JP2564206B2 - 移動式シューティング装置 - Google Patents

移動式シューティング装置

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JP2564206B2 JP2322533A JP32253390A JP2564206B2 JP 2564206 B2 JP2564206 B2 JP 2564206B2 JP 2322533 A JP2322533 A JP 2322533A JP 32253390 A JP32253390 A JP 32253390A JP 2564206 B2 JP2564206 B2 JP 2564206B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、模擬銃を操作してステージに設けられた標
的を撃つシューティング装置に関する。
従来技術 従来のシューティング装置は、1つの立体的に構成さ
れたステージに遊戯者が相対してステージの所々に設け
られた静止したあるいは動く標的を模擬銃でねらいをつ
け撃って楽しむものであった。
解決しようとする課題 遊戯者が位置する場所は固定された場所であるのが一
般的で、相対するステージは決まった1つのステージで
ある。
したがってシューティングゲーム自体が単調であり、
興味を失い易いものであった。
また遊戯者が移動するものにおいてもステージがジオ
ラマだけの変化の乏しいものであったりして興趣に欠け
るものがあった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的
とする処は、ジオラマ内の空間に虚像を形成する複数の
ステージを順次体験でき、ステージ毎に興趣が喚起され
る移動式シューティング装置を供する点にある。
課題を解決するための手段および作用 上記目的を達成するために、本発明はスクリーンに映
し出された画像をもとにハーフミラーによりジオラマ内
の空間に虚像を形成する順次並設された複数のステージ
と、模擬銃を備え遊戯者が搭乗する複数のシューティン
グカーが前記ステージに沿って順次各ステージを移動す
る移動手段と、前記シューティングカーの位置と遊戯者
が操作する前記模擬銃の銃身方向から射撃の当たりはず
れを判別する判別手段とを備えた移動式シューティング
装置である。
遊戯者はシューティングカーに搭乗して複数のステー
ジを順次巡って各々異なるステージに設けられた標的を
模擬銃で撃つことができる。
各ステージはジオラマの空間内に虚像を形成する大空
間をなしているので、ジオラマの立体空間に変化に富ん
だ動きをなす映像が重なって臨場感のある世界を形成し
ており、遊戯者はシューティングカーに搭乗して、かか
る各ステージの世界へ入っていくので特異な体験をする
ことができると同時に自らが動きながらの射撃をした
り、順次異なるステージの実物の標的のほか虚像で形成
された標的をも撃つ等、変化に富んだ射撃を楽しむこと
ができる。
複数のシューティングカーは順次発車されるので多く
の遊戯者を入場させることができる。
実施例 以下第1図ないし第7図に図示した本発明に係る一実
施例について説明する。
第1図は本実施例の移動式シューティング装置1の屋
根を除いた外観図である。
4辺を外壁2で囲まれた前後方向に横長の長方形の空
間に、外壁2に沿って4つのステージI,II,III,IVが仕
切り板3に仕切られて構成されている。
ステージの内側には複数のシューティングカー4が巡
回する軌道5が前後横長に形成されている。
軌道5は前後に長尺の平偏なループ状をなし、前後で
段差があり、前側が上段に後側が下段にあって両者の境
は滑らかなスロープで連なっている(第7図参照)。
同軌道5の上段にある前端5aが最前の仕切壁3aを切欠
いて前方へ突出しており、同突出した軌道5と同一の上
段平面にフロア6が仕切り板3aと前外壁2aとの間に形成
された乗場を構成している。
前外壁2aには開口7が形成され開口7より外側へフロ
ア6が延出して入出場台8が設けられ入出場台8の左右
に入場用と出場用の段階9がつくられている。
シューティングカー4は前記軌道5上を右回りに回動
するようになっており、フロア6の乗場から右回りに順
にステージI,II,III,IVが構成されている。
すなわち左外壁2bに沿って前側にステージI、仕切り
板3bに仕切られて後側にステージIIが設けられ、対向す
る右外壁2cに沿って後側にステージIII、仕切り板3cに
仕切られて前側にステージIVが設けられている。
なおステージIの手前にコントロールルーム10があ
る。
前側のステージI、IVに対応して上段に軌道5があ
り、後側のステージII,IIIに対応して下段に軌道5があ
る。
前後に長い軌道5の前端と後端の下方には大型のスプ
ロケット20,21が回転中心軸を垂直にして軸支され、前
側のスプロケットには回転駆動用のモータ22が設けられ
てモータ22の駆動によりスプロケット20が回転するよう
になっている。
前後のスプロケット20,21間にチェーン(またはワイ
ヤー)23が架渡され、モータ22により右回りに回動す
る。
チェーン23は軌道5の略中央を走っており、そのチェ
ーン23に沿って軌道5に溝条24が形成され、軌道5上を
車輪26を介して移動するシューティングカー4の下面か
ら突設された連結部材25が溝条24を貫通してチェーン23
に固着され、チェーン23の回動に伴い連結部材25を介し
てチェーン23に引張られるようにしてシューティングカ
ー4が軌道5上を回動する。
シューティングカー4は第4図に図示するようにボッ
クス状をなして軌道5に対して外側を向いてシート27が
2つ並設され、シート27の前には模擬銃28がやはり並ん
で設けられている。
したがってシューティングカー4は、正面が常にステ
ージ側を向いて横方向に移動し、シューティングカー4
に搭乗しシート27に座した遊戯者は模擬銃28を操作して
ステージの標的にねらいをつけ撃つことができる。
複数のシューティングカー4は互いに所定の間隔をあ
けてチェーン23に連結されているので、全てのシューテ
ィングカー4が一斉に動き、同速度で移動し一斉に停止
する。
なお車輪26は横方向に走行するよう車輪26が設けられ
ているが、上段の軌道5では内側の車輪が若干高くなる
ように突条29が軌道5に敷設され、逆に下段の軌道5で
は外側の車輪が高くなるように突条29が軌道5に敷設さ
れて、シューティングカー4が上段では若干下向き、下
段では若干上向きになるようにしている。
模擬銃28は、その銃身の方向を検出するセンサーを備
えており、引き金を引いた時点でのシューティングカー
4自体の位置と銃身方向とから標的に当たったか否かを
判断することができるようになっている。
一方上段に軌道5が設けられた処ではその下方に、下
段に軌道5が設けられた処では上方に映写室30,31が設
けられており、下方の映写室30には左右に3台ずつプロ
ジェクター32が並べられ、映写室30の左右側壁をなすス
クリーン34にそれぞれ画像を映写し、3つの映写画面を
合わせて1つの大画面を構成している(第2図、第5図
参照)。
上方に映写室31を有する処では、2台ずつプロジェク
ター33がやはり左右に並べられ、映写室31の左右側壁を
なすスクリーン35にそれぞれ画像を映写し、2つの映写
画面を合わせて1つの大画面を構成している(第2図、
第6図参照)。
他方各ステージI,II,III,IVの前にはスクリーン34,35
に相対してハーフミラー36が上下段を貫ぬいて一面に立
設されていて、スクリーン34,35に写された画像を写
し、ステージ内にスクリーン34,35の画像の虚像40を形
成するようになっている。
ハーフミラー36は垂直に立っているので、スクリーン
上の画像と同じ高さに虚像40ができる。
下段に映写室30を有する場合は虚像40はジオラマの下
半分に形成されるが、上段の軌道5を走行するシューテ
ィングカー4は前記の如く下向きとなっているので射撃
に都合が良い。
上段に映写室31を有するときは、虚像が上半分にあっ
て下段を回動するシューティングカー4は上向きであ
る。
各ステージI,II,III,IVはそれぞれ立体的なジオラマ3
8が作られており、照明装置39により照らし出されてい
る。
以上のように各ステージは立体ジオラマと同じジオラ
マ内に虚像40を形成する大型映像により迫真の大空間を
構成している。
映像による標的等の形状および動きは自由自在であり
極めて変化に富んだものとすることができ、遊戯者の興
味をそそるものである。
かかるジオラマと立体映像とからなるステージI,II,I
II,IVは1つの物語に沿ってストリーの展開順に構成演
出されている。
遊戯者がまず入出場台8から開口7を通ってフロア6
でシューティングカー4に搭乗すると、シューティング
カー4はモータ22の駆動によりチェーン23に引かれて右
回りに移動し、はじめにステージIの前に出る。
遊戯者はジオラマと映像の大型立体空間を前にしてそ
の世界に没入し、徐々に移動するシューティングカー4
に乗りながら映像またはジオラマで構成される標的にね
らいをつけ模擬銃28を撃つことができる。
シューティングカー4の位置および模擬銃28の銃身方
向から射撃の当りはずれが判別され、映像に変化を与え
るようになっている。
したがって移動するシューティングカー4から模擬銃
28により狙う方向はジオラマの空間内のいずれの方向も
可能であり、よってジオラマの実物を標的とするばかり
でなく虚像をも標的とすることができ、変幻自在の標的
を狙うエキサイティングなシューティングプレイが楽し
める。
そしてシューティングカー4が軌道5に沿って上段か
ら下段にスロープを下りていくと、ステージIは終わ
り、次のステージIIが展開する。
同じ物語の中でストーリが展開していく構成なので、
遊戯者はその物語の世界に没頭することができる。
こうして4つのステージI,II,III,IVを巡るとシュー
ティングカー4は再びフロア6に戻り、シューティング
カー4から下りて遊戯を終了する。
以上のように本実施例ではシューティングカー4に乗
って4つのステージI,II,III,IVを順次体験し射撃を楽
しむことができるので、興味を持続することができ、さ
らにステージを順次同一物語のストーリ展開に沿って構
成することで、より興味をそそるものとしている。
各ステージはジオラマの大空間内に虚像を形成する大
空間を構成しているので、物語の世界に実際に入ったよ
うな体験をすることができる。
軌道5に上段から下段、下段から上段と変化を持たせ
ており、遊戯者は若干下方を向いたり上方を向いたりし
て変化に富むゲームを楽しめる。
シューティングカー4は、軌道5の外側に向いていて
走行方向を向いていないので、他のシューティングカー
4があまり視野に入ることがなく、よってシューティン
グカー4どうしの間隔をそれ程広げずに軌道5上に多く
のシューティングカー4を配設することができ、一度に
多くの遊戯者にゲームを楽しんでもらうことができる。
また入替性でないため入場及び出場を効率良く行なう
ことができる。
発明の効果 本発明は、ジオラマ内に実際に存在するかのように見
える虚像は表現豊かな形状および自由自在の動きをして
変幻自在であり、遊戯者はあたかも物語の世界に入った
ような擬似体験を味わうことができる。
シューティングカーの位置と模擬銃の銃身方向から射
撃の当たりはずれを判別するので、ジオラマ空間内のい
ずれの方向も狙うことができ、ジオラマ内の実物を標的
とするばかりでなく虚像をも標的にすることができ、変
幻自在の標的を狙うことでエキサイティングなシューテ
ィングプレイを楽しむことができ、興味のつきないもの
がある。
複数のシューティングカーが順次ステージを移動する
方式なので遊戯者の入出場を効率良く行って多くの入場
者を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の移動式シューティング装置
の一部省略した全体外観図、第2図は同装置の平面図、
第3図は同断面図、第4図はシューティングカーの外観
図、第5図、第6図はシューティングカ装置の一部省略
した断面図、第7図は同装置の部分的な説明図である。 1……移動式シューティング装置、2……外壁、3……
仕切り板、4……シューティングカー、5……軌道、6
……フロア、7……開口、8……入出場台、9……階
段、10……コントロールルーム、20,21……スプロケッ
ト、22……モータ、23……チェーン、24……溝条、25…
…連結部材、26……車輪、27……シート、28……模擬
銃、29……突条、30,31……映写室、32,33……プロジェ
クター、34,35……スクリーン、36,37……ハーフミラ
ー、38……ジオラマ、39……照明装置、40……虚像。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンに映し出された画像をもとにハ
    ーフミラーによりジオラマ内の空間に虚像を形成する順
    次並設された複数のステージと、 模擬銃を備え遊戯者が搭乗する複数のシューティングカ
    ーが前記ステージに沿って順次各ステージを移動する移
    動手段と、 前記シューティングカーの位置と遊戯者が操作する前記
    模擬銃の銃身方向から射撃の当たりはずれを判別する判
    別手段と を備えたことを特徴とする移動式シューティング装置。
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