JP3010594U - 折畳み式ラック - Google Patents
折畳み式ラックInfo
- Publication number
- JP3010594U JP3010594U JP1994013259U JP1325994U JP3010594U JP 3010594 U JP3010594 U JP 3010594U JP 1994013259 U JP1994013259 U JP 1994013259U JP 1325994 U JP1325994 U JP 1325994U JP 3010594 U JP3010594 U JP 3010594U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- shelves
- shelf
- rear frame
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扱いやすく、便利な折畳み式ラックを提供す
る。 【構成】 矩形枠状の背面枠1の左右両側に、それぞれ
ヒンジ部2により側面枠3を回動開閉自在に連結する。
背面枠1に対して垂直に開いた両側面枠3間に網状棚5
あるいは板状棚6を着脱自在に取り付ける。側面枠3
は、上下に並んだ複数の横桟18を有する。棚5,6は、
横桟18に引っ掛かるフック部33,37を有する。ヒンジ部
2は、側面枠3の側縁部に垂直に固定した一対の突片21
の先端部を背面枠1の側縁部の上下両端にそれぞれ同軸
的に軸着してなる。 【効果】 棚5,6の高さも自在に調整できる。物品の
出し入れを前面側からも後面側からもできる。ヒンジ部
2は、簡単な構造で、側面枠3の開閉状態を適当なもの
とする。
る。 【構成】 矩形枠状の背面枠1の左右両側に、それぞれ
ヒンジ部2により側面枠3を回動開閉自在に連結する。
背面枠1に対して垂直に開いた両側面枠3間に網状棚5
あるいは板状棚6を着脱自在に取り付ける。側面枠3
は、上下に並んだ複数の横桟18を有する。棚5,6は、
横桟18に引っ掛かるフック部33,37を有する。ヒンジ部
2は、側面枠3の側縁部に垂直に固定した一対の突片21
の先端部を背面枠1の側縁部の上下両端にそれぞれ同軸
的に軸着してなる。 【効果】 棚5,6の高さも自在に調整できる。物品の
出し入れを前面側からも後面側からもできる。ヒンジ部
2は、簡単な構造で、側面枠3の開閉状態を適当なもの
とする。
Description
【0001】
本考案は、折畳み式ラックに関する。
【0002】
従来のラックとしては、例えば実開平6-13570 号公報に記載のものが知られて いる。この公報に記載のラックは、4本の支柱に連結具を介して網状棚を上下複 数段に取り付けるものである。支柱は、上下に並んだ環状溝を有する。一方、連 結具は、前記環状溝に嵌まる環状突起を有する2分割の係止筒と、その外周に嵌 合される保持筒とを有している。この保持筒に棚の四隅の棚側筒がテーパー嵌合 されるものである。そして、連結具を取り付ける環状溝を変えることにより、棚 の高さを調整できるようにしている。
【0003】
前記従来のラックでも、組立、分解は可能である。しかし、分解した状態では 、棚に加えて4本の支柱がばらばらになり、その上、連結具自体も組立、分解し なければならないため、組立、分解に手間がかかる問題があった。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、扱いやすく、便利な 折畳み式ラックを提供することを目的とする。
【0005】
請求項1の考案の折畳み式ラックは、前記目的を達成するために、矩形枠状の 背面枠と、この背面枠の左右両側にそれぞれヒンジ部により回動開閉自在に連結 され取手部を上縁にそれぞれ有する一対の側面枠と、これら側面枠の下縁両端部 にそれぞれ設けられた旋回輪と、前記背面枠に対して垂直に開いた前記両側面枠 間に着脱自在に取り付けられる複数の棚とを備え、前記ヒンジ部は、前記側面枠 の側縁に垂直に固定された一対の突片の先端部を前記背面枠の側縁の上下両端に それぞれ同軸的に軸着してなり、前記両側面枠は、上下に並んだ複数の水平な横 桟をそれぞれ有し、前記棚は、それぞれ前記両側面枠の横桟に上から引っ掛かる フック部を両側縁に複数ずつ有し、前記複数の棚として、網状の網状棚と、板状 の板状棚とを設けたものである。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1の考案の折畳み式ラックにおいて、前記側面枠の 複数の横桟に複数の縦桟を垂直に架設し、これら複数の縦桟間の距離を前記棚の 側縁におけるフック間の距離とほぼ等しくしたものである。
【0007】
請求項1の考案の折畳み式ラックでは、組立時、背面枠に対して両側面枠を回 して垂直に開き、これら両側面枠の適当な高さの横桟に棚の両側縁のフック部を それぞれ上から引っ掛けて、両側面枠間に棚を取り付ける。この状態で、棚によ り、背面枠に対して側面枠が垂直に保持される。棚に対しては、背面枠が単なる 矩形枠状のものであることにより、物品の出し入れが前面側からも後面側からも できる。また、側面枠の上縁の取手部と旋回輪とにより、ラックの移動や組立、 折畳みが容易にできる。一方、折畳むときには、棚を持ち上げて、そのフック部 を側面枠の横桟から外すことにより、棚を取り外した後、両側面枠を回して背面 枠に重なるように閉じる。背面枠と側面枠とを連結しているヒンジ部は、側面枠 の側縁から垂直に出た突片の先端部が背面枠の側縁の上下両端に軸着してあって 、前述のように、側面枠を背面枠と重なるように閉じることを可能にしていると ともに、背面枠に対して側面枠を垂直に開いたときには、突片が背面枠と同一平 面上に位置する。さらに、棚のうち網状棚は、軽くて扱いも容易であり、一方、 板状棚は、小さい物品も安定性よく載せられる。
【0008】 さらに、請求項2の考案の折畳み式ラックでは、棚の側縁の前後のフック部を 側面枠の前後の縦桟に嵌める。これにより、側面枠に対して棚が前後方向に位置 決めされ、この棚が遊動したりしない。
【0009】
以下、本考案の折畳み式ラックの一実施例について、図面を参照しながら説明 する。本折畳み式ラックは、背面枠1と、この背面枠1の左右両側にそれぞれヒ ンジ部2により回動開閉自在に連結される一対の側面枠3と、これら側面枠3の 下縁両端部にそれぞれ設けられた旋回輪4と、前記背面枠1に対して垂直に開い た前記両側面枠3間に着脱自在に取り付けられる網状棚5および板状棚6とを備 えている。
【0010】 前記背面枠1は、金属製のパイプ11,12を溶接して矩形枠状に形成されている 。すなわち、一対の縦パイプ11の外周面の上下両端部間にそれぞれ横パイプ12を 架設したものである。
【0011】 前記両側面枠3は、それぞれ、ほぼ逆U字形状に屈曲された外殻パイプ16を有 している。この外殻パイプ16の上縁は、ゴムが巻かれて取手部17となっている。 また、外殻パイプ16の両側縁間には、金属棒からなる複数の水平な横桟18が上下 に並べて溶接により架設されている。なお、これら横桟18の両端部には、それぞ れ金属棒からなる縦桟19が溶接により垂直に架設されている。
【0012】 前記ヒンジ部2は、側面枠3の外殻パイプ16の一方の側縁の上下両端部に同方 向へ垂直に突出させてそれぞれ溶接された突片21を有している。そして、これら 突片21の先端部が前記背面枠1の縦パイプ11の上下両端にねじ22によりそれぞれ 同軸的に軸着されている。こうして、背面枠1に側面枠3が上下方向を回動軸方 向として回動自在に連結されているとともに、上下の突片21が縦パイプ11を上下 から挟みつけていることにより、背面枠1に対して側面枠3は上下には動かない ようになっている。なお、前記突片21の両側には、背面枠1に対する側面枠3の 回動範囲を規制するストッパー片23,24が下方へ屈曲させてそれぞれ形成されて いる。
【0013】 前記旋回輪4は、前記側面枠3の外殻パイプ16の下端に水平回動自在に支持さ れた旋回ベース26と、この旋回ベース26に車軸を水平にして回動自在に支持され た車輪27とからなっている。なお、側面枠3の自由端側の旋回輪4には、車輪27 の回転を適宜係止できるストッパー28が設けられている。
【0014】 前記網状棚5は、金属棒を溶接して構成されており、前後に立上がり部31を有 している。そして、網状棚5の前後の横桟32の両端部は、それぞれ側方へ突出し ており、ほぼ逆U字形状に屈曲されてフック部33となっている。このフック部33 は、前記両側面枠3の横桟18に上から引っ掛かるものである。なお、前後のフッ ク部33の反対向面間の距離は、前記側面枠3の両縦桟19の対向面間の距離とほぼ 等しくなっている。
【0015】 前記板状棚6は、矩形状になっており、下面の前後部に細長い金属板36が横方 向に固定されている。これら金属板36の両端部は、それぞれ側方へ突出しており 、ほぼ逆U字形状に屈曲されてフック部37となっている。このフック部37は、前 記両側面枠3の横桟18に上から引っ掛かるものである。なお、前後のフック部37 間の距離は、やはり前記側面枠3の両縦桟19間の距離とほぼ等しくなっている。
【0016】 つぎに、前記の構成について、その作用を説明する。組立時には、図1および 図2に示すように、また、図4に実線で示すように、背面枠1に対して両側面枠 3を回して垂直に開く。そして、これら両側面枠3の適当な高さの横桟18に棚5 ,6の両側縁のフック部33,37をそれぞれ上から引っ掛けて、両側面枠3間に棚 5,6を取り付ける。この状態で、棚5,6により、背面枠1に対して側面枠3 が垂直に保持される。なお、棚5,6の側縁の前後のフック部33,37は、側面枠 3の前後の両縦桟19間に嵌まって位置する。そして、これら棚5,6上に物品を 載せる。背面枠1は、単なる矩形枠状のものなので、物品の出し入れは、前面側 からも後面側からも行える。さらに、多数ある横桟18のどれにも棚5,6を支持 できるから、載せる物品に応じて、網状棚5および板状棚6の取り付け高さを自 在に調整できる。また、取り付ける網状棚5および板状棚6の数も自在に設定で きる。
【0017】 また、旋回輪4によりラックを自在に移動させられる一方、ストッパー28によ って車輪27を係止することにより、ラックが妄りに動くことを防止できる。なお 、ラックの移動や側面枠3の開閉などは、その取手部17を把持して行える。
【0018】 また、折畳むときには、棚5,6を持ち上げて、そのフック部33,37を側面枠 3の横桟18から外すことにより、棚5,6を取り外す。ついで、図3に示すよう に、また、図4に鎖線で示すように、両側面枠3を回して背面枠1に重なるよう に閉じる。この折畳み状態では、コンパクトな収納が可能である。なお、一方の 側面枠3のみを閉じ、他方の側面枠3は背面枠1に対して垂直に開いたままの状 態で収納することも可能である。この状態では、背面枠1同士および開いた側面 枠3同士をそれぞれ重ねることにより、複数のラックを安定性よく重ねておくこ とができる。
【0019】 前述のように、前記実施例の構成によれば、簡単にラックの組立および折畳み ができる。このとき、取手部17および旋回輪4によって側面枠3の開閉を容易に できる。
【0020】 また、ヒンジ部2は、側面枠3の側縁に垂直に固定した上下一対の突片21の先 端部を背面枠1の縦パイプ11の上下両端にそれぞれ同軸的に軸着した構成とした ので、簡単な構成であるとともに、小型にできる。また、背面枠1に対して側面 枠3を垂直に開いたときには、突片21が背面枠1と同一平面上に位置し、一方、 突片21によって、側面枠3を背面枠1と重なるように閉じられる。
【0021】 また、棚5,6の前後のフック部33,37の反対向面間の距離を側面枠3の前後 の縦桟19の対向面間の距離とほぼ等しくしたので、前後のフック部33,37を前後 の縦桟19間に嵌めることにより、側面枠3に対して棚5,6を前後方向に位置決 めでき、この棚5,6が遊動することを防止できる。しかも、フック部33,37は 、横桟18において外殻パイプ16からある程度離れた位置に係合されることになる ので、フック部33,37を横桟18に引っ掛ける作業が容易にできる。
【0022】 なお、棚5,6の前後のフック部33,37の対向面間の距離を側面枠3の前後の 縦桟19の反対向面間の距離とほぼ等しくし、前後のフック部33,37を前後の縦桟 19の外側に嵌めるようにしてもよい。
【0023】 さらに、棚5,6として、網状棚5と板状棚6とを設けたので、用途などに応 じた棚5,6の使い分けも可能である。まず網状棚5は、軽量で扱いやすく、水 切りなども使える。一方、板状棚6は、小さい物品も載せられ、また、小さい物 品を置いたときの安定性もよい。
【0024】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可 能である。例えば、各部の寸法関係は、前記実施例のものに限らない。
【0025】
請求項1の考案によれば、背面枠の左右両側にヒンジ部を介して側面枠を回動 開閉自在に連結し、背面枠に対して垂直に開いた両側面枠の横桟に棚のフック部 を引っ掛けて、両側面枠間に棚を着脱自在に取り付ける折り畳み式ラックなので 、簡単にラックの組立および折畳みができる。また、横桟は上下に並べて複数設 けたので、棚の高さを自在に調整できる。さらに、背面枠を単なる矩形枠状のも のとしたので、棚に対する物品の出し入れを前面側からも後面側からも行える。 また、側面枠の上縁に取手部を設けるとともに、側面枠の下縁両端部に旋回輪を 設けたので、ラックの移動や組立、折畳みが容易にできる。また、前記ヒンジ部 は、側面枠の側縁に垂直に固定された一対の突片の先端部を背面枠の側縁の上下 両端にそれぞれ同軸的に軸着してなるので、簡単な構成であるとともに、小型に でき、また、突片によって側面枠を背面枠と重なるように閉じられる一方、背面 枠に対して側面枠を垂直に開いたときには、突片を背面枠と同一平面上に位置さ せられる。さらに、棚として、軽量で扱いやすい網状棚と、小さい物品も安定性 よく置ける板状棚とを設けたので、用途などに応じた棚の使い分けが可能である 。こうして、扱いやすく、便利な折畳み式ラックを提供できる。
【0026】 さらに、請求項2の考案によれば、側面枠の複数の横桟に複数の縦桟を垂直に 架設し、これら複数の縦桟間の距離を棚の側縁におけるフック間の距離とほぼ等 しくしたので、棚の側縁の前後のフック部を側面枠の前後の縦桟に嵌めることに より、側面枠に対して棚が遊動することを防止できるとともに、フック部が横桟 において側面枠の側縁部からある程度離れた位置に係合されることになるため、 フック部を横桟に引っ掛ける作業が容易にできる。
【図1】本考案の折畳み式ラックの一実施例を示す使用
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図2】同上使用状態の背面図である。
【図3】同上折畳んだ状態の斜視図である。
【図4】同上ヒンジ部の水平断面図である。
1 背面枠 2 ヒンジ部 3 側面枠 4 旋回輪 5 網状棚 6 板状棚 17 取手部 18 横桟 19 縦桟 21 突片 33 フック部 37 フック部
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形枠状の背面枠と、この背面枠の左右
両側にそれぞれヒンジ部により回動開閉自在に連結され
取手部を上縁にそれぞれ有する一対の側面枠と、これら
側面枠の下縁両端部にそれぞれ設けられた旋回輪と、前
記背面枠に対して垂直に開いた前記両側面枠間に着脱自
在に取り付けられる複数の棚とを備え、 前記ヒンジ部は、前記側面枠の側縁に垂直に固定された
一対の突片の先端部を前記背面枠の側縁の上下両端にそ
れぞれ同軸的に軸着してなり、 前記両側面枠は、上下に並んだ複数の水平な横桟をそれ
ぞれ有し、前記棚は、それぞれ前記両側面枠の横桟に上
から引っ掛かるフック部を両側縁に複数ずつ有し、 前記複数の棚として、網状の網状棚と、板状の板状棚と
を設けたことを特徴とする折畳み式ラック。 - 【請求項2】 前記側面枠の複数の横桟に複数の縦桟を
垂直に架設し、これら複数の縦桟間の距離を前記棚の側
縁におけるフック間の距離とほぼ等しくしたことを特徴
とする請求項1記載の折畳み式ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013259U JP3010594U (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 折畳み式ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013259U JP3010594U (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 折畳み式ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010594U true JP3010594U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994013259U Expired - Lifetime JP3010594U (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 折畳み式ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010594U (ja) |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP1994013259U patent/JP3010594U/ja not_active Expired - Lifetime
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