JP3011379U - 履物用の泥跳ね防止装置 - Google Patents

履物用の泥跳ね防止装置

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JP3011379U
JP3011379U JP1994014299U JP1429994U JP3011379U JP 3011379 U JP3011379 U JP 3011379U JP 1994014299 U JP1994014299 U JP 1994014299U JP 1429994 U JP1429994 U JP 1429994U JP 3011379 U JP3011379 U JP 3011379U
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footwear
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JP1994014299U
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Inventor
郁子 細矢
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郁子 細矢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で、履物の踵底部から後方に跳ね上
げられる泥濁や雨水等が衣服に付着するのを防止するこ
とのできる泥跳ね防止装置の提供を目的としている。 【構成】2枚の薄い板状部材1,2で構成され、靴5の
踵部分を内外から挟み込む装着部材3と、薄い板状に形
成され、前記装着部材3の上部から外側に該装着部材3
に対し所定の角度θで延出した跳ね受け板4とからな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、履物の踵底部から後方に跳ね上げられる泥濁や雨水等を防止する ための履物用の泥跳ね防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、履物自体を泥濁や雨水等による汚れから保護するために、シューズ カバー等が提供されているが、履物の踵底部から後方に跳ね上げられる泥濁や雨 水等が衣服等に付着するのを防止する泥跳ね防止装置に関するものは現在のとこ ろ見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、履物の踵底部から後方に跳ね上げられる泥濁や雨水等が下肢背 面に付着して衣服を汚すことに対し、多くの人が不快感と不満を持っている。
【0004】 そこで、この考案は、簡単な構造で、履物の踵底部から後方に跳ね上げられる 泥濁や雨水等が衣服等に付着するのを防止することのできる泥跳ね防止装置を提 供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る泥跳ね防止装置は、2枚の薄い板状に形成され、靴の踵部分を 内外から挟み込む装着部材と、薄い板状に形成され、前記装着部材の上部から外 側に該装着部材に対して所定の角度で延出した跳ね受け板とからなることを特徴 としている。
【0006】 また、好ましくは、前記跳ね受け板を前記装着部材に対して回動自在に形成し 、該跳ね受け板不使用時に前記装着部材にそって折り畳み収納可能としたことを 特徴とするものであり、また、前記装着部材の2枚の板状体のうち、靴の踵部分 の内側に装着される板状体を靴べらとして使用可能としたことを特徴とするもの であり、さらに、前記装着部材と前記跳ね受け板とをプラスチックの薄板で形成 したことを特徴とするものである。
【0007】 さらに、この考案に係る泥跳ね防止装置は、半円状に形成され、長靴の踵部分 を挟み込むリングと、薄い板状に形成され、前記リングの中央部から外側に該リ ングに対し所定の角度で延出した跳ね受け板と、前記リングの両先端に接続され た紐状の弾性部材とからなることを特徴とするものである。
【0008】 またさらに、この考案に係る泥跳ね防止装置は、薄い板状に形成され、サンダ ル等の履物の踵の端部から外側に該踵の端面に対し所定の角度で延出した跳ね受 け板を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
この考案は、上述のように構成されているので、雨が降って路面が汚れている 時に、この泥跳ね防止装置を靴の踵の部分に装着して歩いてみた。 歩行時の泥濁や雨水等の跳ね上げは、履物の踵が路面より離れた時に、履物の 踵底部後方より発生するが、本装置によれば、跳ね上げられた泥濁や雨水は靴の 踵の後方に張り出している跳ね受け板によって受け止められ、下肢背面等に付着 するのが妨げられた。
【0010】 また、本装置の靴への装着部材が靴の踵部分を内外から挟み込む形状であり、 跳ね受け板によって受け止められた泥濁や雨水が靴の踵部分から靴の内部に浸透 するおそれはない。
【0011】 また、好ましくは、跳ね受け板を装着部材に対して回動自在に形成し、該跳ね 受け板不使用時に装着部材にそって折り畳み収納可能とすることにより、本装置 を常時靴に装着しておいて、必要な時に跳ね受け板を引き出して用いたり、本装 置の不使用時に、本装置を取り外してポケット等の中にコンパクトに収容するこ ともできる。
【0012】 さらに、前記装着部材の2枚の板状体のうち、靴の踵部分の内側に装着される 板状体を靴べらとして使用可能とすることにより、本装置を取り外して携行する 際の利用度を高めることができるものである。
【0013】 また、前記装着部材と前記跳ね受け板とをプラスチックの薄板で形成すること により、本装置を極めて低コストで製造することができるものである。
【0014】 また、長靴に装着するタイプの泥跳ね防止装置は、紐状の弾性部材を伸ばして 長靴の爪先等からいれ、踵のところに装着する。 靴の場合と同様に、跳ね上げを防止する作用がある。靴の場合とは装着部材の 形状が異なるが、長靴が泥濁や雨水を内部に浸透させない構造となっているので 、この場合の装着部材はその点を考慮されてはいない。
【0015】 さらに、サンダルの場合にも、同様の作用がある。特に、サンダルは跳ねを上 げることが多いので、効果的である。
【0016】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は、この考案の第1の実施例を示したものである。図において、1は靴の 踵の内側に当たる板状部材で、2は踵の外側に当たる板状部材であり、これらの 板状部材1,2によって装着部材3を形成している。また、4は跳ね受け板で、 前記装着部材3の上部から外側に延びており、板状部材2の表面に対し角度θだ け開いている。
【0017】 なお、使用されている材料は、例えば、一体成形による厚さ0.5mm程度の プラスチックの薄い板材であり、本装置を極めて低コストで製造することができ るものである。
【0018】 本装置を靴5に装着する場合には、前記装着部材3の板状部材1と板状部材2 との隙間に、図2に示すように、靴5の踵部分を挿入して挟み込ませる。
【0019】 歩行時の泥濁や雨水等の跳ね上げは、靴5の踵が路面より離れた時に、靴5の 踵底部後方より発生するが、本装置によれば、跳ね上げられた泥濁や雨水は靴5 の踵の後方に張り出している跳ね受け板4によって受け止められるので、下肢背 面等に付着するのが妨げられる。
【0020】 また、本装置の靴5への装着部材3が靴5の踵部分を内外から挟み込む形状な ので、跳ね受け板4によって受け止められた泥濁や雨水が靴5の踵部分から靴の 内部に浸透するおそれもない。
【0021】 なお、図3(a),(b)に示すように、跳ね受け板4の上縁部に、塑性変形 し、かつ、その変形状態を保持する薄肉部4aを形成すれば、手で跳ね受け板4 を引いたり押したりすることにより、板状部材2と跳ね受け板4との角度θを変 えることができる。 また、前記薄肉部4aを蛇腹状に形成すれば、板状部材2に対して跳ね受け板 4を所定の角度θで保持する際の保持力をより高めることができる。
【0022】 このように、板状部材2と跳ね受け板4との角度θを可変構造とすることによ り、常時本装置を靴5に装着しておいて、必要な時に跳ね受け板4を引き出して 用いるようにしてもよく、また、本装置の不使用時に、前記跳ね受け板4を板状 部材2にそって折り畳んで、ポケット等の中にコンパクトに収納することも可能 である。
【0023】 次に、この考案の第2の実施例について説明する。 図4は、この考案の第2の実施例を示したものである。図において、6は長靴 の踵の部分を挟み込むための半円状のリング、7は例えば厚さ0.5mmのプラ スチックの薄板で形成され、リング6の中央部から外側に該リング6に対し角度 θで延出した跳ね受け板である。また、8は紐状のゴムバンドでリング6の両先 端に取り付けされている。
【0024】 図5は、実際にこの履物用の泥跳ね防止装置を長靴9に装着したときの図であ る。ゴム8を伸ばして長靴9の爪先等から入れ踵のところに装着している。 この泥跳ね防止装置の場合にも、前記第1の実施例で示した装置と同様な効果 を得ることができる。
【0025】 ここで、前記第1の実施例とは、跳ね受け板を靴に装着する装着部(本実施例 がリング6及びゴムバンド8であるのに対し、第1実施例は2枚の板状部材1, 2からなる装着部材3である。)の形状が異なるが、長靴9が泥濁や雨水を内部 に浸透させない構造となっているので、この場合の装着部はその点が考慮されて いない。
【0026】 次に、この考案の第3の実施例について説明する。 図6は、この考案の第3の実施例を示したものである。図において、10はサ ンダルで、11はサンダル10の踵の端面に張り付けられた装着部材で、12は 装着部材11に対し所定角度回動可能に構成された跳ね受け板であり、(a)は 跳ね受け板12を外側に延出させた状態を示し、(b)は跳ね受け板12をサン ダル10の踵の端面に密着させた状態を示している。
【0027】 この泥跳ね防止装置を使用しないときは、図6(b)のようにしておき、必要 に応じて、図6(a)のようにすることができる。 なお、この場合の履物用の泥跳ね防止装置はサンダル10と一体的に形成して もよい。
【0028】 このサンダルの場合の泥跳ね防止装置にも、前記各実施例と同様の効果があり 、特に、サンダルは跳ねを上げることが多いので、効果的である。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によると、簡単な構造で、履物の踵底部から後 方に跳ね上げられる泥濁や雨水等が衣服等に付着するのを防止することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る履物用の泥跳ね防止装置の第1
の実施例を示す斜視図である。
【図2】前記第1の実施例に係る泥跳ね防止装置を靴の
踵に装着した図である。
【図3】前記第1の実施例の変形例を示し、図3(a)
はその斜視図、図3(b)は図3(a)のA−A線断面
図である。
【図4】この考案に係る履物用の泥跳ね防止装置の第2
の実施例を示す斜視図である。
【図5】前記第2の実施例に係る泥跳ね防止装置を長靴
に装着した図である。
【図6】この考案に係る履物用の泥跳ね防止装置の第3
の実施例を示す図で、図6(a)は跳ね受け板をサンダ
ルの外側に延出させた状態を示し、図6(b)は跳ね受
け板をサンダルの踵の端面に密着させた状態を示してい
る。
【符号の説明】
1 板状部材 2 板状部材 3,11 装着部材 4,7,12 跳ね受け板 4a 薄肉部 5 靴 6 リング 8 ゴムバンド 9 長靴 10 サンダル

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の薄い板状に形成され、靴の踵部分
    を内外から挟み込む装着部材と、薄い板状に形成され、
    前記装着部材の上部から外側に該装着部材に対して所定
    の角度で延出した跳ね受け板とからなることを特徴とす
    る履物用の泥跳ね防止装置。
  2. 【請求項2】 前記跳ね受け板を前記装着部材に対して
    回動自在に形成し、該跳ね受け板不使用時に前記装着部
    材にそって折り畳み収納可能としたことを特徴とする請
    求項1に記載の履物用の泥跳ね防止装置。
  3. 【請求項3】 前記装着部材の2枚の板状体のうち、靴
    の踵部分の内側に装着される板状体を靴べらとして使用
    可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の履物用の泥跳ね防止装置。
  4. 【請求項4】 前記装着部材と前記跳ね受け板とをプラ
    スチックの薄板で形成したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の履物用の泥跳ね防止装
    置。
  5. 【請求項5】 半円状に形成され、長靴の踵部分を挟み
    込むリングと、薄い板状に形成され、前記リングの中央
    部から外側に該リングに対し所定の角度で延出した跳ね
    受け板と、前記リングの両先端に接続された紐状の弾性
    部材とからなることを特徴とする履物用の泥跳ね防止装
    置。
  6. 【請求項6】 薄い板状に形成され、サンダル等の履物
    の踵の端部から外側に該踵の端面に対し所定の角度で延
    出した跳ね受け板を備えた履物用の泥跳ね防止装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530077B2 (ja) * 1975-09-12 1980-08-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530077B2 (ja) * 1975-09-12 1980-08-08

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