JP3012017U - 額 - Google Patents
額Info
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- JP3012017U JP3012017U JP1994014973U JP1497394U JP3012017U JP 3012017 U JP3012017 U JP 3012017U JP 1994014973 U JP1994014973 U JP 1994014973U JP 1497394 U JP1497394 U JP 1497394U JP 3012017 U JP3012017 U JP 3012017U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 照明器具を設置する必要がなく、輪郭やコン
トラストが鮮明な絵画や写真を鑑賞できる額を提供する
こと。 【構成】 絵画2を取り付けて壁面に設置される額1に
おいて、額1の少なくとも一辺に絵画2に対向する2面
が開放された凹部5aを形成すると共に、この凹部1に
照明灯6と、この照明灯6の取付具7を配設する。
トラストが鮮明な絵画や写真を鑑賞できる額を提供する
こと。 【構成】 絵画2を取り付けて壁面に設置される額1に
おいて、額1の少なくとも一辺に絵画2に対向する2面
が開放された凹部5aを形成すると共に、この凹部1に
照明灯6と、この照明灯6の取付具7を配設する。
Description
【0001】
本考案は、室内装飾用として絵画や写真等を壁面に設置する額に関する。
【0002】
近年、快適な住空間作りとして、植物や絵画,写真例えばセラミック板に印刷 したものや絵皿等を設置して室内を装飾することが多い。ところが、植物の場合 には、絵画や写真と比べて維持していくのに手入れ等に多大な労力が必要となる 。そのため、単身者の場合には、多大な労力を必要としないで維持が可能な絵画 や写真が室内の装飾に用いられることが多い。
【0003】
ところで、絵画や写真は電灯等から隔てられた位置に設置されるために、絵画 や写真は十分な光量で照明されてないことが多い。照明される光量が不十分であ ると、輪郭やコントラストが不鮮明となって絵画や写真を十分に鑑賞することが できない。 また、絵画又は写真を十分な光量で照明できるように、美術館や画廊の如く絵 画又は写真照明専用の照明器具を室内に設けると、この照明器具が障害となって 家具を配置できない場合がある。また、専用の照明器具を設けるための工夫と費 用が必要である。
【0004】 本考案は、上記した問題に鑑みて成されたものであり、輪郭やコントラストが 鮮明な絵画や写真を鑑賞するために、照明器具を設置する必要のない額を提供す ることを目的としている。
【0005】
上記した目的を達成するために、本考案の額は、絵画又は写真を取り付けて壁 面に設置される額において、額の少なくとも一辺に絵画又は写真に対向する2面 が開放された凹部を形成すると共に、前記凹部に照明灯と、この照明灯の取付具 を配設したのであり、さらには、照明灯の駆動装置と取付具とを分離して配設し たり、あるいは紫外線感光物質を塗布した絵画又は写真を取り付け、照明灯に紫 外線ランプを設けたり、凹部に額の内側で外面に向かって傾斜した斜面を形成し たレールと、このレールを前記斜面に倣って覆う薄地部材を設けたことを要旨と する。ここで、照明灯の駆動装置とは、グロー球,安定器を意味する。
【0006】
本考案の額は、絵画又は写真を取り付けて壁面に設置される額において、額の 少なくとも一辺に絵画又は写真に対向する2面が開放された凹部を形成すると共 に、前記凹部に照明灯と、この照明灯の取付具を配設したので、前記照明灯によ って絵画又写真が適度な光量で照明できる。従って、本考案の額を設置するだけ で、額とは別に照明灯の設備を設ける必要がなくなる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を添付した図面に基づいて説明する。 図1は本考案の額の構成を示した斜視図、図2は本考案の額の構成を示した縦 断面図、図3は本考案の額において絵画を傾斜させて取り付けた状態を示した縦 断面図、図4は請求項4に係る本考案の額の構成を示した図であり、(a)は縦 断面図、(b)は横断面図である。
【0008】 図面において、1は例えば絵画2の四辺を囲んだフレーム3a・3b・3c・ 3dと背面板4より成る額であって、絵画2の上方及び下方に位置するフレーム 3a,3cには絵画2に対向する2面が開放された凹部5a,5bを形成してい る。そして、フレーム3aに形成した凹部5aには照明灯6を着脱可能な取付具 7を設けており、例えばグロー球,安定器等から成る照明灯6を駆動する駆動装 置8がフレーム3cに形成した凹部5bに収納されている。なお、取付具6と駆 動装置8はフレーム3b又は3dに設けられた図示しない配線を介して接続され ている。
【0009】 本考案の額1は、上記したように構成されており、室内装飾用として壁面に設 置される。そして、必要に応じて図示しないスイッチを操作すると、照明灯6に よって絵画2が適度に照明され、絵画2を鑑賞できる。
【0010】 また、図3のように、絵画2を傾斜させて額1に取り付けると、照明灯6に近 い部分と遠い部分において照明灯6から絵画2までの距離の差が小さくなり、絵 画2を照明する光量ムラが小さくなる。
【0011】 本実施例では、絵画の上方位置にのみ照明灯を配設した場合を説明したが、絵 画の上方以外の位置に照明灯を配設したり、複数の照明灯を配設してもよい。特 に、絵画の周囲四方に照明灯を配設した場合には、絵画に照明される光量ムラが 小さく、輪郭やコントラストが鮮明となる。
【0012】 また、本実施例では、照明灯の駆動装置と取付具とを分離して配設した場合を 説明したが、取付具と駆動装置を一体化して配設してもよい。取付具と駆動装置 を分離して配設した場合の方が長い照明灯を取り付けることができ、絵画又は写 真を照明する光量を大きくできる。あるいは、フレームに形成した凹部の奥行が 小さくなり、額を薄く構成できる。
【0013】 また、照明灯に紫外線ランプを用いた本考案の額に、例えば硫化ストロンチウ ム,硫化亜鉛,硫化カドミウム等の燐光物質から成る紫外線感光物質を用いた絵 画又は写真を取り付けた場合には、自然光が照明されている時と紫外線が照明さ れている時では雰囲気が異なる絵画又は写真を楽しむことができる。
【0014】 さらに、本考案の額は、上方位置に紫外線ランプを、左右位置に蛍光灯を取り 付けて、絵画あるいは時間によって照明灯を選択できるように切換可能と成して もよい。
【0015】 さらに、図4(a)・(b)に示すように、絵画2の下方に位置するフレーム 3cに形成した凹部5b内には、額1の内側で外面に向かって傾斜した斜面9a を形成した断面視台形状のレール9を背面板4に取り付けると共に、前記レール 9の斜面9aに倣うように薄地部材例えば紫外線感光物質を塗布した布10を例 えば両面テープ等の手段によって背面板4に貼り付け、照明灯6の駆動装置8を 覆う。
【0016】 また、絵画2の両側方に位置するフレーム3b,3dに絵画2に対向する2面 が開放された凹部5c,5dを形成すると共に、これら凹部5c,5d内には額 1の内側で外面に向かって傾斜した斜面11a・12aを形成した断面視台形状 のレール11・12を背面板4に取り付ける。そして、例えば配線13等が露出 しないように布10は前記斜面11a・12aそれぞれに倣ってレール11・1 2を覆う。なお、絵画2は例えば両面テープ等の手段によって布10を介して背 面板4に貼り付けられている。
【0017】 上記のように本考案の額1を構成すると、布10の斜面9a・11a・12a それぞれに倣う部分が照明灯6によって照明されて絵画2が浮き上がって見え、 フレーム3a・3b・3c・3dの厚みを感じさせない。さらには、重量の軽減 が可能となる。また、照明灯6には紫外線ランプを用いてもよい。
【0018】 本実施例では、薄地部材に紫外線感光物質を塗布した布を用いた場合を説明し たが、厚紙や銅等の金属板を用いてもよい。
【0019】
以上説明したように、本考案は、絵画又は写真を取り付けて壁面に設置される 額において、額の少なくとも一辺に絵画又は写真に対向する2面が開放された凹 部を形成すると共に、前記凹部に照明灯と、この照明灯の取付具を配設したので 、特別な照明設備を必要とせず、前記照明灯によって絵画又写真が適度な光量で 照明できる。これにより輪郭やコントラストが鮮明な絵画や写真を鑑賞できる。
【0020】 さらに、照明灯の駆動装置と取付具とを分離して配設すると、照明灯の駆動装 置と取付具を一体化して配設した場合と比べて長い照明灯を取り付けることがで き、絵画又は写真を照明する光量を大きくできる。あるいは、フレームに形成し た凹部の奥行が小さくなり、額を薄く構成できる。
【0021】 また、紫外線感光物質を塗布した絵画又は写真を取り付け、照明灯に紫外線ラ ンプを用いると、自然光が照明されている時と紫外線が照明されている時では雰 囲気が異なる絵画又は写真を楽しむことができる。
【0022】 また、凹部に額の内側で外面に向かって傾斜した斜面を形成したレールを配設 し、このレールを前記斜面に倣って覆う覆布を設けると、覆布の斜面に倣う部分 が照明灯によって照明されて絵画絵画又は写真が浮き上がって見え、額の厚みを 感じさせない。さらに、重量の軽減が可能となる。
【図1】本考案の額の構成を示した斜視図である。
【図2】本考案の額の構成を示した縦断面図である。
【図3】本考案の額において絵画を傾斜させて取り付け
た状態を示した縦断面図である。
た状態を示した縦断面図である。
【図4】請求項4に係る本考案の額の構成を示した図で
あり、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
あり、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
1 額 2 絵画 3a フレーム 3b フレーム 3c フレーム 3d フレーム 4 背面板 5a 凹部 5b 凹部 6 照明灯 7 取付具 9 レール 9a 斜面 10 布 11 レール 11a 斜面 12 レール 12a 斜面
Claims (4)
- 【請求項1】 絵画又は写真を取り付けて壁面に設置さ
れる額において、額の少なくとも一辺に絵画又は写真に
対向する2面が開放された凹部を形成すると共に、前記
凹部に照明灯と、この照明灯の取付具を配設したことを
特徴とする額。 - 【請求項2】 照明灯の駆動装置と取付具とを分離して
配設したことを特徴とする請求項1記載の額。 - 【請求項3】 紫外線感光物質を塗布した絵画又は写真
を取り付け、照明灯は紫外線ランプであることを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の額。 - 【請求項4】 凹部に額の内側で外面に向かって傾斜し
た斜面を形成したレールと、このレールを前記斜面に倣
って覆う薄地部材を設けたことを特徴とする請求項1又
は請求項2記載の額。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014973U JP3012017U (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 額 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014973U JP3012017U (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 額 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012017U true JP3012017U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=43147731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014973U Expired - Lifetime JP3012017U (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 額 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012017U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013169181A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Itsuo Honda | 水槽用バックライト及びバックライト付水槽 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP1994014973U patent/JP3012017U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013169181A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Itsuo Honda | 水槽用バックライト及びバックライト付水槽 |
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