JP3009428U - スカーフ止め - Google Patents
スカーフ止めInfo
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- JP3009428U JP3009428U JP1994012902U JP1290294U JP3009428U JP 3009428 U JP3009428 U JP 3009428U JP 1994012902 U JP1994012902 U JP 1994012902U JP 1290294 U JP1290294 U JP 1290294U JP 3009428 U JP3009428 U JP 3009428U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scarf
- decorative body
- back surface
- muffler
- tightening member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スカーフ,マフラー等の布地の素材,物性,
大きさ,厚味,束状にまとめた場合の嵩高さ等に左右さ
れることなく、スカーフ,マフラー等がずれてしまった
り、装飾体がずれ落ちたりすることのないスカーフ止め
を得る。 【構成】 スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮性緊
締部材を、装飾体の背面に設けた。緊締部材は、少なく
とも長手方向両端部を装飾体の背面に固着し、又は環状
の緊締部材とし、装飾体の背面に1個又は2個設け、更
に該緊締部材は着色乃至装飾模様を有するものとした。
大きさ,厚味,束状にまとめた場合の嵩高さ等に左右さ
れることなく、スカーフ,マフラー等がずれてしまった
り、装飾体がずれ落ちたりすることのないスカーフ止め
を得る。 【構成】 スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮性緊
締部材を、装飾体の背面に設けた。緊締部材は、少なく
とも長手方向両端部を装飾体の背面に固着し、又は環状
の緊締部材とし、装飾体の背面に1個又は2個設け、更
に該緊締部材は着色乃至装飾模様を有するものとした。
Description
【0001】
この考案は、スカーフ,マフラー等を使用する際に、その布地の両端を束ねた 状態として挿通し、布地上の任意位置に係止して布地のずれを防止するスカーフ 止めに関する。
【0002】
従来、スカーフ,マフラー等を使用する際に、それら布地のずれを防止する目 的で、該布地の両端を束ねた状態とし、該部を貴金属,宝石,天然石,人工石, ガラス,プラスチック,木材,セラミックス等を素材とする装飾体の背面に設け たクリップ板バネ等からなる挾持部材により把持し、或いは実開平1−1533 30号,実開平3−70214号に開示されたように、前記素材からなる主装飾 体に、これと同種又は異種の素材からなる副装飾体を併用した装飾体の背面に設 けたクリップ,板バネ等からなる挾持部材により把持し係止するのが普通であっ た。
【0003】 この場合、スカーフ,マフラー等は束ねられ挾持部材により強く挾持される結 果、当該部分で細くまとめられるが、スカーフ,マフラー等を束ねた際、該部分 が嵩高となるときは充分に挾持出来ないといった現象が認められた。
【0004】 そのため前記挾持部材に代え、金属,プラスチック等からなる環状把持部材を 装飾体の背面に固着し、或いは装飾体自体に挿通孔を穿設し、これら透孔にスカ ーフやマフラー等を挿通するなどの方法がとられて来た。然しながら該透孔の径 が小さいときはスカーフ,マフラー等の挿通が困難となり、又逆に大きいときは 挿通は容易となるが、装飾体と布地との間の摩擦把持力が充分でなく、スカーフ ,マフラー等がずれてしまったり装飾体の自重により装飾体が徐々にずり落ちる などの問題点が認められ、特にスカーフ,マフラー等が絹などを素材とした滑り 易い布地である場合しばしば見られる現象であった。
【0005】
この考案は、スカーフ,マフラー等の布地の素材,物性,大きさ,厚味,束状 にまとめた場合の嵩高さ等に左右されることなく、スカーフ,マフラー等がずれ てしまったり、装飾体がずれ落ちたりすることのないスカーフ止めを得ることを 目的とする。
【0006】
スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮性緊締部材を、装飾体の背面に設けた 。緊締部材は、少なくとも長手方向両端部を装飾体の背面に固着し、又は環状の 緊締部材とし、装飾体の背面に1個又は2個設け、更に該緊締部材は着色乃至装 飾模様を有するものとした。
【0007】
装飾体の背面に設けた伸縮性緊締部材は、ゴム等を織り込み或いは編み込んだ 伸縮性紐、或いはストレッチヤーンを用いた織物,編物など高度の伸縮性を備え た紐状体であるために、スカーフ,マフラー等の布地の両端を挿通する際、その 大きさ,厚味,束ねたときの嵩高さ等に応じて伸縮し、その結果挿通した布地の 材質,物性等に左右されることなく、その伸縮力により弾性的にスカーフ,マフ ラー等を締めつけ、充分な摩擦把持力によってそれらのずれを防止し、かつ装飾 体をスカーフ,マフラー上の所望の位置に係止することが出来る。
【0008】 又、束ねられた布地が嵩高の場合には、伸縮性緊締部材が大きく伸長し、伸縮 性緊締部材が側面から観取され、或いは装飾体が小さく伸縮性緊締部材が装飾体 の左右に膨出しても、伸縮性紐緊締部材には着色乃至装飾模様が付されている結 果、装飾効果が減殺されるようなことはない。
【0009】
以下図面と共にこの考案の実施例を説明する。
【0010】 本考案のスカーフ止め1は、装飾体2の背面に伸縮性緊締部材3によりスカー フ,マフラー等の挿通口4を形成したものであって、該装飾体2は従来例と同様 に貴金属,宝石,天然石,人工石,硝子,プラスチック,木材,セラミックス等 を素材とする適宜形態をなし、挿通口4は、ゴム糸を織り込み、或いは編込んだ 、或いはストレッチヤーンを用いた織物,編物など高度の伸縮性を備えた伸縮性 緊締部材3の両端、更にはその中間部分を装飾体2の背面に接着剤、その他適宜 の固定手段を用いて固定することにより形成されている。
【0011】 5は、絹,その他の天然繊維,人工繊維,合成繊維等から織成されたスカーフ ,マフラー等である。今スカーフ5を着用し例えば首に巻きその両端を垂れ下げ 中間部分を束ねた状態にしたいときは、スカーフ5の両端を図4Aに示すように 一つの挿通口4に挿通し、或いは図4Bに示すようにスカーフ5の両端を別々の 挿通口4a,4bに挿通する。
【0012】 そして図1乃至図3は、該スカーフ5を首に掛け両端を前記装飾体2の挿通口 4に挿通し、装飾体2を所望の位置に係止した状態を示している。
【0013】 次に図5に示す第2の実施例は、伸縮性緊締部材3を環状としたものであって 、図5Aは環状の伸縮性緊締部材3を1個、装飾体2の背面に接着剤その他適宜 の固定手段を用いて固定し、スカーフ5の両端部を共に該挿通口4に挿通するも のであり、図5Bは環状の伸縮性緊締部材3を2個、装飾体2の背面に並置し接 着剤その他適宜の固定手段を用いて固定し、スカーフ5の両端部を夫々の挿通口 4a,4bに挿通するよう構成したものである。
【0014】 更に、図6乃至図8に示す第3の実施例は、伸縮性緊締部材をに適宜染料又は 顔料を用いて着色し、或いは捺染,刺繍その他適宜手段により装飾模様6付けし たものである。即ち、スカーフ5が大きいか、厚味があり、或いは束ねた場合に 嵩高の場合、伸縮性緊締部材3の伸長が大きくなり、側面から見た場合図3に示 すように伸縮性緊締部材3が、側方から観取され、或いは図6に示すように装飾 体2が小さく、伸縮性緊締部材3の伸長が大きいときは伸縮性緊締部材3が装飾 体2の左右に膨出するけれども、伸縮性緊締部材3は、適宜色彩や装飾模様6を 有するため装飾効果を減ずることがない。
【0015】 なお、第3の実施例においては装飾体2の背面に伸縮性緊締部材3により1つ の挿通口4を形成した場合を示しているが、装飾体2の背面に、図4B,図5B に示すように2つの挿通口4a,4bを形成し、各挿通口にスカーフ5の端部を 夫々別々に挿通するようにしても良いことは勿論である。
【0016】
以上詳細に述べた通りこの考案は、スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮性 緊締部材を、装飾体の背面に設けた。緊締部材は、少なくとも長手方向両端部を 装飾体の背面に固着し、又は環状の緊締部材とし、装飾体の背面に1個又は2個 設け、更に該緊締部材は着色乃至装飾模様を有するものとしたから、装飾体の背 面に設けた伸縮性緊締部材は、スカーフを挿通する際、該スカーフの大きさ,厚 味,束ねたときの嵩高さ等に応じて自由に伸縮し、特にこれを環状に形成したと はき束ねられたスカーフの全周面から均一に把持力が作用し、挿通したスカーフ の材質,物性等に左右されることなく、充分な摩擦把持力によりスカーフが把持 され装飾体を所望の位置に係止することができ、従来のように装飾体によるスカ ーフの挾持が充分でなかったり、摩擦把持力が充分でないためにスカーフがずれ てしまったり装飾体が徐々にづり落ちるなどの現象を防止することが出来た。
【0017】 又、着色又は装飾模様を付した伸縮性緊締部材を用いることによって、束ねら れたスカーフが嵩高となり、挿通口が大きく伸長し、伸縮性緊締部材が側面から 観取され、或いは装飾体が小さく伸縮性緊締部材が装飾体の左右に膨出しても、 該伸縮性緊締部材には適宜色彩や装飾模様を有するため、充分な装飾効果を得る ことが出来る。
【図1】本考案の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】同上背面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】同上平面図で、Aは挿通口が一個,Bは二個の
場合を示す。
場合を示す。
【図5】本考案の第2の実施例を示す平面図で、Aは挿
通口が一個,Bは二個の場合を示す。
通口が一個,Bは二個の場合を示す。
【図6】本考案の第3の実施例を示す正面図である。
【図7】同上背面図である。
【図8】同上平面図である。
1 スカーフ止め 2 装飾体 3 伸縮性緊締部材 4,4a,4b 挿通口 5 スカーフ 6 装飾模様
Claims (4)
- 【請求項1】 スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮
性緊締部材を、装飾体の背面に設けてなるスカーフ止
め。 - 【請求項2】 スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮
性緊締部材の少なくとも長手方向両端部を、装飾体の背
面に固着してなるスカーフ止め。 - 【請求項3】 スカーフ,マフラー等の布地挿通用伸縮
性環状緊締部材を、装飾体の背面に1個又は2個設けて
なるスカーフ止め。 - 【請求項4】 緊締部材は着色乃至装飾模様を有してい
る、請求項1乃至請求項3記載のスカーフ止め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012902U JP3009428U (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | スカーフ止め |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012902U JP3009428U (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | スカーフ止め |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009428U true JP3009428U (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=43145221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012902U Expired - Lifetime JP3009428U (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | スカーフ止め |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009428U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010142484A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Bigwing:Kk | 装飾用布保持具 |
JP2012088644A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Shirahige Sangyo Co Ltd | 情報表示用具 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP1994012902U patent/JP3009428U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010142484A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Bigwing:Kk | 装飾用布保持具 |
JP2012088644A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Shirahige Sangyo Co Ltd | 情報表示用具 |
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