JP3009475U - ベッドのレイアウト用家具 - Google Patents

ベッドのレイアウト用家具

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JP3009475U
JP3009475U JP1994012879U JP1287994U JP3009475U JP 3009475 U JP3009475 U JP 3009475U JP 1994012879 U JP1994012879 U JP 1994012879U JP 1287994 U JP1287994 U JP 1287994U JP 3009475 U JP3009475 U JP 3009475U
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bed
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JP1994012879U
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Inventor
道夫 今泉
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株式会社今泉プランニング
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベッドを壁面と所定角度を持って配置した際に
形成される壁面との間のスペースに配置可能な家具を提
供することにより、収納スペースを効率よく確保し、設
備機器を身近に集約することにより、室内の美観の向上
と快適性の向上を目的とするものである。 【構成】室内にベッドを配置する際に壁面に対してベッ
ドの長手方向中心線を所定角度だけ傾斜させて配置する
ベッドの室内レイアウトにおいて、壁面と所定角度だけ
傾斜させて配置したベッドと壁面との間のスペースと合
致する外形状を備えた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベッドを配置する際に用いる家具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、室内に単数又は複数のベッドを配置する際は、図10に示す如く、 ベッドの長手方向中心線を壁面に対して略直交させるべく配置するとともに、ベ ッドの頭部を、前記壁面に略接触させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のベッドの室内レイアウトでは、空間に変化が乏しく個性的な 室内の演出には不向きであつた。
【0004】 又、病院の入院病棟や宿泊施設等の大部屋と呼ばれる室内に複数個のベッドを 配置する際は、隣合うベッドを使用する者の目線が、ベッド上での起き上がり時 のみでなく、ベッドに寝た場合にも合致することとなり、ベッドを使用する者の プライバシーが守られず、又、ベッドの長手方向中心線を窓側に対して略平行に 配置させる状態となり、窓側に位置するベッドを使用するものは、外の景色を見 ることが容易であるが、窓側から離間した位置のベッドを使用する者は、外の景 色を見ることが困難となり、ベッドを使用する者に精神衛生上、悪影響を与える こととなり、更に、複数のベッドを略平行状態に配置すると、このベッドを使用 する者のロッカーがベッド間のスペースに配置され、ロッカーの奥行き分だけ室 内に突出することとなり、又、エアコン等の設備機器の配置も、統一性がなく雑 然とおかれているため、美観が損なわれるとともに、快適さが失われるという不 都合がある。
【0005】 そこで、特開平6−134004号においては、壁面に対してベッドの長手方 向中心線を所定角度だけ傾斜させて配置し、隣合うベッドを使用する者の目線を ずらしてベッドを使用する者のプライバシーを守り、窓側から離間した位置のベ ッドを使用する者にも、外の景色を見ることを可能とししている。
【0006】 上述の如く、ベッドを壁面に対して傾斜させて配置した場合には有利な点が多 く、本考案では、更に押し進めて、ベッドを傾斜させて配置した際にできるベッ ドの頭部面と壁面の間のデッドスペースを有効に利用しようというものである。
【0007】
【考案の目的】
本考案の目的は、ベッドを壁面と所定角度を持って配置した際に形成される壁 面との間のスペースに配置可能な家具を提供することにより、収納スペースを効 率よく確保し、設備機器を身近に集約することにより、室内の美観の向上と快適 性の向上を目的とするものである。
【0008】
【考案の構成】
本考案のベッドのレイアウト用家具の構成は、室内にベッドを配置する際に壁 面に対してベッドの長手方向中心線を所定角度だけ傾斜させて配置するベッドの 室内レイアウトにおいて、壁面と所定角度だけ傾斜させて配置したベッドと壁面 との間のスペースと合致する外形状を備えた構成である。
【0009】
【作用】
本考案の作用は、ベッドのレイアウト用家具を壁面に配置し、且つ該ベッドの レイアウト用家具にベッドを当接することによって、ベッドを所定角度だけ傾斜 させて配置するものであり、このことにより、家具の配置をすっきりとさせ、室 内の美観を向上させ、室内を変化に富む空間としている。
【0010】 又、ベッドのレイアウト用家具を複数台壁面に配置し、且つ、ベツドを複数台 当接することによって、複数台のベッドを所定角度だけ傾斜させて配置するもの であり、この結果、隣り合うベッドを使用する者の視線をずらしてベッドを使用 する者のプライバシーを守り、更にどのベッドからも外の景色を観ることを可能 とし、加えて、ベッドを使用する者の収納スペースを確保している。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案の第1実施例を示すベッドと家具の室内レイアウトの概略斜視図 であり、図2は本考案の第1実施例を示すベッドと家具の室内レイアウトの概略 平面図であり、図3は本考案の第2実施例を示すベッドと家具の室内レイアウト の概略斜視図であり、図4は本考案の第2実施例を示すベッドと家具の室内レイ アウトの概略平面図であり、図5は本考案の第3実施例を示すベッドと家具の室 内レイアウトの概略平面図であり、図6は本考案の第4実施例を示すベッドと家 具の室内レイアウトの概略平面図であり、図7は本考案の第5実施例を示すベッ ドと家具の室内レイアウトの概略平面図であり、図8は本考案の第6実施例を示 すベッドと家具の室内レイアウトの概略平面図であり、図9は本考案の第7実施 例を示すベッドと家具の室内レイアウトの概略平面図であり、図10は従来のベ ッドと家具の室内レイアウトを示すの概略平面図である。
【0013】 図1乃至図9において、1は住宅又は病院の入院病棟や宿泊施設の室、2は室 1の周囲の少なくとも一部を形成する平面状の壁面である。
【0014】 前記室1は、図示しない入口を面内に有する入口面部(図示せず)や、壁面部 2や、図示しない窓部を面内に有する窓面部(図示せず)により周囲部分が形成 され、この室1内の所定の位置にベッド3及び家具4を配置して室1内に生活空 間を形成している。
【0015】 図1乃至図7では、室1内に複数のベッド3を配置する実施例を示しており、 各ベッド3の長手方向中心線Cを壁面2と所定角度αだけ傾斜させて配置し、各 ベッド3の頭部面3−aと前記壁面2の間のスペースに該スペースと合致する外 形状を備えたベッドのレイアウト用家具4を配置するものである。
【0016】 即ち、複数のベッド3を上記の如く配置すれば、ベッド3を使用する者の目線 が合致する惧れがなくベッド3を使用する者のプライバシーが確実に守られ、窓 側から離間した位置のベッド3を使用する者にも、外の景色を見ることを可能と し、且つ、ベッド3を配置した際に形成される壁面2との間のスペースに家具4 を配置することにより、室1内の美観を向上させるものである。
【0017】 図1及び図2は本考案の第1実施例を示すものである。図1に示す如く、前記 ベッドのレイアウト用家具4の形状を断面直角三角形とし、前記室1内に各ベッ ド3の配置位置に対応して断面直角三角形の斜辺4−aを壁面2に当設して配置 し、家具4−1の断面直角三角形の底辺4−bに当たる面にベッド3の頭部面3 −aを当設することにより、ベッド3の長手方向中心線Cを壁面2に対して所定 角度αだけ傾斜させて配置し、更に、ベッド3の側面3−bと壁面2に沿わせて サイドテーブル5を設置し、第2ベッド3以降も同様にして連続させて配設する ものである。
【0018】 前記断面直角三角形の家具4−1の構造は、使用目的に応じて自在に設計する ものであり、第1実施例では、壁面2側は閉鎖面とし、ベッド3の頭部面3−a 側に当たる面にはライトやスイッチ等使用者が手元で操作するものを配設し、断 面直角三角形の残りの1辺4−cを開放可能として、ベッド3の使用者の衣類や 身の回り品等の収納家具とするものを示しているが、ベッド3の側面3−bと壁 面2に沿わせて配置したサイドテーブル5と組み合わせてエアコンやテレビ等の 設備機器や医療機器の設置スペースとして使用可能な構造としてもかまわないも のである。
【0019】 次に、図3及び図4に示す第2実施例では、断面直角二等辺三角形の家具4− 2の斜辺4−aを壁面2に当設して配置し、該断面直角二等辺三角形の家具4− 2の直角を挟む2辺4−b.4−cにベッド3の頭部面3−aを当設することに より各ベッド3の長手方向中心線Cを壁面2に対して45度だけ傾斜させて配置 したものである。
【0020】 尚、第2実施例では、遮蔽カーテン6を使用することにより、4人部屋を2人 部屋に区画することができ、所望に応じて4人部屋と2人部屋とを使い分けでき 、使い勝手を向上させることができる。
【0021】 前記断面二等辺三角形の家具4−2の構造は、図4の断面図に示す如く、断面 二等辺三角形の二等辺4−b.4−cの挟む頂点より家具4−2を2分する仕切 壁4−dを設け、2つのベッド3の頭部面3−a側の上部に当たる面4−b.4 −cを開放可能とし、ベッド3の使用者の衣類や身の回り品等の収納やエアコン 、テレビ等の設備機器や医療機器の設置スペースとして使用するものである。
【0022】 図5に示す第3実施例は、断面台形の家具4−3を台形の高さに当たる垂線4 −eを壁面2に当接して配置し、台形の斜辺4−fにベッド3の頭部面3−aを 当接してベッド3を壁面2に対して傾斜せて配置したものであり、家具4−3の ベッド3の頭部面3−aの上部に当たる部分を開放可能に形成して収納物の出し 入れを行うものである。図5では2つの台形の底辺4−gを背中あわせに接置し ているが、2つの台形を合わせた形の家具にして、台形の底辺4−gに当たる部 分を仕切壁とすること考えられる。
【0023】 図6は、本考案の第4実施例を示すもので、第1実施例乃至第3実施例と同様 にベッド3を配置するためのもので、家具4−4の2面を断面円弧状としエアコ ンやテレビ等の設備機器や医療機器の設置スペースとして使用するものである。
【0024】 本考案の第5実施例は、図7に示す如く、壁面2と所定角度αだけ傾斜させて 配置した各ベッド3との間に複数個の家具4−5を配置するもので、小なる第1 、第2家具4−51、4−52を第1〜第4ベッド3を使用する者の収納スペー スとするとともに、大なる第3家具4−53を大型の集中医療器具の設置スペー スとすることも可能である。
【0025】 図8に示す本考案の第6実施例と、図9に示す本考案の第7実施例は、2つの 壁面2で形成されたコーナーに壁面2と所定角度αだけ傾斜させてベッドを配置 したもので、夫々の家具4−6,4−7のベッド3の頭部面3−aの上部に当た る部分を開放可能に形成して収納物の出し入れを行うものであり、空間に変化を 持たせ、個性的な室内の演出を可能としている。
【0026】 又、第1実施例乃至第7実施例の家具4は床面から天井面までの高さを有する ものと想定しているが、本考案では、高さは限定されるものではなく、更に、引 出し、扉等の家具4のデザインは問わないものである。
【0027】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、壁面に対してベッドの長手方向中心 線を所定角度だけ傾斜させて配置するベッドの室内レイアウトにおいて、前記壁 面と所定角度だけ傾斜させて配置したベッドと前記壁面と間のスペースと合致す る外形状を備えたベッドのレイアウト用家具を提供することにより、衣類や身の 回り品あるいはテレビやラジオ等設備機器等の収納スペースとして、更に、その 他の機器の配線・配管スペースとして機能させ得て、室内の美観の向上と快適性 の向上を目的とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略斜視図である。
【図2】図2は本考案の第1実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図3】図3は本考案の第2実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略斜視図である。
【図4】図4は本考案の第2実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図5】図5は本考案の第3実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図6】図6は本考案の第4実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図7】図7は本考案の第5実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図8】図8は本考案の第6実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図9】図9は本考案の第7実施例を示すベッドと家具
の室内レイアウトの概略平面図である。
【図10】図10は従来のベッドと家具の室内レイアウ
トを示すの概略平面図である。
【符号の説明】
1 室 2 壁面 3 ベッド 3−a ベッドの頭部面 3−b ベッドの側面 4 家具 4−1 断面直角三角形の家具 4−2 断面直角二等辺三角形の家具 4−3 断面台形の家具 4−4 2辺が円弧状の家具 4−5 第5実施例の家具 4−51 小家具 4−52 小家具 4−53 大家具 4−6 第6実施例の家具 4−7 第7実施例の家具 4−a 三角形の斜辺 4−b 三角形の底辺 4−c 三角形の残りの一辺 4−d 仕切壁 4−e 台形の高さに当たる垂線 4−f 台形の斜辺 4−g 台形の底辺 5 サイドテーブル 6 遮蔽カーテン C ベッドの長手方向中心線 α 所定角度

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内にベッドを配置する際に壁面に対して
    ベッドの長手方向中心線を所定角度だけ傾斜させて配置
    するベッドの室内レイアウトにおいて、前記壁面と所定
    角度だけ傾斜させて配置したベッドと前記壁面と間のス
    ペースと合致する外形状を備えたことを特徴とするベッ
    ドのレイアウト用家具。
JP1994012879U 1994-09-26 1994-09-26 ベッドのレイアウト用家具 Expired - Lifetime JP3009475U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021025214A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 積水ハウス株式会社 寝室構造および間仕切り家具
JP7436231B2 (ja) 2020-02-18 2024-02-21 鹿島建設株式会社 医療福祉空間

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021025214A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 積水ハウス株式会社 寝室構造および間仕切り家具
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