JP3012384U - 駐車場に於ける車の停止位置決め装置 - Google Patents

駐車場に於ける車の停止位置決め装置

Info

Publication number
JP3012384U
JP3012384U JP1994016505U JP1650594U JP3012384U JP 3012384 U JP3012384 U JP 3012384U JP 1994016505 U JP1994016505 U JP 1994016505U JP 1650594 U JP1650594 U JP 1650594U JP 3012384 U JP3012384 U JP 3012384U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
vehicle
jack
parking lot
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994016505U
Other languages
English (en)
Inventor
和夫 室
Original Assignee
日本コンベヤ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本コンベヤ株式会社 filed Critical 日本コンベヤ株式会社
Priority to JP1994016505U priority Critical patent/JP3012384U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3012384U publication Critical patent/JP3012384U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レッカー移動した収容車のパレット上の停止
をスムーズに行なうことができる停止位置決め装置を提
供する。 【構成】 駐車装置に於けるパレット1の上面にレッカ
ー車の進入センタライン41及び収容車の前輪及び後輪
の停止表示部42を設け、パレット上での収容車の正確
な停止位置決めをスムーズに行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レッカー移動されてくる車を駐車場に入庫する際、パレット上の 定位置に車を停止する位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レッカー移動されてくる収容車を駐車場で保管する場合、駐車場の床に 待機させてあるパレットにレッカー車による牽引収容車を乗り入れたのち、レッ カー車を切り離す。
【0003】 次に係員により人力式のジャッキを用いて収容車をジャッキアップしたのち、 レーラを撤去する。 その後にジャッキダウンする。
【0004】 しかして、パレットと共に収容車を移動させながら、駐車床に入庫する。 上記のような方法を採用すると、レッカー車からジャッキを下ろして使用し、 使用後にレッカー車にジャッキを積み込むので、著しく手数がかかると共に、重 量の大きい人力ジャッキの取り扱いにより腰痛などを引き起こす。
【0005】 また、収容車のジャッキポイントに人力ジャッキの昇降受座を合致させるのに 人力ジャッキを頻繁に移動するので、スムーズにジャッキアップすることができ ない等の不都合がある。
【0006】 そこで、上述の不都合を解消するように、地上で待機するパレットの両側縁外 側にジャッキアップ装置を設けたものがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
パレット上の定位置にレッカー移動の収容車を停止させないと、収容車のジャ ッキポイントにジャッキアップ装置の受座を係合することができないため、レッ カー車の運転手に他の係員による収容車の定位置停止を知らせる面倒な問題が発 生する。
【0008】 また、パレットに収容車の定位置停止印がないため、目安によって収容車を停 止するので、収容車のジャッキポイントをジャッキアップ装置の受座との確実な 係合関係を得ることができない問題も発生する。
【0009】 そこで、この考案の課題は、パレット上の定位置に収容車を停止させるように したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解消するために、この考案は、地上の待機パレットにレッカー移 動の収容車を乗り入れると共に、床に据え付けてある動力式のジャッキアップ装 置により収容車を持ち上げてレーラを撤去し、上記ジャッキアップ装置のダウン により上記パレットに搭載した収容車を、上記パレットの適宜手段による移動に よって駐車床に入庫する形式の駐車場において、上記パレットの上面にレッカー 車の進入センタライン及び収容車の前輪及び後輪の停止表示部を設けた構成を採 用する。 また、上記停止表示部が、着色したものを採用する。
【0011】
【作用】
上記のように構成すると、センタラインにレッカー車のセンタ(車輌の両側間 二等分位置)を合致させながら、レッカー車及び牽引収容車を走行して、パレッ ト上に収容車を乗り入れると共に、表示部によって収容車の前輪及び後輪の停止 位置決めを行なう。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0013】 図1及び図2に示すように、駐車装置Aに於ける地上で待機するパレット1の 両側に、車輌持ち上げ用の動力式ジャッキアップ装置2が設けられている。
【0014】 上記のジャッキアップ装置2は、図1から図4に示すように、床3に上面が開 放する凹入部4を設けて、この凹入部4の底面で車輌の移動方向に所定の間隔を 存し四基据え付けたシリンダ5と、このシリンダ5のピストン軸6の上端に末端 をフリーに旋回するように取付けた伸縮アーム7と、この伸縮アーム7の先端上 に垂直の支点軸8を介しフリーに回転する受座9とで構成され、シリンダ5は、 四基同時稼働と、車輌の前輪側のみ、或は後輪側のみ二基同時に稼働するよう制 御ボックス内のボタン操作などにより切り替えができるようになっている。
【0015】 上記の伸縮アーム7は、図3および図4に示すように、スライド自在に嵌挿し た角形の大径管10と小径管11とで構成されている。 なお、凹入部4の上面開口は、ヒンジ12を介し取付けた蓋板13により開閉 自在になり、ジャッキアップ装置2の使用に際し、引き起こした蓋板13を倒し ておく。
【0016】 次に、パレット1の両側のジャッキアップ装置2と収容車aとの係合関係を保 ちながら、上昇方向にジャッキアップ装置2を作用させて収容車aを持ち上げ、 そして各レーラBを撤去する。
【0017】 その後に降下方向にジャッキアップ装置2を作用させてパレット1上に収容車 aを搭載すると共に、ジャッキアップ装置2と収容車aとの係合関係を解除する 。
【0018】 次に、上記構成したジャッキアップ装置2の使用方法を説明する。 まず、蓋板13を開き、伸長方向にシリンダ5を作用させて床3から若干上方 に伸縮アーム7を突出させたのち、収容車aのサイドに先端が向くように伸縮ア ーム7を旋回すると共に、伸縮アーム7を伸長させながら、収容車aのサイドの 係合点の下側に受座9を位置させる。
【0019】 しかして、伸長方向にシリンダ5を作用させて収容車aを持ち上げる。 上記のシリンダ5は、収容車aの前輪及び後輪にレーラBを使用している場合 、四基同時に稼働させ、収容車aの前輪側又は後輪側のいずれか片端のみにレー ラBを使用している場合、レーラBの使用側に位置する両側二基のみ同時に稼働 するよう油圧などの流体供給回路(図示省略)を切り替える。
【0020】 上述の二基のシリンダ5のみによる収容車aの持ち上げ及び下ろすときには、 収容車aと受座9との係合点の昇降奇跡が弧状になる。 すると、伸縮アーム7が自動的に引き出され、或は押し出されて伸縮が追従す る。勿論、フリーに回転する受座9も追随回転する。
【0021】 なお、図3に示すように、凹入部4内に作業デッキ21に嵌入すると共に、作 業デッキ21に貫通させてあるピストン軸6の収縮時伸縮アーム7の下面と作業 デッキ21の上面との当接により定置部材22と作業デッキ21との間に介在し たバネ23による付与上昇力に抗して作業デッキ21を引き込み、ピストン軸6 が伸長するとバネ23により作業デッキ21と共に作業デッキ21に上端を固定 した軸材24が上昇し、軸材24の下端膨出部25と定置部材22との当接によ り床3と同レベル(図3の鎖縁に示す)に作業デッキ21が停止するようにして あるので、係員の凹入部4への落下などの事故発生をなくすことができる。
【0022】 上記に使用するバネ23は、作業デッキ21に係員が乗っても降下しない押し 上げ力がある。
【0023】 また、受座9に収容車aの係合点の部分が若干食い込む程度のゴム製などのパ ッドを用いると、車輌に傷が付くのを防止すると共に、スリップをなくすること ができる。
【0024】 上記のように、レーラBの撤去後の収容車aは、パレット1を移動させながら 駐車装置Aに入庫する。 上記の駐車手段は、図1、図2及び図5に示すようなエレベータ・スライド方 式(例えば、特公平4−72026号公報や特公平6−74661号公報と同方 式)を採用する。すなわち、押し上げ兼旋回装置31によりパレット1を押し上 げ、次いでパレット1を90度旋回させて昇降床32の直上にパレット1を位置 させる。
【0025】 その後にワイヤ33の巻き取りにより昇降床32を上昇する。 すると、昇降床32上にパレット1を受架して、昇降床32と共にパレット1 が上昇し、所定の空の駐車床34に昇降床32が停止すると、昇降床32に設け てあるチェーンの爪とパレット1の係合部とを係合させて、昇降床32上のパレ ット1を駐車床34に送り込んで収容車aを入庫する方式や、スタッカー方式の 駐車装置以外に、垂直循環式駐車装置(実公平4−1562号公報)、行列式駐 車場(実公平6−17956号公報)、機械式立体駐車装置(特公平6−746 53号公報)、多層平面循環式駐車設備(特公平6−74656号公報)、立体 駐車場の車搬送装置(特公平6−74658号公報)、立体駐車塔の乗込台車装 置(特公平4−26666号公報)、駐車場(特公平4−4435号公報)、駐 車場(特公平5−39387号公報)などがあると共に、立体形式に限定されず 、平面移動形式を採用することもある。
【0026】 さらに、図6に示すように、フラットなパレット1の表面(上面)には、レッ カー車の進入センタライン41及び収容車aの前輪及び後輪の停止表示部42が 設けられている。
【0027】 上記の停止表示部42は、図6に示すように、前輪51と後輪52との間に、 納まると共に、前輪51及び後輪52の外周面に接近する太幅なものが設けられ 、パレット1に乗り入れた収容車aの前輪51及び後輪52の停止位置決めの見 極めが容易になり、しかも図示のようにセンタライン41の面側にも前輪51及 び後輪52の納まりを見極める表示部42を設けておくとなお一層確認作業が容 易になる。
【0028】 また、黄色などの着色を施して、レッカー車からのサイドミラーなどによる停 止位置確認が容易になるようにしてある。
【0029】
【考案の効果】
この考案の車の停止位置決め装置は、以上のように構成してあるので、レッカ ー車による牽引収容車のパレット上への乗り込みがセンタラインによりパレット の両側間中央に案内することができると共に、停止表示部により前輪及び後輪の 停止位置決めが極めて容易になる。 このため、パレット上への収容車の乗り入れがスムーズになり、かつパレット の移動にともなう入庫時の偏荷重をなくすることができる。
【0030】 また、着色した停止表示部によりレッカー車のサイドミラーなどによる前輪及 び後輪の正確な停止位置決めが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る駐車装置の平面図。
【図2】縦断側面図。
【図3】ジャッキアップ装置の拡大側面図。
【図4】伸縮アームの拡大平面図。
【図5】駐車装置の一例を示す側面図。
【図6】パレットの平面図。
【符号の説明】
A 駐車装置 a 収容車 1 パレット 2 ジャッキアップ装置 3 床 4 凹入部 5 シリンダ 6 ピストン軸 7 伸縮アーム 8 支点軸 9 受座 41 センタライン 42 停止表示部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上の待機パレットにレッカー移動の収
    容車を乗り入れると共に、床に据え付けてある動力式の
    ジャッキアップ装置により収容車を持ち上げてレーラを
    撤去し、上記ジャッキアップ装置のダウンにより上記パ
    レットに搭載した収容車を、上記パレットの適宜手段に
    よる移動によって駐車床に入庫する形式の駐車場におい
    て、上記パレットの上面にレッカー車の進入センタライ
    ン及び収容車の前輪及び後輪の停止表示部を設けたこと
    を特徴とする駐車場に於ける車の停止位置決め装置。
  2. 【請求項2】 上記停止表示部が、着色してあることを
    特徴とする請求項1に記載の駐車場に於ける停止位置決
    め装置。
JP1994016505U 1994-12-13 1994-12-13 駐車場に於ける車の停止位置決め装置 Expired - Lifetime JP3012384U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994016505U JP3012384U (ja) 1994-12-13 1994-12-13 駐車場に於ける車の停止位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994016505U JP3012384U (ja) 1994-12-13 1994-12-13 駐車場に於ける車の停止位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3012384U true JP3012384U (ja) 1995-06-13

Family

ID=43148090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994016505U Expired - Lifetime JP3012384U (ja) 1994-12-13 1994-12-13 駐車場に於ける車の停止位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3012384U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU4713593A (en) Improvements relating to goods storage
JP3012384U (ja) 駐車場に於ける車の停止位置決め装置
JP2006001661A (ja) 重量物移動装置と重量物移動台車および立体駐車場
US11414307B2 (en) Outrigger pad hoist apparatus
CN217804493U (zh) 一种运输车
JP3086143B2 (ja) 駐車装置
JP2003095591A (ja) 産業車両用バッテリ交換装置
KR200234050Y1 (ko) 차량용 크레인장치
JP3094713B2 (ja) キャブ付き出し入れ装置
JP3095499U (ja) 昇降機能付き荷物昇降装置
CN214670308U (zh) 一种钢卷运输车用控制装置
JPH0415552Y2 (ja)
JPH0638066Y2 (ja) 脚付パレット補助リフト装置を装備した荷台昇降可能な運搬車輛
JPH0752900Y2 (ja) エレベータ方式駐車装置等における昇降台保持装置
KR0122260Y1 (ko) 통신케이블 드럼용 잭
JPS6117998Y2 (ja)
JPS6140635Y2 (ja)
JP2541744Y2 (ja) 高所作業車の操縦装置
JPS62144892U (ja)
JPS6012800Y2 (ja) 航空機に燃料を供給する車輛装備用テ−ブルリフタ−装置
JPS6339137Y2 (ja)
JPH0535201Y2 (ja)
JPH052541Y2 (ja)
JP2515280Y2 (ja) 貨物トラック用荷役装置
JPH0295757U (ja)