JP3012103U - 紙幣の払い出し装置 - Google Patents

紙幣の払い出し装置

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JP3012103U
JP3012103U JP1994016190U JP1619094U JP3012103U JP 3012103 U JP3012103 U JP 3012103U JP 1994016190 U JP1994016190 U JP 1994016190U JP 1619094 U JP1619094 U JP 1619094U JP 3012103 U JP3012103 U JP 3012103U
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JP
Japan
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bill
stacker
roller
payout
bills
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JP1994016190U
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English (en)
Inventor
喜和 石渡
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株式会社ワールド・テクノ
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 装置の小型化と設置や取扱の省スペース性を
限度まで保持しながら、高額紙幣の併用を可能とし、釣
り銭としての千円札の払い出しをより精度よく、信頼性
のあるものとするとともに、取扱の至便さをも備えた紙
幣の払い出し装置とする。 [構成] スタッカーから払い出し部への紙幣通路に設
けた光学系のカウンターセンサーにあって、その発光側
の波長を640nm〜690nmとしてあることとスタ
ッカーから払い出し部への紙幣通路に設けたローラ機構
にあってピンチローラとスリップ用の静止ローラとを単
一の取付部材に装備させ一体化してあることとスタッカ
ーから払い出し部への紙幣通路に設けた方向規制用の略
十字形をしたローラと送りローラとを同軸に備えてある
こととスタッカーの前面板が手前方向に開閉可能として
あることと紙幣の払い出し部における紙幣の抑えをエン
コーダによりコントロールすることとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紙幣の払い出し装置、特にパチンコ、スロットマシン等の遊技場に おいて、各遊技台の間に設置される台間機の千円札を釣り銭として払い出す紙幣 の払い出し装置に関する。
【0002】
【考案の背景】
従来より、上記した台間機は、その多くが省スペース化のため、紙幣の幅方 向を縦方向として挿入し、その金額に相当するパチンコ玉やゲーム用コインが供 出されるものとなっているが、係る構成のため五千円や一万円等の高額紙幣はそ のままは使えず一旦千円札に両替する必要性があった。
【0003】 さらには、従来の機構によると、挿入された紙幣(千円札)は遊技台の背面 部分をフェルトベルトの挟持等によってスタッカーまで搬送されることとなるが 、この搬送過程での脱落やジャム等の事故が発生してしまうことも多かったとこ ろである。
【0004】
【考案の目的】
そこで、本考案は上記した従来の技術の問題点、実情に着目してなされたも ので、かかる問題点を解消して、装置の小型化と設置や取扱の省スペース性を限 度まで保持しながら、高額紙幣の併用を可能とし、釣り銭としての千円札の払い 出しをより精度よく、信頼性のあるものとするとともに、取扱の至便さをも備え た紙幣の払い出し装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る紙幣の払い出し装置はスタッカー から払い出し部への紙幣通路に設けた光学系のカウンターセンサーにあって、そ の発光側の波長を640nm〜690nmとしてあることとスタッカーから払い 出し部への紙幣通路に設けたローラ機構にあってピンチローラとスリップ用の静 止ローラとを単一の取付部材に装備させ一体化してあることとスタッカーから払 い出し部への紙幣通路に設けた方向規制用の略十字形をしたローラと送りローラ とを同軸に備えてあることとスタッカーの前面板が手前方向に開閉可能としてあ ることとと紙幣の払い出し部における紙幣の抑えをエンコーダによりコントロー ルすることとを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記した構成を採用することにより、装置全体のサイズのコンパクト化を図 りながら、精度がよく、しかも高額紙幣と千円札との併用を実現することができ るのであり、千円札がストックされてから釣り銭として排出されるまでの流れに おける各ポイントでミスが生じることを防止することができることとなる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1はカウントセンサー の配置を示す部分断面側面図、図2はピンチローラと静止ローラの組み付け状態 を示す斜視図、図3は方向規制ローラと送りローラの組み付け状態を示す部分斜 視図、図4は千円札スタッカーの前面蓋板の動作を示す断面図、図5はエンコー ダを示す平面図、図6は同じく正面図である。
【0008】 これらの図にあって1は釣り銭としての千円札スタッカー底板を示している 。この千円札スタッカー底板1は片側に傾斜して取り付けられており、その窓孔 2、2から一部露出される偏心ローラ3、3によって、この千円札スタッカー底 板1上に積層された千円札を一枚づつ下方のローラ機構を介して払い出し部まで 送ることとなっている。
【0009】 なお、この千円札スタッカー底板1上へは、挿入口から挿入された紙幣の金 種により高額紙幣と千円札を別け、高額紙幣は挿入口から続く搬路上方の専用ス タッカーへ送り、千円札は下方に備えた、この千円札スタッカー底板1上へリサ イクル用として落下させる一対の略S字状をしたガイドバーの回転作用により送 られてくる。
【0010】 図1にあって4は前記した千円札スタッカー底板1の下方、それも傾斜した 下端に配備される送りドラムであり、この送りドラム4はウレタンを使用し、表 面には突起4a、4a…を形成し、送られてくる紙幣(千円札)の捌きを助け、 重ね送りを防止している。なお、この送りドラム4は複数個が他の金属製ドラム とともに同軸配備される。
【0011】 また、5は紙幣のガイド壁であり、表面を送りドラム4の弧と合せた凹面と し、その間を紙幣が通過するものとなっており、このガイド壁5が固定された板 6はジャム等の際に開けられる蓋体とされている。
【0012】 このガイド壁5には略中央に凹穴7が形成されており、その凹穴7内には通 過する紙幣をカウントするカウントセンサーの発光部8が備えられており、その 発光部8と対向する送りドラム4の間には受光部9が備えられている。そして、 このカウントセンサーは紙幣を光が透過するタイプとされ、その波長は640n m〜690nmのものが使用され、紙幣の印刷構造と対応させて重ね送りや真贋 もチェック可能な精度の高いものとしている。
【0013】 また、図2は前記送りドラム4の近傍に配備されるピンチローラ10、10 と静止ローラ11、11を示している。本実施例にあって、コ字状の取付金具1 2が吊持部材13に支持されており、その取付金具12の外側面にピンチローラ 10、10が軸支され、内側に静止ローラ11、11が配置されているもので、 この静止ローラ11、11はその中間にあり、偏心的に軸14で支持された微動 部材15の端部をスプリング16で引張することでスリップ方向性が保持されて いる。すなわち、この静止ローラ11、11は送られてくる紙幣にスリッピング ブレーキをかけることで重ね送りを防止し、一定方向のみに紙幣が進行するもの としている。
【0014】 図3は、さらに、最終的に紙幣を払い出し部へ送り込む機構を示しており、 前記した送りドラム4の下方へ配置される。ここには軸17に略十字状をしたロ ーラ18、18…と通常の送りローラ19、19が略交互に備えられているもの で、略十字状をしたローラ18、18は巻き込まれるように送られてきた紙幣の 前端を受けて方向性を制御し、下方の払い出し部へ該前端を導くこととなる。
【0015】 さらに、前記した千円札スタッカー底板1及びそれに続くローラ機構の前面 は枢動蓋20とされ、前方へ開けることができるものとなっている。このことに より、千円札スタッカー底板1上へ業務開始時に釣り銭としての千円札を入れた り、また、回収する作業はこの枢動蓋20の開閉のみで済み、装置全体を引き出 す等の煩わしさが解消されている。
【0016】 また、本実施例装置の払い出し部の後端外面にはエンコーダ21が取り付け られ、紙幣の送り込みに合せて回転するものとなっている。そして、このエンコ ーダ21の切れ部22をセンサー23が検知することで払い出しに際して紙幣を 抑止し、バラ付かないようにしている。この動作によって釣り銭としての千円札 は数枚存在していても、しっかり抑えられた状態で払い出し口へ突き出されるこ ととなるのである。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る紙幣の払い出し装置は上述のように構成され、作用する。その ため、台間機としてのコンパクト性を保持しながらも、高額紙幣の併用を可能と し、その釣り銭としての千円札の払い出しはスピーディにしかも精度よくなされ 、取り扱いやメンテナンスも行ない易いものとなっている。しかも組立作業性も よく、複雑な機構や制御は必要ないので価格も低廉なものとして需要者に供給す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カウントセンサーの配置を示す部分断面側面図
である。
【図2】ピンチローラと静止ローラの組み付け状態を示
す斜視図である。
【図3】方向規制ローラと送りローラの組み付け状態を
示す部分斜視図である。
【図4】千円札スタッカーの前面蓋板の動作を示す断面
図である。
【図5】エンコーダを示す平面図である。
【図6】エンコーダを示す正面図である。
【符号の説明】
1 千円札スタッカー底板 2 窓孔 3 偏心ローラ 4 送りドラム 5 ガイド壁 6 板 7 凹穴 8 発光部 9 受光部 10 ピンチローラ 11 静止ローラ 12 取付金具 13 吊持部材 14 軸 15 微動部材 16 スプリング 17 軸 18 十字状をしたローラ 19 送りローラ 20 枢動蓋 21 エンコーダ 22 切れ部 23 センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 5/06 D G07D 11/00

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカーから払い出し部への紙幣通路
    に設けた光学系のカウンターセンサーにあって、その発
    光側の波長を640nm〜690nmとしてあることを
    特徴とする紙幣の払い出し装置。
  2. 【請求項2】 スタッカーから払い出し部への紙幣通路
    に設けたローラ機構にあってピンチローラとスリップ用
    の静止ローラとを単一の取付部材に装備させ一体化して
    あることを特徴とする紙幣の払い出し装置。
  3. 【請求項3】 スタッカーから払い出し部への紙幣通路
    に設けた方向規制用の略十字形をしたローラと送りロー
    ラとを同軸に備えてあることを特徴とする紙幣の払い出
    し装置。
  4. 【請求項4】 スタッカーの前面板が手前方向に開閉可
    能としてあることを特徴とする紙幣の払い出し装置。
  5. 【請求項5】 紙幣の払い出し部における紙幣の抑えを
    エンコーダによりコントロールすることを特徴とする紙
    幣の払い出し装置。
JP1994016190U 1994-12-07 1994-12-07 紙幣の払い出し装置 Expired - Lifetime JP3012103U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994016190U JP3012103U (ja) 1994-12-07 1994-12-07 紙幣の払い出し装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1994016190U JP3012103U (ja) 1994-12-07 1994-12-07 紙幣の払い出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3012103U true JP3012103U (ja) 1995-06-13

Family

ID=43147816

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994016190U Expired - Lifetime JP3012103U (ja) 1994-12-07 1994-12-07 紙幣の払い出し装置

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