JP3010680U - フローティングアンテナ - Google Patents
フローティングアンテナInfo
- Publication number
- JP3010680U JP3010680U JP1994014934U JP1493494U JP3010680U JP 3010680 U JP3010680 U JP 3010680U JP 1994014934 U JP1994014934 U JP 1994014934U JP 1493494 U JP1493494 U JP 1493494U JP 3010680 U JP3010680 U JP 3010680U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- floating
- sea
- water
- soluble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 小型軽量で、かつ波浪等に対して安定に起立
するフローティングアンテナを提供する。 【構成】 浮体をバネ4で支持した展開可能な構造と
し、収納時には浮体を水溶性のテープ6で緊縛し、海中
に射出した時にテープ6の溶解によって浮子5が展開す
るようにするとともに、弾性を有する金属帯を畳み込ん
で、水容性のラッチ9で施錠したアンテナ7が、海中に
射出した時にラッチ9の溶解によってアンテナ7が伸張
直立するようにした。
するフローティングアンテナを提供する。 【構成】 浮体をバネ4で支持した展開可能な構造と
し、収納時には浮体を水溶性のテープ6で緊縛し、海中
に射出した時にテープ6の溶解によって浮子5が展開す
るようにするとともに、弾性を有する金属帯を畳み込ん
で、水容性のラッチ9で施錠したアンテナ7が、海中に
射出した時にラッチ9の溶解によってアンテナ7が伸張
直立するようにした。
Description
【0001】
本考案は、海上に浮かべてその位置、または観測データを通報する送信装置の アンテナに関するものである。
【0002】
従来から海中を潜行、または海底に着床して種々の測定等を行う構造物が役務 の完了後、ラジオブイを射出してその測定結果、位置を通報していた。 このようなラジオブイのアンテナは浮体上部に、送信装置が浮体内部に装着さ れているが、高水圧下におかれるため、特に送信装置の水密を厳重に保つ必要が あり、高耐圧の浮体が用いられていた。
【0003】
しかしながら、このような高耐圧の浮体は重量寸法が大となり、構造も複雑に なり、高価となるという問題があった。
【0004】
本考案はこのような問題を解消するためになされたもので、海中にはアンテナ のみを射出し、送信装置は構造物の中に収納したままとし、発射すべき送信信号 は信号ケーブルで伝送するようにするものである。 また、射出するアンテナは弾性のある金属帯材を畳み込んで小容積とし、浮子 は実願平5−24053に示すように展開可能な構造とし収納時の容積を極力小 さくしようとするものである。
【0005】
本考案のフローティングアンテナによれば、海中に射出して使用するラジオブ イにおいて、水密を要する送信装置を構造物内に残して、アンテナのみを射出す るので浮体を小型に、かつ耐圧構造を簡単にすることができる。また、浮体およ びアンテナ展開可能な構造にすることによって十分な浮力が得られ、波浪等に影 響され難い小型軽量のフローティングアンテナを得ることができる。
【0006】
以下,本考案に係わるフローティングアンテナの構造の実施例について図面を 参照して説明する。図1は収納時における本考案によるフローティングアンテナ の断面図、図2は動作時における外観図である。 図1において、1は錘体であって浮遊時にフローティングアンテナ自体を安定に 起立させるに十分な重量をもたせてある。2は信号ケーブル、3は射出装置で収 納時には垂体1の内部に組込まれている。4は錘体1に取付けたバネでそれぞれ で四枚の浮子5を支持している。6は水溶性のテープであって、垂体1に沿わし て折り畳んだ浮子5を緊縛している。7は弾性を有する金属帯のアンテナであっ て、アンテナ収納ケース8に畳み込んで収納されている。9は水溶性のラッチで アンテナ収納ケース8の蓋を固定している。 図2は本考案のフローティングアンテナが射出装置3の起動によって、水中に 射出されて、水溶性テープ6、および水溶性ラッチ9が溶解し、浮子5がバネ4 によって展開し、アンテナ7が自力で伸張、起立した状態を示す。
【0007】
以上説明したように本考案によれば、小型軽量で、かつ動作時には海上で波浪 等に対して安定に起立するフローティングアンテナを得ることができる。
【図1】本考案のフロティングアンテナのの収納時にお
ける断面を示す図である。
ける断面を示す図である。
【図2】本考案のフローティングアンテナの浮遊時にお
ける外観を示す図である。
ける外観を示す図である。
1;錘体 2;信号ケーブル 3;射出装置
4;バネ 5;浮子 6;水溶性テープ 7;アンテナ 8;アンテナ収
納ケース 9;水溶性ラッチ 10;Oリング 11;収納ケース
12;上蓋 13;下蓋
4;バネ 5;浮子 6;水溶性テープ 7;アンテナ 8;アンテナ収
納ケース 9;水溶性ラッチ 10;Oリング 11;収納ケース
12;上蓋 13;下蓋
Claims (1)
- 【請求項1】海中を潜行、または海底に着床して動作す
る構造物から射出されて、海面に浮上して電波を発射す
るフローティングアンテナにおいて、中心部に中空の錘
体を配置し、該錘体の内部に収納される電力伝送用のケ
ーブルと、該錘体の周囲に装着された展開可能な浮子
と、水溶性の鍵で施錠されるケースに畳込まれた弾性金
属の帯材のアンテナ素子とを具備したことを特徴とする
フローティングアンテナ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014934U JP3010680U (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | フローティングアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014934U JP3010680U (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | フローティングアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010680U true JP3010680U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014934U Expired - Lifetime JP3010680U (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | フローティングアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010680U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016111399A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 日本放送協会 | 放送用アンテナ |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP1994014934U patent/JP3010680U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016111399A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 日本放送協会 | 放送用アンテナ |
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