JP3009627U - U字溝ハンガー - Google Patents

U字溝ハンガー

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JP3009627U
JP3009627U JP1994014449U JP1444994U JP3009627U JP 3009627 U JP3009627 U JP 3009627U JP 1994014449 U JP1994014449 U JP 1994014449U JP 1444994 U JP1444994 U JP 1444994U JP 3009627 U JP3009627 U JP 3009627U
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shaped groove
hanger
bracket
arm
outer arm
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Inventor
美樹雄 村井
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美樹雄 村井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、土木工事や側溝工事などにおいて
使用されるU字溝の運搬作業の吊り上げ、下げ時に使用
するU字溝ハンガーにおいて、大小のネジ棒をサイズ毎
に交換し、ブラケットの取付け位置を変えることで、U
字溝の内幅寸法が最小250ミリメートルから、最大6
00ミリメートルまで、一つのハンガーで吊り上げ、下
げ工事の作業ができるU字溝ハンガーを提供することを
目的としたものである。 【構成】 U字溝ハンガーにおいて、上部に⊥形の吊り
上げフック(1)を設ける。外アーム(2)及び内アー
ム(3)に孔(4)を2個づつ設ける。大サイズ用のネ
ジ棒(15)及び小サイズ用のネジ棒(16)を2個な
ど設ける。外アーム用ブラケット(7)及び内アーム用
ブラケット(14)の両端は段付(8)とし、孔(4)
に入る軸部(9)を設け、座金(11)を装着しボルト
(12)で締付けし固定する。以上で構成されたものを
U字溝ハンガー(17)とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、土木工事や側溝工事などに使用される、U字溝の運搬作業の吊り上 げ時に使用するU字溝ハンガーにおいて、ネジ棒を交換し、ブラケット位置を変 えることで、U字溝の内幅寸法が最小250ミリメートルから600ミリメート ルまで一つのハンガーで吊り上げ、下げ作業ができるU字溝ハンガーに関するも のである。
【0002】 〔従来の技術〕 従来のU字溝ハンガーは図10、図11に示すように、まっすぐな吊り上げフ ック(1)より左右に分けて、外アーム(2)、内アーム(3)を接続棒(5) で接続したものであった。 又、ネジ棒(22)は、そのU字溝ハンガー(17)に組み込まれたものであ った。又、U字溝(18)の内幅寸法(B)は、小サイズのものは約250ミリ メートルから450ミリメートルあり、大きいサイズのものは、500ミリメー トルから600ミリメートルあった。したがって、小サイズと大サイズに分けて 、U字溝ハンガー(17)は2種類使用されていた。
【0003】 〔考案が解決しようとする課題〕 したがって、従来のU字溝ハンガーでは、そのクランプ幅(C)は、ネジ棒( 22)で決まり、一つのU字溝ハンガーでは、U字溝内幅寸法の小さいものから 大きいものまで、例えば、250ミリメートルから600ミリメートルの範囲は 使用できなかった。2個など複数の種類のサイズのU字溝ハンガーを用意して使 用することになり、どうしてもコスト高につながっていた。
【0004】 又、接続棒は、傾むきが多くなり、吊り上げた時は引張る力が斜めよりかかり 弱くなると共に、横ゆれがでた。又、ブラケットを取替えようとしても、軸部の 長さ(D)が長く、アームが横へ外れないので取替えはできなかった。又、一つ のアームには、ブラケットを取付ける孔は一つしかなかったので、クランプ幅の 整はできなかった。250ミリメートルから450ミリメートル。500ミリメ ートルから600ミリメートルまでの範囲であれば、U字溝ハンガーの各々のサ イズでは調整できたが、一つのU字溝ハンガーで250ミリメートルから600 ミリメートルの範囲までは調整できなかったという意味である。
【0005】 本考案は、従来の技術の有する、このような問題点を解決し、一つのU字溝ハ ンガーで、U字溝内幅寸法の250ミリメートルから600ミリメートルまでは ネジ棒を取替え、アームに設けた孔(4)の位置にブラケット変えることで、兼 用して使用できるU字溝ハンガーを提供することにある。
【0006】 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本考案におけるU字溝ハンガー(17)は、上部 に⊥形の吊り上げフック(1)を両側に設ける。下の一方側の両外に、外アーム (2)を設け、他方側の内に、内アーム(3)を設ける。U字溝の内幅寸法のサ イズに合わせて調整するための孔(4)を外アーム(2)及び内アーム(3)の 適所、横に、各2個づつ設ける。吊り上げフック(1)と外アーム(2)及び内 アーム(3)を接続棒(5)で、それぞれ接続する。U字溝の大サイズ用のネジ 棒(15)及び小サイズ用のネジ棒(16)を2個など複数個設ける。外アーム 用ブラケット(7)及び内アーム用ブラケット(14)の両端は段付(8)とし 、孔(4)に入る軸部(9)を設け、座金(11)を装着し、ボルト(12)で 締付けし固定する。
【0007】 〔作用〕 本案のU字溝ハンガー(17)は、吊り上げフック(1)は⊥形とし、接続棒 (5)が接続されているので、その接続棒(5)の傾き角度が少なくなり、クラ ンプ部(20)にかかる力が強くなる作用がある。
【0008】 又、吊り上げフック(1)は⊥形であり、U字溝(18)を吊り上げた時、横 ゆれが少なく、安定してU字溝(18)を吊り上げ運搬できる。
【0009】 外アーム(2)、内アーム(3)に孔(4)を2個づつ設けたことで、一つの U字溝ハンガー(17)で、ネジ棒(15)、ネジ棒(16)を取替え、外アー ム用ブラケット(7)及び内アーム用ブラケット(14)の位置を、孔(4)で 変えることで、250ミリメートルから600ミリメートルまでのU字溝に使用 できる。 ある程度の寸法調整は、ネジ棒(15)、ネジ棒(16)を回し調整できる。 又、部品の取替えは、U字溝ハンガー(17)を空で吊り上げた状態で部品の取 替えができるメリットがある。
【0010】 〔実施例〕 本考案の実施例について、図面を参照しながら説明すると、図1、図2、図3 、図4、図5、図6、図7、図8、図9において、 (イ) 上部に⊥形の吊り上げフック(1)を両側に設ける。 (ロ) 下の一方側の両外に、外アーム(2)、他方内側に内アーム(3)を設 ける。 (ハ) U字溝の内幅寸法のサイズに合わせて調整するための孔(4)を外アー ム(2)及び内アーム(3)の適所、横にそれぞれ2個づつ設ける。 (ニ) 吊り上げフック(1)と外アーム(2)及び内アーム(3)を接続棒( 5)で、それぞれ接続する。 (ホ) 中心にめすねじ(6)を設けた外アーム用ブラケット(7)を設け、両 側を段付(8)とし、両端を孔(4)に入る軸部(9)を設け、中心にめすねじ (10)を設ける。その外アーム用ブラケット(7)を外アーム(2)に設けた 孔(4)に入れ組付け、外方より座金(11)を装着し、ボルト(12)でしめ 付け固定する。 (ヘ) 次に、中心にめすねじ(13)を設けた内アーム用ブラケット(14) を設け、両側を段付(8)とし、両端を孔(4)に入る軸部(9)を設け、中心 にめすねじ(10)を設ける。その内アーム用ブラケット(14)を内アーム( 3)に設けた孔(4)に入れ組付け、外方より座金(11)を装着し、ボルト( 12)でしめ付け固定する。 (ト) U字溝内幅寸法サイズに合せ、大きい方の内幅500ミリメートルから 600ミリメートル幅用のネジ棒(15)を設ける。図4参照。 (チ) U字溝内幅寸法サイズに合せ、小さい方の内幅250ミリメートルから 450ミリメートル幅用のネジ棒(16)を設ける。図5参照。 (リ) 使用サイズに合わせて、ネジ棒(15)、又は、ネジ棒(16)を外ア ーム用ブラケット(7)及び内アーム用ブラケット(14)に設けためすねじ( 10)及びめすねじ(13)にそれぞれねじ込み組付ける。 以上で構成されたものを、U字溝ハンガー(17)とする。これを使用する時 は、図9に示すように、シャックル(23)にワイヤーを通し吊り上げられたU 字溝ハンガー(17)全体をU字溝(18)内に吊り下げて入れ、U字溝(18 )の底(19)に当たるまで下ろし、当たったら、ネジ棒(15)、又は、ネジ 棒(16)を手で回し、外アーム用ブラケット(7)、内アーム用ブラケット( 14)のクランプ部(20)とU字溝(18)とのすき間を合わせ、次に、U字 溝ハンガー(17)を吊り上げると、中心にある自動脱着装置(21)の作用に より、外アーム用ブラケット(7)及び内アーム用ブラケット(14)が上へ引 張られ、クランプ部(20)が両側へ開き、U字溝(18)をクランプし、U字 溝(18)は吊り上げられる。 今度は、そのU字溝(18)を下ろし、U字溝ハンガー(17)をそのまま吊 り上げると、自動脱着装置(21)の作用により、クランプ部(20)が外れ、 U字溝ハンガー(17)だけが吊り上がり、U字溝(18)はそのままはなすこ とができる。自動脱着装置(21)は交互にくり返し脱着作用がある。この装置 は従来より使用されている。
【0011】 〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 (イ) U字溝ハンガーを吊り上げた時、横にふらつくことが少なくなり、安定 してU字溝の吊り上げ作業ができ、安全でもある。 (ロ) 一種類のハンガーで、250ミリメートルから450ミリメートル、5 00ミリメートルから600ミリメートルまでの範囲のU字溝の吊り上げ作業が 可能である。場合によっては、初めから200ミリメートルと、設定しておけば 範囲を広くすることもできる。 (ハ) 部品の取替えは、U字溝ハンガーを空で吊り上げた状態でも取替えでき るので、作業がしやすく、作業の省力化ができる。 (ニ) 一つのU字溝ハンガーで作業ができ、何種類ものU字溝ハンガーを用意 する必要がなくなり、コスト安となる。 (ホ) 接続棒の傾むき角度が少なくなり、U字溝クランプ圧が強くなる。 (ヘ) 軸部(E)寸法は短かいので、アームや接続棒などの少しのガタにより アームを横へ少し開くことができ、ブラケットの取替えが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体正面図である。
【図2】本考案の全体側面図である。
【図3】本考案の図1中A−A線の拡大断面図である。
【図4】本考案の一部品の正面図である。
【図5】本考案の一部品の正面図である。
【図6】本考案の一部分の拡大断面の正面図である。
【図7】本考案の一部分の拡大断面の正面図である。
【図8】本考案の使用例を示す全体正面図である。
【図9】本考案の一部分の拡大断面の分解図である。
【図10】従来の一部分の拡大断面の分解図である。
【図11】従来のU字溝ハンガーを示す全体正面図であ
る。一部U字溝を示す。
【符号の説明】
1 吊り上げフック 2 外アーム 3 内アーム 4 孔 5 接続棒 6 めすねじ 7 外アーム用ブラケット 8 段付 9 軸部 10 めすねじ 11 座金 12 ボルト 13 めすねじ 14 内アーム用ブラケット 15 ネジ棒 16 ネジ棒 17 U字溝ハンガー 18 U字溝 19 底 20 クランプ部 21 自動脱着装置 22 ネジ棒 23 シャックル B 内幅寸法 C クランプ幅 D 長さ E 軸長さ F 小寸法 J 大寸法 H 大サイズ寸法長さ I 小サイズ寸法長さ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 上部に⊥ 形の吊り上げフック
    (1)を設ける。 (ロ) 外アーム(2)及び内アーム(3)に孔(4)
    を2個づつ設ける。 (ハ) 大サイズ用のネジ棒(15)及び小サイズ用の
    ネジ棒(16)を2個など複数個設ける。 (ニ) 外アーム用ブラケット(7)及び内アーム用ブ
    ラケット(14)の両端は段付(8)とし、孔(4)に
    入る軸部(9)を設け、座金(11)を接着しボルト
    (12)で締付けし固定する。 以上のような構成により、ネジ棒を取替え、ブラケット
    に設けた孔の位置に変えることで、自在にU字溝内幅寸
    法に調整でき、小サイズから大サイズまで、一つのU字
    溝ハンガーで吊り上げ運搬作業ができるU字溝ハンガ
    ー。
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