JP3011113U - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP3011113U
JP3011113U JP1994014012U JP1401294U JP3011113U JP 3011113 U JP3011113 U JP 3011113U JP 1994014012 U JP1994014012 U JP 1994014012U JP 1401294 U JP1401294 U JP 1401294U JP 3011113 U JP3011113 U JP 3011113U
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JP
Japan
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shaft
fan
housing
vibration
kneading
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JP1994014012U
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English (en)
Inventor
勝美 早川
Original Assignee
株式会社寺西電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】重心位置を低くして騒音等の発生を抑制すると
共に、快適な水平方向の振動を得る。 【構成】被駆動軸の回転中心より偏位させた先端に揉み
玉76を遊転自在に嵌着し、被駆動軸を駆動する揉み用
モータ50により揉み玉76を旋回させる。また、筺体
1に立設した弾性支柱16,17を介して振動板14を
支持する。そして、筺体1内に回転軸30を振動板14
と垂直にして振動用モータ26を配置し、回転軸30に
嵌着した偏心軸38の先端を振動板14に挿入した。更
に、振動用モータ26の回転軸30に一体回転可能に設
けたファン36は、バランスウエイト部44が一体プレ
ス成形されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、揉み玉を旋回させて揉み作用を得ることができると共に、振動板を 振動させて振動作用を得ることができるマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、旋回する揉み玉と振動する振動板を備えたマッサージ機として、特 公昭64−9021号公報にあるように、左右一対の被駆動軸の先端に揉み玉を 遊転自在に嵌着して、前記一対の被駆動軸をモータにより回転駆動すると共に、 弾性支柱により支持した振動板に振動モータを吊持状に連結して振動させるもの が知られている。これにより、振動板を振動させて振動作用を得ることができる と共に、この振動が揉み玉にも伝達され、揉み玉による揉み作用に振動作用が負 荷されたマッサージを得ることができた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来のものでは、振動板に振動モータを吊持状に連結 しているので重心位置が高く、床上に載置して使用する際に、振動モータの振動 で筺体が大きく振動して床上で躍動状態となり、騒音が発生し易いという問題が あった。また、揉み玉による揉み作用に振動作用が付加されない方が快適なマッ サージが得られる場合もあり、更に、患部が足部等である場合には、振動が上下 方向の振動成分がない水平方向成分のみの振動だけの方がより快適なマッサージ が得られる場合もある。
【0004】 そこで本考案は上記の課題を解決することを目的とし、重心位置を低くして騒 音等の発生を抑制すると共に、快適な水平方向の振動が得られるマッサージ機を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するための手段として次の構成 を取った。即ち、 筺体に回転自在に支持した被駆動軸の先端を前記筺体から突出させると共に、 回転中心より偏位させ、かつ、該先端に揉み玉を遊転自在に嵌着し、前記被駆動 軸を駆動する揉み用モータを前記筺体内に配置して前記揉み玉を旋回させ、 また、前記筺体に立設した弾性支柱を介して振動板を支持して前記振動板を振 動させるマッサージ機において、 前記筺体内に回転軸を前記振動板と垂直にして振動用モータを配置し、前記回 転軸に嵌着した偏心軸の先端を前記振動板に挿入したことを特徴とするマッサー ジ機の構成がそれである。
【0006】 また、前記振動用モータの前記回転軸に一体回転可能に設けたファンは、一体 プレス成形されたバランスウエイト部を備えた構成でもよく、前記ファンは、ほ ぼ円形に形成されたファン部に前記バランスウエイト部を突出して形成した構成 としてもよい。更に、前記ファンには直線部を有する挿入孔を形成し、該挿入孔 に前記偏心軸を挿入して一体回転可能とし、前記偏心軸を前記回転軸に螺着した 構成としてもよい。
【0007】
【作用】
前記構成を有するマッサージ機は、揉み用モータが、被駆動軸を介して揉み玉 を旋回駆動し、振動用モータが偏心軸を介し振動板を水平に振動駆動して、揉み 作用と振動作用を得ることができる。この振動用モータは筺体に固定できるので 、重心位置を低くすることができる。
【0008】 また、ファンがバランスウエイト部を備えていることにより、振動板の水平方 向の振動による筺体の振動をバランスウエイト部により打ち消すことができ、振 動を低減することができる。
【0009】
【実施例】 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1,図4に示すように、1は筺体で、筺体1は下部ケース2と上部ケース4 とを備え、下部ケース2と上部ケース4とを合わせることによりほぼ偏平な箱状 の筺体1が形成される。尚、筺体1の側面には、取手部6,8が形成されている 。
【0010】 下部ケース2には、4個のボス部10〜13が下部ケース2の底面を上方に突 き出して形成されており、このボス部10〜13と振動板14との間には、上部 ケース4を貫通した弾性支柱16〜19が配設されている。弾性支柱16〜19 の両端には、それぞれねじ部16a,16b,17a,17b(一部のみ図示す る)が設けられており、一方のねじ部16a,17aが振動板14に螺入され、 他方のねじ部16b,17bがボス部10〜13に貫入されて、下部ケース2の 裏側からナット20,21(一部のみ図示する)により止められて、振動板14 が弾性支柱16〜19により水平方向に振動可能に支持されている。
【0011】 また、同様に下部ケース2には、4本の支柱22,23(一部のみ図示する) が下部ケース2の底面から立設されており、振動用モータ26に取り付けられた フランジ部材28が、振動用モータ26の回転軸30を振動板14と垂直にして 支柱22,23の先端に載せられている。
【0012】 更に、このフランジ部材28には、上部ケース4が載せられて、4本のビス3 2〜35が上部ケース4及びフランジ部材28を貫通して支柱22,23に螺入 されている。振動用モータ26の回転軸30は、上部ケース4から上側に突出さ れており、この回転軸30には、ファン36と共に偏心軸38が螺着されている 。
【0013】 偏心軸38は、回転軸30の回転中心と偏位してベアリング40に嵌着される と共に、ベアリング40は保持部材42を介して振動板14に嵌着されている。 また、ファン36は、ほぼ円形に形成されたファン部43と、ファン部43から 偏心軸38の偏位方向と逆側に突出されて形成されたバランスウエイト部44と を備え、ファン部43とバランスウエイト部44とは、プレス成形により一体的 に形成されている。
【0014】 ファン部43には、ほぼ垂直に曲げられた翼部45が複数形成されており、ま た、その中心には挿入孔46が穿設されている。挿入孔46には、相対向する直 線部47が形成されており、この挿入孔46に前記偏心軸38が挿入され、偏心 軸38とファン36とが一体的に回転するように構成されている。
【0015】 更に、筺体1内に揉み用モータ50がその回転軸52を水平にして配置されて おり、回転軸52は、筺体1内に設けられたギヤケース54内に挿入されている 。ギヤケース54には回転軸52と直交して、回転軸52を間にして1組の被駆 動軸56,58がベアリング60,62(一方のみ図示する)を介して回転可能 に支持されている。そして、回転軸52に固定されたウオームギヤ64と、それ ぞれの被駆動軸56,58に固定されたホイールギヤ66,68とが噛合されて いる。
【0016】 被駆動軸56,58は、それぞれギヤケース54から上方に延出されて、筺体 1の外にまで突き出されている。そして、突き出された被駆動軸56,58の先 端は、所定角度「く」字状に曲げられて、回転中心よりその先端が偏位されてい る。先端には、軸受け70(一方のみ図示する)が回転可能に嵌着されて、止め 輪72により抜け止めが図られている。軸受け70は先端が半球状の揉み玉74 ,76(図1,3では一方のみ図示する)に嵌入されて、固定されている。
【0017】 ギヤケース54と揉み玉74,76との間には、被駆動軸56,58が貫通し たフェルト製の挟み防止部材78と、被駆動軸56,58に装着され揉み玉74 ,76と挟み防止部材78との間の隙間への挟み込みを防止する挟み防止カラー 80,82とが設けられている。尚、挟み防止部材78は、筺体1に係止部材8 4により固定されている。
【0018】 また、両揉み玉74,76を覆う布カバー86が設けられており、布カバー8 6は、図1に示すように、その両端が筺体1の裏側にまで達するように筺体1が 包み込まれて、その両端が筺体1に固定された押え板88により止められている 。尚、下部ケース2の裏側には、複数の脚部材90,91(一部のみ図示する) が取り付けられている。
【0019】 次に、前述した本実施例のマッサージ機の作動について説明する。 まず、振動用モータ26が回転駆動されると、回転軸30と共に偏心軸38が 回転軸30の回転中心と偏位しながら回転する。これにより、振動板14が弾性 支柱16〜19を弾性変形させながら水平面内で振動させられる。この振動板1 4を患部に当てることにより、患部に振動を与えてマッサージを行うことができ る。振動用モータ26の回転と共に、ファン36が回転して、振動用モータ26 を冷却すると共に、振動板14による振動が筺体1に作用しないように、バラン スウエイト部44の回転による振動により打ち消す。
【0020】 また、揉み用モータ50を回転駆動することにより、回転軸52と共にウオー ムギヤ64が回転し、両ホイールギヤ66,68を介して被駆動軸56,58が 回転されて、揉み玉74,76が互いに逆方向に旋回する。この揉み玉74,7 6を患部に当てることにより、揉みマッサージを行うことができる。
【0021】 前述したように、本実施例のマッサージ機は、振動用モータ26の重心位置を 低くして、下部ケース2及び上部ケース4により挟んで保持するように構成でき るので、振動用モータ26を回転駆動して振動板14を振動させても、床上に置 いた際でも躍動状態となることを防止でき、騒音の発生を抑制できる。
【0022】 更に、筺体1の振動も少なくなるので、揉み用モータ50を駆動して揉み玉7 4,76による施療を行っているときに、振動用モータ26の駆動による振動板 14の振動が揉み玉74,76を介して患部に伝わるのを抑制でき、揉み玉74 ,76による揉み作用による快適なマッサージを受けることができる。また、振 動板14は水平方向の振動のみが付加されるので、患部が足部等である場合には 、水平方向成分のみの振動作用による快適なマッサージを得ることができる。
【0023】 ファン部43とバランスウエイト部44とを一体プレス成形してファン36を 形成することにより、ファン36の形成が容易となり、また、ファン部43をほ ぼ円形として構成することにより、ファン36の性能を低下させることなく、一 体プレス成形できる。更に、ファン36に直線部47を有する挿入孔46を形成 して偏心軸38を挿入することにより、組立が容易となる。
【0024】 以上本考案はこの様な実施例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0025】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案のマッサージ機は、振動用モータの重心位置を低く して、床上に置いた際でも躍動状態となることを防止でき、騒音の発生を抑制で きる。更に、筺体の振動も少なくなるので、揉み玉による施療を行っているとき に、振動モータによる振動が揉み玉を介して患部に伝わるのを抑制できる。また 、振動板は水平方向の振動のみが付加されるので、患部が足部等である場合には 、水平方向成分のみの振動作用による快適なマッサージを得ることができる。
【0026】 更に、ファン部とバランスウエイト部とを一体プレス成形してファンを形成す ることにより、ファンの形成が容易となり、また、ファン部をほぼ円形として構 成することにより、ファンの性能を低下させることなく、一体プレス成形でき、 ファンに直線部を有する挿入孔を形成して偏心軸を挿入することにより、組立が 容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのマッサージ機の縦断
面図である。
【図2】本実施例のマッサージ機の横断面図である。
【図3】本実施例の揉み玉の断面図である。
【図4】本実施例のマッサージ機の布カバーを除いた状
態の斜視図である。
【図5】本実施例のファンの拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…筺体 2…下部ケース 4…上部ケース 14…振動板 16〜19…弾性支柱 26…振動用モータ 30…回転軸 36…ファン 38…偏心軸 43…ファン部 44…バランスウエイト部 46…挿入孔 47…直線部 50…揉み用モータ 74,76…揉み玉

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体に回転自在に支持した被駆動軸の先
    端を前記筺体から突出させると共に、回転中心より偏位
    させ、かつ、該先端に揉み玉を遊転自在に嵌着し、前記
    被駆動軸を駆動する揉み用モータを前記筺体内に配置し
    て前記揉み玉を旋回させ、 また、前記筺体に立設した弾性支柱を介して振動板を支
    持して前記振動板を振動させるマッサージ機において、 前記筺体内に回転軸を前記振動板と垂直にして振動用モ
    ータを配置し、前記回転軸に嵌着した偏心軸の先端を前
    記振動板に挿入したことを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記振動用モータの前記回転軸に一体回
    転可能に設けたファンは、一体プレス成形されたバラン
    スウエイト部を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    マッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記ファンは、ほぼ円形に形成されたフ
    ァン部に前記バランスウエイト部を突出して形成したこ
    とを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記ファンには直線部を有する挿入孔を
    形成し、該挿入孔に前記偏心軸を挿入して一体回転可能
    とし、前記偏心軸を前記回転軸に螺着したことを特徴と
    する請求項3記載のマッサージ機。
JP1994014012U 1994-11-14 1994-11-14 マッサージ機 Expired - Lifetime JP3011113U (ja)

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JP1994014012U JP3011113U (ja) 1994-11-14 1994-11-14 マッサージ機

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