JP3012003U - サッカーゲーム装置 - Google Patents
サッカーゲーム装置Info
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- JP3012003U JP3012003U JP1994016083U JP1608394U JP3012003U JP 3012003 U JP3012003 U JP 3012003U JP 1994016083 U JP1994016083 U JP 1994016083U JP 1608394 U JP1608394 U JP 1608394U JP 3012003 U JP3012003 U JP 3012003U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が単純で製造コストを抑えることがで
き、しかも臨場感に満ちたプレイを行うことができるサ
ッカーゲーム装置を提供する。 【構成】 シュート領域Aにはコントロールボックス5
が設置され、ゲーム開始時には、ボール配給口5cから
ボール1が配給される。プレーヤーは、ゴール領域C内
のゴール区画体2に向かってボール1をシュートする。
ボール1の配給とともに、キーパー人形3がスリット4
に沿って左右にランダム移動してシュートを阻む。検出
線P上にはセンサが設けられ、シュートしたボール1が
検出線P上を通過すると、センサ出力に基づいてキーパ
ー人形3は停止する。ゴール区画体2内にもセンサが設
けられ、ゴールした場合に得点が計上される。ボールは
溝G1,G2を経て、コントロールボックス5に回収さ
れる。
き、しかも臨場感に満ちたプレイを行うことができるサ
ッカーゲーム装置を提供する。 【構成】 シュート領域Aにはコントロールボックス5
が設置され、ゲーム開始時には、ボール配給口5cから
ボール1が配給される。プレーヤーは、ゴール領域C内
のゴール区画体2に向かってボール1をシュートする。
ボール1の配給とともに、キーパー人形3がスリット4
に沿って左右にランダム移動してシュートを阻む。検出
線P上にはセンサが設けられ、シュートしたボール1が
検出線P上を通過すると、センサ出力に基づいてキーパ
ー人形3は停止する。ゴール区画体2内にもセンサが設
けられ、ゴールした場合に得点が計上される。ボールは
溝G1,G2を経て、コントロールボックス5に回収さ
れる。
Description
【0001】
本考案は、サッカーゲーム装置、特に、プレーヤーがボールをシュートするシ ュート領域と、シュートされたボールが通過する中間領域と、シュートされたボ ールが到達するゴール領域と、を床面上に定義してなるサッカーゲーム装置に関 する。
【0002】
わが国でも、ここ数年来、空前のサッカーブームが起こり、ゲームとしてのサ ッカーも人気を呼んでいる。サッカーゲーム装置としては、従来、卓上にミニチ ュア競技場を設置し、手を使って人形を操作してプレイするものが主流であった が、最近では、プレーヤー自身が、実際にボールを蹴ってシュートを行い、ペナ ルティキックをシミュレートすることができる大掛かりなゲーム装置も提案され ている。たとえば、実開平6−48730号公報には、シュートされたボールの スピードや方向をセンサで検知し、その結果に応じてキーパーロボットを移動さ せたり、姿勢を変形させたりできるサッカーゲーム装置が開示されている。この 装置によれば、キーパーロボットは、シュートされたボールがゴールに入るのを 妨げるように手を上げたり、ボールの進行方向に移動したりするので、実際のペ ナルティキックに近い臨場感あるプレイが可能である。
【0003】
しかしながら、上述した実開平6−48730号公報に開示されたサッカーゲ ーム装置は、構造が複雑でコストが高くなるという問題がある。すなわち、シュ ートされたボールのスピードや方向をセンサで検知し、その結果に応じてキーパ ーロボットを移動させたり、姿勢を変形させたりする必要があるため、ボールを 検出するセンサ系が複雑になり、また、キーパーロボット自身も、手や足を自由 に動かせるような複雑な構造が必要になる。このため、製造コストは非常に高く なり、ゲーム機としての一般的な製品価格の範囲内で製造することは、現実的に は非常に困難である。
【0004】 そこで本考案は、構造が単純で製造コストを抑えることができ、しかも臨場感 に満ちたプレイを行うことができるサッカーゲーム装置を提供することを目的と する。
【0005】
(1) 本考案の第1の態様は、プレーヤーがボールをシュートするシュート領 域と、シュートされたボールが通過する中間領域と、シュートされたボールが到 達するゴール領域と、を定義してなるサッカーゲーム装置において、 ゴール領域におけるボールの到達目標となる区域を示すゴール区画体と、 このゴール区画体の手前に設けられたキーパー人形と、 このキーパー人形を左右に移動させる人形駆動部と、 シュート領域にボールを配給するボール配給部と、 中間領域内の所定位置をボールが通過したことを検出する通過センサと、 ボール配給部がボールを配給したときに、人形駆動部に対してキーパー人形を ランダムに移動させる指示を与え、通過センサがボールの通過を検出したときに 、人形駆動部に対してキーパー人形を停止させる指示を与えるプレイ制御部と、 を設けたものである。
【0006】 (2) 本考案の第2の態様は、上述の第1の態様に係るサッカーゲーム装置に おいて、 ゴール区画体の内部にボールが到達したことを検出するゴールセンサを更に設 け、 このゴールセンサがボールの到達を検出したら、プレイ制御部が得点を計上す る処理を行うように構成したものである。
【0007】 (3) 本考案の第3の態様は、上述の第1または第2の態様に係るサッカーゲ ーム装置において、 ゴール領域と中間領域との境界部分に第1の溝を形成し、この第1の溝内に落 下したボールをボール配給部まで導くための第2の溝を形成し、 ゴール領域の床面にはボールを第1の溝へと導くための傾斜を設け、第1の溝 にはボールを第2の溝へと導くための傾斜を設け、第2の溝にはボールをボール 配給部へと導くための傾斜を設けたものである。
【0008】 (4) 本考案の第4の態様は、上述の第1〜3の態様に係るサッカーゲーム装 置において、 ゴール領域、中間領域、シュート領域の全体を囲うようなフレームを組み、こ のフレームにネットを被せ、かつ、シュートの目標となるネット面には、内側に 衝撃吸収用のビニールシートを設けるようにしたものである。
【0009】
(1) 本考案の第1の態様によれば、ボール配給部からボールが配給されると 、人形駆動部に対してキーパー人形をランダムに移動させる指示が与えられる。 キーパー人形はゴール前で左右にランダム移動し、プレーヤーのシュートを邪魔 することになる。プレーヤーは、キーパー人形の隙間を縫ってボールがゴール内 に入るようにシュートする。シュートされたボールが、中間領域内の所定位置を 通過すると、通過センサがボールの通過を検出し、キーパー人形に対して停止指 示が与えられる。このように、本考案の特徴は、ボールを配給したらキーパー人 形をランダム移動させ、ボールが中間領域を通過したらキーパー人形を停止させ る点にある。キーパー人形は、ランダム移動か停止かの2つの状態をとるだけで あるが、少なくとも、プレーヤーがボールをシュートしようとしている間は、ゴ ール前で左右にランダム移動を続けるため、プレーヤーのシュート動作を阻むこ とができる。
【0010】 このように、プレーヤーがシュートしようとしている間だけキーパー人形をラ ンダム移動させることにより、実際のペナルティキックに似た臨場感を与えるこ とができる。すなわち、キーパー人形の停止により、プレーヤーは1球のシュー トプレイが完了したことを実感できるのである。また、このように、通過センサ に基づいてキーパー人形を停止させることは、安全面でも効果がある。キーパー 人形は、一般に、子供の等身大程度の大きさにするのが好ましく、その駆動系に は、かなり大きな動力が必要になる。したがって、誤ってプレーヤーがゴール近 傍に歩み寄ったときに、駆動中のキーパー人形と接触すると、大きな事故になり かねない。ところが、ボールの通過を検出する通過センサは、当然、ボールより 大きなプレーヤーの通過も検出するので、プレーヤーが中間領域を経てゴール領 域へと侵入すると、通過センサの検出によってキーパー人形は停止することにな る。
【0011】 (2) また、本考案の第2の態様によれば、ゴールセンサによって、シュート したボールがゴール内に到達したか否かが判定でき、その結果を得点として計上 することができる。このため、プレーヤーは、自己のプレイについての得点を認 識することができるようになる。
【0012】 (3) 更に、本考案の第3の態様によれば、第1の溝および第2の溝を形成す るようにしたため、シュート後のボールを、自動的にボール配給部へと回収する ことが可能になる。すなわち、ゴール領域に到達したボールは、ゴール領域床面 の傾斜により、第1の溝内へと落下し、そのまま第2の溝へと導かれて、ボール 配給部へと戻ることになる。
【0013】 (4) また、本考案の第4の態様によれば、フレームとネットとにより、ゲー ム装置全体を囲うことができ、シュートしたボールがゲーム装置の外部へ散逸す るのを防ぐことができる。フレームとネットという構成であるため、分解/組み 立てが容易であり、可搬性に優れたものになる。また、シュートの目標となるネ ット面には、内側に衝撃吸収用のビニールシートが設けられている。ビニールシ ートは、ボールの反射エネルギーを吸収する性質をもち、シュートされたボール から反射エネルギーを奪う機能を果たす。したがって、シュートされたボールを 、ゴール領域内に落下させ、溝を通じてボール配給部へ回収させることができる ようになる。
【0014】
以下、本考案を図示する実施例に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施 例に係るサッカーゲーム装置の全体構成図である。後述するように、このゲーム 装置全体は、フレームとネットによって覆われており、内部は1つの部屋を構成 している。この部屋内には、手前から順に、シュート領域A、中間領域B、ゴー ル領域Cが定義されている。シュート領域Aは、プレーヤーがボールをシュート するための領域であり、中間領域Bは、シュートされたボールが通過する中間的 な領域であり、ゴール領域Cは、シュートされたボールが到達する領域である。
【0015】 プレーヤーは、シュート領域Aからゴール領域Cにめがけてボール1をシュー トすることになる。ゴール領域Cには、いわゆるゴールに相当するゴール区画体 2が設けられている。このゴール区画体2は、シュートするボールの到達目標と なる区域を示す機能を有し、プレーヤーはこのゴール区画体2の内部にボールが 入るようにシュートを試みることになる。ゴール区画体2の手前には、キーパー 人形3が設置されている。このキーパー人形3は、床面に設けられたスリット4 に沿って、左右に移動することができる。床面の下部には、キーパー人形3をス リット4に沿って左右に移動させるための人形駆動部(モータおよび種々の機械 要素)が内蔵されている。
【0016】 一方、シュート領域Aには、コントロールボックス5が設置されている。この コントロールボックス5の前面には、料金投入口5aおよび操作パネル5bが設 けられており、側面下部には、ボール配給口5cが設けられており、前面下部に は、景品払出口5dが設けられている。この実施例では、シュート領域Aの床面 は平坦面であるが、中間領域Bの床面およびゴール領域Cの床面は手前から奥に 向かって上り坂となるような傾斜面になっている。しかも、中間領域Bの床面と ゴール領域Cの床面との境界部分には、第1の溝G1が形成されている。また、 中間領域Bの床面の右脇には、第2の溝G2が形成されている。すなわち、第2 の溝G2は、第1の溝G1の右端部とコントロールボックス5の背面とを結ぶ溝 になっている。しかも、第1の溝G1には、図の右方へゆくほど低くなるように 傾斜がついており、第2の溝G2には、図の手前へゆくほど低くなるように傾斜 がついている。このため、ゴール領域Cに到達したボール1は、床面の傾斜によ り、第1の溝G1内に落下し、そのまま自重によって第2の溝G2へと導かれ、 更にコントロールボックス5の背面にまで導かれる。コントロールボックス5の 背面には、ボール回収口が設けられており、シュートされたボール1は、上述の ような経路によってボール回収口から回収される。
【0017】 図2は、図1に示す装置の主要部分についての側面図である。この図に示され ているように、中間領域Bの床面には受光部6が、天井には発光部7がそれぞれ 設けられており、発光部7から受光部6に向かって、図に矢印で示すように光ビ ームが照射されている。この光ビームの経路が何らかの物体によって妨げられる と、受光部6から検出信号が出力される。このように、発光部7および受光部6 は、中間領域Bの所定位置をボール1が通過したことを検出する通過センサを構 成する。実際には、この通過センサは、図1の検出線Pに沿って複数箇所に配置 される。配置ピッチを、ボール1の直径よりも小さくしておけば、ボール1が検 出線P上のどの位置を通過したとしても、通過センサはボールの通過を検出する ことができる。同様に、ゴール区画体2の内部には、ゴールセンサが設けられて いる(図1,図2には示されていない)。このゴールセンサは、ボール1がゴー ル区画体2の内部に到達したことを検出するセンサである。なお、ゴール区画体 2の背面には、図2に一点鎖線で示すように衝撃吸収用ビニールシート8が吊ら れている。
【0018】 図3は、図1に示す装置を機能ブロックに分けて示した図である。人形駆動部 11は、キーパー人形3をスリット4に沿って左右に移動させる機構であり、実 際には、ゴール領域Cの床面下部に内蔵されている。また、前述したように、通 過センサ12は、検出線Pをボールが通過したことを検出するセンサであり、ゴ ールセンサ13は、ボール1がゴール区画体2の内部に到達したことを検出する センサである。ボール配給部14は、実際にはコントロールボックス5に内蔵さ れた構成要素であり、ボール配給口5cからシュート領域Aにボール1を配給す る機能を有する。また、プレイ制御部15も、実際にはコントロールボックス5 に内蔵された構成要素であり、この装置の動作を統括制御する機能を有する。
【0019】 プレイ制御部15は、この実施例では、マイクロコンピュータによって構成さ れており、ROM内に書き込まれた所定のプログラムに基づいて種々の処理を実 行する。図4は、このプレイ制御部15の処理手順を示す流れ図である。まず、 プレーヤーが料金投入口5aから所定の料金を投入すると、ステップS1におい て、プレーヤー数の入力を行う。この実施例の装置では、1人用のプレイと2人 用のプレイとの2とおりのモードを選択できるようにしている。プレーヤーは、 操作パネル5bのボタンを操作して、いずれか一方のモードを選択する。これで プレイ開始となる。
【0020】 プレイが開始されると、まず、ステップS2において、ボール配給が行われる 。すなわち、プレイ制御部15からボール配給部14に対して、ボールを配給す る旨の指示が与えられ、ボール配給部14は、ボール配給口5cからボール1を シュート領域Aに配給する。ボール配給が行われると、ステップS3において、 キーパー人形駆動が行われる。すなわち、プレイ制御部15から人形駆動部11 に対して、キーパー人形3をランダム移動させる指示が与えられる。この指示に 基づいて、人形駆動部11は、キーパー人形3をスリット4に沿って左右にラン ダム移動させる。なお、ここで「ランダム移動」とは、プレーヤーから見たとき に、その動きが予測できないような移動を言い、疑似的に乱数を発生させて左右 の移動を制御するのが一般的であるが、プレーヤーに動きを予測させないような 方法で移動させることができれば、どのような方法を採ってもよい。たとえば、 予めいくつかの移動パターンを用意しておき、その中の1つを適宜選択するよう な方法でもよい。
【0021】 プレーヤーの立場から見ると、ボール1が自動的に配給されるとともに、キー パー人形3がランダムに動き出したことになる。そこで、プレーヤーは、シュー ト領域Aにおいて、配給されたボール1をゴール区画体2の内部めがけてシュー トする。このとき、キーパー人形3のいない領域に向けてボール1をシュートし ようと試みるであろうが、キーパー人形3の動きがランダムであるため、それほ ど容易にはシュートできない。
【0022】 プレイ制御部15は、プレーヤーのシュートを、通過センサ12からの検出信 号により認識する。すなわち、ステップS4において、通過センサ12がボール 1の通過を検出したか否かが判断され、ボール通過が検出されると、ステップS 5において、キーパー人形停止の処理が行われる。すなわち、プレイ制御部15 から人形駆動部11に対して、キーパー人形3を停止すべき指示が与えられる。 なお、プレーヤーが中間領域Bに侵入した場合にも、通過センサ12は検出信号 を発し、キーパー人形3は停止するので、前述したように、誤ってプレーヤーが 駆動中のキーパー人形3と衝突する事故を防ぐことができる。
【0023】 続いて、ステップS6において、ゴールセンサ13がボール1を検出したか否 かが判断され、検出していれば、ステップS7において、得点カウントが行われ る。具体的には、RAM内に得点を記録する領域を設け、この得点をたとえば1 点だけ増加させる処理が行われる。ゴールセンサ13が検出信号を出していない ときには、得点カウントは行われない。こうして、シュートしたボール1がゴー ル区画体2の内部に入った場合のみ、得点カウントが行われることになる。
【0024】 以上が1回のシュートプレイの手順である。この時点では、キーパー人形3は 停止しており、プレーヤー自身も、1回のシュートが終了したことを認識できる 。なお、シュートしたボール1は、前述したように、溝G1,G2を経て、自動 的にコントロールボックス5内に回収される。続いて、ステップS8において、 シュートプレイが規定回数に達したか否かが判断され、規定回数に達するまで、 ステップS2からの処理が繰り返し実行される。この実施例の装置では、1回の ゲームで5回のシュートプレイを実行できるように設定してあるので、1人用プ レイモードでは、ステップS2からの処理が5回繰り返し実行され、2人用プレ イモード(2人のプレーヤーが交互にシュートプレイを行う)では、ステップS 2からの処理が10回繰り返し実行されることになる。
【0025】 こうして、規定回数のシュートプレイが終了すると、ステップS9において、 得点が所定のしきい値nよりも大きいか否かを判断し、大きい場合には、ステッ プS10において、景品払出しを行う。すなわち、景品払出口5dから、所定の 景品が払い出される。この実施例では、n=2に設定することにより、5回のシ ュートプレイのうち、3回以上がゴールに入った場合に景品が払い出される。な お、得点は操作パネル5bに表示される。
【0026】 最後に、この装置全体を囲うフレームおよびネットの構造を図5を参照しなが ら説明する。図5の下段に示すように、フレーム20は、複数のパイプをジョイ ントで接続することにより組み立てられる。このフレーム20の上に、図5の上 段に示すようなネット21を被せる。ネット21の一部には、開口部22が形成 されており、プレーヤーは、この開口部22から出入りすることになる。なお、 フレーム20には、吊りパイプ23が組み込まれており、この吊りパイプ23か ら、衝撃吸収用ビニールシート8が吊られている。この衝撃吸収用ビニールシー ト8は、図5の上段に示すように、ちょうど背面側のネットの内側に位置するこ とになり、前述したように、シュートされたボールのエネルギーを吸収する機能 を果たす。
【0027】 以上、本考案を図示する実施例に基づいて説明したが、本考案はこの実施例に 限定されるものではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。たとえば、 上述の実施例では、通過センサ12がボールの通過を検出したら直ちにキーパー 人形3を停止させているが、多少の時間差をもってキーパー人形3を停止させる ようにしてもかまわない。また、上述の実施例では、通過センサ12を、床面に 設置した受光部6と天井に設置した発光部7とによって構成しているが、天地を 逆にして、床面に発光部7を設置し、天井に受光部6を設置してもかまわない。
【0028】
以上のとおり、本考案に係るサッカーゲーム装置によれば、キーパー人形をラ ンダム移動させるか停止させるかという制御を行うだけでよいので、構造は非常 に単純になり、製造コストを抑えることができる。しかも、プレーヤーは、キー パー人形に対抗してシュートを行うことができるため、臨場感に満ちたプレイを 行うことができる。
【図1】本考案の一実施例に係るサッカーゲーム装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】図1に示す装置の主要部分についての側面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す装置を機能ブロックに分けて示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図3に示すプレイ制御部15の処理手順を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図5】図1に示す装置全体を囲うフレームおよびネッ
トの構造を示す斜視図である。
トの構造を示す斜視図である。
1…ボール 2…ゴール区画体 3…キーパー人形 4…スリット 5…コントロールボックス 5a…料金投入口 5b…操作パネル 5c…ボール配給口 5d…景品払出口 6…受光部 7…発光部 8…衝撃吸収用ビニールシート 11…人形駆動部 12…通過センサ 13…ゴールセンサ 14…ボール配給部 15…プレイ制御部 20…フレーム 21…ネット 22…開口部(出入口) 23…吊りパイプ A…シュート領域 B…中間領域 C…ゴール領域 G1,G2…溝 P…検出線
Claims (4)
- 【請求項1】 プレーヤーがボールをシュートするシュ
ート領域と、シュートされたボールが通過する中間領域
と、シュートされたボールが到達するゴール領域と、を
定義してなるサッカーゲーム装置であって、 ゴール領域におけるボールの到達目標となる区域を示す
ゴール区画体と、 このゴール区画体の手前に設けられたキーパー人形と、 このキーパー人形を左右に移動させる人形駆動部と、 シュート領域にボールを配給するボール配給部と、 中間領域内の所定位置をボールが通過したことを検出す
る通過センサと、 ボール配給部がボールを配給したときに、人形駆動部に
対してキーパー人形をランダムに移動させる指示を与
え、通過センサがボールの通過を検出したときに、人形
駆動部に対してキーパー人形を停止させる指示を与える
プレイ制御部と、 を備えることを特徴とするサッカーゲーム装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のサッカーゲーム装置に
おいて、 ゴール区画体の内部にボールが到達したことを検出する
ゴールセンサを更に設け、 このゴールセンサがボールの到達を検出したら、プレイ
制御部が得点を計上する処理を行うように構成したこと
を特徴とするサッカーゲーム装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のサッカーゲー
ム装置において、 ゴール領域と中間領域との境界部分に第1の溝を形成
し、この第1の溝内に落下したボールをボール配給部ま
で導くための第2の溝を形成し、 ゴール領域の床面にはボールを第1の溝へと導くための
傾斜を設け、第1の溝にはボールを第2の溝へと導くた
めの傾斜を設け、第2の溝にはボールをボール配給部へ
と導くための傾斜を設けたことを特徴とするサッカーゲ
ーム装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のサッカ
ーゲーム装置において、 ゴール領域、中間領域、シュート領域の全体を囲うよう
なフレームを組み、このフレームにネットを被せ、か
つ、シュートの目標となるネット面には、内側に衝撃吸
収用のビニールシートを設けるようにしたことを特徴と
するサッカーゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016083U JP3012003U (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | サッカーゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016083U JP3012003U (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | サッカーゲーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012003U true JP3012003U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=43147718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016083U Expired - Lifetime JP3012003U (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | サッカーゲーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012003U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640391U (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-27 | 株式会社島津製作所 | 液圧ユニット |
US10115020B2 (en) | 2015-11-06 | 2018-10-30 | Fujitsu Llimited | Image processing method, non-transitory computer-readable recording medium, and image processing device |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP1994016083U patent/JP3012003U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640391U (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-27 | 株式会社島津製作所 | 液圧ユニット |
US10115020B2 (en) | 2015-11-06 | 2018-10-30 | Fujitsu Llimited | Image processing method, non-transitory computer-readable recording medium, and image processing device |
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