JP3008302U - ゴム紐によるタイヤ磨き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、車両のフェンダー部に、吸盤
付きゴム紐を取り付け、タイヤ表面に付着した汚れ等
を、走行中の摩擦により落とす、ゴム紐によるタイヤ磨
き装置にするものである。 【構 成】 吸盤（１）に弾力性リング（２）を設け、
弾力性リング（２）にゴム紐（３）を設けフェンダー部
に、この吸盤（１）を吸い付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、車両のフェンダー部に、吸盤付きゴム紐を取り付け、タイヤ表 面に付着した汚れ等を、走行中の摩擦により落とす、ゴム紐によるタイヤ磨き 装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のタイヤ磨きは、タイヤの表面に付着した汚れを洗車ブラシやスプレー 式のタイヤワックス等を使用し、手作業で汚れを落としているのが現状であり 、車両を所有及び管理する者等にとっては、これらの手作業による汚れ落とし は労力や費用面等が極めて煩わしい問題であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本考案は、車両を所有及び管理する者等の、この手作業による汚れ落としに かかる煩わしい労力や費用面等の問題点を解消し、簡単に装着し汚れを落とす 装置を開発した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、その構成を説明すると、 （イ） 吸盤１に、弾力性リング２を設ける。 （ロ） 弾力性リング２に、ゴム紐３を設ける。 （ハ） フェンダー部に、この吸盤１を吸い付ける。 以上の様に装着した、ゴム紐によるタイヤ磨き装置である。

【０００５】

【作用】

次に、本考案の作用を述べると、タイヤ付近のフェンダー部に本考案のゴム 紐によるタイヤ磨き装置を装着し、車両を走行させると風力等の影響により、 本装置のゴム紐が、回転しているタイヤの表面に接触し摩擦が起こり、同時に タイヤ表面の汚れを落とす仕組みである。

【０００６】

【実施例】

本考案装置をタイヤ付近のフェンダー部に取付ける際、走行時における風力 等の影響を考慮し、ホイール部の中心より前部に位置したフェンダー部に装着 した時に本考案装置の最大の効果がある。 尚、本考案の装着方法については、 （イ） 吸盤部を磁石にして装着する方法。 （ロ） 吸盤部を固定板にしてフェンダー部分に固定し装着する方法。 等がある。

【０００７】

【考案の効果】

本考案装置を装着した場合、タイヤ表面の汚れを落とすことだけでなく、本 考案装置を使用することにより、タイヤの表面を滑らかにし、汚れが付き難く なると同時に、タイヤの表面の皹割れを防止する効果があることを立証した。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の装着平面図

【符号の説明】

１は吸盤 ２は弾力性リング ３はゴム紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 吸盤１に、弾力性リング２を設け
   る。 （ロ） 弾力性リング２に、ゴム紐３を設ける。 （ハ） フェンダー部に、この吸盤１を吸い付ける。 以上の如く構成された、ゴム紐によるタイヤ磨き装置で
   ある。