JP3010423U - 洗車具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠近両用の柄付き洗車スポンジを得る。 【構成】 にぎり部の下方に数個の取付軸および後部に
延長管取付部を設けた取手と，数個の取手取付穴を設け
た軟質発泡体並びに延長パイプとから成る洗車具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は自動車のボディを水洗する際に使用する洗車具であって，柄が延長・ 着脱自在かつスポンジも着脱自在の柄付き洗車スポンジである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の柄付き洗車スポンジは，スポンジ（軟質発泡体）は柄に接着され，柄の にぎり部分はスポンジの後部にあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

スポンジは柄に接着されているので着脱ができず，したがってその片面しか使 用できないという無駄があった。また，柄のにぎり部分がスポンジの真上にない ので，力が入りにくいという欠点があった。さらに，柄が短いのでクルマの屋根 中央部までは届かないので不便であった。本考案は以上の欠点を解消するもので ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

以下，図において説明する。取手１は合成樹脂等で成型し，にぎり部２の下方 には数本の取付軸３を設ける。また，取手１の後部には延長管取付部４を設ける 。さらに，つば８を設けて，上から力をかけた場合に取手１が軟質発泡体５にも ぐり込むのを防ぐ。ゴムや合成樹脂等より成る軟質発泡体５には，数個の取手取 付穴６を設ける。この取手取付穴６に取付軸３を差し込んで，通常は柄付き洗車 スポンジとして使用するが，軟質発泡体５は着脱できるので単独でも使用できる 。なお，取付軸３には突起９を設けて，軟質発泡体５が水を含んだ重みで脱落し ないようにする。クルマの屋根のような手の届かない場所を洗うときは，延長管 取付部４に延長管７を嵌合させて使用する。

【０００５】

【作用】 にぎり部２が軟質発泡体５の真上にくるので，力を入れやすい。軟質発泡体５ は着脱できるので，片面が損耗したらもう一方の面を使用できる。さらに延長管 ７は着脱できるので，屋根からボンネットまで，近い部分から遠い部分まで，一 個で広範囲に使用できる。

【０００６】

【実施例】

実施例を図１，図２に示す。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）手の届きにくい屋根まで洗車できる。 （ロ）延長管を外せば手元や細かい部分の洗車に便利になる。 （ハ）力が入りやすいので疲れにくい。 （ニ）発泡体の両面が使えて無駄がない。 （ホ）発泡体単独でも使用できる。 以上のような効果があり，利便性の高い柄付き洗車スポンジが実現できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の平面図。

【図２】 本考案の一部断面立面図。

【符号の説明】

１ 取手 ２ にぎり部 ３ 取付軸 ４ 延長管取付部 ５ 軟質発泡体 ６ 取手取付穴 ７ 延長管 ８ つば

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）数個の取手取付穴６を設けた軟質発
   泡体５。 （ロ）にぎり部２の下方に数本の取付軸３と後部に延長
   管取付部４を設けた取手１。 （ハ）軟質発泡体は取手１の取付軸３と嵌合し，かつ着
   脱自在である。 （ニ）延長管取付部４には延長管７が嵌合し，かつ着脱
   自在である。 以上のように構成した洗車具。