JP3009939U - 可撓給電端子 - Google Patents

可撓給電端子

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JP3009939U
JP3009939U JP1994008063U JP806394U JP3009939U JP 3009939 U JP3009939 U JP 3009939U JP 1994008063 U JP1994008063 U JP 1994008063U JP 806394 U JP806394 U JP 806394U JP 3009939 U JP3009939 U JP 3009939U
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flat
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terminal
wire
fixed
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JP1994008063U
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English (en)
Inventor
そへ 笹沼
秀男 笹沼
正芳 笹沼
Original Assignee
株式会社笹沼製作所
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、レンチを一個しか使わないで簡単
に取付けができ、狭い場所や高所でも容易に作業できる
平網編組線を用いた可撓編組線。 【構成】 平網編組線1の両端に二個のナット2を固定
した純銅製の偏平角筒形の接続端子3,3が被嵌固定し
てなる。接続端子3は、平網編組線1を挿通した状態で
偏平方向に圧潰して平網編組線1と一体化した後、非円
形孔3aが穿設されかつ平網編組線1が突出した端子端
面と一端面を構成するように平面加工する。ナット2
は、円形鍔部2aの一側面中央に突部2bが一体に突設
され円形鍔部2aと突部2bの中央にねじ孔2cが螺通
した形状であり、突部2bが非円形孔3aに反対側に突
出しないように嵌入固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地震により、あるいは装置の可動により端子間相対位置が変化する 一対の端子電極間を接続する平網編組線からなる可撓給電端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
可撓給電端子は、例えば、数百アンペアないし数千アンペアの大電流を使用す るスポット溶接機、或いは放電加工機等の大電流使用装置の入力端子と、該大電 流使用装置へ大電流を供給する大電流供給電源装置の出力端子との間を平網編組 線で接続して大電流を流し得、もしも地震により地震あるいは装置の可動により 端子間相対位置が上下に変化しても、その相対偏位を可撓性によって吸収するこ とにより断線の惧れを回避する給電端子である。従来の平網編組線を用いた可撓 給電端子は、平網編組線の両端をそれぞれ偏平角筒形の接続端子に挿通した状態 で偏平方向に圧潰されて平網編組線と一体化されボルト通し孔が穿設されてなる 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の平網編組線を用いた可撓給電端子は、可撓編組線の端子電極への連 結は、偏平角筒形の端子を端子電極へ重ねてボルト・ナットで締結するもので、 ボルト・ナットを二個のレンチを使用して締め付ける。この場合、可撓編組線の 端子が端子電極の下側に来るので、片手で可撓編組線を支持しかつ下側のボルト 頭部又はナットに嵌合するレンチを支持する必要があり、特に狭い場所や高所で の作業が面倒であった。
【0004】 本考案は、上述した点に鑑み案出したもので、地震あるいは装置の可動により 端子間相対位置が変化する一対の端子電極間を接続する平網編組線を用いた可撓 給電端子であって、レンチを一個しか使わないで簡単に取付けができる平網編組 線を用いた可撓給電端子を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、平網編組線の両端に二個以上のナットが固定された純銅製の偏平角 筒形の接続端子が被嵌固定されてなり、前記接続端子は、平網編組線を挿通した 状態で偏平方向に圧潰されて平網編組線と一体化された後、非円形孔が穿設され かつ平網編組線が突出した端子端面が平面加工され、前記ナットは、鍔部と突部 を有しかつ中央にねじ孔が螺設され、該突部が前記非円形孔に反対側に突出しな いように嵌入固定されていることを特徴とする可撓給電端子を提供するものであ る。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の可撓給電端子の実施例を参照して説明する。図1は第一実施例 を示し、図2は第二実施例を示す。図1及び図2に示す可撓給電端子は、平網編 組線1の両端に二個のナット2が固定された純銅製の偏平角筒形の接続端子3, 3が被嵌固定されてなる。ナット2は左右に二個ずつ設けられているが、接続端 子3の大きさに応じて三個もしくは四個設けられる場合がある。左右の接続端子 3,3に被嵌固定されるナット2は、図1(a)では同じ側にあり、図2(a) では互いに反対側にある。
【0007】 接続端子3は、平網編組線1を挿通した状態で偏平方向に圧潰されて平網給電 線1と一体化された後、非円形孔(例えばエンドミルにより加工された長孔)3 aが穿設されかつ平網編組線1が突出した端子端面と一端面を構成するように平 面加工されている。ナット2は、円形鍔部2aの一側面中央に突部2bが一体に 突設され円形鍔部2aと突部2bの中央にねじ孔2cが螺通した形状であり、突 部2bが非円形孔3aに反対側に突出しないように嵌入固定されている。突部2 bの具体的形状は、例えば旋盤にて嵌入長さt2 が接続端子の偏平方向の厚サt 1 よりも0.5〜1.0mm小さい円筒形に切削加工した後、両側を平行に切除 され楕円に近似する形状である。
【0008】 なお、平網編組線1は、例えば錫メッキした0.01mmφの極細銅線、10 0本ないし200本を一束として平網した編組線である。
【0009】 本考案の可撓給電端子の一対の被接続端子電極A,Bへの連結は、第一実施例 のものでは、図1(d)に示すように、接続端子3,3(ナット2の円形鍔部2 aと反対側の面)を対向する(若干の段差を有して対向する場合を含む)一対の 被接続端子電極A,Bの下面へ重ねて、上側からボルトCを被接続端子電極A, Bのボルト通し孔(図示せず)に通してナット2のねじ孔2cに螺合し、ボルト 頭部を一個のレンチで締め付け固定する。第二実施例のものでは、図2(d)に 示すように、接続端子3,3(ナット2の円形鍔部2aと反対側の面)を対向す る一対の被接続端子電極A,Bの上面と下面へ重ねて、右側ではボルトCを上側 から被接続端子電極Aのボルト通し孔(図示せず)に通してナット2のねじ孔2 cに螺合し、左側ではボルトCを下側から被接続端子電極Aのボルト通し孔に通 してナット2のねじ孔2cに螺合し、ボルト頭部を一個のレンチで締め付け固定 する。なお、ボルトCを平座金D及びバネ座金Eに通してから締結する。
【0010】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の可撓給電端子は、地震あるいは装置の可動 により端子間相対位置が変化する一対の端子電極間を平網編組線で接続して大電 流を流し得、もしも地震により地震あるいは装置の可動により端子間相対位置が 上下に変化しても断線の惧れがない可撓給電端子であり、特に、ナット2を回ら ない状態に嵌着してあるので、製作が容易であり、レンチを一個しか使わないで 簡単に取付けができ、特に狭い場所や高所でも容易に作業できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の可撓編組線を示し、
(a)は正面図、(b)は断面図、(c)は背面図、
(d)は取付け状態を示す側面図。
【図2】本考案の第二実施例の可撓編組線を示し、
(a)は正面図、(b)は断面図、(c)は背面図、
(d)は取付け状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 ・・・平網編組線、 2 ・・・ナット、 2a ・・・円形鍔部、 2b ・・・突部、 2c ・・・ねじ孔、 3 ・・・接続端子、 3a ・・・非円形孔、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平網編組線の両端に二個以上のナットが
    固定された純銅製の偏平角筒形の接続端子が被嵌固定さ
    れてなり、前記接続端子は、平網編組線を挿通した状態
    で偏平方向に圧潰されて平網編組線と一体化された後、
    非円形孔が穿設されかつ平網編組線が突出した端子端面
    が平面加工され、前記ナットは、鍔部と突部を有しかつ
    中央にねじ孔が螺設され、該突部が前記非円形孔に反対
    側に突出しないように嵌入固定されていることを特徴と
    する可撓給電端子。
JP1994008063U 1994-06-13 1994-06-13 可撓給電端子 Expired - Lifetime JP3009939U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258352A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Nec Electronics Corp 半導体製造装置及び半導体装置の製造方法

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