JP6718227B2 - システムデスク - Google Patents

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Description

本発明は、システムデスクに関する。
従来、天板の高さが違う机を組み合わせたり、同じ形状の机を複数組み合わせて円形や蛇行形の机を形成したりすることが知られている。
特許文献1に記載のテーブルでは、中心角が略直角であり、半径の異なる2つの円弧を有する扇状のテーブルパーツを4つ組み合わせて中空の円形テーブルを形成し、その中空箇所に中空円と同じ径の円形テーブルを嵌め込んでいる。
特許文献2に記載のデスクシステムでは、半径の異なる2つの円弧を有する扇状のデスクを複数組み合わせて略円形のデスクを形成し、円の外周に沿ってデスクのパーテーションが設けられ、デスクに向かう使用者が円の中に入って作業を行うようになっている。また、円形に組み合わされたデスクの円中央に径小な円形デスクを配置している。
実開昭62−142930号公報 特許第5574334号
しかしながら、特許文献1に記載のテーブルでは、円形にテーブルパーツを組み合わせると外周側からのみ使用者がテーブルを使用することとなり、仮にテーブルパーツを1つ組み合わせずに4分の3の円形状にして内側から使用できるようにしたとしても内側もしくは外側から同じテーブルを使えるだけであり、使用者が作業スペースを分け合わなければならない。
また、特許文献2に記載のデスクは、円形デスクの内側に人が入って使用し、円中心のスペースに円卓を配置したものであり、円の内側に入った使用者が円形デスクと円卓とを使用するものであり、円形デスクの外側からはパーテーションがあるためデスクを使用することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、円弧の外側および内側でそれぞれ独立して使用することができ、かつ、意匠性に優れたシステムデスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば、図1,2,5,6に示すように、円弧状の第1天板21(21a)と、前記第1天板21(21a)の内円側面に沿って、前記第1天板21(21a)の平面と略垂直に設けられる垂直材23と、前記第1天板21(21a)の円弧に沿う方向の端部に接続する第2天板31と、を備えるシステムデスク1であって、前記垂直材23は、上端が一方の側端から他方の側端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなり、前記第2天板31は、前記第1天板21(21a)の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設され、前記第1天板21(21a)の内円側には、前記垂直材23から離間して円卓4が設けられ、前記第1天板21(21a)の高さ位置は、前記垂直材23の上端の高さ位置に基づいて異なることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、円弧状の第1天板21(21a)と、第1天板21(21a)の内円側面に沿って、第1天板21(21a)の平面と略垂直に設けられる垂直材23と、第1天板21(21a)の円弧に沿う方向の端部に接続する第2天板31と、を備えるシステムデスク1であって、垂直材23は、上端が一方の側端から他方の側端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなり、第2天板31は、第1天板21(21a)の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設され、第1天板21(21a)の内円側には、前記垂直材23から離間して円卓4が設けられるので、第1天板21(21a)が形成する円弧の内円側に設けられる垂直材23が第1天板21(21a)をデスクとして使用する使用者のパーテーションとして用いることができる。
また、第2天板31は、第1天板21(21a)の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設されるので、第1天板21(21a)の円弧の端部と第2天板31の端部との間から内円側へと使用者が入ることができ、内円側に垂直材23から離間して設けられる円卓4を使用することができる。
また、垂直材23が設けられているので、垂直材23が第1天板21(21a)を使用する使用者と円卓4を使用する使用者とを目隠しする。このため、それぞれの使用者が円の外側と内側とでそれぞれ独立してシステムデスク1を使用することができ、それぞれの使用者が集中して作業を行うことができる。
また、垂直材23は、上端が一方の側端から他方の側端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなるので、例えば、小学生のような学年の違いにより体格差が大きい場合、身長の低い低学年の児童は垂直材23の上端の高さ位置が低い場所を使用し、身長の高い高学年の児童は垂直材23の上端の高さ位置が高い場所を使用することができる。このため、垂直材23の上端を一律に高くする必要がなく、必要以上にシステムデスク1周辺の視界を遮らず、開放的な空間を演出することができる。
さらに、垂直材23の上端が低い箇所に身長の高い高学年の児童が敢えて座り、低学年の児童を内円側の円卓4に座らせるような使用形態でもよい。このような配置で座ることで、円卓4を使用する低学年の児童を後方から高学年の児童が見守ることができる。
また、第2天板31は、第1天板21の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設されるので、円弧状の第1天板21のみよりも複雑な形状のシステムデスク1を形成することができ、システムデスク1全体として高い意匠性を実現することができる。
また、第1天板21(21a)の高さ位置は、垂直材23の上端の高さ位置に基づいて異なるので、垂直材23の上端の高さ位置が高くなると第1天板21(21a)が高くなる。
つまり、体格に合わせて垂直材23の上端の高さ位置が高い箇所に座る際、体格に合わせて第1天板21(21a)が高くなっているので、体格に応じた高さ位置に第1天板21を配置することができる。
このため、体格の違う低学年から高学年の児童までが同じシステムデスク1を使用することができる。
請求項に記載の発明は、例えば、図5,6に示すように、請求項に記載のシステムデスク1において、前記垂直材23は、下端が床面に当接することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、垂直材23は、下端が床面に当接するので、垂直材23により床から第1天板21と円卓4との空間を仕切ることができる。
このため、より一層、それぞれの使用者が円の外側と内側とでそれぞれ独立してシステムデスク1を使用することができ、それぞれの使用者が集中して作業を行うことができる。
請求項に記載の発明は、例えば、図7,8に示すように、請求項1または2に記載のシステムデスク1において、前記第1天板21ないし前記第2天板31は、互いに隣接する複数のデスクパーツ2a,3aの各々に備えられた天板21a,31aによって構成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第1天板21ないし第2天板31は、互いに隣接する複数のデスクパーツ2a,3aの各々に備えられた天板21a,31aによって構成されているので、例えば、システムデスク1を設置する際、システムデスク1としてではなく個々の机2a,3aを搬送、搬入すればよく、設置を容易なものとすることができる。
また、個々の机2a,3aの向きを変更することで、システムデスク1の形状を自由に変更することができる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1,2,4,5,6に示すように、請求項1〜のいずれか一項に記載のシステムデスク1において、前記第1天板21ないし前記第2天板31の上面には、所定の間隔に離間して取り付けられる間仕切り24が設けられることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第1天板21ないし第2天板31の上面には、所定の間隔に離間して取り付けられる間仕切り24が設けられるので、使用者は、間仕切り24により仕切られた箇所を自身の作業スペースとして確保することができる。
また、使用者の作業スペースが間仕切り24により仕切られるので、隣り合う使用者同士の目隠しとなり、自身の作業にそれぞれが集中できる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1,2,3に示すように、請求項1〜のいずれか一項に記載のシステムデスク1において、前記円卓4の略中央には、前記垂直材23の上端よりも高さ位置が高い展示物5が設置されることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、円卓4の略中央には、垂直材23の上端よりも高さ位置が高い展示物5が設置されるので、展示物5をシステムデスク1のシンボルとすることができる。この展示物5が第1天板21の円弧中心および円卓4の中心に設置されるので、遠方からでもシステムデスク1の存在を容易に確認することができ、システムデスク1を使用する使用者には、共通のシンボルのもと作業時間を共有することで、仲間意識が芽生え、協調性を高めることができる。
また、中心に見上げることのできる大きな展示物5があることで、使用者は安心感を得ることができ、同時に集中力を増進することができる。
また、この展示物5としては、目に優しい緑を提供し、人に安らぎを与える植物である観葉植物5などを用いることが好適である。
本発明によれば、円弧の外側および内側でそれぞれ独立して使用することができ、かつ、意匠性に優れたシステムデスクを提供することができる。
本発明の実施形態に係るシステムデスクを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシステムデスクを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシステムデスクの円卓を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシステムデスクを示す平面図である。 本発明の実施形態に係るシステムデスクを示す正面図である。 本発明の実施形態に係るシステムデスクを示す図4のA−A断面の断面図である。 本発明の実施形態に係る第1デスクパーツを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る第2デスクパーツを示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる本実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
図1,2に示すように、本発明に係る実施形態のシステムデスク1は、第1デスク2と、第2デスク3と、円卓4と、展示物としての観葉植物5と備えている。
図1,2,4に示すように、第1デスク2は、第1天板21と、第1支持部22と、垂直材としてのパーテーション23と、間仕切り24と、デスクライト25と、ケーブル挿通管26とを備えている。
第1天板21は、円弧状の板材であって、床面からの高さ位置がそれぞれ異なる2種類の天板を備えており、具体的には高さ位置が低い低天板211(510mm)と、高さ位置が高い高天板212(560mm)とを備えている。
第1支持部22は、床面からの高さ寸法がそれぞれ異なる2種類の支持部を備えており、具体的には高さ寸法が小さい低支持部221と、高さ寸法が大きい高支持部222とを備えている。
第1支持部22は、後述する間仕切り24が設けられる位置に対応して第1天板21の下方に設けられており、具体的には、第1天板21の両端部にそれぞれ放射方向に沿って立設され、これら両端の第1支持部22から等間隔に配置されている。
第1天板21が2つの第1支持部22に仕切られた空間が1人の作業者が座るスペースとなっている。
パーテーション23は、第1天板21の円弧の内円側面に沿って、第1天板21の平面に対して垂直に設けられている。このパーテーション23は、下端が床面に当接しており、第1天板21の一端から他端に向かうに連れて高さ寸法が連続的に高く傾斜している。すなわち、パーテーション23の上端は、第1天板21の一端から他端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなっている。具体的には、床面からの高さ寸法が800mmから1200mmへと連続して高くなっている。
間仕切り24は、第1天板21の両端部にそれぞれ放射方向に沿って立設され、これら両端の間仕切り24から等間隔に間仕切りが配置されている。また、間仕切り24は、低天板211に設けられる間仕切り24の高さ寸法が290mmに形成され、高天板212に設けられる間仕切り24の高さ寸法が240mmに形成されている。
第1天板21が2つの間仕切り24に仕切られた空間が1人の作業者が使用する作業スペースとなっている。
また、間仕切り24は、その上端面の高さ位置が全て800mmとなるように統一されている。つまり、第1天板21の高さ位置が異なることに対応して間仕切りの高さ寸法が調整されている。
デスクライト25は、2つの間仕切り24に間仕切られた第1天板21のスペースごとに1つ設けられている。デスクライト25は、パーテーション23の近傍、すなわち、第1天板21の内円側で、かつ、左隅に設置されている。デスクライト25は、一端が第1天板に固定され、他端が発光するようになっており、一端と他端とが可撓性部材で連結されている。
ケーブル挿通管26は、第1天板21の下面に設けられる筒状の部材であり、パーテーション23の近傍に第1天板21の内側の円弧に沿うように配置されている。
また、ケーブル挿通管26に電気ケーブルを挿通して、第1デスク2の円弧に沿って電気ケーブルが配線されており、デスクライト25に電力を供給している。
また、図1,2,7に示すように、上述した第1デスク2は、6つの机としてのデスクパーツ2aを組み合わせて略円状の円弧に形成されている。具体的には、デスクパーツ2aは、2人分の作業スペース単位で形成されている。
デスクパーツ2aは、第1天板パーツ21aと、第1支持部パーツ22aと、垂直材としてのパーテーションパーツ23aと、間仕切りパーツ24aと、デスクライトパーツ25aと、ケーブル挿通管パーツ26aとを備えている。
第1天板パーツ21aは、第1天板21が2人分の作業スペースに相当する寸法に形成されたものである。
第1支持部パーツ22aは、第1天板パーツ21aを床面から支持する部材であり、第1天板パーツ21aの下面両端および下面中央にそれぞれ第1天板パーツ21aの円弧に対して放射状に設けられている。
パーテーションパーツ23aは、第1天板パーツ21aの内円側面に沿って設けられている。このパーテーションパーツ23aは、その上端が一端から他端へと向かうに連れて高さが連続して高くなるように形成されており、隣接する第1デスクパーツ2aのパーテーションパーツ23aの上端と連続するように、それぞれの第1デスクパーツ2aにおけるパーテーションパーツ23aの上端の高さ位置がそれぞれ異なっている。
間仕切りパーツ24aは、第1天板パーツ21aの上面両端および上面中央にそれぞれ第1天板パーツ21aの円弧に対して放射状に設けられている。
デスクライトパーツ25aは、間仕切りパーツ24aに仕切られた空間の内円側かつ左側にそれぞれ設けられている。
ケーブル挿通管パーツ26aは、第1天板パーツ21aの下面内円側に円弧に沿うように設けられている。
第1デスクパーツ2aは、第1天板パーツ21aの両端に設けられる第1支持部パーツ22aと間仕切りパーツ24aとが1枚の板材から形成されている。
そして、隣接させる第1デスクパーツ2a同士は、この板材をそれぞれ当接して接着することで組み合わせて固定している。
また、第1デスクパーツ2aには、第1天板パーツ21aの高さ位置が2種類の異なる寸法に形成されたものがある。
まず、第1デスクパーツ2aは、第1天板パーツ21aの高さ位置が低い低天板パーツ211aを備えるものが、パーテーションパーツ23aの上端高さ位置が最も低いものと、それに次ぐ高さのものと、2つが隣接されている。
そして、第1デスクパーツ2aは、第1天板パーツ21aの高さ位置が高い高天板パーツ212aを備えるものが、パーテーションパーツ23aの上端高さが連続するように4つ組み合わせて固定されている。
さらに、第1デスクパーツ2aは、上述した隣接する2つの第1デスクパーツ2aのうちパーテーションパーツ23aの上端高さ位置が高い方と、上述した隣接する4つの第1デスクパーツ2aのうちパーテーションパーツ23aの上端高さ位置が低い方と、が隣接されて固定されている。
これにより、合計6つの第1デスクパーツ2aが組み合わせられて、略円状の円弧であり第1デスク2が形成されている。
図1,2,5,6に示すように、第2デスク3は、第2天板31と、第2支持部32とを備えている。
第2天板31は、円弧状の板材であって、床面からの高さ位置が510mmとなっている。
第2支持部32は、第2天板31を支持する支持部であり、第2天板31の下面の四隅および中央にそれぞれ設けられるテーブルの脚である。
図1,2,8に示すように、第2デスク3は2つの机としての第2デスクパーツ3aを備えており、第2デスクパーツ3aは、第2天板パーツ31aと、第2支持部32aとを備えている。
第2デスク3は、円弧形状の第2デスクパーツ3aを第1デスク21の円中心が一致しないように隣接させている。すなわち、第2デスク3は、蛇行形状のデスクとなっている。
また、第2デスク3は、第1デスク2と隣接する第2デスクパーツ3aが第1デスク2の円中心と一致しないように隣接している。このため、第1デスク2と第2デスク3との間には、隙間が形成され、この隙間から第1デスク2の円中心部への行き来ができるようになっている。
図1,2,3に示すように、円卓4は、第3天板41と、第3支持部42とを備えている。
第3天板41は、円盤状の板材であり、円卓の卓面になる部材である(高さ位置510mm)。この第3天板41の中央には、穴411が設けられており、この穴411に後述する観葉植物5が設置される。
第3支持部42は、第3天板41を床面から所定の高さ位置に支持する円卓の脚である。
図1,2,3に示すように、観葉植物5は、システムデスク1において、最も高さ寸法の大きいものであり、遠方からでも視認することができ、システムデスク1のシンボルとなるものである。この観葉植物5は、前述の円卓4の中央の穴411に設置されるので、第1デスク2の中央に配置されることとなる。
以上のように、本実施形態によれば、例えば、図1,2,3に示すように、円弧状の第1天板21と、第1天板21の内円側面に沿って、第1天板21の平面と略垂直に当接するパーテーション23と、第1天板21の円弧に沿う方向の端部に接続する第2天板31と、を備えるシステムデスク1であって、パーテーション23は、上端が一方の側端から他方の側端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなり、第2天板31は、第1天板21の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設され、第1天板21の内円側には、円卓4が設けられるものとした。
こうすることで、第1天板21が形成する円弧の内円側に設けられるパーテーション23が内円に設けられる円卓とのパーテーション23として用いることができる。
また、第2天板31は、第1天板21の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設されるので、第1天板21の円弧の端部と第2天板31の端部との間から内円側へと使用者が入ることができ、内円側にパーテーション23から離間して設けられる円卓4を使用することができる。
また、パーテーション23が設けられているので、パーテーション23が第1天板21を使用する使用者と円卓4を使用する使用者とを目隠しする。このため、それぞれの使用者が円の外側と内側とでそれぞれ独立してシステムデスク1を使用することができ、それぞれの使用者が集中して作業を行うことができる。
また、パーテーション23は、上端が一方の側端から他方の側端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなるので、例えば、小学生のような学年の違いにより体格差が大きい場合、身長の低い低学年の児童はパーテーション23の上端の高さ位置が低い場所を使用し、身長の高い高学年の児童はパーテーション23の上端の高さ位置が高い場所を使用することができる。このため、パーテーション23の上端を一律に高くする必要がなく、必要以上にシステムデスク1周辺の視界を遮らず、開放的な空間を演出することができる。
さらに、パーテーション23の上端が低い箇所に身長の高い高学年の児童が敢えて座り、低学年の児童を内円側の円卓4に座らせるような使用形態でもよい。このような配置で座ることで、円卓4を使用する低学年の児童を後方から高学年の児童が見守ることができる。
また、第2天板31は、第1天板21の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設されるので、円弧状の第1天板21のみよりも複雑な形状のシステムデスク1を形成することができ、システムデスク1全体として高い意匠性を実現することができる。
また、本実施形態によれば、例えば、図5に示すように、第1天板21の高さ位置は、パーテーション23の上端の高さ位置が低い箇所に低天板211を配置し、上端の高さが高くなる箇所に高天板212を配置するものとした。
こうすることで、パーテーション23の上端の高さ位置が高くなると第1天板21の高さ位置が高くなる。
つまり、体格に合わせてパーテーション23の上端の高さ位置が異なる箇所に座る際、体格に合わせて第1天板21の高さ位置が異なっている(具体的には、510mmもしくは560mm)ので、体格に応じた高さ位置に第1天板21を配置することができる。
このため、体格の違う低学年から高学年の児童までが同じシステムデスク1を使用することができる。
また、本実施形態によれば、例えば、図5,6に示すように、パーテーション23は、下端が床面に当接するものとした。
こうすることで、パーテーション23により床から第1天板21と円卓4との空間を仕切ることができる。
このため、より一層、それぞれの使用者が円の外側と内側とでそれぞれ独立してシステムデスク1を使用することができ、それぞれの使用者が集中して作業を行うことができる。
また、本実施形態によれば、例えば、図7,8に示すように、第1天板21ないし第2天板31は、複数の第1デスクパーツ2aまたは第2デスクパーツ3aから形成されているものとした。
こうすることで、例えば、システムデスク1を設置する際、システムデスク1としてではなく個々の第1デスクパーツ2aまたは第2デスクパーツ3aを搬送、搬入すればよく、設置を容易なものとすることができる。
また、個々の第1デスクパーツ2aまたは第2デスクパーツ3aの向きを変更することで、システムデスク1の形状を自由に変更することができる。
また、本実施形態によれば、例えば、図1−6に示すように、第1天板21ないし第2天板31の上面には、所定の間隔に離間して取り付けられる間仕切り24が設けられるものとした。
こうすることで、使用者は、間仕切り24により仕切られた箇所を自身の作業スペースとして確保することができる。
また、使用者の作業スペースが間仕切り24により仕切られるので、隣り合う使用者同士の目隠しとなり、自身の作業にそれぞれが集中できる。
また、本実施形態によれば、例えば、図3に示すように、円卓4の略中央には穴411が形成されており、パーテーション23の上端よりも高さ位置が高い観葉植物5が設置されるものとした。
こうすることで、観葉植物5をシステムデスク1のシンボルとすることができる。この観葉植物5が第1天板21の円弧中心および円卓4の中心に設置されるので、遠方からでもシステムデスク1の存在を容易に確認することができ、システムデスク1を使用する使用者には、共通のシンボルのもと作業時間を共有することで、仲間意識が芽生え、協調性を高めることができる。
また、中心に見上げることのできる大きな観葉植物5があることで、使用者は安心感を得ることができ、同時に集中力を増進することができる。
また、本実施形態では、例えば、図1、2,5,6に示すように、第2デスク3にはパーテーションを設けないものとした。
こうすることで、第1デスク2は、パーテーション23により独立した空間として個々人が集中して作業を行うことができ、第2デスク3はパーテーションが設けられていないため、円卓4が設けられる空間やその他の空間に開放されたものとなり、例えば、円卓やシステムデスク1の周辺にいる人たちとコミュニケーションをとりながら作業を行うことができる。
このため、1つのシステムデスク1において、使用者が座る場所によって様々な目的や用途に用いることができる。
また、本実施形態では、例えば、図1,2,4に示すように、デスクライト25は、一端が第1天板に固定され、他端が発光するようになっており、一端と他端とが可撓性部材で連結されているものとした。
こうすることで、可撓性部材を任意に変形させることで、容易に先端に設けられる発光部の位置を設定することができる。
このため、システムデスク1を使用する使用者の体格に合わせて任意に採光条件を調整することができる。
また、本実施形態では、例えば、図1,2,4に示すように、ケーブル挿通管26は、第1天板21の下面に設けられる筒状の部材であり、パーテーション23の近傍に第1天板21の内側の円弧に沿うように配置されるものとした。
こうすることで、電気ケーブルを第1天板21の下面に円弧状に配線することができ、システムデスク1の意匠性を損ねることなく第1デスク全体に電力を供給することができる。
また、本実施形態では、例えば、図5に示すように、低天板211に設けられる間仕切り24の高さ寸法が290mmに形成され、高天板212に設けられる間仕切り24の高さ寸法が240mmに形成されるものとした。
こうすることで、第1天板21の高さ寸法が異なっても第1デスク2のすべての間仕切り24の上面の高さ位置が同じ高さ(具体的には800mm)に統一することができる。
このため、システムデスク1を統一感ある外観にすることができ、システムデスク1の外観を美感の生ずる意匠性の高いものとすることができる。
以上、本発明を本実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本実施形態では、例えば、図7に示すように、第1デスクパーツ2aが2人分の作業スペースの大きさであるとしたが、これに限らない。例えば、1人分の作業スペースの大きさでも、あるいは3人分の作業スペースのものとしてもよく。システムデスク1を設置する際に搬送、搬入が容易に行える大きさであれば、いずれの大きさの第1デスクパーツ2aであってもよい。
また、本実施形態では、例えば、図1,2,8に示すように、第2デスク3は、パーテーションを設けないものとしたが、これに限らず、パーテーションを設けるものとしてもよい。
この場合、第2デスクのいずれか一方側が目隠しされた独立空間として利用できるため、円卓4が設けられる空間と同様な使用をすることができる。
また、本実施形態では、第1天板21の高さ位置が560mmおよび510mmの2種類の高さ位置のものとしたが、これに限らず、パーテーション23の上端の高さ位置に対応して3種類以上の高さ位置のものとしてもよい。
また、本実施形態では、例えば、図5に示すように、第2デスク3の第2天板31(高さ位置510mm)が高さ位置の低い(510mm)第1天板21側に隣接して設けられるものとしたが、これに限らず、第2天板31の高さ位置を560mmとして、高さ位置が高い(560mm)第1天板21側に隣接させるものとしてもよい。
また、本実施形態では、第1デスク2が、複数の第1デスクパーツ2aから構成されるものとしたが、これに限らず、一体物として形成することとしてもよい。すなわち、一体物の第1天板21や一体物のパーテーション23を用いて第1デスク2を構成してもよい。
1 システムデスク
2 第1デスク
2a 第1デスクパーツ
3 第2デスク
3a 第2デスクパーツ
4 円卓
5 観葉植物(展示物)
21 第1天板
21a 第1天板パーツ
22 第1支持部
22a 第1支持部パーツ
23 パーテーション(垂直材)
23a パーテーションパーツ
24 間仕切り
24a 間仕切りパーツ
25 デスクライト
25a デスクライトパーツ
26 ケーブル挿通管
26a ケーブル挿通管パーツ
27 電気ケーブル
31 第2天板
31a 第2天板パーツ
32 第2支持部
32a 第2支持部パーツ
41 第3天板
42 第3支持部
211 低天板
211a 低天板パーツ
212 高天板
212a 高天板パーツ
221 低支持部
222 高支持部
411 穴

Claims (5)

  1. 円弧状の第1天板と、
    前記第1天板の内円側面に沿って、前記第1天板の平面と略垂直に設けられる垂直材と、
    前記第1天板の円弧に沿う方向の端部に接続する第2天板と、
    を備えるシステムデスクであって、
    前記垂直材は、上端が一方の側端から他方の側端へと向かうに連れて連続して高さ位置が高くなり、
    前記第2天板は、前記第1天板の円弧に沿わず、かつ、円弧の外円方向へ延設され、
    前記第1天板の内円側には、前記垂直材から離間して円卓が設けられ
    前記第1天板の高さ位置は、前記垂直材の上端の高さ位置に基づいて異なることを特徴とするシステムデスク。
  2. 請求項1に記載のシステムデスクにおいて、
    前記垂直材は、下端が床面に当接することを特徴とするシステムデスク。
  3. 請求項1または2に記載のシステムデスクにおいて、
    前記第1天板ないし前記第2天板は、互いに隣接する複数のデスクパーツの各々に備えられた天板によって構成されていることを特徴とするシステムデスク。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステムデスクにおいて、
    前記第1天板ないし前記第2天板の上面には、所定の間隔に離間して取り付けられる間仕切りが設けられることを特徴とするシステムデスク。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステムデスクにおいて、
    前記円卓の略中央には、前記垂直材の上端よりも高さ位置が高い展示物が設置されることを特徴とするシステムデスク。
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