JP2619848B2 - ゴールキーパーロボット装置 - Google Patents

ゴールキーパーロボット装置

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JP2619848B2
JP2619848B2 JP3795094A JP3795094A JP2619848B2 JP 2619848 B2 JP2619848 B2 JP 2619848B2 JP 3795094 A JP3795094 A JP 3795094A JP 3795094 A JP3795094 A JP 3795094A JP 2619848 B2 JP2619848 B2 JP 2619848B2
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章 土屋
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株式会社アスカ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴールキーパーロボッ
ト装置に関するものであり、特に、サッカーのゴールキ
ーパーと略同様の動きをロボットにさせ、ペナルティー
キック合戦等のゲームやペナルティーキックの練習に使
用できるゴールキーパーロボット装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、サッカーのペナルティーキックの
練習をする場合には、実際にサッカーゴールにキーパー
を配して練習していた。したがって、一人でペナルティ
ーキックの練習をする場合には、ゴールキーパーのいな
いサッカーゴールにボールを蹴るしかなかった。
【0003】また、ペナルティーキックをゲーム化した
ものとしては、テーブルの上で行なう人形による卓上の
ゲームやテレビゲーム等があった。しかし、実物大のサ
ッカーゴールに対して実際にサッカーボール等を蹴って
ペナルティーキック合戦等のゲームを行なう装置はなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、上記
のように、サッカーのペナルティーキックの練習をする
場合には、実際に本物のゴールキーパーを配して練習す
る必要があり、一人では実戦に即した練習ができなかっ
た。しかも、屋外で練習する必要があり、屋内等でも簡
単にペナルティーキックの練習できる装置の開発が望ま
れていた。
【0005】また、実際にサッカーボール等を蹴ってペ
ナルティーキック合戦等のゲームを行なう場合にも、ボ
ール等を蹴る人とゴールキーパーとを交互に交代しなが
ら行なう必要があり、体力や技量が大きく相違する人と
ゲームを行なう場合にはゲームとして成立しなかった。
例えば、大人と子供や、男性と女性でペナルティーキッ
ク合戦等を行なう場合には、ゲームとしての面白味に欠
けるので、ペナルティーキック合戦等の緊迫した勝敗を
楽しむことができなかった。
【0006】そこで、本発明は、本物のゴールキーパー
を配することなく、実際にサッカーボール等を蹴ってペ
ナルティーキック合戦等のゲームができるゴールキーパ
ーロボット装置の提供を課題とする。また、技量の異な
る人とでも、実際にサッカーボール等を蹴ってペナルテ
ィーキック合戦等のゲームを楽しむことができるゴール
キーパーロボット装置の提供を課題とする。更には、一
人でも、実際にサッカーボール等を蹴ってペナルティー
キック合戦等のゲームやペナルティーキックの練習がで
きるゴールキーパーロボット装置の提供を課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ゴールキーパーロボット装置は、略実物大のサッカーゴ
ールと、前記サッカーゴールに移動可能に配設された略
等身大のゴールキーパーの形状をしたロボットと、前記
ロボットを左右方向に移動させる左右移動手段と、前記
ロボットを上下方向に移動させる上下移動手段と、前記
ロボットを所定の角度に傾斜させる傾斜手段と、前記左
右移動手段、上下移動手段及び傾斜手段を遠隔操作によ
って作動させる第1作動手段とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明にかかるゴールキーパーロ
ボット装置は、略実物大のサッカーゴールと、前記サッ
カーゴールに移動可能に配設された略等身大のゴールキ
ーパーの形状をしたロボットと、前記ロボットを左右方
向に移動させる左右移動手段と、前記ロボットを上下方
向に移動させる上下移動手段と、前記ロボットを所定の
角度に傾斜させる傾斜手段と、前記ロボットの左右移動
方向、上下移動方向及び傾斜角度を予め予約し、ペナル
ティーキックに応じて前記左右移動手段、上下移動手段
及び傾斜手段を作動させる第2作動手段とを備えたもの
である。
【0009】請求項3の発明にかかるゴールキーパーロ
ボット装置は、略実物大のサッカーゴールと、前記サッ
カーゴールに移動可能に配設された略等身大のゴールキ
ーパーの形状をしたロボットと、前記ロボットを左右方
向に移動させる左右移動手段と、前記ロボットを上下方
向に移動させる上下移動手段と、前記ロボットを所定の
角度に傾斜させる傾斜手段と、予め記憶された前記ロボ
ットの左右移動方向、上下移動方向及び傾斜角度に従
い、ペナルティーキックに応じて前記左右移動手段、上
下移動手段及び傾斜手段を作動させる第3作動手段とを
備えたものである。
【0010】ここで、左右移動手段には、サーボモータ
によりプーリを介してベルトを駆動し、サッカーゴール
の上方及び下方に各々左右方向に横渡されたガイドレー
ルに沿ってロボットを移動させるものがある。上下移動
手段には、サーボモータによりプーリを介してベルトを
駆動し、上下方向に縦渡されたガイドレールに沿ってロ
ボットを移動させるものがある。また、左右移動手段、
上下移動手段は、ラックアンドピニオンを介してガイド
レール等に沿ってロボットを移動させてもよい。傾斜手
段には、サーボモータの回転により所定の角度方向にロ
ボットを傾斜させるものがある。
【0011】
【作用】請求項1の発明のゴールキーパーロボット装置
によれば、略実物大のサッカーゴールに移動可能に配設
された略等身大のゴールキーパーの形状をしたロボット
が、遠隔操作によって上下方向及び左右方向に所定の傾
斜角度で移動することにより、ペナルティーキックに合
わせてロボットがゴールキーパーのような動きをし、ボ
ールがゴールに入るのを阻止する。
【0012】請求項2の発明のゴールキーパーロボット
装置によれば、略実物大のサッカーゴールに移動可能に
配設された略等身大のゴールキーパーの形状をしたロボ
ットが、ペナルティーキックに応じて予め予約した上下
方向及び左右方向に所定の傾斜角度で移動することによ
り、ペナルティーキックに合わせてロボットがゴールキ
ーパーのような動きをし、ボールがゴールに入るのを阻
止する。
【0013】請求項3の発明のゴールキーパーロボット
装置によれば、略実物大のサッカーゴールに移動可能に
配設された略等身大のゴールキーパーの形状をしたロボ
ットが、ペナルティーキックに応じて予め記憶された上
下方向及び左右方向に所定の傾斜角度で移動することに
より、ペナルティーキックに合わせてロボットがゴール
キーパーのような動きをし、ボールがゴールに入るのを
阻止する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
図1は本発明の一実施例であるゴールキーパーロボット
装置を示すブロック構成図、図2は本発明の一実施例で
あるゴールキーパーロボット装置の全体構成を示す概略
構成図、図3は本発明の一実施例であるゴールキーパー
ロボット装置を示す正面図である。
【0015】図1乃至図3に示すように、このゴールキ
ーパーロボット装置は略実物大のサッカーゴール9に略
等身大のゴールキーパーの形状をしたロボット8を本物
のゴールキーパーのように移動可能に配設したものであ
る。このロボット8は左右移動手段5によりサッカーゴ
ール9に対して左右方向に移動するとともに、上下移動
手段6によりサッカーゴール9に対して上下方向に移動
する。また、このロボット8は傾斜手段7によりサッカ
ーゴール9の面上で所定の角度に傾斜する。なお、サッ
カーゴール9の後方には保護ネット12が設けられてお
り、この保護ネット12によりサッカーゴール9を外れ
たサッカーボール10が後方まで転がっていくのを防止
するようになっている。
【0016】左右移動手段5、上下移動手段6及び傾斜
手段7は第1作動手段2、第2作動手段3または第3作
動手段4により作動する。この第1作動手段2、第2作
動手段3または第3作動手段4のいずれを選択するかは
切換スイッチ1によって予め設定する。
【0017】まず、切換スイッチ1で第1作動手段2を
選択する場合について説明する。この第1作動手段2は
左右移動手段5、上下移動手段6及び傾斜手段7を遠隔
操作によって作動させるものであり、キッカー11がサ
ッカーボール10を蹴ると同時に操作者14が操作機1
3を操作して、左右移動手段5、上下移動手段6及び傾
斜手段7を適宜作動させる。つまり、操作機13を操作
して、後述するサーボモータの駆動を適宜制御すること
により、左右移動手段5、上下移動手段6及び傾斜手段
7を作動し、ロボット8に所望の移動動作をさせる。こ
の第1作動手段2は二人で実際にサッカーボール10を
蹴ってペナルティーキック合戦等のゲームをする場合等
に選択され、サッカーボール10を蹴るキッカー11と
操作機13を操作する操作者14とが交互に交替してゲ
ームを行なう。
【0018】次に、切換スイッチ1で第2作動手段3を
選択する場合について説明する。この第2作動手段3は
ロボット8の左右移動方向、上下移動方向及び傾斜角度
を予め予約し、ペナルティーキックに応じて前記左右移
動手段5、上下移動手段6及び傾斜手段7を作動させる
ものである。この第2作動手段3は体力や技量が大きく
相違する人と実際にサッカーボール10を蹴ってペナル
ティーキック合戦等のゲームを楽しむ場合等に選択さ
れ、操作機13によってロボット8の左右移動方向、上
下移動方向及び傾斜角度を予め予約しておき、キッカー
11がサッカーボール10を蹴ったことをセンサ15が
検出することにより、予約したとおりに左右移動手段
5、上下移動手段6及び傾斜手段7が作動し、ロボット
8が所望の移動動作をする。操作機13にはマイコンが
内蔵されており、このマイコンのメモリに左右移動方
向、上下移動方向及び傾斜角度を記憶させることにより
予約できるようになっている。この予約はキッカー11
とは異なる人が操作者14として行なうことができる。
例えば、大人と子供がペナルティーキック合戦等のゲー
ムを行なう場合に、キッカー11が大人であっても、子
供が操作者14としてロボット8の左右移動方向、上下
移動方向及び傾斜角度を予め予約するだけでロボット8
が所望の移動動作をするので、大人と子供が対等にペナ
ルティーキック合戦等のゲームを行なうことができる。
【0019】さらに、切換スイッチ1で第3作動手段4
を選択する場合について説明する。この第3作動手段4
は予め記憶されたロボット8の左右移動方向、上下移動
方向及び傾斜角度に従い、ペナルティーキックに応じて
前記左右移動手段5、上下移動手段6及び傾斜手段7を
作動させるものである。この第3作動手段4は一人で実
際にサッカーボール10を蹴ってペナルティーキック合
戦等のゲームやペナルティーキックの練習をする場合に
選択され、キッカー11がサッカーボール10を蹴った
ことをセンサ15が検出することにより、予め記憶され
ているロボット8の左右移動方向、上下移動方向及び傾
斜角度に従い、左右移動手段5、上下移動手段6及び傾
斜手段7が作動して、ロボット8が記憶されたとおりの
移動動作をする。操作機13に内蔵されているマイコン
のメモリにはロボット8の左右移動方向、上下移動方向
及び傾斜角度が予めランダムに記憶されており、ロボッ
ト8の動きはキッカー11には予測がつかないので、一
人でもペナルティーキック合戦等のゲームやペナルティ
ーキックの練習ができる。
【0020】ここで、左右移動手段5、上下移動手段6
及び傾斜手段7の詳細な構成について説明する。図4は
図3のゴールキーパーロボット装置の矢視A−Aにおけ
る上下ガイドレール部分を示す要部拡大断面図であり、
図5は図3のゴールキーパーロボット装置の矢視A−A
におけるロボット部分を示す要部拡大図である。
【0021】図3乃至図5に示すように、サッカーゴー
ル9の上部部材に沿ってガイドレール20が配設されて
いるとともに、サッカーゴール9の下端には前記ガイド
レール20と平行にガイドレール30が埋設した状態で
配設されており、各ガイドレール20,30の一方の端
部には各々サーボモータ21,31が配設されている。
そして、サーボモータ21,31の回動軸によって駆動
するプーリ22,32とガイドレール20,30の他方
の端部に配設されたプーリ23,33との間には環状に
ベルト24,34が各々掛渡されており、サーボモータ
21,31の駆動によりベルト24,34が各々環状に
移動する。この両ベルト24,34は共に同期して移動
するように構成されている。また、上下の両ガイドレー
ル20,30間には垂直にガイドレール40が縦渡され
ており、ガイドレール40には取付部材50を介してロ
ボット8が取付けられている。そして、このガイドレー
ル40の上部はベルト24に、ガイドレール40の下部
はベルト34に各々固着されている。したがって、サー
ボモータ21,31が駆動し、上下の両ベルト24,3
4が共に同期して移動することにより、ガイドレール4
0が垂直状態を維持したまま左右方向に移動する。
【0022】なお、垂直配置のガイドレール40はサッ
カーゴール9の上下に位置するガイドレール20,30
に沿って滑かに移動するように、各々ガイドローラを介
してガイドレール20,30に接続されている。つま
り、ガイドレール40の上部はガイドローラ45a,4
5b,46a,46bによってガイドレール20に接続
されており、ガイドレール40の下部はガイドローラ4
7a,47b,48a,48b,49によってガイドレ
ール30に接続されている。上部のガイドローラ45
a,45b,46a,46bはサッカーゴール9上部の
ガイドレール20に沿って転動し、下部のガイドローラ
47a,47b,48a,48b,49はサッカーゴー
ル9下部のガイドレール30に沿って転動する。
【0023】したがって、ガイドレール40に取付部材
50を介して取付けられているロボット8も、ガイドレ
ール40が垂直状態を維持したまま左右方向に移動する
ことにより、結果として左右方向に移動する。こうした
構成により、ロボット8を左右方向に移動させる左右移
動手段5が構成されている。
【0024】また、垂直状態のガイドレール40には取
付部材50がガイドレール40に沿って上下方向に移動
可能な状態で配設されている。このガイドレール40の
上端にはサーボモータ41が配設されており、サーボモ
ータ41の回動軸によって駆動するプーリ42とガイド
レール40の下端部近傍に配設されたプーリ43との間
には環状にベルト44が掛渡されており、このベルト4
4は取付部材50に固着されている。したがって、サー
ボモータ41が駆動し、ベルト44が移動することによ
り、ガイドレール40に沿って取付部材50が上下方向
に移動する。
【0025】なお、取付部材50はガイドレール40に
沿って滑かに移動するように、各々ガイドローラを介し
てガイドレール40に接続されている。つまり、取付部
材50はガイドローラ52a,52b,53a,53
b,54a,54b,55a,55bによってガイドレ
ール40に接続されている。これらの各ガイドローラ5
2a,52b,53a,53b,54a,54b,55
a,55bはガイドレール40に沿って転動する。
【0026】したがって、取付部材50に取付けられて
いるロボット8も、取付部材50が上下方向に移動する
ことにより、結果として上下方向に移動する。こうした
構成により、ロボット8を上下方向に移動させる上下移
動手段6が構成されている。
【0027】さらに、取付部材50にはサーボモータ5
1が配設されており、このサーボモータ51の回転によ
り、ロボット8が所定の角度に傾斜するようにして傾斜
手段7が構成されている。したがって、この傾斜手段7
によりロボット8はサッカーゴール9の面上で所定の角
度に傾斜する。
【0028】上記の左右移動手段5、上下移動手段6及
び傾斜手段7を同時に適宜作動させることにより、ロボ
ット8は所定の傾斜角度で左右上下方向に適宜移動する
ので、恰も本物のゴールキーパーのような動きをする。
このロボット8の移動範囲はサッカーゴール9の所定の
範囲内に限定されており、サッカーボール10を止める
ことのできない所謂デッドゾーンも存在している。しか
し、これは、実際のペナルティーキックの場合にも起り
得ることなので、何ら問題とはならず、むしろより現実
に即した状態でロボット8が移動することとなる。
【0029】なお、左右移動手段5、上下移動手段6及
び傾斜手段7は必ずしも上記のような構成に限定される
ものではなく、上記以外の構成を採用しても構わない。
上記の左右移動手段5、上下移動手段6及び傾斜手段7
では、プーリ22,23,32,33,42,43を介
してベルト24,34,44を駆動し、ロボット8を移
動させたが、このベルトの種類は平ベルトであってもV
ベルトであってもよいし、プーリ及びベルトに代えてス
プロケットを介してチェーンを駆動するようにしてもよ
い。また、ラックアンドピニオンを使用して、ガイドレ
ール等に沿ってロボット8を移動させるように構成する
こともできる。要するに、左右移動手段5はロボット8
を左右方向に移動させ得る機構であり、上下移動手段6
はロボット8を上下方向に移動させ得る機構であり、傾
斜手段7はロボット8を所定の角度に傾斜させ得る機構
であればよい。また、必ずしも本物のサッカーボール1
0を使用する必要性はなく、サッカーボール10の類似
品等で代用することも可能である。
【0030】このように、本実施例のゴールキーパーロ
ボット装置は、略実物大のサッカーゴール9と、このサ
ッカーゴール9に移動可能に配設された略等身大のゴー
ルキーパーの形状をしたロボット8と、このロボット8
をサーボモータ21,31の駆動によりプーリ22,3
2及びベルト24,34を介してガイドレール20,3
0に沿って左右方向に移動させる左右移動手段5と、前
記ロボット8をサーボモータ41の駆動によりプーリ4
2,プーリ43及びベルト44を介してガイドレール4
0に沿って上下方向に移動させる上下移動手段6と、前
記ロボット8をサーボモータ51の回転により所定の角
度に傾斜させる傾斜手段7と、前記左右移動手段5、上
下移動手段6及び傾斜手段7を操作機13による遠隔操
作で作動させる第1作動手段2とを備えたものである。
【0031】したがって、略実物大のサッカーゴール9
に移動可能に配設された略等身大のゴールキーパーの形
状をしたロボット8が、遠隔操作によって上下方向及び
左右方向に所定の傾斜角度で移動することにより、ペナ
ルティーキックに合わせてロボット8にゴールキーパー
のような動きをさせ、サッカーボール10がゴールに入
るのを阻止できるので、本物のゴールキーパーを配する
ことなく、実際にサッカーボール10を蹴ってペナルテ
ィーキック合戦等のゲームができる。
【0032】また、本実施例のゴールキーパーロボット
装置は、略実物大のサッカーゴール9と、このサッカー
ゴール9に移動可能に配設された略等身大のゴールキー
パーの形状をしたロボット8と、このロボット8をサー
ボモータ21,31の駆動によりプーリ22,32及び
ベルト24,34を介してガイドレール20,30に沿
って左右方向に移動させる左右移動手段5と、前記ロボ
ット8をサーボモータ41の駆動によりプーリ42,プ
ーリ43及びベルト44を介してガイドレール40に沿
って上下方向に移動させる上下移動手段6と、前記ロボ
ット8をサーボモータ51の回転により所定の角度に傾
斜させる傾斜手段7と、前記ロボット8の左右移動方
向、上下移動方向及び傾斜角度を操作機13で予め予約
し、ペナルティーキックに応じて作動するセンサ15か
らの信号により前記上下移動手段5、左右移動手段6及
び傾斜手段7を作動させる第2作動手段3とを備えたも
のである。
【0033】したがって、略実物大のサッカーゴール9
に移動可能に配設された略等身大のゴールキーパーの形
状をしたロボット8が、ペナルティーキックに応じて予
め予約した上下方向及び左右方向に所定の傾斜角度で移
動することにより、ペナルティーキックに合わせてロボ
ット8がゴールキーパーのような動きをし、サッカーボ
ール10がゴールに入るのを阻止できるので、体力や技
量が大きく相違する人とでも、実際にサッカーボール1
0を蹴ってペナルティーキック合戦等のゲームを楽しむ
ことができる。このため、大人と子供や、男性と女性で
ペナルティーキック合戦等を行なう場合にも、ゲームと
しての面白味があり、ペナルティーキック合戦等の緊迫
した勝敗を楽しむことができる。
【0034】さらに、本実施例のゴールキーパーロボッ
ト装置は、略実物大のサッカーゴール9と、このサッカ
ーゴール9に移動可能に配設された略等身大のゴールキ
ーパーの形状をしたロボット8と、このロボット8をサ
ーボモータ21,31の駆動によりプーリ22,32及
びベルト24,34を介してガイドレール20,30に
沿って左右方向に移動させる左右移動手段5と、前記ロ
ボット8をサーボモータ41の駆動によりプーリ42,
プーリ43及びベルト44を介してガイドレール40に
沿って上下方向に移動させる上下移動手段6と、前記ロ
ボット8をサーボモータ51の回転により所定の角度に
傾斜させる傾斜手段7と、操作機13に予め記憶された
前記ロボット8の左右移動方向、上下移動方向及び傾斜
角度に従い、ペナルティーキックに応じて作動するセン
サ15からの信号により前記左右移動手段5、上下移動
手段6及び傾斜手段7を作動させる第3作動手段4とを
備えたものである。
【0035】したがって、略実物大のサッカーゴール9
に移動可能に配設された略等身大のゴールキーパーの形
状をしたロボット8が、ペナルティーキックに応じて予
め記憶された上下方向及び左右方向に所定の傾斜角度で
移動することにより、ペナルティーキックに合わせてロ
ボット8がゴールキーパーのような動きをし、サッカー
ボール10がゴールに入るのを阻止できるので、一人で
も、実際にサッカーボール10を蹴ってペナルティーキ
ック合戦等のゲームやペナルティーキックの練習ができ
る。このため、実際に本物のゴールキーパーを配するこ
となく、サッカーのペナルティーキックの練習を実戦に
即した形でできる。しかも、本装置を屋内等に設置すれ
ば、屋内等でも簡単にペナルティーキックの練習ができ
る。
【0036】ところで、上記説明では、第1作動手段
2、第2作動手段3及び第3作動手段4を全て備え、切
換スイッチ1によって第1作動手段2、第2作動手段3
または第3作動手段4のいずれかを選択する装置につい
て説明したが、この第1作動手段2、第2作動手段3ま
たは第3作動手段4のうちのいずれか一つのみを有する
専用の装置としてもよいし、これらのうちの適宜の組合
わせを有する装置としてもよい。
【0037】また、上記説明では、左右移動手段5とし
てサッカーゴール9の上下に各々取付けたサーボモータ
21,31によってロボット8を左右方向に移動する場
合について説明したが、1個のサーボモータによって左
右移動手段5を構成してもよい。また、ロボット8、取
付部材50或いはガイドレール40にサーボモータを組
込んで左右方向に移動するように構成してもよい。この
ような構成を採用すれば、サーボモータは1個でよい。
【0038】また、ロボット8は全体をゴールキーパー
の形状としても、キッカー11に対面する前方部半面を
ゴールキーパーの形状としてもよい。この他にも、板状
のロボット8にして正面から見た形をゴールキーパーの
形状としてもよい。更に、クランク機構を採用してロボ
ット8の手や足がロボット8の移動に応じて延びるよう
に構成すれば、更に本物のゴールキーパーらしくなり、
臨場感が増す。
【0039】さらには、サッカーゴール9のネットにセ
ンサ等を設け、サッカーボール10が入る度に「オー
レ、オーレ」等の喚声が出るように音響装置を取付けて
もよい。また、得点表示装置を加えて得点を自動で表示
できるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のゴール
キーパーロボット装置は、略実物大のサッカーゴールに
配設されたロボットが、遠隔操作によって上下方向及び
左右方向に所定の傾斜角度で移動することにより、ペナ
ルティーキックに合わせてロボットがゴールキーパーの
ような動きをするので、本物のゴールキーパーを配する
ことなく、実際にサッカーボール等を蹴ってペナルティ
ーキック合戦等のゲームができる。
【0041】請求項2の発明のゴールキーパーロボット
装置は、略実物大のサッカーゴールに配設されたロボッ
トが、ペナルティーキックに応じて予め予約した上下方
向及び左右方向に所定の傾斜角度で移動することによ
り、ペナルティーキックに合わせてロボットがゴールキ
ーパーのような動きをするので、体力や技量の大きく相
違する人とでも、実際にサッカーボール等を蹴ってペナ
ルティーキック合戦等のゲームを楽しむことができる。
【0042】請求項3の発明のゴールキーパーロボット
装置は、略実物大のサッカーゴールに配設されたロボッ
トが、ペナルティーキックに応じて予め記憶された上下
方向及び左右方向に所定の傾斜角度で移動することによ
り、ペナルティーキックに合わせてロボットがゴールキ
ーパーのような動きをするので、一人でも、実際にサッ
カーボール等を蹴ってペナルティーキック合戦等のゲー
ムやペナルティーキックの練習ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるゴールキーパーロボッ
ト装置を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるゴールキーパーロボッ
ト装置の全体構成を示す概略構成図である。
【図3】本発明の一実施例であるゴールキーパーロボッ
ト装置を示す正面図である。
【図4】図3のゴールキーパーロボット装置の矢視A−
Aにおける上下ガイドレール部分を示す要部拡大断面図
である。
【図5】図3のゴールキーパーロボット装置の矢視A−
Aにおけるロボット部分を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 切換スイッチ 2 第1作動手段 3 第2作動手段 4 第3作動手段 5 左右移動手段 6 上下移動手段 7 傾斜手段 8 ロボット 9 サッカーゴール 10 サッカーボール 13 操作機 15 センサ 20,30,40 ガイドレール 21,31,41,51 サーボモータ 24,34,44 ベルト 50 取付部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略実物大のサッカーゴールと、 前記サッカーゴールに移動可能に配設された略等身大の
    ゴールキーパーの形状をしたロボットと、 前記ロボットを左右方向に移動させる左右移動手段と、 前記ロボットを上下方向に移動させる上下移動手段と、 前記ロボットを所定の角度に傾斜させる傾斜手段と、 前記左右移動手段、上下移動手段及び傾斜手段を遠隔操
    作によって作動させる第1作動手段とを具備することを
    特徴とするゴールキーパーロボット装置。
  2. 【請求項2】 略実物大のサッカーゴールと、 前記サッカーゴールに移動可能に配設された略等身大の
    ゴールキーパーの形状をしたロボットと、 前記ロボットを左右方向に移動させる左右移動手段と、 前記ロボットを上下方向に移動させる上下移動手段と、 前記ロボットを所定の角度に傾斜させる傾斜手段と、 前記ロボットの左右移動方向、上下移動方向及び傾斜角
    度を予め予約し、ペナルティーキックに応じて前記上下
    移動手段、左右移動手段及び傾斜手段を作動させる第2
    作動手段とを具備することを特徴とするゴールキーパー
    ロボット装置。
  3. 【請求項3】 略実物大のサッカーゴールと、 前記サッカーゴールに移動可能に配設された略等身大の
    ゴールキーパーの形状をしたロボットと、 前記ロボットを左右方向に移動させる左右移動手段と、 前記ロボットを上下方向に移動させる上下移動手段と、 前記ロボットを所定の角度に傾斜させる傾斜手段と、 予め記憶された前記ロボットの左右移動方向、上下移動
    方向及び傾斜角度に従い、ペナルティーキックに応じて
    前記左右移動手段、上下移動手段及び傾斜手段を作動さ
    せる第3作動手段とを具備することを特徴とするゴール
    キーパーロボット装置。
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