JP3010179U - 調毛器 - Google Patents

調毛器

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JP3010179U
JP3010179U JP1994013968U JP1396894U JP3010179U JP 3010179 U JP3010179 U JP 3010179U JP 1994013968 U JP1994013968 U JP 1994013968U JP 1396894 U JP1396894 U JP 1396894U JP 3010179 U JP3010179 U JP 3010179U
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heating wire
hair
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cases
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JP1994013968U
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Inventor
敏行 小泉
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敏行 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断後の毛髪先端が丸い形状となり、肌に当
たっても不快な感触を生じないようにする。 【構成】 上ケース11と下ケース12を蝶番13で結
合し、先端部を開閉可能とする。1のケースの先端部
に、電熱線15を、背後に空間25を設けて、バネによ
り弾性的に張設する。他のケースの先端部に押さえ部材
26を設けて、前記電熱線との間に毛髪27を挟むよう
にする。両ケースを閉じたとき、電熱線に電流を流して
加熱させるスイッチを設ける。ケースの先端部に、バネ
42により突出するくし部41を設け、切断前に、毛髪
を挟み梳ることができるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、毛髪を切断し、長さを整えるために使用される調毛器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、毛髪を切断するには、挟み、バリカン等が使用されている。これらはい ずれも刃物を用いて切断するので、切断した毛髪先端は、鋭く尖った形状となる 。このため、毛髪先端が首筋、肩等に当たるときは、不快な感触を生じる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、切断後の毛髪先端が丸い形状となり、肌に当たっても不快な感触を 生じないようにする、新たな調毛器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、蝶番で結合され、先端部が開閉する上ケース及び下ケースと、これ ら両ケースの一方の先端部に設けられ、バネにより弾性的に張設された電熱線と 、他方のケースの先端部に設けられ、前記電熱線との間に毛髪を挟むことのでき る押さえ部材と、前記電熱線に接続し、前記両ケースを閉じて、電熱線と押さえ 部材との間に毛髪を挟んだとき、回路閉じて電熱線に電流を流して加熱させるス イッチと、前記両ケースの一方の先端部に設けられ、バネにより突出して支持さ れ、両ケースを閉じて、電熱線と押さえ部材との間に毛髪を挟む前に、他方のケ ースとの間に毛髪を挟み梳ることのできるくし部とを有する調毛器である。
【0005】 さらに本考案は、上記において、電熱線が、両端にリングを有し、このリング を端子に引っ掛けて取付けられ、かつ端子から外して交換し得るようになった調 毛器を包含する。
【0006】
【実施例】 以下、本考案を図示する実施例について具体的に説明する。
【0007】 この調毛器10において、上ケース11及び下ケース12は蝶番13,13に より結合され、先端部(図1の上端部及び下端部)を開閉することができる。下 ケース12には、バネ14が設けられ、これが上ケース11内に当たり、図2に 示すように、両ケース11,12の先端部を開いた形状に付勢し、これにより、 蝶番13,13部分を手で持って摘み、緩めることにより、先端部を開閉するこ とができる。
【0008】 電熱線15は、ニクロム線等よりなり、電流を流すことにより発熱する。この 電熱線15の両端にはリング16,16が設けられている。下ケース12の先端 部の両側端部には、固定端子17及び移動端子18が設けられている。固定端子 17は、下ケース12に固定され、その先端19は上方へ突出し、ここに1のリ ング16を引っ掛けることができる。移動端子18は、バネ片よりなり、基部2 0が下ケースに固定され、先端21は上方へ突出し、ここに他のリング16を引 っ掛け、電熱線15を弾性的に引っ張ることができる。
【0009】 下ケース12側面には、孔22が設けられ、ここに別途設けられる押しねじ2 3をねじ込むことができ、こうすると、この押しねじ23は移動端子18の中央 部を押し、先端21を固定端子17方向へ移動させ、電熱線15を交換すること ができる。この押しねじ23は、常時は、取外して、あるいは引出した状態にさ れる。なお、この押しねじ23に代えて押しピン(図示しない)を設けて、これ を押込むようにしても、同様の作用が得られる。
【0010】 下ケース12の電熱線15の背後部分には、セラミックス、耐熱樹脂等の耐熱 材よりなる溝部材24が設けられ、これにより電熱線15背後に空間25が形成 されている。上ケース11の先端部には、セラミックス、耐熱樹脂等の耐熱材よ りなる押さえ部材26が設けられ、両ケース11,12を閉じたとき、電熱線1 5との間に毛髪27を挟み、押さえることができる。なお、上ケース11内面に は、突起28が設けられ、押さえ部材26が毛髪27を挟み、押さえるとき、毛 髪27を下ケース12との間に挟み、固定することができる。
【0011】 下ケース12の蝶番13,13付近には、コンセント29が設けられ、ここに 電線30により、別途設けられる電源アダプター(図示しない)が接続され、商 用電源から低圧に変換された電流が供給される。このコンセント29の1の端子 31は、電線32により、移動端子18に接続される。
【0012】 このコンセント29の他の端子33は、下ケース12の側端部の固定端子17 の端部付近に延び、上端は接点部34となっている。固定端子17のこの端部上 端は、他の接点部35となっている。上ケース11には、スイッチ操作部36が 設けられている。このスイッチ操作部36は、上ケース11外面に突出した部分 を、指で操作して、スイライドさせることができ、上ケース11内面に突出した 部分は、導電材よりなるスイッチ接点部37となり、図示するオン状態では、上 下ケース11,12を閉じたとき、スイッチ接点部37が接点部34,35に接 触してこれらを接続し、コンセントの端子33から固定端子17への回路を閉じ る。スイッチ操作部36をスライドさせ、オフ状態(図示しない)とすると、ス イッチ接点部37は、位置が変化し、上下ケース11,12を閉じても接点部3 4,35を接続しない。すなわち、接点部34,35及びスイッチ操作部36、 スイッチ接点部37により、スイッチ38が形成されている。
【0013】 下ケース12内面には、カバー39が設けられ、下ケース12内面の突起40 上に載せられ、端子31、電線32、移動端子18、端子33及び固定端子17 の全部又は一部を覆っている。
【0014】 上ケース11先端部の押さえ部材26付近には、くし部41が設けられている 。このくし部41は、板バネ42の先端に取付けられて弾性的に突出し、上下ケ ース11,12を閉じたとき、下ケース12との間に毛髪27を挟み、梳ること ができ、さらに上下ケース11,12を閉じると、後退して、押さえ部材26が 毛髪27を電熱線15との間に挟むことを可能とする。
【0015】 この調毛器10は、以上の構成であり、次のようにして使用され、作動する。
【0016】 この調毛器10に、電源アダプターを接続し、スイッチ38をオンにして、図 2に示すように、上下ケース11,12の先端部を開いて蝶番13,13部分を 手で持つ。こうして、先端部で毛髪27を軽く挟み、切断したい長さの位置まで 引出すようにする。こうすると、くし部41が毛髪27を梳り、毛髪の方向が一 定になる。この後、強く握り、上下ケース11,12の先端部をさらに閉じると 、スイッチ38が閉じ、電熱線15が加熱され、同時に、この電熱線15と押さ え部材26とに毛髪27が挟まれ、切断される。
【0017】 この調毛器10を使用しないときは、スイッチ38をオフにしておく。こうす ると仮に上下ケース11,12の先端部を閉じても、電熱線15に通電されるこ とはない。
【0018】 電熱線15が、破損した場合は、押しねじ23を孔22にねじ込み、移動端子 18の先端21を移動させて、交換することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案の調毛器は、上述のように、毛髪を熱により切断するものであるから、 切断された毛髪の先端は丸い形状となり、肌に当たっても不快な感触を生じない ものとなる。
【0019】 この調毛器では、電熱線は、バネにより弾性的に張設され、かつ背後に空間を 有しているので、押さえ部材で毛髪を挟んだとき、熱膨張を吸収するとともに適 度な緩みを生じ、破損しにくいものとなる。また、空間があるため、熱損失が少 なくなり、極めて短時間に加熱され、しかも緩みにより毛髪に良好に接触するの で、瞬時に切断することができ、快適、効率的な使用感が得られる。さらに、電 熱線は、毛髪を切断するときのみに電流が流れるので、長寿命が得られる。
【0017】 この調毛器は、くし部を備えているので、切断前に毛髪を梳り、毛髪の方向を 揃えることができ、美しい仕上がりが得られる。
【0018】 さらに、電熱線の両端にリングを設けて、これを引っ掛けて取付けるようにす ると、電熱線の交換が容易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の、上下ケースを開いた状態
の平面図である。
【図2】同例の使用時の状態の中央縦断面図である。
【符号の説明】
10…調毛器、11…上ケース、12…下ケース、13
…蝶番、14…バネ、15…電熱線、16…リング、1
7…固定端子、18…移動端子、19…先端、21…先
端、24…溝部材、25…空間、26…押さえ部材、2
7…毛髪、29…コンセント、36…スイッチ操作部、
37…スイッチ接点部、38…スイッチ、41…くし
部、42…板バネ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番で結合され、先端部が開閉する上ケ
    ース及び下ケースと、これら両ケースの一方の先端部に
    設けられ、背後に空間を有して、バネにより弾性的に張
    設された電熱線と、他方のケースの先端部に設けられ、
    前記電熱線との間に毛髪を挟むことのできる押さえ部材
    と、前記電熱線に接続し、前記両ケースを閉じて、電熱
    線と押さえ部材との間に毛髪を挟んだとき、回路閉じて
    電熱線に電流を流して加熱させるスイッチと、前記両ケ
    ースの一方の先端部に設けられ、バネにより突出して支
    持され、両ケースを閉じて、電熱線と押さえ部材との間
    に毛髪を挟む前に、他方のケースとの間に毛髪を挟み梳
    ることのできるくし部とを有する調毛器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、電熱線が、両端にリ
    ングを有し、このリングを端子に引っ掛けて取付けら
    れ、かつ端子から外して交換し得るようになった調毛
    器。
JP1994013968U 1994-10-04 1994-10-04 調毛器 Expired - Lifetime JP3010179U (ja)

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