JP3010705U - 根菜類除根毛装置 - Google Patents

根菜類除根毛装置

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JP3010705U
JP3010705U JP1994013464U JP1346494U JP3010705U JP 3010705 U JP3010705 U JP 3010705U JP 1994013464 U JP1994013464 U JP 1994013464U JP 1346494 U JP1346494 U JP 1346494U JP 3010705 U JP3010705 U JP 3010705U
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博 入野
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株式会社岡山農栄社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 根菜類を傷付けずに根毛を除去できる根菜類
除根毛装置を提供する。 【構成】 根菜類1を回転させながら搬送する回転搬送
部S1 と、根菜類1と一定の間隔をおいて搬送方向Dに
対して傾斜して設けられた第1および第2の回転シャフ
ト21,22と、緩みを有して両端が各回転シャフト2
1,22に取り付けられ、回転シャフト21,22によ
り回って根毛を除去する糸状部材29とを有するもので
ある。糸状部材29は、搬送方向Dの下流側の取り付け
位置が上流側に対して回転方向後方に位相がずらされ、
回転シャフト21,22の軸方向にオーバーラップして
取り付けられている。尻尾部1c側の根毛を除去する糸
状部材29が取り付けられた第1の回転シャフト21は
尻尾部1cに接近するように傾斜している。第1の回転
シャフト21は糸状部材29が根毛をなで取りする方向
に、第2の回転シャフト22はこれと反対の方向に、そ
れぞれ回転される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は大根などの根菜類の根毛を除去する根菜類除根毛装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
大根、人参、ごぼうなどのように地下部の根茎・根などを食用とする根菜類に おいては、その表面、特に根の先端に近い部分には、土中の養分を吸収するため の糸状突起物である根毛が生えている。根菜類を商品として出荷する場合には、 より高い商品価値を与えるためこの根毛を除去する必要がある。
【0003】 ここで、根毛の除去を人手に頼ることなく自動的に行うための技術としては、 たとえば、特公平5−60911号公報に記載されているように、対向する一対 の回転板に糸類を緩みをもって掛け渡したものを用意し、この回転板を回転させ て根菜類の中心軸線に沿う方法から糸類を該根菜類の表面に当て、糸類の回転力 によって根毛を除去するものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記のような技術によれば、根菜類の径の太さにより、あるいは根菜 類に加わる糸類の衝撃力の差により、特に尻尾部付近の細い根毛が除去されずに 残ったり、根菜類の表面に傷が付いたりする。さらに、該公報によれば、一対の 回転板を多数用意して複数本の根菜類の根毛を同時に除去するようになっている が、隣接する糸類間に回転する糸類が当たらない部分つまり谷間ができ、この部 分では根毛が除去されないことになる。
【0005】 したがって、前記した装置では、根菜類に根毛が残ったり表面に傷が付いたり するために、あらためて人手を使って残根を除去する必要が生じたり、ときには 傷により根菜類の商品価値が著しく減殺されるという問題点がある。
【0006】 そこで、本考案の目的は、根菜類の表面に傷を付けることなく根毛を除去する ことのできる根菜類除根毛装置に関する技術を提供することにある。
【0007】 本考案の他の目的は、根菜類の根毛を完全に除去することのできる根菜類除根 毛装置に関する技術を提供することにある。
【0008】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付 図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の 通りである。
【0010】 すなわち、本考案による根菜類除根毛装置は大根などの根菜類の表面の根毛を 除去するものであり、根菜類を並列的に並べた状態でこれを回転させながら連続 的に搬送する回転搬送手段と、この回転搬送手段により搬送される根菜類と一定 の間隔をおいて根菜類の搬送方向に対して所定の角度に傾斜して設けられ、回転 駆動手段により回転される回転シャフトと、緩みを有した状態で両端が回転シャ フトに取り付けられ、該回転シャフトの回転により回転して根毛を除去する複数 本の糸状の除根毛手段とを有するものである。
【0011】 この場合において、回転搬送手段は、底面部と側面部とからなり根菜類を一定 間隔のもとに1本ずつ保持して搬送するバケットと、このバケットの底面部より 高い位置においてバケットを貫通するように設けられて根菜類の外周面が接触す る接触ベルトとで構成し、根菜類がバケットの側面部に押されて接触ベルト上を 回転して搬送されるようにすることができる。
【0012】 前記の場合において、回転搬送手段は、根菜類の葉部を一方側に、尻尾部を他 方側にそれぞれ位置するように揃えて搬送するものであることが望ましい。
【0013】 また、前記の場合において、根菜類と回転シャフトとの間隔を調節する間隔調 節手段を設けてもよい。
【0014】 前記の場合において、除根毛手段は、その搬送方向下流側の取り付け位置が搬 送方向上流側の取り付け位置に対して回転シャフトの回転方向後方に位相がずら されていることが望ましい。
【0015】 前記の場合において、除根毛手段は、回転シャフトの軸方向に相互にオーバー ラップして取り付けられることが望ましい。
【0016】 前記の場合において、回転シャフトにはそれぞれの除根毛手段の一端を固定す る複数の糸止め部材を設け、この糸止め部材を介して除根毛手段を回転シャフト に取り付けてもよい。
【0017】 そして、前記の場合において、回転シャフトを複数本設け、この回転シャフト のうち根菜類の尻尾部側の根毛を除去する除根毛手段が取り付けられた回転シャ フトの一端部を、根菜類の尻尾部に接近するように傾斜させるのがよい。このと き、根菜類の葉部側の根毛を除去する除根毛手段が取り付けられた回転シャフト はこの除根毛手段が根毛を逆取りする方向に、根菜類の尻尾部側の根毛を除去す る除根毛手段が取り付けられた回転シャフトはその除根毛手段が根毛をなで取り する方向にそれぞれ回転させるのが望ましい。
【0018】 また、本考案による根菜類除根毛装置は大根などの根菜類の表面の根毛を除去 するものであり、根菜類の葉部を一方側に、尻尾部を他方側にそれぞれ位置する ように揃えて並列的に並べてこれを回転しない状態で連続的に搬送する非回転搬 送手段、およびこの非回転搬送手段の下流側に設けられ、非回転搬送手段からの 根菜類を回転させながら連続的に搬送する回転搬送手段とからなる搬送系と、非 回転搬送手段の位置に設けられ、根菜類の葉部側と尻部側をそれぞれ所定量だけ 切断して該根菜類の寸法を一定に揃える一対の回転切断刃と、回転搬送手段の位 置において搬送される根菜類と一定の間隔のもとに根菜類の搬送方向に対して所 定の角度に傾斜して設けられ、回転駆動手段により回転される回転シャフトと、 緩みを有した状態で両端が回転シャフトに取り付けられ、該回転シャフトの回転 により回転して根毛を除去する複数本の糸状の除根毛手段とを有するものである 。
【0019】 この場合において、非回転搬送手段は、底面部と側面部とからなり根菜類を一 定間隔のもとに1本ずつ保持して搬送するバケットにより、回転搬送手段は、バ ケットとこのバケットの底面部より高い位置においてバケットを貫通するように 設けられて根菜類の外周面が接触する接触ベルトとにより構成し、根菜類は非回 転搬送手段においてはバケットに保持されて搬送され、回転搬送手段においては バケットの側面部に押されながら接触ベルト上を回転して搬送されるようにする ことができる。
【0020】 前記の場合において、除根毛手段は、その搬送方向下流側の取り付け位置が搬 送方向上流側の取り付け位置に対して回転シャフトの回転方向後方に位相をずら されていることが望ましい。
【0021】 また、前記の場合において、除根毛手段は、回転シャフトの軸方向に相互にオ ーバーラップして取り付けることが望ましい。
【0022】 前記の場合において、回転シャフトにはそれぞれの除根毛手段の一端を固定す る複数の糸止め部材を設け、この糸止め部材を介して除根毛手段を回転シャフト に取り付けてもよい。
【0023】 前記の場合において、回転シャフトを複数本設け、この回転シャフトのうち根 菜類の尻尾部側の根毛を除去する除根毛手段が取り付けられた回転シャフトの一 端部を、根菜類の尻尾部に接近するように傾斜させるのがよい。このとき、根菜 類の葉部側の根毛を除去する除根毛手段が取り付けられた回転シャフトはこの除 根毛手段が根毛を逆取りする方向に、根菜類の尻尾部側の根毛を除去する除根毛 手段が取り付けられた回転シャフトはその除根毛手段が根毛をなで取りする方向 にそれぞれ回転させるのが望ましい。
【0024】
【作用】
上記のような構成の根菜類除根毛装置によれば、回転シャフトが搬送方向に対 して傾斜され、この回転シャフトに糸状の除根毛手段が緩みを有した状態で取り 付けられているので、除根毛手段が根菜類の表面に対して角度をもって当たって 衝撃が緩和され、根菜類に傷を付けることなく根毛が除去される。さらに、除根 毛手段における搬送方向の下流側の取り付け位置を上流側の取り付け位置に対し て回転シャフトの回転方向後方に位相をずらすことにより、根菜類の中心軸線に 沿って効率的に根毛が除去されるとともに、除根毛処理される根菜類が柔らかい ものであっても、確実に傷の発生が防止される。
【0025】 除根毛手段を回転シャフトの軸方向に相互にオーバーラップして取り付けるこ とにより、回転時において除根毛手段の間に谷間ができないので、搬送される根 菜類が回転シャフト下のいずれの位置にあっても除根毛手段が当たることになる 。また、回転シャフトの一端部を根菜類の尻尾部に接近するように傾斜して設け ることで、先細りとなった尻尾部にも確実に除根毛手段が当たることになる。し たがって、根菜類の根毛を満遍なく除去することが可能になる。
【0026】 間隔調節手段によって根菜類と回転シャフトとの間隔を調節可能とすることで 、回転シャフトの高さを調節して除根毛手段に適切な根毛除去力を与えることが でき、根菜類の太さが異なる場合でも、これに対応することが可能になる。
【0027】 回転シャフトを複数本設け、根菜類の葉部側を除去する除根毛手段が取り付け られた回転シャフトをこの除根毛手段が根毛を逆取りする方向に、尻尾部側の根 毛を除去する糸状部材が取り付けられた回転シャフトをこの除根毛手段が根毛を なで取りする方向に、それぞれ回転させることにより、径の太い葉部付近では根 毛が逆取りで除去されるとともに葉の切断が防止され、径の細い尻尾部付近にお いては根毛がなで取りされて折れが防止される。したがって、根毛が効率よく除 去され、さらに、除根毛処理中において根菜類の商品価値が損なわれるおそれも ない。
【0028】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0029】 図1は本考案の一実施例である根菜類除根毛装置を示す斜視図、図2は図1の 正面図、図3は図1の平面図、図4は図3の要部平面図、図5は図1の右側面図 、図6は図1の左側面図、図7は図1の根菜類除根毛装置により根菜類の根毛が 除去される状態を正面方向から示す概略図、図8は図1の根菜類除根毛装置によ り根菜類の根毛が除去される状態を側面方向から示す概略図である。
【0030】 本実施例の根菜類除根毛装置は、大根などの根菜類1(以下、単に「根菜類」 という。)(図3、図7、図8参照)の根毛1aを自動的に除去するものであり 、図1および図2に示すように、それぞれにキャスタ2が取り付けられた4本の 脚3に支持された架台4には、根菜類1を連続的に搬送する搬送系5が設けられ ている。なお、脚3には図示しない複数のねじ孔が上下方向に一列に開設されて その一部が架台4のロッド4aに螺合された雄ねじ6と嵌合しており、ねじ孔と 雄ねじ6との嵌合位置を変えることで架台4の高さが調節可能となっている。し たがって、作業者は脚3の長さを調節して作業のし易い高さに本装置を設定する ことができる。
【0031】 図2に示すように、搬送系5は、ローラ12に掛け渡されてモータ7によって 無限軌道を描いて回転するエンドレスチェーン8に連続的に取り付けられたバケ ット9と、後述する回転搬送部(回転搬送手段)S1 に設けられた接触ベルト1 0とから構成されている。根菜類1を1本ずつ保持するバケット9は断面略U字 状に形成された底面部9aと側面部9bとからなっており、根菜類1は一定間隔 のもとに並列的な状態で連続して搬送されるようになっている。また、接触ベル ト10はその表面にたとえば多数の突起(図示せず)が形成されたラバーシート 11が貼着されており、バケット9の底面部9aより高い位置においてこのバケ ット9を貫通するように延びて形成されている。
【0032】 図示するように、搬送系5の上流側に相当する非回転搬送部(非回転搬送手段 )S2 は前記したバケット9のみによって構成されている。したがって、バケッ ト9に搭載された根菜類1は、非回転搬送部S2 においては回転しない状態で搬 送されることになる。一方、搬送系5の下流側に相当する回転搬送部S1 は、前 記のように、バケット9と接触ベルト10とによって構成されている。ここでは 、非回転搬送部S2 から搬送されてきた根菜類1がバケット9の底面部9aから 離反して接触ベルト10上に乗り上げ、バケット9の側面部9bに押されて摩擦 抵抗の大きなラバーシート11によって接触ベルト10上を回転しながら搬送さ れる。
【0033】 回転しない状態で根菜類1を切断して切断後の寸法が一定になるように、非回 転搬送部S2 には根菜類1の両端を切断する回転切断刃13が搬送方向Dの両側 において相互に位置がずらされた状態で設けられている。モータ14により回転 される円盤状の回転切断刃13は、その外周に刃部13aが形成されており、葉 部1bが一方側に、尻尾部1cが他方側にそれぞれ位置するようにして搬送され ている根菜類1の尻尾部1cを、次に葉部1bをそれぞれ切断するようになって いる。
【0034】 図3に示すように、回転切断刃13の一方面に向かって、この回転切断刃13 の回転を停止させるブレーキパッド15が設けられている。ブレーキパッド15 はスプリング(図示せず)によって回転切断刃13の方向に付勢されており、作 動ピン16との接触位置によってこのブレーキパッド15を回転切断刃13に対 して接近離反させる操作レバー17を操作してブレーキパッド15を回転切断刃 13の一方面に圧接させることで回転切断刃13の回転が強制的に停止され、作 業者の安全性が確保されている。
【0035】 搬送系5の最上流付近で且つ根菜類1の尻尾部1c側にはゲージ18が設けら れ、根菜類1の尻尾部1cをこのゲージ18に合わせてからバケット9に搭載す ることで切断後の根菜類1の外観が一定に揃えられるようになっている。また、 葉部1bを切断する回転切断刃13側の上流には、根菜類1の葉を揃えて回転切 断刃13に案内し、切断の不揃いをなくすための葉送り機構19が設けられてい る。なお、作業者が不用意に回転切断刃13に近付かないように、回転切断刃1 3の周囲には安全柵20が設けられている。
【0036】 非回転搬送部S2 から送られて来た根菜類1を回転させながら搬送する回転搬 送部S1 の上方には、図4に示すように、根菜類1の搬送方向Dに対してたとえ ば30゜の傾斜角θをもって第1および第2の回転シャフト21,22が設けら れている。ベルト23を介してモータ(回転駆動手段)24により回転されるこ れらの回転シャフト21,22のうち、第1の回転シャフト21は該ベルト23 の内周部によって、第2の回転シャフト22はその外周部によってそれぞれ回転 されることで、相互に逆方向に回転されるようになっている(図6参照)。
【0037】 図6に示すように、これらの回転シャフト21,22やモータ24を上方から 保持しているシャフト支持体25は架台4から延びたアーム26に支持されてお り、その一方側において上下方向の複数箇所に形成された係止部25aとアーム 26の一方側に形成されてこの係止部25aと係合する爪部26aからなる間隔 調節部(間隔調節手段)27の係合位置を変えることで蝶番28によりシャフト 支持体25の傾斜角が変化し、搬送される根菜類1と回転シャフト21,22と の間隔が調節されるようになっている。なお、後述する尻尾部1c側の根毛1a を除去する糸状部材(除根毛手段)29が取り付けられた第1の回転シャフト2 1は、図2および図6に示すように、その一端部が搬送される根菜類1の尻尾部 1cに接近するように傾斜して設けられている。
【0038】 各回転シャフト21,22には複数枚のディスク(糸止め部材)30が回転シ ャフト21,22の回転軸線と直交して同軸的に設けられ、回転によって根菜類 1の根毛1aを除去する複数本の糸状部材29がこのディスク30を介して第1 および第2の回転シャフト21,22にそれぞれ取り付けられている。たとえば 釣り糸である白色透明の天蚕糸からなる糸状部材29は、図7および図8に示す ように、緩みを有した状態で一端があるディスク30に、他端が他のディスク3 0に固定されている。
【0039】 図示するように、この糸状部材29はいずれも1枚のディスク30を跨いで取 り付けられ、回転シャフト21,22の軸方向に相互にオーバーラップしている 。したがって、回転シャフト21,22が回転することによって弓なりになって 回る糸状部材29の間には谷間がなくなり、回転搬送部S1 を搬送される根菜類 1がいずれの位置にあっても糸状部材29が当たるようになっている。
【0040】 また、図7に示すように、この糸状部材29にあっては、矢印で示す搬送方向 Dの下流側の取り付け位置が搬送方向Dの上流側の取り付け位置に対して回転シ ャフト21,22の回転方向後方に位相がずらされている。このように取り付け られた糸状部材29は、上から見るとほぼ直角に(図4参照)、横から見ると搬 送方向Dに傾斜して設けられた回転シャフト21,22とともに鋭角的に(図7 参照)根菜類1に当たるようになり、したがって、糸状部材29は根菜類1に対 して接触時における衝撃を緩和して傷の発生を未然に防止しつつ根毛1aが最も 効率よく除去できる中心軸線に沿う方向へ回転することになる。
【0041】 さらに、前記したように第1および第2の回転シャフト21,22は相互に逆 方向に回転するようになっているが、それぞれの回転方向は、尻尾部1c側の根 毛1aを除去する糸状部材29が取り付けられた第1の回転シャフト21はこの 糸状部材29が根毛1aをなで取りする方向(つまり、尻尾部1c方向に傾斜し ている根毛1aに沿って糸状部材29が回転する方向)に、葉部1b側の根毛1 aを除去する糸状部材29が取り付けられた第2の回転シャフト22はこの糸状 部材29が根毛1aを逆取りする方向(つまり、根毛1aに逆らって糸状部材2 9が回転する方向)になっている。したがって、径の細い尻尾部1c付近におい ては根毛1aがなで取りされるので尻尾部1cの先端が折れるなどして商品価値 が損なわれることがなく、一方、径の太い葉部1b付近では逆取りにより根毛1 aが効率よく除去されるとともに葉の切断が防止されている。なお、根毛除去力 は根毛1aを逆取りする方向に糸状部材29を回した方が大きくなるので、尻尾 部1c側の根毛1aを除去する第1の回転シャフト21にはより多くの糸状部材 29を取り付けるのが望ましい。
【0042】 前記のように第1の回転シャフト21は一端部が根菜類1の尻尾部1cに接近 するように傾斜して設けられている。したがって、先細りとなった尻尾部1c付 近に対して回転する糸状部材29が確実に当たり、尻尾部1cの先端の根毛まで が満遍なく除去される。なお、このように第1の回転シャフト21を傾斜させる のではなく、根菜類1の尻尾部1cの根毛1aを除去する糸状部材29を他のそ れよりも長くするようにしてもよい。
【0043】 第1および第2の回転シャフト21,22の上方には、これを覆うようにして アクリル製の飛散防止カバー31(図2、図3参照)が取り付けられ、糸状部材 29により除去される根毛1aが周囲に飛散することが防止されている。
【0044】 図2および図3に示すように、搬送系5の最下流側には、根毛1aの除去され た根菜類1をバケット9から受け取る受取板32が、下方に傾斜した姿勢で搬送 方向Dに沿って取り付けられ、除根毛処理が行われた根菜類1は受取板32から 取り出される。なお、根菜類1に付着した泥などを取り除く洗浄機(図示せず) を受取板32に接続し、根菜類除根毛装置から取り出された根菜類1を受取板3 2によって案内して自動的に洗浄するようにしてもよい。
【0045】 本実施例による根菜類除根毛装置によれば、根菜類1は次のようにして除根毛 処理が施される。
【0046】 非回転搬送部S2 に位置する搬送系5の最上流側より、葉部1bを一方側に、 尻尾部1cを他方側に向けて、ゲージ18によって位置合わせされてバケット9 に搭載された根菜類1は、回転していない状態で搬送方向Dに移動される。そし て、回転切断刃13によって先ず尻尾部1cが、次に葉送り機構19によって葉 が揃えられて葉部1bがそれぞれ切断され、寸法が一定に整えられる。その後、 下流側の回転搬送部S1 に送られ、バケット9の側面部9bに押されて接触ベル ト10上を回転しながら搬送され、第1および第2の回転シャフト21,22に より回転される糸状部材29によって根毛1aが除去されて受取板32から取り 出される。
【0047】 ここで、前記のように、回転シャフト21,22は搬送方向Dに対して30゜ 傾斜され、これらの回転シャフト21,22に緩みを有した状態の糸状部材29 がディスク30を介して取り付けられている。したがって、糸状部材29が根菜 類1の表面に対して角度をもって当たり衝撃が緩和されることになり、傷を付け ることなく根毛1aが除去される。さらに、糸状部材29は搬送方向Dの下流側 の取り付け位置が上流側の取り付け位置に対して回転シャフト21,22の回転 方向後方に位相がずらされているので、根菜類1の中心軸線に沿って効率的に根 毛1aが除去されるとともに、柔らかな根菜類1であっても確実に傷の発生が防 止される。
【0048】 また、糸状部材29は回転シャフト21,22の軸方向に相互にオーバーラッ プしてディスク30に取り付けられ、回転する糸状部材29によって谷間ができ ないようになっている。さらに、第1の回転シャフト21は一端部が根菜類1の 尻尾部1cに接近するように傾斜して設けられている。したがって、回転搬送部 S1 を搬送される根菜類1がいずれの位置にあっても、さらには、先細りとなっ た尻尾部1cにも確実に、糸状部材29が当たることになり、根菜類1の根毛1 aを完全に除去することが可能になる。
【0049】 なお、間隔調節部27によって根菜類1と回転シャフト21,22との間隔が 調節可能となっているので、回転シャフト21,22の高さを調節することによ って糸状部材29に適切な根毛除去力を与えることが可能になり、たとえば収穫 の始めの時期と終わりの時期のように根菜類1の太さが異なる場合でも、これに 対応することができる。
【0050】 そして、第1の回転シャフト21は糸状部材29が根毛1aをなで取りする方 向に、第2の回転シャフト22は糸状部材29が根毛1aを逆取りする方向に、 それぞれ相互に逆方向に回転するようになっているので、径の細い尻尾部1c付 近においては根毛1aがなで取りされて折れが防止され、径の太い葉部1b付近 では逆取りされて根毛1aが効率よく除去されるとともに葉の切断が防止される 。したがって、除根毛処理中において根菜類1の商品価値が損なわれるおそれも ない。
【0051】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることは言うまでもない。
【0052】 たとえば、本実施例の根菜類除根毛装置にあっては2本の回転シャフト21, 22が設けられているが、この回転シャフト21,22は何本であっても、つま り、1本であっても3本以上であってもよい。
【0053】 また、糸状部材29は1枚のディスク30を跨いで取り付けられることによっ て回転シャフト21,22の軸方向に相互にオーバーラップしているが、2枚以 上のディスク30を跨いでオーバーラップするようにしてもよい。さらには、デ ィスク30を介することなく直接糸状部材29を回転シャフト21,22にオー バーラップするように取り付けてもよい。なお、糸掛け用のディスク30に代え てたとえば棒状の部材などを用いることも可能である。
【0054】 さらに、本実施例では糸状部材29として釣り糸である天蚕糸が用いられてい るが、これに限定されるものではなく、他の種々の糸状部材29を用いることが できる。
【0055】 接触ベルト10に関しても、横方向から押された根菜類1が回転しながら搬送 されるようになっていれば足り、必ずしも、本実施例のように多数の突起が形成 されたラバーシートを用いる必要はない。
【0056】 そして、搬送方向Dに対する回転シャフト21,22の傾斜角θは自由に設定 することができ、本実施例の30゜に限定されるものでないことは勿論である。
【0057】
【考案の効果】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、以下の通りである。
【0058】 (1).すなわち、本考案の根菜類除根毛装置によれば、回転シャフトが搬送方向に 対して傾斜され、この回転シャフトに除根毛手段が緩みを有した状態で取り付け られているので、除根毛手段が根菜類の表面に対して角度をもって当たって衝撃 が緩和されることになり、根菜類に傷を付けることなく根毛が除去される。
【0059】 (2).また、除根毛手段における搬送方向の下流側の取り付け位置を上流側の取り 付け位置に対して回転シャフトの回転方向後方に位相をずらすことにより、根菜 類の中心軸線に沿って効率的に根毛が除去されるとともに、除根毛処理される根 菜類が柔らかいものであっても、確実に傷の発生が防止される。
【0060】 (3).除根毛手段を回転シャフトの軸方向に相互にオーバーラップして取り付ける ことにより、回転時において除根毛手段の間に谷間ができないので、搬送される 根菜類が回転シャフト下のいずれの位置にあっても除根毛手段が当たることにな り、根菜類の根毛を満遍なく除去することが可能になる。
【0061】 (4).また、回転シャフトの一端部を根菜類の尻尾部に接近するように傾斜して設 けることで、先細りとなった尻尾部付近にも確実に除根毛手段が当たることにな り、前記した(3) と同様、根菜類の根毛を満遍なく除去することが可能になる。
【0062】 (5).間隔調節手段によって根菜類と回転シャフトとの間隔を調節可能とすること で、回転シャフトの高さを調節して除根毛手段に適切な根毛除去力を与えること ができ、根菜類の種類や収穫場所、あるいは収穫時期などによって根菜類の太さ が異なる場合でも、これに対応することが可能になる。
【0063】 (6).そして、回転シャフトを複数本設け、根菜類の葉部側を除去する除根毛手段 が取り付けられた回転シャフトをこの除根毛手段が根毛を逆取りする方向に、尻 尾部側の根毛を除去する糸状部材が取り付けられた回転シャフトをこの除根毛手 段が根毛をなで取りする方向に、それぞれ回転させることにより、径の太い葉部 付近では根毛が逆取りで除去されるとともに葉の切断が防止され、径の細い尻尾 部付近においては根毛がなで取りされて折れが防止される。したがって、根毛が 効率よく除去され、また除根毛処理中において根菜類の商品価値が損なわれるお それもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である根菜類除根毛装置を示
す斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図3の要部平面図である。
【図5】図1の右側面図である。
【図6】図1の左側面図である。
【図7】図1の根菜類除根毛装置により根菜類の根毛が
除去される状態を正面方向から示す概略図である。
【図8】図1の根菜類除根毛装置により根菜類の根毛が
除去される状態を側面方向から示す概略図である。
【符号の説明】
1 根菜類 1a 根毛 1b 葉部 1c 尻尾部 2 キャスタ 3 脚 4 架台 4a ロッド 5 搬送系 6 雄ねじ 7 モータ 8 エンドレスチェーン 9 バケット 9a 底面部 9b 側面部 10 接触ベルト 11 ラバーシート 12 ローラ 13 回転切断刃 13a 刃部 14 モータ 15 ブレーキパッド 16 作動ピン 17 操作レバー 18 ゲージ 19 葉送り機構 20 安全柵 21 第1の回転シャフト 22 第2の回転シャフト 23 ベルト 24 モータ(回転駆動手段) 25 シャフト支持体 25a 係止部 26 アーム 26a 爪部 27 間隔調節部(間隔調節手段) 28 蝶番 29 糸状部材(除根毛手段) 30 ディスク(糸止め部材) 31 飛散防止カバー 32 受取板 D 搬送方向 S1 回転搬送部(回転搬送手段) S2 非回転搬送部(非回転搬送手段) θ 傾斜角

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大根などの根菜類の表面の根毛を除去す
    る根菜類除根毛装置であって、 前記根菜類を並列的に並べた状態でこれを回転させなが
    ら連続的に搬送する回転搬送手段と、 前記回転搬送手段により搬送される前記根菜類と一定の
    間隔をおいて前記根菜類の搬送方向に対して所定の角度
    に傾斜して設けられ、前記回転駆動手段により回転され
    る回転シャフトと、 緩みを有した状態で両端が前記回転シャフトに取り付け
    られ、該回転シャフトの回転により回転して前記根毛を
    除去する複数本の糸状の除根毛手段とを有することを特
    徴とする根菜類除根毛装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記回転搬送手段は、底面部と側面部とからなり前
    記根菜類を一定間隔のもとに1本ずつ保持して搬送する
    バケットと、このバケットの底面部より高い位置におい
    て前記バケットを貫通するように設けられて前記根菜類
    の外周面が接触する接触ベルトとからなり、前記根菜類
    は前記バケットの前記側面部に押されながら前記接触ベ
    ルト上を回転して搬送されることを特徴とする根菜類除
    根毛装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記回転搬送手段は、前記根菜類の葉部を一方側
    に、尻尾部を他方側にそれぞれ位置するように揃えて搬
    送することを特徴とする根菜類除根毛装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記根菜類と前記回転シャフトとの間隔を調節する
    間隔調節手段が設けられていることを特徴とする根菜類
    除根毛装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記除根毛手段は、その搬送方向下流側の取り付け
    位置が搬送方向上流側の取り付け位置に対して前記回転
    シャフトの回転方向後方に位相がずらされていることを
    特徴とする根菜類除根毛装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記除根毛手段は、前記回転シャフトの軸方向に相
    互にオーバーラップして取り付けられていることを特徴
    とする根菜類除根毛装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記回転シャフトには、それぞれの前記除根毛手段
    の一端を固定する複数の糸止め部材が設けられ、前記除
    根毛手段は前記糸止め部材を介して前記回転シャフトに
    取り付けられていることを特徴とする根菜類除根毛装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の根菜類除根毛装置におい
    て、前記回転シャフトは複数本設けられ、該回転シャフ
    トのうち前記根菜類の尻尾部側の根毛を除去する前記除
    根毛手段が取り付けられた前記回転シャフトはその一端
    部が前記根菜類の尻尾部に接近するように傾斜している
    ことを特徴とする根菜類除根毛装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の根菜類除根毛装置におい
    て、複数本の前記回転シャフトのうち、前記根菜類の葉
    部側の根毛を除去する前記除根毛手段が取り付けられた
    前記回転シャフトはこの除根毛手段が前記根毛を逆取り
    する方向に、前記根菜類の尻尾部側の根毛を除去する前
    記除根毛手段が取り付けられた前記回転シャフトはその
    除根毛手段が前記根毛をなで取りする方向にそれぞれ回
    転することを特徴とする根菜類除根毛装置。
  10. 【請求項10】 大根などの根菜類の表面の根毛を除去
    する根菜類除根毛装置であって、 前記根菜類の葉部を一方側に、尻尾部を他方側にそれぞ
    れ位置するように揃えて並列的に並べてこれを回転しな
    い状態で連続的に搬送する非回転搬送手段、および前記
    非回転搬送手段の下流側に設けられ、前記非回転搬送手
    段からの前記根菜類を回転させながら連続的に搬送する
    回転搬送手段とからなる搬送系と、 前記非回転搬送手段の位置に設けられ、前記根菜類の葉
    部側と尻部側をそれぞれ所定量だけ切断して該根菜類の
    寸法を一定に揃える一対の回転切断刃と、 前記回転搬送手段の位置において搬送される前記根菜類
    と一定の間隔のもとに前記根菜類の搬送方向に対して所
    定の角度に傾斜して設けられ、回転駆動手段により回転
    される回転シャフトと、 緩みを有した状態で両端が前記回転シャフトに取り付け
    られ、該回転シャフトの回転により回転して前記根毛を
    除去する複数本の糸状の除根毛手段とを有することを特
    徴とする根菜類除根毛装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の根菜類除根毛装置に
    おいて、前記非回転搬送手段は、底面部と側面部とから
    なり前記根菜類を一定間隔のもとに1本ずつ保持して搬
    送するバケットからなり、前記回転搬送手段は、前記バ
    ケットとこのバケットの底面部より高い位置において前
    記バケットを貫通するように設けられて前記根菜類の外
    周面が接触する接触ベルトとからなり、前記根菜類は前
    記非回転搬送手段においては前記バケットに保持されて
    搬送される一方、前記回転搬送手段においては前記バケ
    ットの前記側面部に押されながら前記接触ベルト上を回
    転して搬送されることを特徴とする根菜類除根毛装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の根菜類除根毛装置に
    おいて、前記除根毛手段は、その搬送方向下流側の取り
    付け位置が搬送方向上流側の取り付け位置に対して前記
    回転シャフトの回転方向後方に位相をずらして取り付け
    られていることを特徴とする根菜類除根毛装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の根菜類除根毛装置に
    おいて、前記除根毛手段は、前記回転シャフトの軸方向
    に相互にオーバーラップして取り付けられていることを
    特徴とする根菜類除根毛装置。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の根菜類除根毛装置に
    おいて、前記回転シャフトには、それぞれの前記除根毛
    手段の一端を固定する複数の糸止め部材が設けられ、前
    記除根毛手段は前記糸止め部材を介して前記回転シャフ
    トに取り付けられていることを特徴とする根菜類除根毛
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の根菜類除根毛装置に
    おいて、前記回転シャフトは複数本設けられ、該回転シ
    ャフトのうち前記根菜類の尻尾部側の根毛を除去する前
    記除根毛手段が取り付けられた前記回転シャフトはその
    一端部が前記根菜類の尻尾部に接近するように傾斜して
    いることを特徴とする根菜類除根毛装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の根菜類除根毛装置に
    おいて、複数本の前記回転シャフトのうち、前記根菜類
    の葉部側の根毛を除去する前記除根毛手段が取り付けら
    れた前記回転シャフトはこの除根毛手段が前記根毛を逆
    取りする方向に、前記根菜類の尻尾部側の根毛を除去す
    る前記除根毛手段が取り付けられた前記回転シャフトは
    その除根毛手段が前記根毛をなで取りする方向にそれぞ
    れ回転することを特徴とする根菜類除根毛装置。
JP1994013464U 1994-10-31 1994-10-31 根菜類除根毛装置 Expired - Lifetime JP3010705U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114589740A (zh) * 2022-02-16 2022-06-07 刘博雅 基于绳子接触的保健品原料杂须分离设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114589740A (zh) * 2022-02-16 2022-06-07 刘博雅 基于绳子接触的保健品原料杂须分离设备

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