JP3725514B2 - 防虫性の鶏卵包装容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は防虫性を発揮するプラスチック製の鶏卵包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
防虫性を発揮するプラスチック製の鶏卵包装容器としては、特開2002−179171号が公知であり、その容器本体(1)と蓋体(2)との折り曲げ部(5)に、破断用の引紐(6)を取り付けた製品が販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記公知発明の構成では図14〜16に抽出する如く、長方形な平面輪郭形状をなす容器本体(1)と蓋体(2)との各個に連続する4辺全体、又は一方の長辺のみを除く連続する3辺において、密閉用突条(3)とその突条嵌合凹部(4)とを嵌合させるようになっているため、仮令防虫密閉効果を期待できると雖も、その施蓋時の自動機械力による嵌合状態をすばやく正確に達成することが困難である。
【0004】
殊更、折り曲げ部(5)へ容器の成形と一体同時に、破断用の引紐(6)を取り付けた製品では、その折り曲げ部(5)の中心線上に沿って引紐(6)の配列されないことが起りやすく、正確な半折りに支障を与えるため、その折り曲げ部(5)の至近位置から連続一体に密閉用突条(3)が隆起していることとも相俟って、これを突条嵌合凹部(4)と自づと正しく嵌合させることは容易でない。
【0005】
又、上記密閉用突条(3)は断面倒立U字型として、その折り返し状態に隆起しているため、プラスチックシート材を下方から吸引すると同時に、逆な上方から加圧しなければ、その密閉用突条(3)を高精度に賦形することが困難であり、ありふれた単純な真空成形法を採用することができない。
【0006】
しかも、上記密閉用突条(3)が断面倒立U字型の折り返し状態として、容器本体(1)と蓋体(2)との各個に連続する4辺全体、又は一方の長辺のみを除く連続する3辺から隆起しているため、図14、15のような展開状態での多数積み重ね用意された容器を、自動吸着盤によって1枚づつ鶏卵自動包装ラインのベルトコンベア上へ吸い取り移載する際、その1枚づつを正確に吸い取り分離することができない。
【0007】
その予防対策として、容器本体(1)の周縁部(15)や蓋体(2)の周縁部(25)に粒状の容器密着防止用凹凸(P1)を付与したり、上記密閉用突条(3)の立壁面に容器密着防止用凹段面(P2)を刻印したりする必要があって、この種の多量に使用される鶏卵包装容器として、未だ量産効果に劣る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような諸問題の改良を企図しており、そのための構成上透明又は半透明の薄肉なプラスチックシート材から互いに同じ大きさのほぼ長方形な平面輪郭形状に真空成形された容器本体と蓋体との一対を、その隣り合う長辺縁取りフランジ同志の境界部に介在する一定帯幅の半折り用開閉ヒンジによって、平行な長辺縁取りフランジ同志並びに短辺縁取りフランジ同志が合掌状態に全面接触することとなる開閉自在に枢支連続させ、
【0009】
容器本体と蓋体との上記縁取りフランジによって囲まれた区画内部には、その合掌平面から相反する上下方向へ陥没する鶏卵収納凹所の複数づつを、各々縦横直交する関係状態の仕切り格子壁によって、隣り合う鶏卵同志の接触しない格子状態に仕切り区分し、
【0010】
容器本体と蓋体における各仕切り格子壁の縦横直交部分からは、施蓋時に嵌合し得る中間仕切り柱を上記鶏卵収納凹所との相対的な逆向きに隆起させると共に、
【0011】
同じく容器本体と蓋体との各仕切り格子壁が両長辺縁取りフランジ並びに両短辺縁取りフランジと直角に交叉する部分からは、施蓋時合掌状態に面接触し得る周辺仕切り凸壁を上記中間仕切り柱の垂直割り2等分した太さの平面輪郭形状として同じ方向へ隆起させた鶏卵包装容器において、
【0012】
上記容器本体側に複数づつとして点在分布する周辺仕切り凸壁のうち、その容器本体の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ並びに両短辺縁取りフランジと、上記仕切り格子壁との直角な交叉部分に位置するそれらに限っては、上記合掌平面から一定高さだけ上向きに隆起させ、
【0013】
同じく容器本体側の両短辺縁取りフランジに沿って延在するレール形態の嵌合凸段面を、残る両長辺縁取りフランジとの直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面から一定高さだけ上向きに隆起させる一方、
【0014】
施蓋時に容器本体側の上記周辺仕切り凸壁と嵌合し得る蓋体側の周辺仕切り凸壁を、その蓋体の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ並びに両短辺縁取りフランジと上記仕切り格子壁との直角な交叉部分に位置するそれらに限って、上記合掌平面から対応的な一定深さだけ上向きに陥没させ、
【0015】
同じく施蓋時に容器本体側の上記嵌合凸段面と嵌合し得る蓋体側の嵌合凹段面を、その蓋体の両短辺縁取りフランジに沿い延在するレール形態として、残る両長辺縁取りフランジとの直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面から対応的な一定深さだけ上向きに陥没させると共に、
【0016】
施蓋時容器本体と蓋体との自由端側に延在する長辺縁取りフランジ同志を、粘着テープによって密着状態に封止することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基いて本発明の詳細を説明すると、その鶏卵包装容器の展開状態と施蓋状態を示した図1〜4並びに図6〜13において、(A)(B)は容器本体と蓋体との一対であり、ポリエチレンテレフタレートやポリスチレン、その他の薄肉な透明又は半透明の熱可塑性プラスチックシート材から、互いに同じ大きさのほぼ長方形な平面輪郭形状として、連続一体に真空成形されている。
【0018】
そのプラスチックシート材としてはバージン材のみならず、再生材や鶏卵(E)に付着した雑菌の増殖抑制に有効な抗菌性のシート材を採用することができ、又鶏卵(E)と同系統の褐色やその他の着色カラーを施しても良い。
【0019】
真空成形金型(図示省略)への引き付け吸着によって、上記プラスチックシート材から賦形立体化された容器本体(A)と蓋体(B)との具体的な構成について言えば、(1a)(2a)は容器本体(A)の平行な長辺縁取りフランジと短辺縁取りフランジ、(1b)(2b)は蓋体(B)の平行な長辺縁取りフランジと短辺縁取りフランジであり、その容器本体(A)と蓋体(B)との隣り合う一方の長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志が、一定帯幅(w)(例えば約7mm)の半折り用開閉ヒンジ(3)を介して枢支連続されている。
【0020】
茲に、開閉ヒンジ(3)は外向きに張り出す円弧面として造形されており、容器本体(A)と蓋体(B)とを常時展開する方向へ適度に弾圧付勢している。しかも、その一定帯幅(w)として延在する開閉ヒンジ(3)の円弧面には、鶏卵(E)の各種サイズに応じて異なる着色カラーの容器識別マーク(4)が、カラー印刷されている。
【0021】
つまり、鶏卵(E)のサイズはLL、L、M、MSと云う4種類に大別されている通例であるため、その各種サイズに応じた鶏卵包装容器を正しく選択使用できる識別マーク(4)として、例えば赤色、青色、オレンジ色、緑色と云うサイズ毎の異なる単一着色カラーを付与しておくのである。
【0022】
このような容器識別マーク(4)としては、これを上記開閉ヒンジ(3)の円弧面全体へ所謂ベタ刷り状態にカラー印刷した場合、その印刷インキの担体が薄肉な透明又は半透明のプラスチックシート材である関係上、印刷インキが均一・確固に定着せず、その着色カラーの濃度も淡くなって、鮮明に目視し難いため、図1、2、6のような網点模様としてカラー印刷することが好ましい。
【0023】
図5は上記容器識別マーク(4)となる網点模様のカラー印刷方法を示しており、その網点模様が彫刻された金属製の凹版ロール(5)から、特殊な調合の印刷インキをゴム製の転写ロール(6)へ一旦転移させると共に、その転写ロール(6)とウレタンゴム製押圧ロール(7)との向かい合う相互間へ、未だ定寸カットされていない連続の展開状態にある鶏卵包装容器の真空成形品を送り込むことにより、その開閉ヒンジ(3)の円弧面へ上記容器識別マーク(4)となる網点模様を、転写状態にカラー印刷すれば良い。(8)はインキ皿、(9)はその印刷インキの掻き取り用ドクターナイフである。
【0024】
このような転写方法によれば、薄肉な透明又は半透明のプラスチックシート材から真空成形された鶏卵包装容器における開閉ヒンジ(3)の円弧面へ、その容器識別マーク(4)を自動連続的に支障なくカラー印刷することができ、その印刷インキの耐擦性に富む定着状態と、着色カラーの高濃度な発色状態とを得られる効果がある。
【0025】
鶏卵(E)の自動包装機により、その鶏卵包装容器へ鶏卵(E)を収納し、上記開閉ヒンジ(3)から半折り施蓋した時には、その容器本体(A)と蓋体(B)との長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志並びに短辺縁取りフランジ(2a)(2b)同志が、合掌状態に全面接触することとなる。(L−L)はその全体のフラットな合掌平面を示している。
【0026】
そして、上記開閉ヒンジ(3)と向かい合う自由端側の長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志のみが、帯状の粘着テープ(10)によって密着状態に封止されるのであり、鶏卵(E)を購入したユーザーが、その粘着テープ(10)を剥ぎ取れば、上記開閉ヒンジ(3)から容器本体(A)と蓋体(B)とが自づと展開し、鶏卵(E)をすばやく取り出すことができる。
【0027】
その場合、上記容器本体(A)と蓋体(B)との長辺縁取りフランジ(1a)(1b)につき、その自由端側のそれは広幅(例えば約8mm)として、又これと平行な開閉ヒンジ(3)側のそれは狭幅(例えば約1.5mm)として相違変化しているが、その狭幅であると雖も、容器本体(A)と蓋体(B)との長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志が合掌状態に全面接触するため、施蓋時のほぼ筒状に屈曲した開閉ヒンジ(3)の開口両端部から鶏卵包装容器の内部へ、虫やその他の異物が侵入するおそれはなく、鶏卵(E)の衛生状態に保たれる。
【0028】
(11a)(11b)は容器本体(A)と蓋体(B)との上記縁取りフランジ(1a)(1b)(2a)(2b)によって囲まれた平面視の長方形な区画内部へ、各々図1、2のような縦横直交する関係状態に配列設置された仕切り格子壁であり、その悉く上記合掌平面(L−L)から相反する上下方向へほぼ等しい一定深さ(d1)(h1)(例えば約18mm)だけ陥没した高さ位置に延在している。
【0029】
(12a)(12b)はこのような容器本体(A)と蓋体(B)との対応位置する仕切り格子壁(11a)(11b)によって、隣り合う鶏卵(E)同志の接触しない格子状態に仕切り区分された鶏卵収納凹所の複数づつであり、図3、4に示す如く、その容器本体(A)側の鶏卵収納凹所(12a)が上記合掌平面(L−L)から下向きに一定深さ(d2)(例えば約38mm)だけ深く陥没しているに比して、蓋体(B)側の鶏卵収納凹所(12b)は同じく合掌平面(L−L)から上向きに一定深さ(h2)(例えば約28mm)だけ浅く陥没している。
【0030】
しかも、その容器本体(A)と蓋体(B)との鶏卵収納凹所(12a)(12b)は、何れも相反する上下方向へ行く程、徐々に丸細くなるほぼ截頭円錐型又は截頭正八角錐型をなし、互いに対応合致している。尚、容器本体(A)側における鶏卵収納凹所(12a)の底面と立壁面や、蓋体(B)側における鶏卵収納凹所(12b)の頂面と立壁面には、各々補強リブが付与されているが、その図示符号は省略してある。
【0031】
(13a)(13b)は上記容器本体(A)と蓋体(B)における仕切り格子壁(11a)(11b)の縦横直交部分から、各々鶏卵収納凹所(12a)(12b)との相対的な逆向きに隆起された中間仕切り柱の複数であり、これらは上記鶏卵収納凹所(12a)(12b)の立壁面と連続して、その相反する上下方向へ行く程、徐々に丸細くなるほぼ截頭円錐型又は截頭正八角錐型を呈している。このような中間仕切り柱(13a)(13b)の立壁面にも補強リブが列設されているが、その図示符号は省略してある。
【0032】
上記容器本体(A)と蓋体(B)との中間仕切り柱(13a)(13b)は、何れも上記合掌平面(L−L)とほぼ同じ高さ位置まで隆起しているが、その容器本体(A)側における中間仕切り柱(13a)の頂面には、ほぼ截頭円錐型又は円錐型の凸子受け入れ凹溝(14a)が下向きに一定深さ(d3)(例えば約5mm)だけ陥没されている一方、蓋体(B)側における中間仕切り柱(13b)の底面からは、その容器本体(A)側の凸子受け入れ凹溝(14a)と嵌合し得る差し込み凸子(14b)が対応的な一定高さ(h3)(例えば約5mm)だけ下向きに隆起されている。
【0033】
但し、その雌雄関係を逆として、容器本体(A)側における中間仕切り柱(13a)の頂面から差し込み凸子(14b)を上向きに隆起させ、その凸子受け入れ凹溝(14a)を蓋体(B)側における中間仕切り柱(13b)の底面から上向きに陥没させてもさしつかえない。
【0034】
(15a)は上記容器本体(A)側の両短辺縁取りフランジ(2a)に沿い延在する一定長さのレール形態として、残る両長辺縁取りフランジ(1a)との直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面(L−L)から一定高さ(d4)(例えば約2mm)だけ上向きに隆起された一対の嵌合凸段面、(15b)は上記蓋体(B)側の両短辺縁取りフランジ(2b)に沿い延在する一定長さのレール形態として、残る両長辺縁取りフランジ(1b)との直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面(L−L)から対応的な一定深さ(h4)(例えば約2mm)だけ上向きに陥没された一対の嵌合凹段面であり、施蓋時には図10、12から明白な如く、その蓋体(B)側の嵌合凹段面(15b)と容器本体(A)側の嵌合凸段面(15a)とが嵌合して、密閉状態を保つようになっている。
【0035】
又、上記容器本体(A)と蓋体(B)との各仕切り格子壁(11a)(11b)が、両長辺縁取りフランジ(1a)(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)(2b)と直角に交叉する部分からは、周辺仕切り凸壁(16a)(16b)が上記中間仕切り柱(13a)(13b)と同じ方向に沿って隆起されている。
【0036】
その複数づつとして点在分布する周辺仕切り凸壁(16a)(16b)は何れも図1、2のように、ほぼ截頭円錐型又は截頭正八角錐型の上記中間仕切り柱(13a)(13b)を言わば垂直割り2等分した太さの平面輪郭形状に造形されており、これらも上記容器本体(A)と蓋体(B)との鶏卵収納凹所(12a)(12b)を仕切り区分することに参与している。そのため、このような周辺仕切り凸壁(16a)(16b)の立壁面にも補強リブが列設されているが、その図示符号を省略してある。
【0037】
その場合、容器本体(A)における何れか一方の短辺縁取りフランジ(2a)と、その仕切り格子壁(11a)とが直角に交叉する部分では図1、2、9のように、上記周辺仕切り凸壁(16a)の設置を省略することによって、隣り合う鶏卵収納凹所(12a)の約上半部を仕切り区分せず、容器本体(A)の短辺において鶏卵収納凹所(12a)同志が連続する広くフラットなバーコード貼着面(17)を造形しても良い。(18)はそのバーコード貼着面(17)に貼着使用されたバーコードラベルを示している。
【0038】
上記容器本体(A)と蓋体(B)に複数づつとして各々点在分布する周辺仕切り凸壁(16a)(16b)のうち、その開閉ヒンジ(3)側に延在する狭幅な長辺縁取りフランジ(1a)(1b)と、仕切り格子壁(11a)(11b)との直角な交叉部分に位置する周辺仕切り凸壁(16a)(16b)のフラットな頂面は、図1のように上記合掌平面(L−L)とほぼ同じ高さ位置にあり、施蓋時にはその容器本体(A)と蓋体(B)との周辺仕切り凸壁(16a)(16b)同志が、合掌状態として面接触するようになっている。
【0039】
これに比して、容器本体(A)の自由端側に延在する広幅な長辺縁取りフランジ(1a)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)と、同じく仕切り格子壁(11a)との直角な交叉部分に位置する周辺仕切り凸壁(16a)の頂面は、上記合掌平面(L−L)よりも一定高さ(d5)(例えば約5mm)だけ上向きに隆起されていると共に、その隆起した部分の外壁面がフラットな差し込み傾斜面(19a)として、上記広幅な長辺縁取りフランジ(1a)や両短辺縁取りフランジ(2a)と各々鈍角の交叉角度(θ)を保つ内向き傾斜状態にある。
【0040】
しかも、例示の数値から明白なように、その周辺仕切り凸壁(16a)の一定高さ(d5)は上記嵌合凸段面(15a)の一定高さ(d4)よりも背高く相違変化されている。
【0041】
他方、蓋体(B)の自由端側に延在する広幅な長辺縁取りフランジ(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2b)と、その仕切り格子壁(11b)との直角な交叉部分に位置する周辺仕切り凸壁(16b)の頂面は、上記合掌平面(L−L)よりも対応的な一定深さ(h5)(例えば約5mm)だけ上向きに陥没されており、しかもその陥没した部分の外壁面が受け止め傾斜面(19b)として、上記容器本体(A)側の差し込み傾斜面(19a)とほぼ平行な傾斜状態に造形されている。
【0042】
このような合掌平面(L−L)から上向きに陥没する周辺仕切り凸壁(16b)の一定深さ(h5)も、上記嵌合凹段面(15b)の一定深さ(h4)に比して深く相違変化されており、言わば階段形態をなしている。
【0043】
つまり、施蓋時には図11のように、容器本体(A)の自由端側に延在する広幅な長辺縁取りフランジ(1a)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)から、一定高さ(d5)だけ上向きに隆起された周辺仕切り凸壁(16a)の差し込み傾斜面(19a)と、蓋体(B)の自由端側に延在する広幅な長辺縁取りフランジ(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2b)から、逆な一定深さ(h5)だけ上向きに陥没された周辺仕切り凸壁(16b)の受け止め傾斜面(19b)とが、互いに嵌合するようになっており、その嵌合した状態のもとで、容器本体(A)の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)と、これに合掌する蓋体(B)の対応的な長辺縁取りフランジ(1b)とが、上記粘着テープ(10)によって密着状態に封止されるのである。
【0044】
本発明の鶏卵包装容器では上記の構成から明白なように、その施蓋時容器本体(A)と蓋体(B)とが平行な短辺縁取りフランジ(2a)(2b)に沿って、一定長さだけレール形態に延在する嵌合凸段面(15a)と嵌合凹段面(15b)との嵌合状態を保つようになっている。
【0045】
そして、容器本体(A)と蓋体(B)とが開閉ヒンジ(3)から半折り状態に施蓋進行することとの関係上、その先行的な開閉ヒンジ(3)側に延在する一方の長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志は、フラットな合掌平面(L−L)上での全面接触を行なうに過ぎず、最後に全面接触することとなる自由端側に延在する他方の長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志と、両短辺縁取りフランジ(2a)(2b)同志との3辺では、容器本体(A)と蓋体(B)との周辺仕切り凸壁(16a)(16b)同志が、その複数づつの点在分布する部分的な嵌合状態を保つようになっているため、徐々に嵌合することとなる上記嵌合凸段面(15a)と嵌合凹段面(15b)を振れ止めガイドとして、施蓋時に容器本体(A)と蓋体(B)とを自づと正確にすばやく嵌合させることができる。
【0046】
その場合、容器本体(A)側の周辺仕切り凸壁(16a)が合掌平面(L−L)から上向きに隆起する一定高さ(d5)を、同じく合掌平面(L−L)から上向きに隆起する上記嵌合凸段面(15a)の一定高さ(d4)よりも背高く相違変化させる一方、蓋体(B)側の周辺仕切り凸壁(16b)が上記合掌平面(L−L)から上向きに陥没する一定深さ(h5)を、同じく合掌平面(L−L)から上向きに陥没する上記嵌合凹段面(15b)の一定深さ(h4)よりも深く相違変化させるならば、施蓋時における上記容器本体(A)と蓋体(B)との嵌合をますます容易に、しかも正確に行なえることとなる。
【0047】
又、それにも拘らず、容器本体(A)と蓋体(B)とは開閉ヒンジ(3)側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志の密着状態に全面接触し、その平行な短辺縁取りフランジ(2a)(2b)に沿って延在する嵌合凸段面(15a)と嵌合凹段面(15b)との嵌合状態に保たれるほか、残る自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志の合掌状態において、粘着テープ(10)により密着封止されるようになっているため、虫やその他の異物が侵入するおそれもなく、その鶏卵(E)を衛生状態に維持することができる。
【0048】
更に、本発明の鶏卵包装容器はその容器本体(A)と蓋体(B)との平行な短辺縁取りフランジ(2a)(2b)に沿ってのみ、そのレール形態に延在する嵌合凸段面(15a)と嵌合凹段面(15b)との嵌合状態を保つに過ぎないため、図3、4のような展開状態のもとで多数積み重ねても、その1枚づつを自動吸着盤によって確実に吸い取り分離することができ、隣り合う容器同志の全面的に密着してしまうおそれもない。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明では透明又は半透明の薄肉なプラスチックシート材から互いに同じ大きさのほぼ長方形な平面輪郭形状に真空成形された容器本体(A)と蓋体(B)との一対を、その隣り合う長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志の境界部に介在する一定帯幅(w)の半折り用開閉ヒンジ(3)によって、平行な長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志並びに短辺縁取りフランジ(2a)(2b)同志が合掌状態に全面接触することとなる開閉自在に枢支連続させ、
【0050】
容器本体(A)と蓋体(B)との上記縁取りフランジ(1a)(1b)(2a)(2b)によって囲まれた区画内部には、その合掌平面(L−L)から相反する上下方向へ陥没する鶏卵収納凹所(12a)(12b)の複数づつを、各々縦横直交する関係状態の仕切り格子壁(11a)(11b)によって、隣り合う鶏卵(E)同志の接触しない格子状態に仕切り区分し、
【0051】
容器本体(A)と蓋体(B)における各仕切り格子壁(11a)(11b)の縦横直交部分からは、施蓋時に嵌合し得る中間仕切り柱(13a)(13b)を上記鶏卵収納凹所(12a)(12b)との相対的な逆向きに隆起させると共に、
【0052】
同じく容器本体(A)と蓋体(B)との各仕切り格子壁(11a)(11b)が両長辺縁取りフランジ(1a)(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)(2b)と直角に交叉する部分からは、施蓋時合掌状態に面接触し得る周辺仕切り凸壁(16a)(16b)を上記中間仕切り柱(13a)(13b)の垂直割り2等分した太さの平面輪郭形状として同じ方向へ隆起させた鶏卵包装容器において、
【0053】
上記容器本体(A)側に複数づつとして点在分布する周辺仕切り凸壁(16a)のうち、その容器本体(A)の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)と、上記仕切り格子壁(11a)との直角な交叉部分に位置するそれらに限っては、上記合掌平面(L−L)から一定高さ(d5)だけ上向きに隆起させ、
【0054】
同じく容器本体(A)側の両短辺縁取りフランジ(2a)に沿って延在するレール形態の嵌合凸段面(15a)を、残る両長辺縁取りフランジ(1a)との直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面(L−L)から一定高さ(d4)だけ上向きに隆起させる一方、
【0055】
施蓋時に容器本体(A)側の上記周辺仕切り凸壁(16a)と嵌合し得る蓋体(B)側の周辺仕切り凸壁(16b)を、その蓋体(B)の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2b)と上記仕切り格子壁(11b)との直角な交叉部分に位置するそれらに限って、上記合掌平面(L−L)から対応的な一定深さ(h5)だけ上向きに陥没させ、
【0056】
同じく施蓋時に容器本体(A)側の上記嵌合凸段面(15a)と嵌合し得る蓋体(B)側の嵌合凹段面(15b)を、その蓋体(B)の両短辺縁取りフランジ(2b)に沿い延在するレール形態として、残る両長辺縁取りフランジ(1b)との直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面(L−L)から対応的な一定深さ(h4)だけ上向きに陥没させると共に、
【0057】
施蓋時容器本体(A)と蓋体(B)との自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志を、粘着テープ(10)によって密着状態に封止するようになっているため、冒頭に述べた従来技術の諸問題を完全に改良することができ、防虫性能に富む密閉状態を得られるにも拘らず、その容器本体(A)と蓋体(B)とを自づと容易・正確に嵌合し得る効果がある。
【0058】
特に、請求項2、3の構成を採用するならば、容器本体(A)と蓋体(B)とが開閉ヒンジ(3)から半折り状態に施蓋進行することとの関係上、その容器本体(A)と蓋体(B)とを一層すばやく正確に嵌合できるのであり、展開状態での積み重ねられた容器を1枚づつ確実に吸い取り分離し得る効果も促進される。
【0059】
更に、請求項4の構成を採用するならば、容器本体(A)と蓋体(B)との開閉ヒンジ(3)を活用して、その円弧面へ鮮明な容器識別マーク(4)をカラー印刷することができ、鶏卵(E)の各種サイズに応じた容器の選択使用に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鶏卵包装容器の展開状態を示す斜面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】容器識別マークの印刷方法を示す説明図である。
【図6】図2の施蓋状態を示す平面図である。
【図7】図6の拡大正面図である。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】図7の右側面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】図10の11−11線断面図である。
【図12】図9の12−12線断面図である。
【図13】図12の13−13線断面図である。
【図14】従来の鶏卵包装容器を示す展開状態の斜面図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】図15の施蓋状態を拡大して示す側断面図である。
【符号の説明】
(1a)(1b)・長辺縁取りフランジ
(2a)(2b)・短辺縁取りフランジ
(3)・開閉ヒンジ
(4)・容器識別マーク
(10)・粘着テープ
(11a)(11b)・仕切り格子壁
(12a)(12b)・鶏卵収納凹所
(13a)(13b)・中間仕切り柱
(14a)・凸子受け入れ凹溝
(14b)・差し込み凸子
(15a)・嵌合凸段面
(15b)・嵌合凹段面
(16a)(16b)・周辺仕切り凸壁
(17)・バーコード貼着面
(19a)・差し込み傾斜面
(19b)・受け止め傾斜面
(A)・容器本体
(B)・蓋体
(E)・鶏卵
(L−L)・合掌平面
Claims (4)
- 透明又は半透明の薄肉なプラスチックシート材から互いに同じ大きさのほぼ長方形な平面輪郭形状に真空成形された容器本体(A)と蓋体(B)との一対を、その隣り合う長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志の境界部に介在する一定帯幅(w)の半折り用開閉ヒンジ(3)によって、平行な長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志並びに短辺縁取りフランジ(2a)(2b)同志が合掌状態に全面接触することとなる開閉自在に枢支連続させ、
容器本体(A)と蓋体(B)との上記縁取りフランジ(1a)(1b)(2a)(2b)によって囲まれた区画内部には、その合掌平面(L−L)から相反する上下方向へ陥没する鶏卵収納凹所(12a)(12b)の複数づつを、各々縦横直交する関係状態の仕切り格子壁(11a)(11b)によって、隣り合う鶏卵(E)同志の接触しない格子状態に仕切り区分し、
容器本体(A)と蓋体(B)における各仕切り格子壁(11a)(11b)の縦横直交部分からは、施蓋時に嵌合し得る中間仕切り柱(13a)(13b)を上記鶏卵収納凹所(12a)(12b)との相対的な逆向きに隆起させると共に、
同じく容器本体(A)と蓋体(B)との各仕切り格子壁(11a)(11b)が両長辺縁取りフランジ(1a)(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)(2b)と直角に交叉する部分からは、施蓋時合掌状態に面接触し得る周辺仕切り凸壁(16a)(16b)を上記中間仕切り柱(13a)(13b)の垂直割り2等分した太さの平面輪郭形状として同じ方向へ隆起させた鶏卵包装容器において、
上記容器本体(A)側に複数づつとして点在分布する周辺仕切り凸壁(16a)のうち、その容器本体(A)の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)並びに両短辺縁取りフランジ(2a)と、上記仕切り格子壁(11a)との直角な交叉部分に位置するそれらに限っては、上記合掌平面(L−L)から一定高さ(d5)だけ上向きに隆起させ、
同じく容器本体(A)側の両短辺縁取りフランジ(2a)に沿って延在するレール形態の嵌合凸段面(15a)を、残る両長辺縁取りフランジ(1a)との直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面(L−L)から一定高さ(d4)だけ上向きに隆起させる一方、
施蓋時に容器本体(A)側の上記周辺仕切り凸壁(16a)と嵌合し得る蓋体(B)側の周辺仕切り凸壁(16b)を、その蓋体(B)の自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1b)並びに両短辺縁取りフランジ(2b)と上記仕切り格子壁(11b)との直角な交叉部分に位置するそれらに限って、上記合掌平面(L−L)から対応的な一定深さ(h5)だけ上向きに陥没させ、
同じく施蓋時に容器本体(A)側の上記嵌合凸段面(15a)と嵌合し得る蓋体(B)側の嵌合凹段面(15b)を、その蓋体(B)の両短辺縁取りフランジ(2b)に沿い延在するレール形態として、残る両長辺縁取りフランジ(1b)との直角な円弧コーナー部に至るまで、上記合掌平面(L−L)から対応的な一定深さ(h4)だけ上向きに陥没させると共に、
施蓋時容器本体(A)と蓋体(B)との自由端側に延在する長辺縁取りフランジ(1a)(1b)同志を、粘着テープ(10)によって密着状態に封止することを特徴とする防虫性の鶏卵包装容器。 - 容器本体(A)側の合掌平面(L−L)から上向きに隆起する周辺仕切り凸壁(16a)の一定高さ(d5)を、同じく合掌平面(L−L)から上向きに隆起する嵌合凸段面(15a)の一定高さ(d4)よりも背高く相違変化させる一方、
蓋体(B)側の上記合掌平面(L−L)から上向きに陥没する周辺仕切り凸壁(16b)の一定深さ(h5)を、同じく合掌平面(L−L)から上向きに陥没する嵌合凹段面(15b)の一定深さ(h4)よりも深く相違変化させたことを特徴とする請求項1記載の防虫性の鶏卵包装容器。 - 容器本体(A)側の合掌平面(L−L)から一定高さ(d5)だけ上向きに隆起する周辺仕切り凸壁(16a)の外周面をフラットな差し込み傾斜面(19a)として、その容器本体(A)における自由端側の長辺縁取りフランジ(1a)や両短辺縁取りフランジ(2a)と各々鈍角の交叉角度(θ)を保つ内向き傾斜状態に造形する一方、
蓋体(B)側の上記合掌平面(L−L)から対応的な一定深さ(h5)だけ上向きに陥没する周辺仕切り凸壁(16b)の外壁面を上記差し込み傾斜面(19a)の受け止め傾斜面(19b)として、その容器本体(A)側の差し込み傾斜面(19a)とほぼ平行な傾斜状態に造形したことを特徴とする請求項1記載の防虫性の鶏卵包装容器。 - 鶏卵(E)の各種サイズに応じて異なる単一着色カラーの容器識別マーク(4)を、容器本体(A)と蓋体(B)との開閉ヒンジ(3)へ網点模様としてカラー印刷したことを特徴とする請求項1記載の防虫性の鶏卵包装容器。
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