JP3009496B2 - 液晶フィルム及び液晶構成体 - Google Patents

液晶フィルム及び液晶構成体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶フィルム及びそれ
を用いた構成体に関し、さらに詳しくは液晶滴,その会
合体および/または液晶の3次元網目状連続相が分散さ
れた透明高分子樹脂からなる液晶フィルム及びそれを2
つの電極層で挾んだ構成体に関し、それは該電極へ電圧
を印加させることにより液晶層が透明又は不透明に変化
しうるものである。
【0002】
【従来の技術】液晶分子をマイクロカプセル化したの
ち、該カプセルを液晶滴として樹脂膜中に分散させた液
晶膜において、その液晶滴による光の散乱による不透明
性、電場印加による液晶滴内の液晶分子の配向による透
明性を利用した液晶構成体は、既にファーガソンらによ
り提案され(米国特許明細書第4435047号)、あ
るものは実用に供されている。しかしながら、この方法
においては、マイクロカプセル化する工程を含むため生
産工程上煩雑である。また、透明/不透明のシャッター
機能を得る為に100V程度の高い電圧を必要とする。
【0003】一方、ケント大学においては、特表昭61
−502128号公報および特表昭63−501512
号公報において、熱硬化性樹脂と液晶分子の混合溶液か
らの相分離によって液晶微小滴を熱硬化性樹脂透光性マ
トリックス中に分散させて液晶層を作成することを提案
している。しかしながら、上記液晶構成体でも、液晶を
配向させるために100V程度の交流電圧を必要として
おり消費電圧が高いという欠点もあり、調光用途だけで
なく、表示素子としても用いるときはその駆動回路の設
計上、低電圧で駆動できる液晶構成体が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、構造が容易
で、耐久性に優れ、かつ低電圧で駆動できる液晶構成体
を提供することを可能とする液晶フィルム及びその液晶
構成体を提供するものである
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、1〜10%
(原子数基準)のフッ素原子を含有するアクリレート系
樹脂からなる厚さ2〜30μmの樹脂フィルム及びその
中に分散して存在する0.5〜5μm径の液晶滴、その
会合体および/または液晶の3次元網目状連続層からな
る液晶フィルムである。
【0006】本発明の液晶フィルムは、1〜10%,好
ましくは1〜5%(原子数基準)のフッ素原子を含有す
る樹脂フィルムが、その中に0.8〜5μm径の液晶
滴、その会合体および/または液晶の3次元網目状連続
相を分散して含有しているものである。樹脂フィルムの
厚さ(これは結局液晶フィルムの厚さともなる)は、特
に限定されないが、できるだけ低い電圧での駆動を必要
とする用途を考える場合一般的に50μm以下、好まし
くは2〜30μmである。
【0007】フッ素原子を1〜10%、好ましくは1〜
5%(原子数基準)含有する樹脂フィルムの素材として
は、アクリレート系樹脂である。
【0008】アクリレート系樹脂中にフッ素を含有せし
める手段はアクリレート系樹脂の原料である(メタ)ア
クリレート化合物としてフッ素置換されたものを用いる
のが簡便である。
【0009】この際、該原料全部が所定量フッ素置換さ
れたものであってもよいが、適当量フッ素置換された
(メタ)アクリレート化合物と、フッ素原子を含有しな
い(メタ)アクリレート化合物とを混合して用いるのが
簡便である。尚、本明細書において「(メタ)アクリ…
…」とは「アクリ……及び/又はメタアクリ……」を意
味する。これらは単官能或いは多官能モノマー又はそれ
らのオリゴマーでありうる。
【0010】この中でも低電圧で動作可能な液晶構成体
に適した樹脂としては単官能モノマー化合物からの硬化
樹脂が好適に用いられる。さらに好ましいモノマーとし
ては下記一般式(II)
【0011】
【化2】 [式中、R1 は水素原子または炭素数1〜10のアルキ
ル基を表わし、nは1〜14の整数を表す]で表される
フェノキシオリゴエチレンオキシドアクリレートモノマ
ー(以下「EOA」ということがある)を挙げることが
できる。
【0012】R1 で表される炭素数1〜10のアルキル
基としては、ノニル基、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、イソプロピル基、イソブチル基、イソペ
ンチル基を好ましく使用する。
【0013】nとしては、1〜8がさらに好ましい。
【0014】前記一般式(II)で表されるEOAの具体
例としては、
【0015】
【化3】 などが挙げられる。EOAには、前記一般式(II)で表
される化合物のほかに、該化合物以外のフッ素原子を含
有しない単官能性または多官能性アクリレートモノマー
を20重量%以下含有してもよい。
【0016】このEOAに含有可能な単官能性モノマー
としては、エチルカルビトールアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルア
クリレート、2−ヒドロキシペンチルアクリレート、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、
テトラヒドロフルフリルアクリレートを挙げることがで
きる。また、多官能性モノマーとしては、ポリプロピレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール
ジアクリレートなどが好適に用いられる。
【0017】本発明においては液晶分子を液晶相として
析出させるための促進材料として、また液晶相と高分子
樹脂相との光学的特性のマッチングを調節する材料とし
てフッ素原子を含んだ(メタ)アクリレート化合物が上
記アクリレート化合物にさらに混合される。フッ素原子
を含んだ(メタ)アクリレート化合物としては一般式
(I)で表わされる(メタ)アクリレート化合物が例示
される。
【0018】具体例としてはトリフロロエチルアクリレ
ート、テトラフロロプロピルアクリレート、ヘキサフロ
ロブチルアクリレート、オクタフロロペンチルアクリレ
ート、パーフロロオクチルエチルアクリレート及びこれ
らのメタアクリレートが挙げられる。もちろん、例示し
た以外の多官能アクリレートも使用される。フッ素原子
含有アクリレート化合物は液晶分子と相互溶解しにくい
ので、他のアクリレート化合物と混合して用いる際液晶
が不必要に析出しない範囲で使用する必要がある。
【0019】その為には、全アクリレート化合物中の2
〜50重量%の範囲の中から選択して使用され、硬化後
のフッ素原子の含量は1〜10%,好ましくは1〜5%
に調整される。
【0020】前記EOAおよび他の単官能および/また
は多官能性アクリレート化合物及びフッ素系アクリレー
トのアクリレート系化合物を紫外線照射して硬化するた
めの硬化剤としては、例えばアセトフェノン系光開始剤
(メルク社製「ダロキュア1173あるいはチバガイギー社
製「イルガキュア」など)が挙げられる。
【0021】もちろんこれに限定される事なく又、増感
剤,連鎖移動剤、染料等を添加する事も出来る。
【0022】前記硬化剤の使用量は、アクリレート化合
物総量に対して、通常1〜5重量%程度が好ましい。
【0023】液晶相を構成する液晶成分としては、誘電
異方性が高く、かつ通常光屈折率と異常光屈折率の屈折
率差が0.2以上のシアノビフェニル系の液晶成分が好
適に用いられる。もちろん液晶成分もこれに限定される
ものではなく、用途に応じてフェニルシクロヘキサン
系,フェニルピリミジン系,安息香酸エステル系等のネ
マチック液晶や正の誘電異方性ばかりでなく負の誘電異
方性を持った液晶さらにスメクティック液晶等から選ば
れた単一、あるいは混合物が使用される。
【0024】液晶構成体は、硬化樹脂中に分散した微小
な液晶相による光の散乱と液晶分子のランダムな配向に
よって不透明状態を出現させるものであるため、液晶フ
ィルム中の液晶滴、その会合体および/または液晶の3
次元網目状連続相の平均的な大きさは可視光の波長より
大きな0.8μm以上の平均直径を有し、且つ10μm
以下、さらに好ましくは5μm以下が好ましい。また液
晶分子のランダムさから不透明性を得るためには通常光
屈折率と以上光屈折率の屈折率差が大きいほどよい。
【0025】一般に、樹脂と液晶を適当に混ぜて塗工し
た液晶膜でも電圧印加の有無によりなんらかの光学的変
化を示すことができる。しかしながら、良好なON−O
FF特性、すなわち電圧印加時のヘーズ値が小さく、例
えば20Vの様な低い電位印加時にヘーズ値が20%以
下を示し、また電圧無印加時のヘーズ値が大きい、例え
ばヘーズ値が80%以上を示すような液晶構成体を得る
ためには、液晶と樹脂の最適な組合せが必要である。
【0026】本発明のフッ素原子を含んだ(メタ)アク
リレート化合物を混合した単官能性あるいは多官能性
(メタ)アクリレート系化合物からの樹脂中に分散され
るシアノビフェニル系液晶滴としては、一般式(IV)
【0027】
【化4】 [式中、Xはそれぞれ炭素数1〜12のアルキルまたは
アルコキシ基を示す]で表されるシアノビフェニル系化
合物が最適である。これらの化合物は、2種以上を組み
合わせて使用してもよい。
【0028】この液晶としては、例えばBDH社製、E
−8液晶を挙げることができる。
【0029】本発明の液晶膜中のシアノビフェニル系液
晶相は、アクリレートモノマー混合体にシアノビフェニ
ル系液晶を、液晶成分が好ましくは50重量%以上、7
5重量%以下になるように混合しこれを塗工液とするこ
とで、0.8μm以上5μm以下の平均直径を有する液
晶滴、その会合体および/または液晶の3次元網目状連
続相として得る事ができる。
【0030】液晶成分が50重量%未満では、樹脂形成
中に、原料アクリレート系化合物混合体中に溶解した液
晶成分から相分離によって生成する液晶相が小さくな
り、そのため良好な不透明性、すなわち遮光性が得られ
ない場合があるという欠点がある。さらに、調光用途と
して使用中に、液晶膜中に電圧印加に応答しない気泡状
部分の発生がみられることがある。
【0031】一方、75重量%を超えると、原料(メ
タ)アクリレート中に液晶成分が溶解しきれずに、モノ
マー混合時点から微小滴を形成し、硬化によって更に樹
脂中に含有しきれなくなった液晶成分が滲み出すことに
なる。その結果、透明導電性電極との接着性の低下、作
業性の低下などの不都合を生じる。
【0032】このように、良好な遮光性、作業性および
耐久性を持った液晶膜を作成するためには、液晶成分を
50重量%以上、75重量%以下とすることが好まし
い。さらに好ましい遮光性を得るためには、液晶成分を
55〜75重量%とする。
【0033】液晶膜は、マイクロカプセル化したシアノ
ビフェニル系液晶をアクリレートモノマー混合体と混合
し、これを塗工液とし塗工後硬化させて形成することも
できる。
【0034】また、液晶膜は、多孔膜化させた樹脂中に
シアノビフェニル系液晶を含浸させて形成することもで
きる。
【0035】次に本発明の液晶構成体について説明す
る。
【0036】本発明の液晶構成体の全体構成は、図1に
示すように、両側に相対配置される(透明な)基板1
0、10上にそれぞれ設けられた(透明)導電性電極層
20、20で液晶分子を分散させた(透明)樹脂からな
る液晶フィルム30を挾んだものである。
【0037】本発明の(透明)基板10としては、透明
性に優れたポリエステルフィルムが好適に用いられる
が、ガラス板や他の透明高分子フィルムを用いることも
可能である。
【0038】また、該基板10上に設けられる(透明)
導電性電極層20としては、スズなどの不純物を少量含
有してもよいインジウムによる酸化インジウム膜が好ま
しいが、酸化亜鉛、酸化チタンなどの金属酸化物層;
金、白金などの金属の薄膜;金属薄膜を透明誘電体膜で
挾んだ積層体を使用することもできる。
【0039】前記電極層20の一方を厚い膜厚の金属膜
とすることによって反射率の高い非透明膜としてもよい
が、この場合は基板10も透明なものでなくともよい。
【0040】透明基板10上に公知の物理的方法、例え
ばスパッタリング法を用いて500Ω/□以下の抵抗、
好ましくは300Ω/□以下の抵抗を有する透明導電性
電極層20を設けることができる。
【0041】本発明の液晶構成体は、透明導電性電極層
20を、例えばスパッタリングなどの公知の方法で、透
明基板10上に設け、アクリレートモノマー混合体とシ
アノビフェニル系液晶との混合液(塗工液)を透明導電
性電極層20上にバーコーターを用いて均一の厚みに塗
工したのち、別の透明導電性電極層20付き透明基板1
0を透明導電性電極層20が液晶層30に接するように
重ね合わせて積層体を得、そののち例えば水銀ランプを
光源とする紫外線照射装置下で紫外線を該積層体に照射
してアクリレートモノマーを硬化して製造することがで
きる。
【0042】塗工液を均一の厚みに塗工するためには、
バーコーター法以外の印刷法なども用いられる。
【0043】さらに、印刷を容易にするために液晶混合
液の粘度を調節する必要がある場合もあるが、その際に
は、液晶混合液を撹拌しながら紫外線などを適当時間照
射し一部を硬化させる方法も有効である。
【0044】紫外線照射などの方法で硬化させた液晶フ
ィルム30は、2〜30μmの厚みを有するが、透明導
電性電極層20上に電圧を印加しない状態での液晶膜の
不透明さと、電圧を印加した時の透明性の兼ね合いで選
択される。好ましくは、5〜20μmの厚みが用いられ
る。
【0045】このようにして得られる液晶構成体は、耐
久性に優れ、かつ製造が容易で、優れたON−OFF特
性、すなわち20V印加時のヘーズ値が20%以下の透明性
を示し、電圧無印加時のヘーズ値が80%以上の値を示す
透明−不透明の差が大きく、低電圧で駆動でき、液晶シ
ャッターなどの調光材、表示材などに好適に利用でき
る。
【0046】
【実施例】以下実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。
【0047】
【実施例1】125μmの厚さのポリエステルフィルム
を透明基板とし、この上に透明導電性層としてスズを微
量含んだ酸化インジウム膜を約200オングストローム
の厚みでスパッタリング法で堆積した。
【0048】シアノビフェニル系液晶としてはBDH社
製のE−8を使用し、アクリレートモノマーとして東亜
合成(株)製のM113(ノリルフェノールテトラエチ
レンオキシドアクリレート)を使用した。フッ素系アク
リレート化合物としては共栄社油脂化学工業製のF−8
(オクタフロロペンチルアクリレート)を使用した。こ
れらの化合物は重量混合比でM113:HOPA:F−
8=64:16:20の割合で混合した。硬化剤として
はチバガイギー社製イルガキュアーを3重量%添加混合
した。
【0049】液晶成分が67重量%になるように混合し
たのち良く撹拌し、脱気して塗工液とした。
【0050】次に、透明導電性層上に#20のバーコー
ターを用いて前記塗工液を塗工した。
【0051】次に、別の透明導電性層付きポリエステル
フィルムを透明導電性層が液晶塗工膜に接するように重
ね合わせたのち、水銀ランプを光源とする紫外線照射機
を用いて6mW/cm2 の紫外光を約10分間照射した。
紫外光により液晶塗工層は透明導電性層間で硬化し、約
15μmの液晶膜を形成し液晶構成体を形成した。
【0052】得られた液晶構成体の2つの電極間に0V
から40Vの電圧を印加してその透過率を測定した。その
結果を600nmでの平行光線透過率の変化として図2
に示した。本発明の液晶構成体は0V−10Vで透過率
の大巾な変化を生じることが判る。
【0053】
【比較例1】平均分子量5,000〜6,000のウレ
タンアクリレートオリゴマー(根上工業(株)製、UN
−1010)を紫外線照射により硬化して得られる樹脂
を透明樹脂として、実施例1と同じ方法で作成された液
晶構成体の電圧依存性を調べた。 結果を図2に併せて
示す。
【0054】図2から明らかなごとく、本発明の液晶構
成体では低電位で駆動できる特長があることが分かる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、容易に製造でき、耐久性に優
れ、かつ低電位で駆動できる液晶構成体であり、液晶シ
ャッター、調合材または表示材などに広く利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶構成体の断面模式図である。
【図2】実施例1の液晶構成体に電圧を0〜100V印
加したときの透過率依存性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 透明基板 20 透明導電性電極層 30 液晶フィルム

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1〜10%(原子数基準)のフッ素原子
    を含有するアクリレート系樹脂からなる厚さ2〜30μ
    mの樹脂フィルム及びその中に分散して存在する0.5
    〜5μm径の液晶滴、その会合体および/または液晶の
    3次元網目状連続層からなる液晶フィルム。
  2. 【請求項2】 該アクリレート系樹脂が、フッ素原子を
    含有しない(メタ)アクリレート化合物とフッ素原子を
    含有する(メタ)アクリレート化合物とを重合させたも
    のである請求項の液晶フィルム。
  3. 【請求項3】 該フッ素原子を含有する(メタ)アクリ
    レート化合物が下記式(I) 【化1】 [但し、式中Rは−H又は−CH3を表わし、nは1〜
    10,xは0〜2n,yは(2n+1)−xを表わ
    す。]で表わされる化合物である請求項の液晶フィル
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の液晶フィルムが、透明導
    電性層からなる第1の電極及び電極性層からなる第2の
    電極の間に、それらに電気的に接して配置されてなる液
    晶構成体。
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