JP3012642U - プラスチツク製卵容器の補強構造 - Google Patents

プラスチツク製卵容器の補強構造

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照男 栗原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】卵容器の全体を補強すると共に、バーコードラ
ベルやその他の表示ラベルを制約なく貼着できるように
する。 【構成】容器本体(A)又は/及び蓋体(B)の卵収納
凹所(14a)(14b)を区画する仕切り壁(16
a)(16b)のうち、開口フランジ(11a)(11
b)における何れか一方の長辺部のみを除く3辺又は4
辺に臨むそれを、上記卵収納凹所(14a)(14b)
の区画壁面と連続する面一な平坦囲い壁(16a−1)
(16a−2)(16a−3)(16a−4)(16b
−1)(16b−2)(16b−3)(16b−4)と
して立ち上げ、且つその平坦囲い壁に複数の起立補強リ
ブ(20a)(20b)を内向き突出状態に列設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は流通過程において用いるプラスチツク製卵容器の補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種卵容器は消耗品として、約0.15〜0.2mmの極めて薄肉 な透明の熱可塑性プラスチツクシート材から真空成形されており、その構成上開 閉ヒンジを介して枢支連続する容器本体と蓋体から、閉蓋時の互いに合致対応す る卵収納凹所の複数が立ち上げられている。
【0003】 そして、その各卵収納凹所の区画壁面には、卵を安全に保持する必要上、多数 の補強リブが列設されることにより、その壁面全体の凹凸粗面化されている通例 であるが、これではバーコードラベルを安定・確固に貼着することができないた め、その対策としての特開昭59−84773号や同62−28330号、同6 2−251372号、実開昭59−66786号、同61−164180号、同 62−62682号などが提案されてもいる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記公知の発明・考案では蓋体から立ち上がる卵収納凹所の隣り合 う相互間に、1個の小さな平坦面が介在しているに過ぎない構成であるため、そ の平坦面にバーコードラベルを貼着できると雖も、その余に生産年月日や生食の 可能期間、生産者名などの表示ラベルまでも貼着することは不可能である。
【0005】 又、上記平坦面は文字通りの単純に平坦化されており、しかもこれを介して卵 収納凹所の隣り合う2個のみが連続しているにとどまるため、その平坦面を補強 リブとして兼用しつつ、卵容器の全体を補強することもできず、殊更卵容器の座 屈強度に劣る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのための構成上透明なプラ スチツクシート材から一体に真空成形した容器本体と蓋体に、相互の合掌する長 方形な輪郭の開口フランジを張り出し、その一方の長辺部を開閉ヒンジとして、 上記容器本体と蓋体とを半折り状態に枢支連続させ、上記開閉ヒンジと向かい合 う他方の長辺部を、ヒートシール部の付与により閉蓋状態に封止すると共に、上 記容器本体と蓋体に、相反方向へ立ち上がる卵収納凹所の複数を、縦横交叉する 関係の仕切り壁による全体的な格子配列状態として区画形成したプラスチツク製 卵容器において、
【0007】 上記容器本体又は/及び蓋体の卵収納凹所を区画する仕切り壁のうち、上記長 方形な開口フランジにおける何れか一方の長辺部のみを除く3辺に臨むそれを、 卵収納凹所の区画壁面と連続する面一な平坦囲い壁として立ち上げ、且つその平 坦囲い壁に複数の起立補強リブを内向き突出状態に列設したことを第1の特徴と し、
【0008】 同じく上記容器本体又は/及び蓋体の卵収納凹所を区画する仕切り壁のうち、 上記長方形な開口フランジの4辺に臨むそれを、卵収納凹所の区画壁面と連続す る面一な平坦囲い壁として立ち上げ、且つその平坦囲い壁に複数の起立補強リブ を内向き突出状態に列設したことを第2の特徴とするものである。
【0009】
【作用】
上記第1、2考案の構成によれば、容器本体又は/及び蓋体における長方形な 開口フランジの3辺又は4辺に臨む仕切り壁が、卵収納凹所の区画壁面と連続す る面一な平坦囲い壁として立ち上げられており、しかもその平坦囲い壁には複数 の起立補強リブが列設されているため、卵容器の全体を物理的に補強することが でき、特にその座屈強度が著しく向上する。
【0010】 又、上記起立補強リブの複数は内向きに突出されているため、これが付与され た平坦囲い壁の広面積であることとも相俟って、バーコードラベルのみならず、 卵の生産年月日や生食の可能期間、生産者名などの表示ラベルまでも支障なく、 且つ安定・確固に貼着使用できるのである。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、その卵容器の基本実施 例を示した図1〜6において、(A)(B)は容器本体と蓋体との一対であり、 極めて薄肉な透明の熱可塑性プラスチツクシート材から、相互の連続一体に真空 成形されている。
【0012】 上記容器本体(A)と蓋体(B)は、その閉蓋時に合掌する長方形な輪郭の帯 状張り出し開口フランジ(11a)(11b)を備えており、その一方の長辺部 が開閉ヒンジ(12)として、半折り状態に枢支されていると共に、これと向か い合う他方の長辺部がヒートシール(熱溶着)手段により、閉蓋状態に封止され ることとなる。この点、図示の実施例では上記開口フランジ(11a)(11b )の長辺部に沿って延在するヒートシール部を、符号(13)により示唆してい る。
【0013】 (14a)(14b)は上記容器本体(A)と蓋体(B)に、各々点在分布す る全体的な格子配列状態として区画された複数(図では合計10個)の卵収納凹 所であって、上記開口フランジ(11a)(11b)の平面から相反する上下方 向へ一定高さ(h1)(h2)だけ立ち上がっており、その閉蓋時に合致対応し て、卵(M)の1個づつを安定良く被包する。その卵収納凹所(14a)(14 b)の各個は、平・底面視の基本的な8角形の輪郭形状に開口しており、しかも その立ち上がり方向の先端部へ行く程、徐々に丸細くなる言わば截頭角錐型を呈 している。
【0014】 その場合、図3、6から明白なように、容器本体(A)側の卵収納凹所(14 a)は蓋体(B)側の卵収納凹所(14b)に比して、若干背高く立ち上がって おり、卵(M)がその卵容器自身の接地面から遠ざかる如く、安全に逃されてい る。
【0015】 (15a)(15b)は各卵収納凹所(14a)(14b)の区画壁面(角錐 面)に上下方向への凹凸条として列設された補強リブであり、これによって卵保 持上の座屈強度やクツシヨン性能が与えられている。
【0016】 又、(16a)(16b)は卵収納凹所(14a)(14b)の隣り合う相互 間を、上記開口フランジ(11a)(11b)の平面から立ち上がる中途高さ位 置において、平・底面視の直交する縦横方向に沿い一体に連絡する仕切り壁であ り、これによって卵収納凹所(14a)(14b)の全体を上記した格子配列状 態に区分し、その隣り合う卵同志の接触することを防止している。(h3)(h 4)はその仕切り壁(16a)(16b)の立ち上がり高さを示唆している。
【0017】 (17)は上記仕切り壁(16a)(16b)の交叉部において、容器本体( A)と蓋体(B)の何れか一方から隆起された嵌合凸子、(18)は同じく他方 に対応形成された嵌合凹溝であり、閉蓋時にはその相互の正しく嵌合して、容器 本体(A)と蓋体(B)との位置ズレを防止する。
【0018】 更に、(19a)(19b)は上記容器本体(A)と蓋体(B)を形作る長方 形な開口フランジ(11a)(11b)の両短辺部において、上記ヒートシール 部(13)を除く全体に各々点在分布する凹凸子として付与された補強リブ群で あり、その凹凸子が図5のように交互することによって、上記両短辺部の平面を 何れも波型又はジグザグ型に造形している。
【0019】 上記凹凸子から成る補強リブ群(19a)(19b)は卵容器自身の真空成形 金型により、その容器本体(A)並びに蓋体(B)との一体に賦形されるが、そ の後開口フランジ(11a)(11b)の輪郭を打抜き加工する際、その打抜き 加工金型と卵容器とが相対的に位置ズレセツトされることにより、上記凹凸子の 点在分布位置が異なる2種のパターンとして付与されるのである。
【0020】 そして、卵容器はこれに対する卵の収納作業上、ベルトコンベヤ(図示省略) の周辺位置に展開状態として積み重ねられ、その上方から順次1枚づつ真空吸着 されることにより、ベルトコンベヤ上に移載されるが、その際上記凹凸子の点在 分布位置が異なるパターンの卵容器を、交互するように積み重ねることにより、 その隣り合う卵容器の凹凸子同志が合致・密着することを防止し、確実に分離で きるようになっている。つまり、上記凹凸子から成る補強リブ群(19a)(1 9b)は開口フランジ(11a)(11b)の補強用のみならず、卵容器同志の 密着防止用としても機能するようになっているわけである。
【0021】 上記蓋体(B)側の卵収納凹所(14b)を区画する仕切り壁(16b)のう ち、長方形な開口フランジ(11b)のヒートシール部(13)が付与される長 辺部のみを除く3辺に臨むそれは、卵収納凹所(14b)の区画壁面と連続する 面一な平坦囲い壁(16b−1)(16b−2)(16b−3)として立ち上げ られている。その平坦囲い壁(16b−1)〜(16b−3)がヒートシール部 (13)の付与される長辺部に向かって開く平面視のコ字型に配列されているわ けである。
【0022】 上記平坦囲い壁(16b−1)〜(16b−3)の立ち上がり高さ(h5)は 上記仕切り壁(16b)のそれとほぼ同じか、又は図6から示唆されるように仕 切り壁(16b)の立ち上がり高さ(h4)よりも高く、卵収納凹所(14b) の立ち上がり高さ(h2)よりは低く関係設定されている。
【0023】 (20b)は上記平坦囲い壁(16b−1)〜(16b−3)に上下方向への 凹条として、内向き突出状態に列設された複数の平行な起立補強リブであり、そ の平坦囲い壁(16b−1)〜(16b−3)並びにこれと連続する卵収納凹所 (14b)の座屈強度を与えている。
【0024】 次に、図7、8は本考案の第1変形実施例を示しており、これでは蓋体(B) 側の卵収納凹所(14b)を区画する仕切り壁(16b)のうち、上記長方形な 開口フランジ(11b)の4辺に臨むそれを、やはり卵収納凹所(14b)の区 画壁面と連続する面一な平坦囲い壁(16b−1)(16b−2)(16b−3 )(16b−4)として立ち上げると共に、その平坦囲い壁(16b−1)〜( 16b−4)に同じく複数の起立補強リブ(20b)を、内向き突出する平行な 凹条として列設している。つまり、平坦囲い壁(16b−1)〜(16b−4) が蓋体(B)の開口フランジ(11b)と相似な平面視の四角枠状に包囲されて いるわけである。
【0025】 又、図9、10は本考案の第2変形実施例を示しており、これでは容器本体( A)側の卵収納凹所(14a)を区画する仕切り壁(16a)のうち、上記基本 実施例と対応する長方形な開口フランジ(11a)の3辺に臨むそれを、卵収納 凹所(14a)の区画壁面と連続する面一な平坦囲い壁(16a−1)(16a −2)(16a−3)として立ち上げ、且つその平坦囲い壁(16a−1)〜( 16a−3)にやはり複数の起立補強リブ(20a)を内向き突出状態に列設し ている。
【0026】 そして、このような起立補強リブ付きの平坦囲い壁は、容器本体(A)側と蓋 体(B)側との両側へ、上記と同様に設置しても良く、すうすれば卵容器の全体 をますます強化することができる。
【0027】 尚、図7〜10の第1、2変形実施例におけるその他の構成は、図1〜6の上 記基本実施例と実質的に同一であるため、その図7〜10に図1〜6との対応符 号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、本考案では透明なプラスチツクシート材から一体に真空成形し た容器本体(A)と蓋体(B)に、相互の合掌する長方形な輪郭の開口フランジ (11a)(11b)を張り出し、その一方の長辺部を開閉ヒンジ(12)とし て、上記容器本体(A)と蓋体(B)とを半折り状態に枢支連続させ、上記開閉 ヒンジ(12)と向かい合う他方の長辺部を、ヒートシール部(13)の付与に より閉蓋状態に封止すると共に、上記容器本体(A)と蓋体(B)に、相反方向 へ立ち上がる卵収納凹所(14a)(14b)の複数を、縦横交叉する関係の仕 切り壁(16a)(16b)による全体的な格子配列状態として区画形成したプ ラスチツク製卵容器において、
【0029】 上記容器本体(A)又は/及び蓋体(B)の卵収納凹所(14a)(14b) を区画する仕切り壁(16a)(16b)のうち、上記長方形な開口フランジ( 11a)(11b)における何れか一方の長辺部のみを除く3辺に臨むそれを、 卵収納凹所(14a)(14b)の区画壁面と連続する面一な平坦囲い壁(16 a−1)(16a−2)(16a−3)(16b−1)(16b−2)(16b −3)として立ち上げ、且つその平坦囲い壁(16a−1)(16a−2)(1 6a−3)(16b−1)(16b−2)(16b−3)に、複数の起立補強リ ブ(20a)(20b)を内向き突出状態に列設してあるため、冒頭に述べた従 来技術の諸問題を完全に改良できる効果がある。
【0030】 即ち、本考案の上記構成によれば、容器本体(A)又は/及び蓋体(B)にお ける長方形な開口フランジ(11a)(11b)の3辺に臨む仕切り壁(16a )(16b)が、卵収納凹所(14a)(14b)の区画壁面と連続する面一な 平坦囲い壁平坦囲い壁(16a−1)(16a−2)(16a−3)(16b− 1)(16b−2)(16b−3)として立ち上げられており、しかもその平坦 囲い壁(16a−1)(16a−2)(16a−3)(16b−1)(16b− 2)(16b−3)には複数の起立補強リブ(20a)(20b)が列設されて いるため、卵容器の全体を物理的に補強することができ、特にその高い座屈強度 により卵(M)を安全に保持し得るのである。
【0031】 又、上記起立補強リブ(20a)(20b)の複数は内向きに突出されている ため、これが付与された平坦囲い壁(16a−1)(16a−2)(16a−3 )(16b−1)(16b−2)(16b−3)の広面積であることとも相俟っ て、バーコードラベルのみならず、卵(M)の生産年月日や生食の可能期間、生 産者名などの表示ラベルまでも支障なく、且つ安定・確固に貼着使用できる効果 がある。
【0032】 特に、請求項2の構成を採用するならば、その容器本体(A)又は/及び蓋体 (B)の卵収納凹所(14a)(14b)を区画する仕切り壁(16a)(16 b)のうち、上記長方形な開口フランジ(11a)(11b)の4辺に臨むそれ が、その起立補強リブ(20a)(20b)を備えた平坦囲い壁(16a−1) (16a−2)(16a−3)(16a−4)(16b−1)(16b−2)( 16b−3)(16b−4)として立ち上げられているため、上記効果をますま す昂めることができることになる。
【0033】 更に、請求項3の構成を採用するならば、上記開口フランジ(11a)(11 b)の平面を補強リブ群(19a)(19b)による波型又はジグザグ型として 補強できると同時に、その補強リブ群(19a)(19b)を卵容器密着防止用 として、展開状態での積み重なる卵容器を1枚づつ確実に分離できる効果もある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプラスチツク製卵容器を閉蓋状態
として示す斜面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿う部分拡大断面図である。
【図6】図2の6−6線断面図である。
【図7】図4に対応する本考案の第1変形実施例を示す
断面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】図6に対応する本考案の第2変形実施例を示す
断面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【符号の説明】
(11a)・開口フランジ (11b)・開口フランジ (12)・開閉ヒンジ (13)・ヒートシール部 (14a)・卵収納凹所 (14b)・卵収納凹所 (16a)・仕切り壁 (16b)・仕切り壁 (16a−1)・平坦囲い壁 (16a−2)・平坦囲い壁 (16a−3)・平坦囲い壁 (16a−4)・平坦囲い壁 (16b−1)・平坦囲い壁 (16b−2)・平坦囲い壁 (16b−3)・平坦囲い壁 (16b−4)・平坦囲い壁 (19a)・補強リブ群 (19b)・補強リブ群 (20a)・起立補強リブ (20b)・起立補強リブ (A)・容器本体 (B)・蓋体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なプラスチツクシート材から一体に真
    空成形した容器本体(A)と蓋体(B)に、相互の合掌
    する長方形な輪郭の開口フランジ(11a)(11b)
    を張り出し、 その一方の長辺部を開閉ヒンジ(12)として、上記容
    器本体(A)と蓋体(B)とを半折り状態に枢支連続さ
    せ、 上記開閉ヒンジ(12)と向かい合う他方の長辺部を、
    ヒートシール部(13)の付与により閉蓋状態に封止す
    ると共に、 上記容器本体(A)と蓋体(B)に、相反方向へ立ち上
    がる卵収納凹所(14a)(14b)の複数を、縦横交
    叉する関係の仕切り壁(16a)(16b)による全体
    的な格子配列状態として区画形成したプラスチツク製卵
    容器において、 上記容器本体(A)又は/及び蓋体(B)の卵収納凹所
    (14a)(14b)を区画する仕切り壁(16a)
    (16b)のうち、上記長方形な開口フランジ(11
    a)(11b)における何れか一方の長辺部のみを除く
    3辺に臨むそれを、卵収納凹所(14a)(14b)の
    区画壁面と連続する面一な平坦囲い壁(16a−1)
    (16a−2)(16a−3)(16b−1)(16b
    −2)(16b−3)として立ち上げ、 且つその平坦囲い壁(16a−1)(16a−2)(1
    6a−3)(16b−1)(16b−2)(16b−
    3)に、複数の起立補強リブ(20a)(20b)を内
    向き突出状態に列設したことを特徴とするプラスチツク
    製卵容器の補強構造。
  2. 【請求項2】透明なプラスチツクシート材から一体に真
    空成形した容器本体(A)と蓋体(B)に、相互の合掌
    する長方形な輪郭の開口フランジ(11a)(11b)
    を張り出し、 その一方の長辺部を開閉ヒンジ(12)として、上記容
    器本体(A)と蓋体(B)とを半折り状態に枢支連続さ
    せ、 上記開閉ヒンジ(12)と向かい合う他方の長辺部を、
    ヒートシール部(13)の付与により閉蓋状態に封止す
    ると共に、 上記容器本体(A)と蓋体(B)に、相反方向へ立ち上
    がる卵収納凹所(14a)(14b)の複数を、縦横交
    叉する関係の仕切り壁(16a)(16b)による全体
    的な格子配列状態として区画形成したプラスチツク製卵
    容器において、 上記容器本体(A)又は/及び蓋体(B)の卵収納凹所
    (14a)(14b)を区画する仕切り壁(16a)
    (16b)のうち、上記長方形な開口フランジ(11
    a)(11b)の4辺に臨むそれを、卵収納凹所(14
    a)(14b)の区画壁面と連続する面一な平坦囲い壁
    (16a−1)(16a−2)(16a−3)(16a
    −4)(16b−1)(16b−2)(16b−3)
    (16b−4)として立ち上げ、 且つその平坦囲い壁(16a−1)(16a−2)(1
    6a−3)(16a−4)(16b−1)(16b−
    2)(16b−3)(16b−4)に、複数の起立補強
    リブ(20a)(20b)を内向き突出状態に列設した
    ことを特徴とするプラスチツク製卵容器の補強構造。
  3. 【請求項3】容器本体(A)及び蓋体(B)の輪郭を形
    作る開口フランジ(11a)(11b)の両短辺部に、
    展開状態での積み重なる卵容器密着防止用を兼ねた補強
    リブ群(19a)(19b)を、各々凹凸子の点在分布
    状態に付与することにより、その両短辺部を何れも波型
    又はジグザグ型に造形したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のプラスチツク製卵容器の補強構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2020049606A1 (ja) * 2018-09-03 2021-05-13 三菱電機株式会社 自動製氷機

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JPWO2020049606A1 (ja) * 2018-09-03 2021-05-13 三菱電機株式会社 自動製氷機
JP7076560B2 (ja) 2018-09-03 2022-05-27 三菱電機株式会社 自動製氷機

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