JP3010724U - テープ再生装置 - Google Patents

テープ再生装置

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JP3010724U
JP3010724U JP1994014471U JP1447194U JP3010724U JP 3010724 U JP3010724 U JP 3010724U JP 1994014471 U JP1994014471 U JP 1994014471U JP 1447194 U JP1447194 U JP 1447194U JP 3010724 U JP3010724 U JP 3010724U
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brake
tape
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lever
switching lever
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隆 二 林
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モード切換に際して、ヘッドシリンダーに対
するテープの弛みを取り除くため、テープに一定のテン
ションを保持できるように、適正なタイミングでキャプ
スタンモータの慣性回転力を除くことができるテープ再
生装置を提供する。 【構成】 特殊な画像再生が可能であり、モード切換レ
バーを介して装置を制御するテープ再生装置において、
キャプスタンモータ17の回転部17Aに当接自在で、
且つ、一方向に付勢されたブレーキ装置24Aを設ける
と共に、このブレーキ装置24Aを前記モード切換レバ
ー22を介して制御せしめるように構成したことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテープ再生装置に係わり、特に、特殊な画像の再生の可能なテープ再 生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のテープ式再生装置では、可変スロー再生(以下、再生コマ送り と称す)、スチル、可変スローリバース再生(以下、REVコマ送りと称す)な どに対応するテープ走行モードをモード切換レバーの操作で切換えている。そし て、供給リールおよび巻取りリールの回転方向を切換えるための動力伝達切換手 段や、両リールに対する制動手段が、モード切換レバーの動きに連動して切換動 作されるようになっている。 一方、例えば、再生コマ送り←→スチル←→REVコマ送りのモード切換を連 続的に行う際、ヘッドシリンダーでのテープの弛みを除くため、テープに一定の テンションを付与するように、キャプスタンモータの慣性回転力を除くためのブ レーキ装置が用意されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなキャプスタンモータに対する制動制御は、モード切 換における各手段の動作に対して、適正なタイムラグを保持する必要があり、従 来の独立したブレーキ装置では十分に対応できなかった。
【0004】 本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、モ ード切換に際して、ヘッドシリンダーに対するテープの弛みを取り除くため、テ ープに一定のテンションを保持できるように、適正なタイミングでキャプスタン モータの慣性回転力を除くことができる新規なテープ再生装置を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、特殊な画像再生が可能であり、モード切換レバーを介して 装置を制御するテープ再生装置において、キャプスタンモータの回転部に当接自 在で、且つ、一方向に付勢されたブレーキ装置を設けると共に、このブレーキ装 置を前記モード切換レバーを介して制御せしめるように構成したことを特徴とす る。 また、ブレーキ装置のブレーキシューは、キャプスタンモータの回転部方向に 付勢され、且つ、ブレーキガイド部材の一方の端部のガイドピンが前記ブレーキ シューが取り付けられているブレーキレバーに当接し、前記ブレーキガイド部材 で前記ブレーキシューの動きを制御することを特徴とする。 また、ブレーキガイド部材の他方の端部はモード切換レバーのガイドカムに係 合していることを特徴とする。
【0006】
【作用】
従って、モード切換レバーにより、例えば、再生状態からREVコマ送り状態 にモード切換がなされる際、これと適正なタイムラグを持った連動関係を保って 、ブレーキが作動し、キャプスタンモータの慣性回転を制動し、ヘッドシリンダ でのテープに対しての一定のテンションを保持できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のテープ式再生装置を、図示の実施例を参照して具体的に説明す る。 本考案に係わる再生装置は、基本的には、装置筐体(図示せず)内にシャーシ 1を装備し、これに対して、ヘッドシリンダー2、再生・記録ヘッド3、キャプ スタン4、ピンチローラ5、消去ヘッド6などを装備したもので、テープカセッ トが装置筐体内に装填されると、カセット内の供給リール7から巻き取りリール 8に渡って巻き掛けられたテープ9を、キャプスタン4とピンチローラ5との間 に挟み、テープ9を駆動させ、また、テンションポスト10によりテープ9に所 定のテンションを付与するように構成している。 なお、テンションポスト10は、テンションアーム11の先端に設けられ、こ のテンションアーム11は支点11aを軸として回動可能にシャーシに支持され ており、また、供給リール7を保持するリール台15にブレーキを加えるための ベルト12は、その一端をテンションアーム11に固着している(図1参照)。
【0008】 また、図2に示すように、供給リール7および巻き取りリール8に回転駆動力 を伝達するリール軸13,14がシャーシ1に軸支されており、これらのリール 軸13,14には、周縁に歯車歯を形成した円盤形のリール台15,16が取り 付けられている。また、キャプスタン4を駆動するキャプスタンモータ17の回 転駆動力は、プーリ18Aおよび無端ベルト18Cを介して、シャーシに軸支し たプーリ18Bに伝達されるようになっている。
【0009】 リール台15,16のいずれかに回転力を選択的に伝達するための動力伝達切 換手段19は、従動側のプーリ18Bと同軸心で、且つ、シャーシ1に枢支され た揺動レバー19Aの自由端側にアイドラーギヤ19Bを軸支し、このアイドラ ーギヤ19Bを揺動レバー19Aの揺動でリール台15,16の歯車歯のいずれ かに選択的に噛合させ、キャプスタンモータ17の回転をリール台15あるいは 16に対して選択的に伝達するように構成している。
【0010】 また、この装置には、再生モード切換用の樹脂製のモード切換レバー22が装 備されていて、ローディング・モータ(図示せず)で回動される円盤状のカム体 20、および、カム体20のガイド20Aに沿ってカムフォロー20Bが移動す る際に、揺動レバー21の揺動によって、モード切換レバー22がシャーシ1の 前部で左右に往復直線運動されるようになっている。 また、モード切換レバー22には揺動レバー19Aに係合して、首振り動作を 与える係合部22Aが一体に設けてあり、これに対応して、揺動レバー19Aに は、モード切換レバー22の係合部22Aに係合する細長い可撓性の弾性部19 Cが設けられていて、その弾性で撓むことにより、再生モードからリバースモー ドへの切換え時、モード切換レバー22に対する動力伝達切換手段19の切換え 動作を遅延するようになっている。
【0011】 なお、前記弾性部19Cは、揺動レバー19Aが揺動する過程では、撓みが少 ないが、揺動レバー19Aに取り付けられているアイドラーギヤ19Bがリール 台15に噛合した後、その後のモード切換レバー22の若干の動作過程で、その 撓みが大となるように、適当な弾性強度を確保した構成になっていて、これによ って、アイドラーギヤ19Bをリール台15の歯車歯に確実に噛み合わせ、駆動 力を伝達することができる。 そして、このように構成することによって、本考案のテープ再生装置では、通 常の再生の他、再生コマ送り、スチル、REVコマ送り等の特殊画像再生を可能 に構成している。
【0012】 また、本考案では、図3乃至図7に示すように、キャプスタンモータ17の回 転部17Aに対応して、モード切換レバー22に連動するブレーキ装置が設けら れている。 上記ブレーキ装置は、支軸23によって、シャーシ1に中間部を枢支されたブ レーキレバー24と、シャーシ1に設けたバネ座25とブレーキレバー24の一 端との間に設け、ブレーキレバー24を矢印A方向に付勢する弾性部材、例えば 、引張りコイルスプリング部材26と、このスプリング部材26の引張力に抗し て、ブレーキレバー24のブレーキシュー24Aを回転部17Aの外周から引き 離すためのL字状に形成したブレーキガイド部材27とから構成されている。
【0013】 上記ブレーキガイド部材27は、シャーシ1の前後に延びる2個のガイドスリ ット27Aに、シャーシ1側に固定したガイドピン28を摺動自在に挿通させて いて、前後に動作できるように構成されており、その一方の端部にはガイドピン 27Bを備え、これをブレーキレバー24に形成した押圧部24Bに当接させて おり、また、その他方の端部にはピン状のカムフォロー27Cを備え、これをモ ード切換レバー22に形成したガイドカム29に当接させ、モード切換レバー2 2でブレーキガイド部材27の動きを制御するように構成している。
【0014】 なお、各リール台15,16には、図2に示すように、モード切換レバー22 で制御されるブレーキ手段31,32、および、33,34が対応していて、各 モード切換に応じて、制動作用を各リール台15,16に与えている。
【0015】 このような構成したテープ再生装置において、図4の再生状態では、キャプス タンモータ17の回転駆動力は、アイドラーギヤ19Bを介してリール台16に 伝達され、リール軸14を回転させる。なお、この時、テンションポスト10は 最も左側にあり、テープ9には所定のテンションが付与されている。また、モー ド切換レバー22は、イジェクト状態(図3を参照)から再生状態(図4を参照 )に移動しているが、この際のキャプスタンモータ用のブレーキ装置は、カムフ ォロー27Cがガイドカム29に追従しているので、スプリンブ部材26の引張 力に抗して、ブレーキガイド部材27のガイドピン27Bが押圧部24Bをモー ド切換レバー22方向に押していて、ブレーキシュー24Aをキャプスタンモー タ17の回転部17A外周から離している。
【0016】 また、更にモード切換レバー22が再生コマ送り状態(図5を参照)に移動す ると、ブレーキガイド部材27はB方向に動くことが可能になるから、スプリン グ部材26の引張力でブレーキシュー24Aをキャプスタンモータ17の回転部 17A外周に接触させ、制動効果を発揮させる。
【0017】 また、これらの状態から図6のREVコマ送り状態に切換わる際、モード切換 の過程では、モード切換レバー22が更に移動し、モード切換レバー22に設け た係合部22Aで揺動レバー19Aに形成した弾性部19Cを押圧して、揺動レ バー19Aを揺動し、これにより、アイドラーギヤ19Bをリール台15側に移 動する。REVコマ送り状態の場合、モード切換レバー22の動きに対して、ブ レーキガイド部材27は進退動作がなされないので、再生コマ送り同様キャプス タンモータ17に対する制動がなされており、その慣性回転を取り除くように構 成している。
【0018】 更に、図7に示すように、REV再生状態では、通常の再生状態と同様にキャ プスタンモータ17にブレーキがかけられない構成となっており、また、図3に 示すイジェクト状態でもブレーキレバー24のブレーキシュー24Aがキャプス タンモータ17の回転部17Aに当接しないようになっている。
【0019】 なお、上記のモード切換レバー22の動作過程で、各ブレーキ手段31〜34 は、夫々の設定されたタイミングで所要の制動および制動解除の動作がなされる 。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したように、特殊な画像再生が可能であり、モード切換レ バーを介して装置を制御するテープ再生装置において、キャプスタンモータの回 転部に当接自在で、且つ、一方向に付勢されたブレーキ装置を設けると共に、こ のブレーキ装置を前記モード切換レバーを介して制御せしめるように構成してい る。 従って、モード切換レバーにより、例えば、再生状態からREV再生状態にモ ード切換がなされる際、適正なタイムラグを保ってブレーキが作動し、キャプス タンモータの慣性回転を制動するから、ヘッドシリンダでのテープに対して一定 のテンションを保持できる。 従って、画像の乱れやノイズの発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略的平面図である。
【図2】同じく、上記実施例の裏面図である。
【図3】同じく、上記実施例におけるイジェクト状態の
要部の位置関係を示す平面図である。
【図4】同じく、上記実施例における再生状態の要部の
位置関係を示す平面図である。
【図5】同じく、上記実施例における再生コマ送り状態
の要部の位置関係を示す平面図である。
【図6】同じく、上記実施例におけるREVコマ送り状
態の要部の位置関係を示す平面図である。
【図7】同じく、上記実施例におけるREV状態の要部
の位置関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 2 ヘッドシリンダー 3 再生・記録ヘッド 4 キャプスタン 5 ピンチローラ 6 消去ヘッド 7 供給リール 8 巻き取りリール 9 テープ 10 テンションポスト 12 テープガイド 13,14 リール軸 15,16 リール台 17 キャプスタンモータ 17A 回転部 19 動力伝達切換手段 19A 揺動レバー 19B アイドラーギヤ 19C 弾性部 20 カム体 21 揺動レバー 22 モード切換レバー 22A 係合部 24 ブレーキレバー 24A ブレーキシュー 24B 押圧部 25 バネ座 26 弾性部材(引張りコイルスプリング部材) 27 ブレーキガイド部材 27A ガイドスリット 27B ガイドピン 27C カムフォロー 28 ガイドピン 29 ガイドカム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特殊な画像再生が可能であり、モード切
    換レバーを介して装置を制御するテープ再生装置におい
    て、キャプスタンモータの回転部に当接自在で、且つ、
    一方向に付勢されたブレーキ装置を設けると共に、この
    ブレーキ装置を前記モード切換レバーを介して制御せし
    めるように構成したことを特徴とするテープ再生装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキ装置のブレーキシューは、キャ
    プスタンモータの回転部方向に付勢され、且つ、ブレー
    キガイド部材の一方の端部のガイドピンが前記ブレーキ
    シューが取り付けられているブレーキレバーに当接し、
    前記ブレーキガイド部材で前記ブレーキシューの動きを
    制御することを特徴とする請求項1記載のテープ再生装
    置。
  3. 【請求項3】 ブレーキガイド部材の他方の端部はモー
    ド切換レバーのガイドカムに係合していることを特徴と
    する請求項2記載のテープ再生装置。
JP1994014471U 1994-10-31 1994-10-31 テープ再生装置 Expired - Lifetime JP3010724U (ja)

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