施例のものに限らず、苗箱の全面を払
拭できるものであればよく、その配列の順序や個数は必
要に応じて任意に設定すればよい。
【0012】また、供給口8および取出口9の上端縁部
にはそれぞれゴムや軟質プラスチック等からなる可撓性
シート10の一辺側を固着し、洗浄液13Aの飛散を防
ぐ工夫がされている。
【0013】消毒槽14は、4本の支持脚からなるテー
ブル状のフレーム21によって支持されたものであっ
て、洗浄機本体1の取出口側に隣接して配設されてお
り、消毒槽14内の苗箱22の搬送径路に配設された苗
箱22を搬送するための搬送ローラ機構15は、仕切壁
14cで仕切られた空所20内に配置されたモータ19
により図示しないベルト等の伝動機構を介して強制回転
されるように構成されている。
【0014】また、予め所定量の消毒液24が投入され
る他方の室には、消毒液24を塗布手段である散布ノズ
ル18Aへ給送するための消毒液24中に浸したポンプ
17が配設されており、該ポンプ17の吐出口側に接続
されたパイプ18を介して前記散布ノズル18Aに消毒
液24を循環給送できるように構成されている。さら
に、洗浄機本体1と同様に、導入口16および放出口2
3の上端縁部にはそれぞれゴムや軟質プラスチック等か
らなる可撓性シート10の一辺側を固着して消毒液24
が消毒槽14から外部へ飛散するのを防止する工夫がさ
なれている。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
【0016】供給口8より洗浄機本体1内へ供給された
苗箱22は、供給ローラ機構6により取出口9側へ搬送
されていく。途中、給液パイプ13より洗浄液13Aが
散布されると共に、順次、下部ブラシ3、上部ブラシ
4,5および図示しない側部ブラシにより苗箱22の全
面が払拭されて洗浄されたのち、取出ローラ機構7によ
り取出口9より放出される。洗浄機本体1から排出され
た苗箱22は、引続き導入口16より消毒槽14内へ入
り、搬送ローラ機構15により搬送されて放出口23よ
り放出されるまでの間に、ポンプ17により汲み上げら
れた消毒槽14の消毒液24が散布ノズル18Aより散
布されて苗箱22に塗布されることで消毒され、放出口
23よりその開口部下縁近傍に突設されたガイド21上
へ放出される。
【0017】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図2に示ように、本実施例は、洗浄機本体1と消毒
槽14の間に液払いブラシ30を設けた以外は第1実施
例と同様であるので、第1実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明
する。
【0018】本実施例では、洗浄機本体1の取出口9よ
り放出された苗箱22は消毒槽14へ入る前に、液払い
ブラシ30により払拭されることによって苗箱に付着し
ている洗浄液の大部分が取り除かれたのち消毒槽14内
へ導入される。このため、消毒槽14内の消毒液24に
混入する洗浄液13Aはより微量となる。
【0019】さらに、本発明の第3実施例について説明
する。図3に示すように、本実施例は、消毒槽14内の
消毒液24を苗箱22に散布するかわりに塗布ブレード
41によって苗箱22にすり込んで塗布するように構成
した以外は、第1実施例と同様であるので、第1実施例
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる
部分についてのみ説明する。
【0020】パイプ18の放出口の直下には、該放出口
から放出される消毒液24を貯留するための貯留箱40
が、消毒槽14のカバー14Bに一体的に設けられたブ
ラケット43にその側壁から突出する取付片42を固着
する等の適宜手段により配置されている。図4に示すよ
うに貯留箱40の底壁側の開口部40Aには消毒液24
が浸み込むつまり含浸性のある塗布ブレード41が嵌着
されており、該塗布ブレード41を介して貯留箱40の
消毒液24を苗箱22にすり込んで塗布するように構成
されている。
【0021】本実施例では、他の実施例に比較して消毒
液24がより有効に苗箱22に塗布される。
【0022】上記各実施例では消毒液を塗布手段に循環
給送する消毒液給送手段として、消毒液中に浸したポン
プ17およびその吐出側に接続されたパイプ18を示し
たが、これに限らず、消毒槽外部にポンプを配設し、吸
込側を消毒槽中の消毒液に連通させ、吐出側に連通した
パイプ等を介して塗布手段へ消毒液を循環給送するよう
に構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0024】洗浄機本体1と消毒槽とが別体に構成され
ているので、消毒槽中の消毒液に洗浄水が混入すること
がなく、しかも消毒液を塗布手段へ循環給送して苗箱を
消毒することができるため、消毒液を無駄に消費するこ
とがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す模式断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す模式断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す模式断面図である。
【図4】図3に示す第3実施例の塗布ブレードをもつ貯
留箱の部分を示す拡大斜視図である。
【図5】従来例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 洗浄機本体 2A,14A 底板 2B,14B カバー 2C,14C 仕切壁 3 下部ブラシ 4,5 上部ブラシ 6 供給ローラ機構 7 取出ローラ機構 8 供給口 9 取出口 10 可撓性シート 13 給液パイプ 13A 洗浄液 14 消毒槽 15 搬送ローラ機構 16 導入口 17 ポンプ 18 パイプ 18A 散布ノズル 22 苗箱 23 放出口 24 消毒液 30 液払いブラシ 31 入口 40 貯留箱 41 塗布ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を散布する給液手段が設けられた
    洗浄機本体と、前記洗浄機本体の供給口および取出口の
    近傍にそれぞれ配設された供給ローラ機構および取出ロ
    ーラ機構と、前記供給ローラ機構および前記取出ローラ
    機構によって搬送される苗箱を払拭する複数の強制回転
    されるブラシとを備えた苗箱洗浄機と、前記苗箱洗浄機
    の前記取出口側に隣接して配設された前記苗箱洗浄機と
    は別体の消毒槽とからなり、前記消毒槽は、前記苗箱洗
    浄機から放出された洗浄済の苗箱を搬送する搬送ローラ
    機構と、搬送中の苗箱に消毒液を塗布する塗布手段と、
    前記塗布手段に消毒液を循環給送する消毒液給送手段と
    を備えたことを特徴とする苗箱洗浄消毒装置。
  2. 【請求項2】 苗箱洗浄機と消毒槽との間に、搬送され
    る苗箱を払拭する強制回転される液払いブラシが設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の苗箱洗浄消毒装
    置。
  3. 【請求項3】 搬送中の苗箱に消毒液を塗布する塗布手
    段が、消毒液を散布する散布ノズルであることを特徴と
    する請求項1または2記載の苗箱洗浄消毒装置。
  4. 【請求項4】 搬送中の苗箱に消毒液を塗布する塗布手
    段が、下部開口部に嵌着された含浸性をもつ塗布ブレー
    ドを備えた貯留箱からなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の苗箱洗浄消毒装置。
  5. 【請求項5】 塗布手段に消毒液を循環給送する消毒液
    給送手段が消毒液中に浸されるポンプおよびその吐出
    側に接続されたパイプからなることを特徴とする請求項
    1乃至4いずれか1項記載の苗箱洗浄消毒装置。
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CN110328168A (zh) * 2019-06-18 2019-10-15 杭州笑谈科技有限公司 一种用于报废塑料制品的回收二次利用装置

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