JP3059180U - お守り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風水板を使用し、風水占いを楽しみ、かつ、
その風水占いによって幸運や開運などのご利益を手にす
ることができるような楽しいお守りを提供することを目
的とする。 【構成】 円板上に形成されたお守り本体の表面側に風
水板を装着し、かつお守り本体の裏面側には四神獣が刻
印されて構成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はお守りに関するものである。特には肌身に付けて保持したり、また 部屋内に掛けて使用したりするお守りに関するものである。

【０００２】

【従前の技術】

お守りには各種各様のものがある。材料的には板材、紙材、あるいは合成樹脂 材、金属材など各種の材料が使用されているし、形状的には方形状、円形状や立 体形状などのものがある。またその用途としては、交通安全、入試合格を始めと して家内安全や開運厄除けなど種々の祈願のためのものが使用されているもので ある。さらに、その使用方法としては特定の場所に吊したり掛けたり、あるいは 肌身に付けたり、身に付けたりして使用されているものである。このような各種 各様のお守りがあるが、旧くから風水占いや風水板を利用したお守りは見当たら ないものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

お守りには古くから各種各様のものがあったが、この各種各様のお守りに風水 占いや風水板を利用したお守りは従来は見当たらなかったものである。古くから 風水という言葉は広く知られたものであったが、その風水を用いる占いに必要な 知識とか、風水占いをするための風水板というものはほとんど知られることはな かったものである。この風水占いをするための風水板には必要方位や方向、星宿 、干支など種々のものが表示されており、それによって方位や方向、あるいは運 や幸福など人間生活に関する吉凶を占うことができるとされているものである。 風水占いによって色彩の吉凶や香の吉凶などをも占うことができるとされ、人間 生活の環境から個人の性格の吉凶を始め、社会環境のそれらをも占いあるいは予 測することができるとされているものである。このような風水板を利用し、風水 による占いを楽しむことのできるお守りは従前には見当たらなかったものである 。そこでこの考案は風水板を利用して風水によってその占いを楽しむことのでき るとともに風水による加護あると信じられるお守りを提供しようとするものであ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

風水板を利用し風水によって占いを楽しみ、かつ風水による加護あると信じら れるためのお守りの提供には、上端側に若干突出した係止部を一体に有し、表面 側円周縁は若干突出して形成され、かつ裏面側は平板状に形成されてなる円板体 において、該円板体の表面側には、複数円形状に線によって区分された図表上に 方位、方向、星宿、暦象、干支などが線によって区分されて表示されて成り、か つ着色された風水板を装着し、また裏面側には東西南北を表示する四神獣が刻印 されて成ることを特徴とするお守りを使用することにより解決するものである。

【０００５】

【作用】

この考案は、表面側円周縁が若干突出して形成されているため、その突出部の 厚みほどの部材をその表面側に装着することができるものである。この表面側に 装着する風水板は紙材、金属材、合成樹脂材など各種の材質によって形成され装 着される。それら風水板は表面に赤、青、緑、紫、黄、ピンク、白など各種の色 彩を施して装着することもできるものである。この風水板を利用して風水占いを 楽しむこともできるものである。また、各着色された風水板装着お守りと、この お守りを入れたおみくじとが結合することにより、風水おみくじの内容と、この お守りとにより、その占いや占いの楽しみがさらに効果を上げるという作用をも 果たすものである。簡便に風水占いを楽しめ、また装飾品として肌身に付けたり 部屋の適所に飾っておくこともできるという機能を有するものである。

【０００６】

【実施例】

この考案の実施例を図面に基づいて説明する。［図１］は、この考案の表面図 であり、［図２］は裏面図である。（Ａ）はこの考案に係るお守りの本体である 。お守り本体（Ａ）は、この実施例では金属材で構成されているものである。こ のお守り本体（Ａ）は、必ずしも金属材でなくとも、例えば合成樹脂材や木材、 その他の適便の材料で構成することもできるものである。お守り本体（Ａ）は、 上端側に若干突出した係止部が設けられ、かつ表面側円周縁が若干突出して全体 が円形状に一体に形成されているものである。

【０００７】 （１）は、お守り本体（Ａ）の上端側に若干突出して一体に設けられている係 止部である。この係止部（１）には孔が設けられ、その孔にはひもや糸などを通 すことができるものである。このひもや糸などによってお守り本体（Ａ）を吊り 下げて飾ったり、また肌身に付けたりすることができるものである。 （２）は、お守り本体（Ａ）の表面側の円周縁に設けられている若干の突出円周 縁である。この突出円周縁（２）は均等の厚みを有し、かつ同一の高さで表面側 円周縁に一体に形成されているものである。このように形成される突出円周縁（ ２）によって表面側は円形状に囲まれて形成されることとなるものである。

【０００８】 （３）は風水板である。この風水板（３）は薄い金属材でも合成樹脂材でも、 また木材、紙材でも形成することができるものである。この実施例では紙材を使 用しているものである。風水板（３）上は、複数円形状に線によって区分された 図表上に方位、方向、星宿、暦象、干支などが線によって区分されて配置されて 構成されているものである。また風水占いにおいては色彩も重要な占いの要素を 占めるものである。このため、この考案では風水板（３）を白色を含めて複数の 色彩を用いて各々着色をしているものである。例えば赤、紫、黄、緑、ピンクの 色彩やその他の色彩を風水板（３）の地色として使用しているものである。この ように形成される風水板（３）をお守り本体（Ａ）の表面側で突出円周縁（２） に囲まれた内側に装着するものである。これによってお守り本体（Ａ）の表面側 に風水板（３）が設置・装着されるものである。

【０００９】 （４）は、一体に形成されるお守り本体（Ａ）の裏面側である。この裏面側（ ４）はお守り本体（Ａ）として円板体に形成されているものである。この裏面側 （４）には四つの神獣が刻印されて成るものである。この四つの神獣とは玄武、 白虎、青龍、朱雀であり、北を表す玄武を上に、東を表す青龍を右に、西を表す 白虎を左に、そして南を表す朱雀を下に配して刻印されているものである。この ようにして形成されるお守り本体（Ａ）は風水占いに必要なある程度の要素を保 持し形成されているものである。そしてこのお守りによって風水の利益を得るこ とができると願って形成されたものである。また、この風水お守りと他のおみく じ、例えば風水おみくじと結合させることにより、より大きい風水上の利益を得 ることができるよう願って考案されたものである。

【００１０】

【考案の効果】

この考案は、大きさが直径２ｃｍから２．５ｃｍ程度のものであるため安価な 材料を使用することにより大量に量産ができ、かつ安価に供給できるという経済 的効果があるものである。また風水占いに必要な用材を表示しており風水占いを 楽しむこともでき、かつ風水の利益をも受けることができるお守り上の効果をも 有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 表図面

【図２】 裏図面

【符号の説明】

（Ａ） お守り本体 （１） 係止部 （２） 突出円周縁 （３） 風水板 （４） 裏面側

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】上端側に若干突出した係止部を一体に有
   し、表面側円周縁は若干突出して形成され、かつ裏面側
   は平板状に形成されてなる円板体において、該円板体の
   表面側には、複数円形状に線によって区分された図表上
   に方位、方向、星宿、暦象、干支などが線によって区分
   されて表示されて成り、かつ着色された風水板を装着
   し、また裏面側には東西南北などを表示する四神獣が刻
   印されて成ることを特徴とする風水板お守り。