JP3012022U - 粘性流体塗布装置 - Google Patents

粘性流体塗布装置

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JP3012022U
JP3012022U JP1994014983U JP1498394U JP3012022U JP 3012022 U JP3012022 U JP 3012022U JP 1994014983 U JP1994014983 U JP 1994014983U JP 1498394 U JP1498394 U JP 1498394U JP 3012022 U JP3012022 U JP 3012022U
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JP
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viscous fluid
container
gun
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outlet
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JP1994014983U
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Inventor
征彦 杉田
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セベック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塗布の開始、停止の時間遅れを少なくし、好適
な塗布を営むことができる粘性流体塗布装置を提供す
る。 【構成】加圧された粘性流体を入れる容器12と、該容
器12に一端部が取り付けられたチューブ14と、該チ
ューブ14の他端部に取り付けられ、前記粘性流体を導
出する導出口16を備えたガン18とからなり、該ガン
18は前記導出口16近傍に該粘性流体の供給、停止を
行う制御スイッチ20を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、接着剤、殺虫剤、グリース等の粘度の大きい流体を供給するため の粘性流体塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、粘度の高い流体を塗布するために種々の方法が採用されている。比 較的簡便な手段として刷毛が用いられている。一方、窓枠と壁との間の目地部分 にコーキングを充填する際に用いられるコーキングガンの如く、予め、流体を貯 留するケースと吐出口が一体化されたガン状のものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の従来技術では正確且つ迅速に所望の粘性流体を塗布しよ うとするとき、高度の技術と経験とが必要とされ、また、作業効率もさほど向上 しない。
【0004】 一方、後者の従来技術では、ケース内に所定の圧力を蓄えた後、塗布作業を遂 行しなければならない。しかしながら、粘度の高い流体では、その粘性抵抗のた め、吐出用レバーを作動してから塗布するまでに時間がかかり、また塗布を停止 する際にレバーを閉動しても、ケース内部の粘性流体に加えられた圧力が大気圧 と等しくなるまで粘性流体が先端部から吐出し続けるため、余分に導出した粘性 流体を拭い取るなどの手間がかかり、煩わしいという問題があり、少量の粘性流 体の塗布には不適当であるという難点が指摘されていた。特に、この粘性流体が 、ゴキブリ等の害虫駆除のために利用される薬剤であるとき、狭小な空間に巣く う害虫の巣近傍までガン先端を臨ませなければならず、前記のように、ケースと 吐出口とが一体化されたものであると、狭小な部位まで薬剤を供給し、塗布する ことは困難である。また、薬剤であるが故に、余分に導出してしまった流体の処 理にも問題がある。
【0005】 この考案は前記の課題を解決すべくなされたものであって、塗布の開始、停止 の時間遅れを少なくし、狭小な空間内での粘性流体の少量の塗布にも適し、作業 効率も向上させることができる粘性流体塗布装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、加圧された粘性流体を貯留する容器 と、 前記容器に連通され、該粘性流体を導出するガンと、 一方の端部が前記容器と連通され、他方の端部が前記ガンと連結された可撓性 チューブと、 を備え、 前記ガンの粘性流体導出口近傍に該粘性流体の導出およびその停止を制御する 制御スイッチを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、粘性流体は容器に加圧された状態で貯留され、制御スイッチ を開動させると、該粘性流体は前記容器内の加圧力のもとにチューブを介して導 出され、ガンの導出口から吐出される。前記制御スイッチは前記ガンの導出口近 傍に設けられているために、すなわち、導出口と制御スイッチ間の距離が短いた めに、該制御スイッチの開動からさほどに遅延することなく前記粘性流体が導出 される。一方、制御スイッチを切ると、粘性流体の供給は瞬時に停止される。
【0008】
【実施例】
本考案に係る粘性流体塗布装置について、好適な実施例を挙げ、添付の図面を 参照しながら以下詳細に説明する。
【0009】 図1において、参照符号10は、本実施例に係る粘性流体塗布装置を示す。こ の粘性流体塗布装置10は、基本的には、粘性流体が貯留される加圧用容器12 と、該容器12の底部に一端部が取り付けられた可撓性のチューブ14と、該チ ューブ14の他端部に取り付けられたガン18とから構成される。ガン18は前 記粘性流体が導出されるノズル状の導出口16を備えるとともに、前記導出口1 6と略平行に設けられた制御スイッチ20を含む。
【0010】 前記容器12は、容器12の内部に図示しないコンプレッサを介して圧力を加 えるために圧縮空気を注入するバルブ22と、該バルブ22を保護するキャップ 24と、容器12の内部が所定の圧力を超えると前記圧縮空気を排出する安全弁 26を備えた蓋部材28と、ベルト通し30とを備える。
【0011】 図2に前記ガン18の内部構造を概略的に示す。すなわち、ガン18に設けら れたハンドル32には第1の導入路34が画成され、前記チューブ14は該第1 の導入路34に連通して取り付けられる。第2の導入路36は第1の導入路34 と連通自在にガン本体37の内部に画成され、該第2の導入路36は前記ガン本 体37の先端に取り付けられた導出口16と連通する。第1および第2の導入路 34、36と交差してシリンダ室38が画成され、該シリンダ室38には孔部4 0が画成されたピストン42が往復動自在に挿入される。該ピストン42の一端 部は棒部材44を介して前記制御スイッチ20を構成する押圧ボタン45に連結 され、当該ピストン42の他端部にはばね46が圧接している。前記制御スイッ チ20を構成する押圧ボタン45が押圧されていないときは、該ピストン42は ばね46の弾発力下に図2に示す位置にあり、従って、第1の導入路34と孔部 40および第2の導入路36とはその連通が遮断されている。次に、前記制御ス イッチ20の押圧ボタン45を前記ばね46の弾発力に抗して押圧すると、ピス トン42がシリンダ室38を摺動し、前記孔部40を介して前記第1の導入路3 4と第2の導入路36が連通するように構成されている。
【0012】 本実施例に係る粘性流体塗布装置は以下のように用いられる。
【0013】 例えば、ゴキブリ退治用薬剤としての粘性流体を容器12に貯留して蓋部材2 8を閉め、バルブ22に図示しないコンプレッサを接続して圧縮空気を注入する 。この圧縮空気により、前記粘性流体に圧力が加わる。このとき、ガン18の第 1の導入路34と第2の導入路36は図2に示す位置にピストン42があるため に、孔部40による連通はなく、前記粘性流体の導出が阻止されている。前記コ ンプレッサからの圧縮空気の導入によって、容器12の内部が所定の圧力を超え たときは安全弁26から該余分な圧縮空気が排出され、容器12内は所定の圧力 を保つことができる。十分に圧縮空気を注入した後、前記バルブ22からコンプ レッサをはずし、塗布しようとする箇所に運搬する。この場合、ベルト等をベル ト通し30に通して該容器12を腰から下げると取り扱いが容易である。次にガ ン18のハンドル32を保持して、例えば、ゴキブリの巣等の狭小な空間内の粘 性流体が塗布されるべき箇所に導出口16を向け、制御スイッチ20を構成する 押圧ボタン45を押圧すると、ピストン42の孔部40が第1および第2の導入 路34、36と連通し、容器12の粘性流体が圧縮空気の圧力によって導出口1 6から導出される。この間、ガン18の導出口16とピストン42の孔部40と の間の距離がきわめて短いために、制御スイッチ20の開動作で粘性流体は即時 的に前記導出口16に至り、塗布作業に用いられ、また、第2の導入路36内の 粘性流体の量も極めて少なくて済む。塗布を停止するときは、制御スイッチ20 の押圧ボタン45をリリースすればよい。すなわち、ばね46の弾発力により、 再びピストン42が図2に示す位置に戻り、第1の導入路34と第2の導入路3 6は遮断され、粘性流体の導出が素早く停止される。前記の通り、第2の導入路 36と制御スイッチ20との距離が短く且つ前記第2の導入路36内に貯留され る粘性流体の量も僅少であるために、即時に該粘性流体の導出口16からの吐出 が停止される。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る粘性流体塗布装置によれば、以下のような効果ならびに利点が得 られる。
【0015】 粘性流体は加圧された状態で貯留されるため、制御スイッチを開動してから粘 性流体の供給に至るまでの時間遅れがなく、前記粘性流体を短時間で塗布するこ とができる。また、制御スイッチを閉動すると、粘性流体の圧力が大気圧に等し くなるのを待つことなく塗布が停止されるため、粘性流体が余分に導出されるこ とを防ぐことができ、少量の塗布で好適に作業が遂行される。
【0016】 しかも、可撓性のチューブに連結されるガンはゴキブリの巣の如き狭小な空間 までガン先端を臨ませ、該粘性流体の塗布に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す概略説明図であ
る。
【図2】図1に示すガンの一部断面側面図である。
【符号の説明】
10…粘性流体塗布装置 12…容器 16…導出口 18…ガン 20…制御スイッチ 22…バルブ 34…第1の導入路 36…第2の導入路 38…シリンダ室 42…ピストン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧された粘性流体を貯留する容器と、 前記容器に連通され、該粘性流体を導出するガンと、 一方の端部が前記容器と連通され、他方の端部が前記ガ
    ンと連結された可撓性チューブと、 を備え、 前記ガンの粘性流体導出口近傍に該粘性流体の導出およ
    びその停止を制御する制御スイッチを設けたことを特徴
    とする粘性流体塗布装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記容器に
    貯留される粘性流体は、害虫駆除用薬剤であることを特
    徴とする粘性流体塗布装置。
JP1994014983U 1994-12-05 1994-12-05 粘性流体塗布装置 Expired - Lifetime JP3012022U (ja)

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