JP3010097B2 - 溝形鋼型有孔鉄筋材および溝形鋼型有孔鉄筋材を用いたコンクリート構造物用鉄筋 - Google Patents

溝形鋼型有孔鉄筋材および溝形鋼型有孔鉄筋材を用いたコンクリート構造物用鉄筋

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として土木,建築等
の分野で用いられる溝形鋼型有孔鉄筋材および該溝形鋼
型有孔鉄筋材を用いたコンクリート構造物用鉄筋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、あらゆる産業界におい
て、種々の目的に応じたコンクリート構造物が構築され
利用されているが、該コンクリート構造物の構築に際し
ては、力学的な強度を高めるために、各種の鉄筋材が使
用されており、たとえばHやI形鋼などの鉄骨のほか棒
鋼および異形棒鋼などが広く利用されている。さらに、
コンクリート構造物の規模が大きい場合には特開平1−
290819号公報に記載されているように大寸法の篭
形鉄筋が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のHやI形鋼など
のような形鋼を鉄筋材とする場合は、重量が大きくハン
ドリングが容易でない上に、接合に際して溶接等の高い
技能を必要とし、さらに現地での加工が困難な場合が多
い。また、ボルト接続を行うにしても事前の切断および
孔明け加工などコスト高な手段が要求される。そこで、
通常、棒鋼および異形棒鋼からなるコンクリート用鉄筋
材を用いるほか、大寸法の場合は前述のようにコンクリ
ート用鉄筋材を組んで大形の篭形鉄筋を形成し一度に建
込む手段などが採用されている。前記鉄筋やコンクリー
ト用棒鋼鉄筋材および篭形鉄筋を用いる従来の手段は、
いずれも高度な技能と熟練を必要とし、それら技能者の
減少と人手不足のためコンクリート構造物の構築コスト
が著しく高騰し構築期間も長期化しているという課題が
ある。さらに、構築現場が山間僻地であったり、作業環
境が悪い場合は、資材の輸送や作業の安全性の問題等も
含め、特に経済的に不利になり構築が困難になるなどの
課題がある。本発明の目的は、製作および輸送や組立が
簡単で、熟練の必要がない上に力学的な性能が優れた溝
形鋼型有孔鉄筋材を提供することにあり、他の目的は前
記溝形鋼型有孔鉄筋材を単位の構築素材とし、組立加工
が容易で機械的強度が高く、製作コストが低廉で経済的
なコンクリート構造物用鉄筋を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄筋コンクリ
ート板状構造物用の鉄筋材であり、当該鉄筋材を主筋と
してフランジとウエブからなる溝型鋼で構成し、前記両
フランジ同士を連結するため当該両フランジの長手方向
に複数の締結用貫通孔9a〜9cまたはこの締結用貫通
孔と帯筋用貫通孔24を有するとともに、平坦または曲
面に形成のウエブの長手方向に複数のコンクリート流通
孔3を備えた溝形鋼型有孔鉄筋材と、これらの溝形鋼型
有孔鉄筋材を複数用いて相隣合う前記フランジを当接し
締結してなるコンクリート構造物用鉄筋である。
【0005】
【実施例】本発明にかかる溝形鋼型有孔鉄筋材は、溝型
鋼を主筋として用い、当該溝型鋼の両フランジのそれぞ
れの長手方向に、当該フランジ同士を連結するための
数の締結用貫通孔9a〜9cを有するので、この溝形鋼
型有孔鉄筋材を複数用いてそのフランジを当接し締結す
ることにより多種多様構造の結合型のコンクリート構造
物用鉄筋を形成することができる。これらの溝形鋼型有
孔鉄筋材間の当接締結に際してはそれぞれのフランジの
締結用貫通孔9a〜9cを芯合わせしたのち当接し、ボ
ルト締結するのみで、強固な結合が可能であり高度な熟
練作業がまったく不要で、作業が極めて能率的である。
また、ウエブの長手方向に間隔をおいて複数のコンクリ
ート流通孔3を備えているので、コンクリートの充填効
率が良い上に、コンクリートとの付着強度が優れてい
る。加えて躯体が溝形鋼型であるため力学的に安定した
耐力を有するので荷重の高い用途に対しても有用であ
る。また、両フランジ部の長手方向に複数の締結用貫通
孔9a〜9cと帯筋用貫通孔24を有するとともに、ウ
エブの長手方向に複数のコンクリート流通孔3を備えた
溝形鋼型有孔鉄筋材の場合は、必要に応じ前記帯筋用貫
通孔24を利用して適宜な寸法の帯筋25を配設し強い
張力に対抗させることが可能である。そしてこれらの溝
形鋼型有孔鉄筋材を複数締結してなる結合型のコンクリ
ート構造物用鉄筋の場合は、それぞれの溝形鋼型有孔鉄
筋材のフランジを継目板のように当接し、締結するのみ
で、後に詳述するように単位鉄筋材相互を千鳥配列する
ことも可能で、強固な締結が完成できるため、熟練作業
の必要性が無く、しかも寸法的な裕度が広いので目的と
する構造物に合わせて所定寸法の鉄筋組立を効率的に行
うことができ、また、加えて帯筋25を使用する場合
は、さらに強度的に信頼性の高いコンクリート構造物を
構築できるので高い経済性が期待できる。
【0006】つぎに、実施例について図面に従って詳細
に説明する。図1は、本発明に係る溝形鋼型有孔鉄筋材
1を多数用い、相隣合うフランジを当接締結してコンク
リート構造物用鉄筋の一種である角形の篭形鉄筋2を構
成した実施例を示す部分切欠き概略斜視図である。この
図1において、3は溝形鋼型有孔鉄筋材1のウエブ長手
方向に間隔をおいて穿設された複数のコンクリート流通
孔である。さて、篭形鉄筋2は、適宜数の溝形鋼型有孔
鉄筋材1における隣り合うフランジ4a,4bを当接し
てボルト6により締結することにより構成する。この実
施例ではウエブは平坦に形成されているが、曲面やV型
面や多角形面に形成しても良い。また、図1において、
5aは間隔保持用の帯板、5bは螺杆26とその端部に
螺合されたコ字状金具27とからなる離隔距離可変な間
隔保持金具で、その帯板5aおよび間隔保持金具5b
は、フランジ4a,4bに対しフランジ連結用ボルト6
により連結されている。本実施例にかかる篭形鉄筋2
は、力学的に非常に強度が高く、コンクリートとの付着
強度が強いので、高耐力のコンクリート構造物を構築す
るのに適している。さらに、ボルト締結作業のみで簡単
に構築できるので、従来の棒鋼を用いた鉄筋篭に比して
熟練した技能者の必要が無く、工期も短期間ですむ利点
がある。
【0007】図2は、本発明にかかる溝形鋼型有孔鉄筋
材1の概略斜視図で、平板形状のウエブ7に、その長手
方向に間隔をおいてコンクリート流通孔3aが穿設され
ており、またフランジ8a,8bにはボルトの締結用貫
通孔9a,9bが穿設されている。図2に示すように、
本発明にかかる溝形鋼型有孔鉄筋材の基本形としては、
周知の溝形鋼と同様に、平板形状のウエブ7とそのウエ
ブ7の両側縁から屈曲突出したフランジ8a,8bを有
するので、溝形鋼型有孔鉄筋材1という。コンクリート
流通孔3aの寸法は、コンクリートの骨材が流通可能な
条件とコンクリートの付着強度および鉄筋材の機械的強
度を考慮して決定するが、円形や楕円形や角形などの
他、必要に応じて他の形状を用いることもある。
【0008】図3はウエブ7aが設定曲率を有するよう
に曲板に形成され、さらにフランジ8c,8dがウエブ
7aの曲率中心方向に突出している溝形鋼型有孔鉄筋材
1aの概略斜視図で、ウエブ7aの長軸方向には、符号
3b,3cで代表せしめるコンクリート流通孔が互いに
平行に穿設されている。本発明では、前記溝形鋼型有孔
鉄筋材1aのように、発明の目的を逸脱しない範囲にお
いて、ウエブが適宜な設定曲率を有する曲板の他、V形
面や多角面に形成された弯曲面で形成されている溝形鋼
型のものも包摂する。また、ウエブの曲率は、後述する
ように目的とする管状篭形鉄筋の円弧形成が可能な範囲
に設定する。
【0009】図4は溝形鋼型有孔鉄筋材1b,1cのそ
れぞれのフランジ8e,8fをボルト接合し、コンクリ
ート擁壁10の鉄筋材とした概略説明図で、鉄筋材とし
ての構成に際し、従来の棒鋼鉄筋材のように番線結束技
術の必要が無く、未熟練者でもボルト接合のみで正確
で、信頼性の高い作業が可能である。また、コンクリー
トの充填性を阻害するような空間が無く、多くのコンク
リート流通孔3を備えているので、前述のようにコンク
リートと鉄筋材との付着強度は極めて高いため、前記コ
ンクリート擁壁10は強度的に非常に信頼性の高いもの
が期待できる。さらに、前記コンクリート擁壁10の高
さが限定され、単位溝形鋼型有孔鉄筋材1b,1cの高
さ寸法以内の場合は、後述の継手接合の必要は無く、溝
形鋼型有孔鉄筋材1b,1cの高さを合わせて相互のフ
ランジをボルト接合することにより鉄筋を構成すること
ができる。本発明では、かかるフランジの接合や後記継
手接合のいずれを採用しても差し支えない。
【0010】つぎに、図5は本発明の継手接合を説明す
るための概略背面図で、互いに縦列関係にある溝形鋼型
有孔鉄筋材1d,1e,1fとそれと並列関係に配置さ
れている溝形鋼型有孔鉄筋材1g,1hとの継手接合を
代表として説明する。符号11aは溝形鋼型有孔鉄筋材
1dの下端と溝形鋼型有孔鉄筋材1eの上端との当接線
で、また符号11bは溝形鋼型有孔鉄筋材1eの下端と
溝形鋼型有孔鉄筋材1fの上端との当接線を、さらに符
号11cは溝形鋼型有孔鉄筋材1gの下端と溝形鋼型有
孔鉄筋材1hの上端との当接線を示す。前記溝形鋼型有
孔鉄筋材1dおよび1eのフランジ8eと8fとは、前
記溝形鋼型有孔鉄筋材1gのフランジ8hと符号12で
代表せしめるボルトで締結されており、また、同様に前
記溝形鋼型有孔鉄筋材1eおよび1fのフランジ8fと
8gは、隣合う前記溝形鋼型有孔鉄筋材1hのフランジ
8iとボルト12により締結されている。図5で明らか
なように、本発明の特徴の一つは隣合う溝形鋼型有孔鉄
筋材相互をボルト12により締結するにあたり、符号1
1a,11cで代表させる前記当接線相互が直列に並ば
ないように、互いに千鳥格子に配置せしめる点にある。
このように配置すると、たとえばフランジ8fは、フラ
ンジ8hと8iに対し、あたかも継目板のように作用す
る。これらは他のフランジについても同様であり、この
特徴により本発明の溝形鋼型有孔鉄筋材は、鉄筋材とし
て円滑なコンクリート充填性を備えるとともに力学的に
安定した強固な構造体を構成できる。すなわち、前述の
ように溝形鋼型有孔鉄筋材を用いて、任意の柱状体鉄筋
や壁状体鉄筋に加えて管状体の篭形鉄筋など自由な形の
鉄筋構造体を形成できるので、本発明では前記柱状体や
壁状体および管状体などすべての形状体を含めコンクリ
ート構造用鉄筋と云う。
【0011】つぎに、図6は本発明にかかる異なった溝
形鋼型有孔鉄筋材1mの概略斜視図で、フランジ8j,
8kには、符号9cで代表せしめる締結用貫通孔と別に
符号24で代表せしめる帯筋用貫通孔が適宜間隔で穿設
されている。前記帯筋用貫通孔24は、図7の背面図に
示すように、機械的強度を増強せしめるための補助筋で
ある帯筋25を挿通するために設けるもので、その寸法
および穿設配置については、前記締結用貫通孔9cを考
慮し、ボルト締結や力学的に不安を生じないように設定
することは云うまでも無い。前記帯筋25は、コンクリ
ート構造用鉄筋に過大な張力が作用する恐れがあり耐力
増強が必要な場合などに施工する。
【0012】図8は、符号1i,1jで代表せしめる前
記溝形鋼型有孔鉄筋材を用いて管状篭形鉄筋13を構成
した状況を示す概略斜視図で、図9は該管状篭形鉄筋1
3を用いて一点鎖線で示すコンクリート構造体14を構
築した状況を示す概略説明図である。前記管状篭形鉄筋
13の形成には、図8で示すように角部にL字形の溝形
鋼型有孔鉄筋材1i,1j等に代表する様々な異形の部
材が必要な場合があり、それらは要望に応じて、前述の
溝形鋼型有孔鉄筋材を切断したり、あるいは溶接加工し
て製作する。本発明では、目的を逸脱しない範囲におい
て、そのような加工体を含めて溝形鋼型有孔鉄筋材と云
う。前記管状篭形鉄筋13は、強度が高いので、大規模
な地下空間やトンネル、暗渠および連絡通路などのコン
クリート構造体用の鉄筋として信頼性が高く、また鉄筋
構築に際してボルト締結のみで良いため熟練作業の必要
が無く、工期も短くて済むので、結果として経済的なコ
ンクリート構造体構築が期待できる。
【0013】つぎに、図10および図11は、前記管状
篭形鉄筋13などの形成の際に用いられる連結用の継目
板15およびL字形金具16の概略正面図で、このよう
な継目板15,L字形金具16は、図示はしていないが
間隔保持用の帯板や連結棒などの支持に適宜に利用して
差し支えない。
【0014】図12は、符号1kで代表せしめるウエブ
が適宜な設定曲率を有する曲板で形成されている複数の
溝形鋼型有孔鉄筋材を用いて、円管状の管状篭形鉄筋1
7を形成する状況を示す概略説明図で、フランジのボル
ト締結手段は前述の通りであるので説明は省略する。図
13は、前記管状篭形鉄筋17の下部を、埋込基礎ボル
ト18を介してコンクリート基礎構造体19に固定し、
ついで該管状篭形鉄筋複数個を縦設して管状篭形鉄筋2
0を構成し、その周囲を円形鋼管からなる外枠21で囲
繞した状態を示す部分切欠き斜視図で、前記管状篭形鉄
筋20の内腔および該管状篭形鉄筋20と外枠21間の
内腔22にコンクリートを充填して鋼管コンクリート柱
たとえば橋脚23を構築する。該橋脚23は水平方向お
よび鉛直方向いずれからの作用力に対しても非常に高い
耐力を有するので、過大な荷重がかかる用途に適してお
り、総合して従来に例の無い強度を発揮する。
【0015】
【発明の効果】本発明にかかる溝形鋼型有孔鉄筋材は、
力学的な性能が優れている上に製作コストが低廉で、さ
らに運搬,輸送が容易であり、またボルト締結するのみ
で任意の鉄筋組立が可能なため、配筋や建込みに際して
熟練の必要が無く作業が簡単で済むと云う多大な利点を
有する。また、前記溝形鋼型有孔鉄筋材を単位の構築素
材として構成するコンクリート構造物用鉄筋は、製作費
が僅少で済み組立および建込みなどの作業にあたり熟練
した技術を要せず、そのため山間僻地や足場構築が困難
な作業条件の悪い場所でも、運搬組立が容易であり作業
費が低廉で済み、その上、機械的強度が高いため、経済
的なコンクリート構造物を構築することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる管状篭形鉄筋の部分切欠き概略
斜視図である。
【図2】本発明にかかる溝形鋼型有孔鉄筋材の概略斜視
図である。
【図3】本発明にかかるウエブが曲板形状をした溝形鋼
型有孔鉄筋材の概略斜視図である。
【図4】本発明にかかるコンクリート構造用鉄筋の概略
斜視図である。
【図5】本発明にかかる継手接合を説明するための概略
背面図である。
【図6】本発明にかかる溝形鋼型有孔鉄筋材の概略斜視
図である。
【図7】本発明にかかる帯筋を利用する溝形鋼型有孔鉄
筋材の概略背面図である。
【図8】本発明にかかる管状篭形鉄筋を構成した状況を
示す概略斜視図である。
【図9】本発明にかかるコンクリート構造体を構築した
状況を示す概略説明図である。
【図10】本発明において使用できる連結用の継目板の
正面図である。
【図11】本発明において使用できる連結用のL字形金
具の正面図である。
【図12】本発明にかかる円管状の管状篭形鉄筋を形成
する状況を示す概略説明図である。
【図13】本発明にかかる鋼管コンクリート柱の構築手
順を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 溝形鋼型有孔鉄筋材 1a〜1m 溝形鋼型有孔鉄筋材 2 管状篭形鉄筋 3 コンクリート流通孔 3a〜3c コンクリート流通孔 4a,4b フランジ 5a 帯板 5b 間隔保持金具 6 フランジ連結用ボルト 7 ウエブ 7a ウエブ 8a〜8i フランジ 9a〜9c ボルトの連結用貫通孔 10 コンクリート擁壁 11a〜11c 当接線 12 ボルト 13 管状篭形鉄筋 14 コンクリート構造体 15 継目板 16 L字金具 17 管状篭形鉄筋 18 基礎ボルト 19 コンクリート基礎構造体 20 管状篭形鉄筋 21 外枠 22 内腔 23 橋脚 24 帯筋用貫通孔 25 帯筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭38−17475(JP,B1) 実公 昭13−16502(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 5/00 - 5/20 E04C 3/00 - 3/46 E04B 2/84 E04B 2/86 601

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート板状構造物用の鉄筋材
    であり、当該鉄筋材を主筋としてフランジとウエブから
    なる溝型鋼で構成し、前記両フランジ同士を連結するた
    め当該フランジの長手方向に複数の締結用貫通孔を有す
    るとともに、前記ウエブの長手方向に複数のコンクリー
    ト流通孔を備えた溝形鋼型有孔鉄筋材。
  2. 【請求項2】 鉄筋コンクリート板状構造物用の鉄筋材
    であり、当該鉄筋材を主筋としてフランジとウエブから
    なる溝型鋼で構成し、前記両フランジ同士を連結するた
    め当該フランジの長手方向に複数の締結用貫通孔9a〜
    9cおよび帯筋用貫通孔24を有するとともに、前記ウ
    エブの長手方向に複数のコンクリート流通孔3を備えた
    溝形鋼型有孔鉄筋材。
  3. 【請求項3】 前記ウエブが平板である請求項1または
    2の溝形鋼型有孔鉄筋材。
  4. 【請求項4】 前記ウエブが設定曲率を有する曲板であ
    る請求項1または2の溝形鋼型有孔鉄筋材。
  5. 【請求項5】 鉄筋コンクリート板状構造物用の鉄筋材
    であり、当該鉄筋材を主筋としてフランジとウエブから
    なる溝型鋼で構成し、前記両フランジ同士を連結するた
    め当該フランジの長手方向に複数の締結用貫通孔9a〜
    9cを有するとともに、前記ウエブの長手方向に複数の
    コンクリート流通孔3を備えた溝形鋼型有孔鉄筋材を複
    数用いて相隣合う前記フランジを当接しこれを締結して
    なるコンクリート構造物用鉄筋。
  6. 【請求項6】 鉄筋コンクリート板状構造物用の鉄筋材
    であり、当該鉄筋材を主筋としてフランジとウエブから
    なる溝型鋼で構成し、前記両フランジ同士を連結するた
    め当該フランジの長手方向に複数の締結用貫通孔9a〜
    9cおよび帯筋用貫通孔24を有するとともに、前記ウ
    エブの長手方向に複数のコンクリート流通孔3を備えた
    溝形鋼型有孔鉄筋材を複数用いて相隣合う前記フランジ
    を当接しこれを締結してなるコンクリート構造物用鉄
    筋。
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