JP3009429U - 刈払機における刈払刃の保護装置 - Google Patents

刈払機における刈払刃の保護装置

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JP3009429U
JP3009429U JP1994012903U JP1290394U JP3009429U JP 3009429 U JP3009429 U JP 3009429U JP 1994012903 U JP1994012903 U JP 1994012903U JP 1290394 U JP1290394 U JP 1290394U JP 3009429 U JP3009429 U JP 3009429U
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cutter
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正弘 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】刈払機で草や小潅木等を刈り倒す際に、刈払刃
の刃部の切先を保護し石垣やコンクリートの囲枠の際刈
りを刈払刃を損傷させることなく安全かつ容易に行わせ
ようとする事を目的とする。 【構成】刈払機に設けた刈払刃3の上面側又は下面側
で、周縁に櫛歯4を持つ保護体5を櫛歯4の先端部41
刈払刃3の刃部32の切先31とが先端を同じくするか又は
櫛歯4の先端部41が刈払刃3の刃部32の切先31より前方
に突出するように保護体5の基部8を主杆1の駆動軸部
2等に止着し、かつ保護体5と刈払刃3の間の櫛歯4の
歯底部42の際に仕切体9を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は刈払機に設置されて草等の刈払い作業に用いる刈払刃の切先を保護 する刈払刃の保護装置に関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来の刈払機は、主杆の先端部に設けた駆動軸部に刈払刃が設置されたもので 、刈払刃の安全に対しては、刈払刃が露呈したものが多く、一部に刈払刃が欠け た場合に破片が飛散しないように一部を残し刃板の大半を遮蔽する方式のものが ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
刈払機で草刈り作業をする場合に、高速度で回転をする刈払刃の切先が石等に 衝突をすると、これが小石であると刈払刃が小石を跳ね飛ばし他に害をあたえる ものであり、また石垣やコンクリート等の囲いの際の草刈作業においては刈払刃 の切先が石垣やコンクリートの囲いに接触したり衝突したりする可能性が大で刃 と石垣やコンクリートとが接触する場合は切先が磨耗するだけであって、他に害 を及ぼさないが、これが衝突となると刈払刃は刃部の切先が欠損して飛散し、作 業者やその周辺の者を負傷させるものであり、最悪の場合は刃板自体が割れて飛 散することになり、このような損傷は人命に係わる危険なものであって、上記す る従来の刈払刃はいづれも取扱いに注意を要するものである。この考案は上記よ り、刈払い作業中に刈払刃が小石を跳ね飛ばしたり刈払刃自体が損傷することの ないようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記の目的を達するため、刈払機の主杆1の先端部11の駆動軸部2 に主杆1に設けたエンジンの動力で駆動されて回転をする刈払刃3を有するもの において、刈払刃3の上面側又は下面側で、周縁に櫛歯4を有する保護体5を、 櫛歯4の先端部41と刈払刃3の切先31とがともに先端を同じくするか、又は櫛歯 4の先端部41と刈払刃3の刃部32の切先31より前方に突出するよう基部8を主杆 1又は主杆1の駆動軸部2に設置したものである。さらに保護体5と刈払刃3と の対向面間において、櫛歯4の歯底部42の際に櫛歯4と保護体5の基部8側とを 仕切る仕切体9を設けたものである。
【0005】
【作用】
上記する本考案の刈払刃の保護装置を有する刈払機で草等の刈払い作業をする と、刈り倒す草や小潅木は保護体5の櫛歯41と櫛歯41との間に入り保護体5と向 き合う刈払刃3の刃部32によって従来の刈払刃と何等変わることなく被切物を切 断することができる。
【0006】 次に石垣やコンクリート等の囲枠によって囲まれたところの草刈り作業では、 刈倒し作業が進んで石垣の際やコンクリートの囲枠の際の刈倒しになり、従来の 刈払機では刈払刃が破損するような作業をする場所に至り刈払刃がこれらの妨害 物に接触すると、保護体5の櫛歯4の先端部41が上記の妨害物に接触し、刃部32 の切先31は石やコンクリート等の妨害物に接触や衝突することなく、そのため切 先31は磨耗したり欠損することがない。
【0007】 次に仕切体9は保護体5と刈払刃3との間の歯底部42の際にあって櫛歯4側と 保護体5の基部とを仕切ることで、刈払刃3と保護体5との空間内に小石や切り くずが入り刈払刃3や保護体5の損傷や蔓が空間で駆動軸部2に巻きつき刈払刃 3の回転を妨げないようにするもので、しかもこの仕切体9を保護体5又は刈払 刃3に対し着脱できるようにしておくと仕切体9の磨耗や損傷等による新品との 交換ができるものである。
【0008】 保護体5の櫛歯4の先端部41に膨大部7を設けておくと石やコンクリートとの 接触しても磨耗に対し耐久力があり寿命を長くすることができる。また、櫛歯4 の先端部41に当り止6を設けておくと、当り止6が刈払刃3の切先31を保護し切 先31が妨害物に当らないようにすることができる。
【0009】
【実施例】
図1及び図2に示す実施例は、刈払機の刈払部を示した図で、1は金属性のパ イプからなる主杆で、2は減速歯車装置を内蔵し入力側をエンジンに接続し、出 力側に円板状の刈払刃3を設置すべくした駆動軸部で、刈払刃3は実施例では巴 型刃であるが、この他に丸鋸型やチップソーであってもよく、要は刃部を有する 回転刃板で草や小潅木等の被切物が刈り倒せるものであればよい。
【0010】 5は半円板でその周縁に歯口が広く歯底が歯口より狭い凹部をもつ櫛歯4を列 設した刈払刃3の保護体で、実施例は半円形であるが、円形であってもよく要は 刈払刃3を保護できるものであればよい。そして、この保護体5は刈払刃3の上 方又は下方で基部8を主杆1の駆動軸部2に対し着脱自在で止着したもので、保 護体5の櫛歯4は刈払刃3の刃部32と向き合い櫛歯4の先端部41が刈払刃3の刃 部32の切先31より少し外方に突き出たものであるが、このほか刃部32の切先31と 櫛歯4の先端部41が先を同じくしたものであってもよく、要は櫛歯4の先端部41 より刃部32の切先31が外方に突出しないものであればよい。さらに櫛歯4の形状 は実施例に限るものではなく櫛歯4と櫛歯4との間の凹部内に被切物である草や 小潅木の茎が容易に入るものであればよい。それかそら保護体5の刈払機への設 置は実施例の他主杆1に直接設置したものであってもよい。刈払刃3と保護体5 との間隔は可能な限り両者が接近した狭い間隔であることが望ましい。
【0011】 図3はA−A線部分での拡大断面図で保護体5の第二の実施例を示したもので 櫛歯4の先端部41の板厚を厚くして膨大部7を設けたもので櫛歯4の先端部41を 強化し耐久力をもたせたものである。
【0012】 図4はA−A線部分での拡大断面図で保護体5の第三の実施例を示したもので 、櫛歯4の先端部41を刈払刃3の刃部32の切先31の前方で刃部32下方に向かって 屈曲した当り止6を形成し妨害物が刃部32の切先31に衝突しないようにしたもの である。
【0013】 図5は保護体5を示す図で、この保護体5は実施例では強化プラスチックで形 成されたものであるが、この他金属製のものであってももよく、要は刈払刃3の 刃部32を妨害物から保護し、刃板が損傷しないようにできるものであればよく、 櫛歯4も実施例のような基板と一体となったものの他、基板に対し櫛歯4が着脱 を自在とするものであってもよい。
【0014】 図6は保護装置の第二の実施例を示す図で、保護体5と刈払刃3の板面の間で 保護体5の刈払刃3との対向面の櫛歯4の歯底部42に続く部分に半環状の仕切体 9を設け、刈払い作業時に刈払刃3と保護体5の間に小石や切りくずやつる性の 侵入を阻止し刈払刃3の回転が妨げられることのないようにしたもので、図7は B−B線部分での拡大した断面を示した図である。
【0015】 保護体5の刈払機1の取り付けは、実施例では刈払刃3の上方に設置している が刈払刃3の下方側に設けたものであってもよく、また、仕切体9は、実施例は 保護体5に設けているが、この他の刈払刃3の板面に設置したものであってもよ い。
【0016】
【考案の効果】
この考案の請求項1記載によると、刈払刃3の刃部32の切先31が保護体5の櫛 歯4の先端部41より内側にあるため刈払い作業中に刃部32の切先31が石やコンク リート等の硬い異物に衝突することがなく、従って刃部32の切先31において刃こ ぼれが生じないから刈払作業に刃板の損傷に対する気づかいが無用で、特に小石 の多い場所での刈払いや石垣やコンクリート等で囲まれた場所での際刈りが刃板 を損傷させることなく安全な刈払いの作業をすることができる効果を奏する。
【0017】 この考案の請求項2記載によると刈払刃3の保護体5の櫛歯4の硬い異物と衝 突をする先端部41が丈夫であるため磨耗等の損傷がなく長期刃部32の刃先31の保 護ができ安全な刈払い作業をすることができる効果を奏する。
【0018】 この考案の請求項3記載によると、保護体5の櫛歯4の先端部41が刈払刃3の 刃部32の切先31より外方にあって、,刃部32の切先31を囲い切先31が硬い異物に 衝突しないから刃部32の切先31が損傷せず安全な刈払い作業ができる効果を奏す る。
【0019】 この考案の請求項4記載によると、仕切体9が刈払刃3と保護体5の間の櫛歯 4の歯底部42の際に定位することで、刈払刃3と保護体5との間に小石や切くず やつる等の侵入を防止でき刈払い作業を妨げることを解消する効果を奏する。
【0020】 この考案の請求項5記載によると、仕切体9は交換ができるから仕切体9が破 損したり磨耗すると新品と交換ができる最高の調子で刈払い作業をすることがで きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の保護装置を設置した刈払機の刈払部分
を示す正面図
【図2】本考案の保護装置を設置した刈払機の刈払部分
を示す平面図
【図3】A−A線部分の拡大断面図
【図4】保護体の他の実施例を示す図
【図5】保護体の平面図
【図6】保護体に仕切体を設けた本考案の保護装置を有
する刈払機の刈払部分を示す正面図
【図7】B−B部分の拡大断面図 符号の説明 1─主杆,11─先端部,2─駆動軸部,3─刈払刃,31
─切先,32─刃部 4─櫛歯,41─先端部,42─歯底部,5─保護体,6─
当り止,7─膨大部,8─基部,9─仕切体。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主杆1の先端部11の駆動軸部2に主杆1に
    設けたエンジンの動力で駆動されて回転する刈払刃3を
    有するものにおいて、刈払刃3の上面側又は下面側で、
    周縁に櫛歯4を有する保護体5を櫛歯4の先端部41と刈
    払刃3の刃部32の刃先31とがともに先端を同じくする
    か、又は櫛歯4の先端部41が刈払刃3の刃部32の切先31
    より前方に突出するよう保護体5の基部8を主杆1又は
    主杆1の駆動軸部2に止着したことを特徴とする刈払機
    における刈払刃の保護装置。
  2. 【請求項2】保護体5の櫛歯4は、その先端部41に膨大
    部7を設けたものであることを特徴とする請求項1記載
    の刈払機における刈払刃の保護装置。
  3. 【請求項3】保護体5の櫛歯4は、刈払刃3の刃部32
    切先31より前方の位置の先端部41に当り止6を設けたも
    のであることを特徴とする請求項1記載の刈払機におけ
    る刈払刃の保護装置。
  4. 【請求項4】刈払刃3と保護体5との対向面間で、保護
    体5の櫛歯4の歯底部42の際に櫛歯4の歯底部42と保護
    体5の基部8側を仕切る仕切体9を保護体5又は刈払刃
    3に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    刈払機における刈払刃の保護装置。
  5. 【請求項5】仕切体9は、保護体5又は刈払刃3に対し
    て着脱自在に止着したものであることを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載の刈払機における刈払刃の保護
    装置。
JP1994012903U 1994-09-22 1994-09-22 刈払機における刈払刃の保護装置 Expired - Lifetime JP3009429U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014171438A (ja) * 2013-03-09 2014-09-22 Diatop Kk 刈刃保護カバー
JP2016029910A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 リョービ株式会社 手持式芝刈機及びキワ刈りガイド

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JP2014171438A (ja) * 2013-03-09 2014-09-22 Diatop Kk 刈刃保護カバー
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