JP3019709U - 眼鏡保持紐 - Google Patents
眼鏡保持紐Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種スポーツ時の激しい動きの際でも眼鏡ズ
リ落ち防止に加え、眼鏡の吊下げができ、かつファッシ
ョナブルな眼鏡保持紐を提供する。 【構成】 眼鏡保持紐(1)は、適度な伸縮性と強さを
有するウーリー糸(2)を使用して斜め交差編み(3)
で、かつパイプ状編紐(4)として成る一定の長さの紐
両端部を、加熱処理加工により筒縁(5)を形成して眼
鏡保持紐(1)を構成している。
リ落ち防止に加え、眼鏡の吊下げができ、かつファッシ
ョナブルな眼鏡保持紐を提供する。 【構成】 眼鏡保持紐(1)は、適度な伸縮性と強さを
有するウーリー糸(2)を使用して斜め交差編み(3)
で、かつパイプ状編紐(4)として成る一定の長さの紐
両端部を、加熱処理加工により筒縁(5)を形成して眼
鏡保持紐(1)を構成している。
Description
この考案は、各種スポーツ時の激しい動きの際でも眼鏡ズリ落ち防止に加え、 眼鏡の吊下げができ、かつファッショナブルな眼鏡保持紐に関する。
【0001】
従来、眼鏡バンドには激しい動きや動作を行なうスポーツなどの際や、老眼鏡 使用者に多く利用される、取り外した眼鏡を首に掛け保持できる眼鏡バンドとし て次のようなものがある。 まず、激しい運動を行なうスポーツ時にズリ落ちたり脱落しないように、しっ かりと保持できるバンドとしては次のようなものがある。 通称は眼鏡保持バンドとして提供されているもので、一般的に多くみられるも のとしては図7に示すようなものがある。その構成は眼鏡を首から吊下げられる 長さの細紐両端部に、ゴム管や調節具付きゴム輪などの保持部材を付け、さらに 細紐を二つ折した上でスライド調節具を取り付けた眼鏡バンドである。 その使い方は、まずスポーツなどに於けるズリ落ち防止等に使用する場合は、 眼鏡の耳掛けフレーム端部にゴム管等の保持部材を差し込んで取り付けた上で、 眼鏡を耳に掛けてから背部に位置するバンド細紐に付けたスライド調節具を動か して締め付け固定して使用する方法と、老眼鏡使用時に多い首に吊下げられるよ うにする場合は、スライド調節具を緩めてバンド紐を長くして使用する。
【0002】
従来このような眼鏡バンドが提供されているが、実際に使用する上に於いては 次のような不便や欠点があった。 バンドを眼鏡の耳掛けフレームに取り付けてスポーツ時のズリ落ち防止に使用 する際は、バンド紐の両端部に設けた保持部材のゴム管やゴム輪を耳掛け部の端 部やフレームに差し込んで固定した上で耳に掛け、さらに保持バンドの中ほどに 設けたスライド調節具を締め付けることで、眼鏡のズリ落ちや脱落防止を行なう 使い方であるが、まずバンドの端部に設けられている保持部材はゴム菅やゴム輪 などであるので、適切な取り付け方をしないと抜けやすく、また取り付け部位は 耳掛け部位に位置するために、耳に掛けた時に保持部材が耳や側頭部に当たるこ とが多いため異物感が拭えず、加えて素材がゴム材であるために吸水性はなく、 したがって運動などで汗が出ても全く吸水することができないので、一層不快感 を呈する結果、人によっては肌がかぶれたりする欠点があるものであった。
【0003】 また調節具を緩めてバンド紐を長くすれば眼鏡を首に吊下げられる使い方がで きるが、前述のような眼鏡のズリ落ち防止に使用する場合は調節具を締め付ける 面倒があり、さらに締め付けた後はバンド紐の余りが垂れ下がるため、動作によ っては、他の物が垂れ下がったバンド紐に絡んだりすることも多く、また小さな 物品でありながら、構成部材は紐にゴム保持部材や調節具など異なる部材で成さ れているので重い上に製造工程も多く、したがってコストもさらに安価にできる 要素は少なく、不便や欠点を持つ眼鏡バンドである。 加えてバンド紐は伸縮性を有するものや彩色を施したものもあるが、伸縮性あ るものでも余り紐は垂れ下がることは避けられず、また彩色を施したタイプは一 本づつ一定の柄や彩色であるため、色や模様の変化を楽しむには複数本購入して 使い分けるしかなかった。
【0004】
この考案は、従来のこのような不便や欠点を解消した眼鏡保持紐を提供するた めに考案したものであり、その構成は化学繊維で糸自体が程度な伸縮性あるウー リー糸を使用して斜め交差編みで、かつパイプ状編紐とした眼鏡保持紐とするこ とで、縦方向はもとより横にも伸縮できる特徴ある紐を形成し、かつ両端部を耳 掛けフレームに差し込み易くする筒縁を過熱処理加工を施した眼鏡保持紐を、眼 鏡フレームに差し込んで固定する眼鏡保持紐を構成している。
【0005】
本考案に於ける眼鏡保持紐(1)を形成するパイプ状編紐(4)の編み糸は、 斜め交差編み(3)して組成されていることと、編み糸自体が伸縮性を有するウ ーリー糸(2)を採用していることの相乗効果により、縦横いずれの方向にも自 在に伸縮特性を有する眼鏡保持紐(1)で、かつその両端部は加熱処理加工を施 して筒縁(5)を形成した構成であるので、眼鏡の耳掛けフレーム(A)端部に スムーズに差し入れられ、加えてスポーツ時の脱落防止や老眼鏡使用時の吊下げ 用などの目的に応じて、適宜の長さに繰り入れてのち、左右いずれかに止まるま で眼鏡保持紐(1)をひねり込むことにより、前述に示した斜め交差編み(3) とウーリー糸(2)が相互に絡み合う相乗作用により、耳掛けフレーム(A)に しっかりと締め付けるられるように固定保持されることで容易に抜け落ちること はない。 加えて、眼鏡保持紐(1)を構成している素材特性により、吸水性はもとより 、耳掛けフレーム(A)の耳掛け部位も被覆しているので、フレームが汗でベト つくのを防ぎ、かつ眼鏡保持紐(1)の編目により摩擦効果も得てスベリ防止作 用も呈す。
【0006】 また、必要なら、図4に示すように眼鏡保持紐(1)を耳掛けフレーム(A) に適宜差し込んでのち、編み糸の編目より耳掛けフレーム(A)端部を突き出し た上でひねると一層強固に取り付けられられることが可能である。 さらに、多色の編み糸を採用した眼鏡保持紐(1)であれば、耳掛けフレーム (A)に取り付けてのち、そのひねり方次第で表われる模様は多種多様を呈して 、従来に見られないファショナブルな眼鏡保持紐(1)としても楽しめ、加えて 保持紐(1)の組成素材は特殊編みした布生地のみで形成されているので、肌触 りの感触はよく、しかも極めて軽く、かつ吸水性も高いので特に汗が出るスポー ツ用の備品としては極めて好ましい眼鏡保持紐とするものである。
【0007】
第1実施例 本考案の眼鏡保持紐の実施例を図1に示す斜視図と図2に示す紐組成拡大図、 図3及び図4の取り付け例図を参照して説明する。 まず、この眼鏡保持紐(1)は、糸自体が適度な伸縮性と強さを有するウーリ ー糸(2)を使用して斜め交差編み(3)で、かつパイプ状編紐(4)として成 る一定の長さの紐両端部を、加熱処理加工により筒縁(5)を形成して眼鏡保持 紐(1)を構成している。 また、眼鏡保持紐(1)は編み糸自体の伸縮性と、編み方が斜め交差編み(3 )で成る眼鏡保持紐(1)であるが、編み糸と斜め交差編み(3)による収縮作 用により通常は中心部は塞がれているが、眼鏡の耳掛けフレーム(A)端部に差 し込み易くさせるために、両端部はあらかじめテーパ付き型棒を差し込んだのち 加熱処理加工を施すことにより、適宜に開口された筒縁(5)を形成しているも のである。
【0008】 このように形成された眼鏡保持紐(1)を、耳掛けフレーム(A)に取り付け る方法は、まず耳掛けフレーム(A)の端部に眼鏡保持紐(1)端部の筒縁(5 )より耳掛けフレーム(A)の中ほどないし根元まで差し込んでから、耳掛けフ レーム(A)の中ほどをつまんだまま、眼鏡保持紐(1)の端部側を止まるまで グルグルひねると、編み糸のウーリー糸(2)や斜め交差編み(3)の特性によ り、耳掛けフレーム(A)を締め付け絡み込む相乗作用を得て、眼鏡保持紐(1 )はしっかりと固定保持され簡単には抜けない状態に取り付けられる。 尚、眼鏡保持紐(1)は前記のような作用で耳掛けフレーム(A)に固定でき るものであるが、さらに強固に取り付けたい場合は、眼鏡保持紐(1)の編み糸 の編目より耳掛けフレーム(A)の端部を突き出した上でひねり込むと、一層強 固に取り付けることができる。(図4)
【0009】 第2実施例 第2実施例を図5の要部拡大図と図6に示す取り付け例を参照して説明する。 実施例に於いては、多色のウーリー糸(2)で編み上げて眼鏡保持紐(1)を 形成しているので、ひねり具合によっては多様な模様変化ができ、さらに中ほど には取り外し用のつまみ片(6)を設けて構成している。 本実施例では、多色の編み糸を使用してストライプ模様(7)を成す眼鏡保持 紐(1)を形成しているので、取り付け時に耳掛けフレーム(A)に差し込んで ひねり留めすることにより、眼鏡保持紐(1)のストライプ模様(7)はひねり 具合により多種多様な模様を呈することができるので、眼鏡保持機能はもとより 、極めてファショナブルで個性的な眼鏡保持紐(1)としても楽しめる。
【0010】 加えて中程に設けたつまみ片(6)は、眼鏡保持紐(1)を取り外す際につま み片(6)をつかんで取り外すと、髪の毛をあまり乱さないでスピーデーに取り 外せ、しかも、つまみ片(6)面には印刷表示も可能であるのでキャラクターの 表示や反射材等の付加による認識効果、ブランド名などの表示も可能とする効果 も提供でき、また多色の編み糸で成る模様は一例としてストライプ模様(7)を 示しているが、これ以外の編み模様として例えば波編みや斜め編みなどの模様を 採用しても差し支えなく、さらに、つまみ片(7)の形状や取り付け方も、この 形以外にプレート状の頭部保持部材を取り付けてもよい。
【0011】 以上のように各実施例を構成しているが、眼鏡紐(1)の取り付け時の際には 、耳掛けフレーム(A)に指し込んでのち、ひねることで留められる方法を示し ているが、眼鏡保持紐(1)を形成している素材のウーリー糸(2)を斜め交差 織り(3)でパイプ状編紐(4)としているので、耳掛けフレーム(A)の根元 まで指し込んでから端部を押えてのち、眼鏡保持紐(1)の他方を強く引くだけ でも締め付け作用によりしっかりと留めることも可能である。
【0012】
本考案の眼鏡保持紐は特徴あるパイプ状編み紐を構成しているので、次のよう な従来に見られない効果や特長を提供できる眼鏡保持紐である。 眼鏡保持紐は一見単なる紐様であるが、特殊編みにより縦方向はもとより横に も広がる特性を有しているため、保持紐を眼鏡の耳掛けフレームの端部より中ほ どもしくは根元まで差し込んでのち、適宜にひねり込むだけで簡単に取り付け固 定でき、しかも素材特性で肌触りの感触もよいので違和感がなく、また吸水性が 高いので汗をかきやすいスポーツ時には特に爽快に使え、かつ使用感がないほど 軽く長時間でも疲れないユニークで機能的な眼鏡保持紐である。
【0013】 しかも、保持紐は首に掛け下げられる長さであるにも関わらず、スポーツでの ズリ落ちや脱落防止用に使用する時は深く繰り込み、また眼鏡吊り下げ用に使用 する時は浅く、保持紐を耳掛けフレームに差込んでひねり込むだけで、長短任意 の長さにしっかりと固定して取り付けられる。 加えてズリ落ち防止の締め付け時でも、眼鏡保持紐は繰り込まれるので余り紐 が後部に垂れ下がることがないため、物に引っ掛かる心配はない。 このように、一本だけの眼鏡保持紐でありながら、目的に対応して前記のよう な使い方ができる機能的な眼鏡保持紐であり、さらに多色の編み糸を使用したも のは、ひねり具合により一層カラフルで多種多様な模様を呈すことができるので 、機能に加えてスァショナブルな眼鏡保持紐としても楽しむこともできる。 加えて構成部材も編み糸のみで形成される保持紐であるので、極めて軽くコス トも安価に提供できる機能的、かつスァショナブルな眼鏡保持紐である。
【図1】本考案の第1実施例を示斜視図。
【図2】第1実施例の保持紐の組成要部拡大図。
【図3】第1実施例の保持紐取付け例図。
【図4】保持紐の別の取り付け例図。
【図5】第2実施例の要部拡大図。
【図6】第2実施例の保持紐取付け例図。
【図7】眼鏡バンドの従来品例図。
1・・・眼鏡保持紐 2・・・ウーリー糸 3・・・斜め交差編み 4・・・パイプ状編紐 5・・・筒縁 6・・・つまみ片 7・・・ストライプ模様 A・・・耳掛けフレーム
Claims (4)
- 【請求項1】 眼鏡保持紐の組成方法は、適度な伸縮性
を有する編み糸で斜め交差編みとし、かつパイプ状編み
紐に形成された紐の両端部を、適宜に広げて加熱処理加
工により筒縁を形成した構成である眼鏡保持紐。 - 【請求項2】 編み糸が多色で編み紐形成される構成で
ある請求項1記載の眼鏡保持紐。 - 【請求項3】 眼鏡保持紐の中ほどに、つまみ片を設け
た構成である請求項1又は2に記載の眼鏡保持紐。 - 【請求項4】 眼鏡保持紐を組成する編み糸が、ウーリ
ー糸で構成される請求項1から請求項3のうちのいずれ
か1項に記載の眼鏡保持紐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007745U JP3019709U (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 眼鏡保持紐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007745U JP3019709U (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 眼鏡保持紐 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3019709U true JP3019709U (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=43155113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007745U Expired - Lifetime JP3019709U (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 眼鏡保持紐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019709U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515366A (ja) * | 2009-01-14 | 2012-07-05 | ロバート スピンナート | 眼鏡保持器具、及び眼鏡フレームと眼鏡保持器具の組合せ |
JP2012533766A (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-27 | ロバート スピンナート | アイウェア |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP1995007745U patent/JP3019709U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515366A (ja) * | 2009-01-14 | 2012-07-05 | ロバート スピンナート | 眼鏡保持器具、及び眼鏡フレームと眼鏡保持器具の組合せ |
JP2012533766A (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-27 | ロバート スピンナート | アイウェア |
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