JP3011758B2 - ワークの加工方法およびその取付具 - Google Patents
ワークの加工方法およびその取付具Info
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- JP3011758B2 JP3011758B2 JP2329163A JP32916390A JP3011758B2 JP 3011758 B2 JP3011758 B2 JP 3011758B2 JP 2329163 A JP2329163 A JP 2329163A JP 32916390 A JP32916390 A JP 32916390A JP 3011758 B2 JP3011758 B2 JP 3011758B2
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Description
前記足部に形成する足面で前記胴部を位置決めするよう
にしたワークの加工方法およびその取付具に関する。
ワークと呼ぶ)を加工する方法としては次の2つの方法
があつた。
まず足面を加工し、加工した足面を基準として内径加工
をする方法である。
し、加工した内径加工部を基準として足面を加工する方
法である。
力バランスがくずれて基準とした足面に歪みが発生し、
再度足面の仕上加工をしなければならないことがあつ
た。
外径と加工した内径の中心が一致せず、偏肉が生じて製
品価値が低下してしまうことがあつた。
高く、かつ精度および作業性にすぐれるワークの加工方
法およびその取付具を提供するにある。
するものであることに着目すると、上記した課題は、胴
部と、この胴部と一体の足部とを備え、前記足部に形成
する足面で前記胴部を位置決めするようにしたワークの
加工方法において、前記ワークを前記胴部の外径を基準
としてクランプすると共に、前記足部を前記胴部をクラ
ンプすることにより定まる位置に固定し、前記胴部の内
径加工をしたのち、加工をした内径加工部を基準として
前記足面を形成することにより、また、上記加工を行う
ためのワークの取付具として、ワークの胴部を位置決め
する位置決め手段と、上記位置決め手段で位置決めされ
たワークの足部をナチュラルクランプする手段を設ける
ことにより解決される。
よる偏肉は発生しない。また、内径加工をしたのち足面
を加工するから、足面に歪みが発生することはない。
第2図は平面図である。
で、本体1の上面に前後に分けて配置されている。3は
表面が鋳放しの黒皮であるワークで、略円筒形の胴部4
と2つの足部5とからなる。6はピンで、側面には傾斜
面7が形成され、本体1に対して上下に移動可能であ
る。8はピン6を付勢するばね。9はクランクピンで、
一方の端部には傾斜面7に密着する傾斜面9aが形成さ
れ、他端にはナツト10に螺合するねじ部が形成されてお
り、本体1に対して水平方向に移動可能である。なお、
ナツト10はベアリング11により本体1に対して回転自在
に保持されている。12はナツト10を回転させるナツトラ
ンナである。13はボルトで、本体1の上面に固定されて
いる。14はクランパで、ボルト13に螺合し回転自在のク
ラツチ付のナツト15とナツト15を回転自在に支持し、ね
じ13に対してナツト15と一体に上下動する押え部16とで
構成されている。17はナツト15を回転させるナツトラン
ナ。19,20,21はプツシヤで、それぞれワーク3を上下、
左右、前後方向に位置決めするためのものである。22、
23は本体1の上面に固定されたストッパである。24は座
で、本体1の所定の位置に固定されている。以下、動作
について説明する。なお、あらかじめクランパ14はナツ
トランナ18によりボルト13の上側に配置され、押え部16
は第2図に図示したものと直角の方向に位置決めされて
おり、ピン6は上下に移動自在である。
ない手段により下降させる。すると、まず足部5の下面
がピン6の頭部に当接し、さらにピン6を押し下げなが
ら下降して胴部4がVブロツク2のV溝に当接する。こ
の状態でプツシヤ19により胴部4を軽く押える。そし
て、プツシヤ21により胴部4の一端を押し、他端をスト
ツパ22に当接させて前後方向を位置決めし、引続きプツ
シヤ20とストツパ23により左右方向の位置決めをする。
ンクピン9を移動させ傾斜面9aを傾斜面7に当接させて
ピン6を固定する。その後ナツトランナ18により押え部
16を第2図に示す位置に回し、ナツト15を回転させる
と、押え部16は座24との当接部を支点として足部5の上
面を加圧しワーク3を本体1に固定する。
びナツトランナ12,18は所定の位置に待避させる。
3を本体1から外し、図示しない工程で、内径加工部4a
を基準として足部5の下面を加工する。
胴部と一体の足部とを備え、足部に形成する足面で胴部
を位置決めするようにしたワークを、胴部の外径を基準
として内径を加工とするから、加工による偏肉は発生し
ない。そして、ワークをクランプするときには、ワーク
ごとに異なる足部の位置に対応して、足部をその位置に
固定するナチユラルクランプ手段を設けたから、クラン
プ歪みも発生せず、精度および能率のよい加工をするこ
とができる。
図。 1……本体、2……Vブロツク、3……ワーク、4……
胴部、5……足部、6……ピン、8……ばね、9……ク
ランクピン、10,15……ナツト、12、17……ナツトラン
ナ、13……ボルト、14……クランパ、16……押え部、1
9,20,21……プツシヤ、22,23……ストツパ、24……座。
Claims (2)
- 【請求項1】胴部と、この胴部と一体の足部とを備え、
前記足部に形成する足面で前記胴部を位置決めするよう
にしたワークの加工方法において、前記ワークを前記胴
部の外径を基準としてクランプすると共に、前記足部を
前記胴部をクランプすることにより定まる位置に固定
し、前記胴部の内径加工をしたのち、加工をした内径加
工部を基準として前記足面を形成することを特徴とする
ワークの加工方法。 - 【請求項2】ワークを胴部の外径で位置決めする位置決
め手段と、上記位置決め手段で位置決めされたワークの
足部の位置に対応し足部をその位置に固定するナチュラ
ルクランプ手段を具備したことを特徴とするの取り付け
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2329163A JP3011758B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ワークの加工方法およびその取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2329163A JP3011758B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ワークの加工方法およびその取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201038A JPH04201038A (ja) | 1992-07-22 |
JP3011758B2 true JP3011758B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=18218349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2329163A Expired - Fee Related JP3011758B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ワークの加工方法およびその取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011758B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108972407A (zh) * | 2018-08-14 | 2018-12-11 | 北京云迹科技有限公司 | 水桶夹具和机器人 |
CN109202488A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-01-15 | 霍山嘉远智能制造有限公司 | 单向可调v型块工装 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2329163A patent/JP3011758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04201038A (ja) | 1992-07-22 |
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