JP3012065U - 鈴 - Google Patents

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JP3012065U
JP3012065U JP1994016119U JP1611994U JP3012065U JP 3012065 U JP3012065 U JP 3012065U JP 1994016119 U JP1994016119 U JP 1994016119U JP 1611994 U JP1611994 U JP 1611994U JP 3012065 U JP3012065 U JP 3012065U
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JP
Japan
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base body
piece
bell
hollow cylindrical
hollow
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994016119U
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English (en)
Inventor
孝夫 平田
Original Assignee
株式会社ヒラタ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主として神社仏閣等で、いわゆる縁起物とし
て提供される物品に添付される鈴に関する。 【構成】 金属薄板からなり全周に立上り縁1を形成し
た皿状の基体2の中心部に中空円筒片3を突設した一方
の半体4と、前記基体2と同形の基体5及び立上り縁6
と、前記中空円筒片3に対して嵌合関係にある中空円筒
片7を突設した他方の半体8とを、これら両半体4,8
の外周縁間に若干の隙間10を残して、前記中空円筒片
3,7間でかしめ止めを施こし、その際前記両半体4,
8間に形成される空所11に、発音用の転動子9を収容
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として神社仏閣等で、いわゆる縁起物として提供される物品に 添付される鈴に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記したような縁起物に添付される鈴は、球状を呈し、鈴口を欠設しか つ眼孔片を突設してなり、内部に発音用の転動子を収容した伝統的な形状を有す るものが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような伝統的な形状の鈴は、それなりの審美的価値を有するものではある が、一方新らしいものを求める時代の要求には、必ずしも適応しない面もあるこ とも、否めない事実である。この考案はこの点に関し、鈴の新たな形態とその活 用についての提案を行なおうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案は、金属薄板からなり全周に立上り縁を形成した皿状の基体 の中心部に中空円筒片を突設した一方の半体と、前記基体と同形の基体及び立上 り縁と前記中空円筒片に対して嵌合関係にある中空円筒片を突設した他方の半体 とを、これら両半体の外周縁間に若干の隙間を残して、前記中空円筒片間でかし め止めを施こし、その際前記両半体間に形成される空所に、発音用の転動子を収 容させてなる鈴を提供し、かつその実施に当つて、前記中空円筒片に遊合する眼 孔部を一端部に有し、他端部を前記隙間から外部へ突出させた掛止片を備え、更 に前記基体の表面全周に運勢、相性等の占い的要素の表示を施し、一方前記掛止 片には、これら表示の一つを指示すべき指標を設けようとするものである。
【0005】
【作用】 それぞれの皿状の基体と中空円筒片とを金属薄板で成形した両半体間の空所に 、小金属片からなる転動子を収容し、これを所望の物品に添付して使用し、内部 の転動子の転動により発音させるものであつて、実用上は前記両半体の間の隙間 を介して外部へ掛止片を突設し、この掛止片と前記基体との間で、適宜運勢や相 性などの占いを楽しむものとする。
【0006】
【実施例】
図1ないし図3は、この考案の基本形を示すもので、先ず図1に各構成部分を 分解して示す。 すなわち、金属薄板からなり、全周に立上り縁1を形成した皿状の基体2の内 側の中心部に、中空円筒片3を突設して、一方の半体4を形成し、前記基体2と 同形の基体5及び立上り縁6と、前記中空円筒片3に対して嵌合可能な関係にあ る中空円筒片7を突設した他方の半体8と、小金属片からなる転動子9とから成 る。
【0007】 前記両方の半体4と8を、前記中空円筒片3を中空円筒片7に嵌合させて、両 半体4,8の外周縁間に、若干の隙間10が残されるように、かしめ止め作業を 行ない、この際、前記両基体2,5間に形成される空所11に前記転動子9を収 容して、鈴12を構成する。その状態を図2及び図3に示す。
【0008】 上記構成からなる鈴12の中心に形成される通孔13に、適宜紐などを通し、 所定の物品に添付するようにして使用に供するのである。
【0009】 図4は、前記中空円筒片3又は7のうち嵌合時に外側となる中央円筒片(上記 実施例では中空円筒片7)に遊合する眼孔部14を一端部に有する掛止片15を 、前記隙間10を通つて外部へ突出させ、その他端部にも眼孔部16を形成した ものである。使用に当つては、この眼孔部16に適宜紐などを挿通して、所望の 物品へ縛着する。
【0010】 図5はこの考案の鈴12に遊び的な要素を加えたものであつて、前記基体2及 び/又は5の面上に運勢、相性などの占いに関する表示17を表し、一方、前記 掛止片15には、これら表示17の一つを指示する指標18を設け、前記掛止片 15を把持して、両半体4,8からなる鈴12の本体を回動させ、これが止つた ところで前記指標18が指し示す表示17が、運勢、相性などを表わすものとす るのである。なおこの考案の鈴は、その他種々の使用方法の可能性を包含するも のである。
【0011】
【考案の効果】
この考案によれば、鈴を従来に例を見ない斬新な形態とすることによつて、新 しい世代にも受け入れやすい鈴を提供することが可能であると共に、その鈴を用 いて種々の遊びなどを考えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の基本形をなす各構成部分を分解して
示す斜視図である。
【図2】図1の各構成部分を結合して鈴を構成した状態
の斜視図である。
【図3】図2のように構成した鈴の断面図である。
【図4】この考案の他の変形を示す断面図である。
【図5】図4に示す例による使用例の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1,6 立上り縁 2,5 基体 3,7 中空円筒片 4,8 半体 9 転動子 10 隙間 11 空所

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板からなり全周に立上り縁を形成
    した皿状の基体の中心部に中空円筒片を突設した一方の
    半体と、前記基体と同形の基体及び立上り縁と前記中空
    円筒片に対して嵌合関係にある中空円筒片を突設した他
    方の半体とを、これら両半体の外周縁間に若干の隙間を
    残して、前記中空円筒片間でかしめ止めを施こし、その
    際前記両半体間に形成される空所に、発音用の転動子を
    収容させてなる鈴。
  2. 【請求項2】 前記中空円筒片に遊合する眼孔部を一端
    部に有し、他端部を前記隙間から外部へ突出させた掛止
    片を備えてなる請求項1記載の鈴。
  3. 【請求項3】 前記基体の表面全周に運勢、相性等の占
    い的要素の表示を施し、一方前記掛止片には、これら表
    示の一つを指示すべき指標を設けてなる請求項2記載の
    鈴。
JP1994016119U 1994-12-06 1994-12-06 Expired - Lifetime JP3012065U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9230530B2 (en) 2011-12-22 2016-01-05 Koizumi Factory Rolling element bell

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