JP3009187U - リサイクル車 - Google Patents
リサイクル車Info
- Publication number
- JP3009187U JP3009187U JP1994011609U JP1160994U JP3009187U JP 3009187 U JP3009187 U JP 3009187U JP 1994011609 U JP1994011609 U JP 1994011609U JP 1160994 U JP1160994 U JP 1160994U JP 3009187 U JP3009187 U JP 3009187U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crusher
- conveyor
- screen
- sieve
- return conveyor
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業時には、再処理物を破砕機2の投入口2
1へ投入できるよう、返送コンベヤ5のヘッド側の高さ
を高くし、走行時には、返送コンベヤ5のヘッド側の高
さを道路上走行可能な規制値以下にする。 【構成】 台車上1に、被処理物を破砕する破砕機2
と、破砕された被処理物を篩上の再処理物と篩下の製品
とに篩分ける篩3と、破砕された被処理物を破砕機2か
ら篩3へ搬送する搬送コンベヤ4と、篩3で篩分けられ
た再処理物を破砕機2へ返送する返送コンベヤ5と、篩
3で篩分けられたれた製品を車外へ搬出する搬出コンベ
ヤ6とを備えたリサイクル車において、返送コンベヤ5
に、旋回機構51、57、58と起伏機構52、53と
を設ける。
1へ投入できるよう、返送コンベヤ5のヘッド側の高さ
を高くし、走行時には、返送コンベヤ5のヘッド側の高
さを道路上走行可能な規制値以下にする。 【構成】 台車上1に、被処理物を破砕する破砕機2
と、破砕された被処理物を篩上の再処理物と篩下の製品
とに篩分ける篩3と、破砕された被処理物を破砕機2か
ら篩3へ搬送する搬送コンベヤ4と、篩3で篩分けられ
た再処理物を破砕機2へ返送する返送コンベヤ5と、篩
3で篩分けられたれた製品を車外へ搬出する搬出コンベ
ヤ6とを備えたリサイクル車において、返送コンベヤ5
に、旋回機構51、57、58と起伏機構52、53と
を設ける。
Description
【0001】
本考案は、建設工事現場等で発生するコンクリート、ブロック、アスファルト 廃材等の被処理物を破砕して再利用可能な製品とするリサイクル車に関する。
【0002】
建築物、建造物等の取り壊し、建て替え等の建設工事現場では、コンクリート 、ブロック、アスファルト等の廃材が大量に発生する。これらは、かって廃棄物 として投棄処分されていたが、近年投棄可能な処分地が得難くなり、仮に投棄可 能な処分地が得られた場合でも遠距離運搬が必要になる。
【0003】 そこで、このような廃棄物を工事現場付近で破砕処理し、その製品を建築物構 造物等の基礎材、路床材、掘削後の埋戻材等として再利用するため、台車上に破 砕機と篩とを搭載した移動可能なリサイクル車が開発されている。 このようなリサイクル車には、破砕された被処理物を篩で篩分け、破砕が不十 分で粒度が大きく再度破砕処理の必要な再処理物を破砕機へ返送するための返送 コンベヤが設けられている。この返送コンベヤは、再処理物を破砕機の投入口へ 投入できるようヘッド側の高さを十分高くしておく必要がある。
【0004】
しかし、このようなリサイクル車は、道路上で走行する場合の高さが法で規制 されているため、返送コンベヤのヘッド側を、再処理物が破砕機の投入口へ投入 可能な作業時の高さに保持すると、道路上を走行して移動することができなくな るという問題がある。
【0005】 この考案は、リサイクル車におけるかかる問題を解決するものであって、作業 時には、再処理物を破砕機の投入口へ投入できるよう、返送コンベヤのヘッド側 の高さを十分高くし、走行時には、返送コンベヤのヘッド側の高さを容易に規制 値以下にすることのできるリサイクル車を提供することを目的とする。
【0006】
本考案では、台車上に、被処理物を破砕する破砕機と、破砕機で破砕された被 処理物を篩上の再処理物と篩下の製品とに篩分ける篩と、破砕機で破砕された被 処理物を破砕機から篩へ搬送する搬送コンベヤと、篩で篩分けられた篩上の再処 理物を破砕機へ返送する返送コンベヤと、篩で篩分けられたれた篩下の製品を車 外へ搬出する搬出コンベヤとを備えたリサイクル車において、返送コンベヤに、 旋回機構と起伏機構とを設けることにより上記課題を解決している。
【0007】
作業時には、起伏機構により返送コンベヤのヘッド側の高さを十分高くし、返 送コンベヤのヘッド側を再処理物が破砕機の投入口へ投入できる位置まで旋回機 構で移動させる。 走行時には、返送コンベヤのヘッド側を破砕機の側方へ旋回機構で移動させ、 起伏機構により返送コンベヤのヘッド側の高さを道路走行可能な規制値以下高さ まで下降させる。
【0008】
図1は本考案の一実施例であるリサイクル車の側面図、図2はリサイクル車の 平面図、図3はリサイクル車の正面図、図4はリサイクル車の背面図、図5は返 送コンベヤの起伏機構の正面図である。 この実施例のリサイクル車では、台車1が後部に車輪11を備えたトレーラで あり、前後部には作業時に荷重を支持するためのアウトリガ12が設けられてい る。この台車1は、トラクタ(図示略)に牽引されて一般道路を走行し移動する ことができる。
【0009】 台車1上の後部には被処理物を破砕する破砕機2が設置され、台車1の前部に は篩用架台31が設けられ、破砕機2で破砕された被処理物を篩上の再処理物と 篩下の製品とに篩分ける篩3がこの篩用架台31の上に横向きに据付けられてお り、破砕機2の下から篩3の左上供給側へ破砕された被処理物搬送する搬送コン ベヤ4、篩3の右下排出側から破砕機2の上へ再処理物を返送する返送コンベヤ 5、篩3の下から左横方向の車外へ篩下の製品を搬出する搬出コンベヤ6が配置 されている。
【0010】 破砕機2の後方の台車1上にはホッパ架台13が設けられており、このホッパ 架台13上には、被処理物を破砕機2の上部の投入口21へ供給するためのホッ パ7とプレートフィーダ8とが設置されている。ホッパ7の前端の破砕機2の投 入口21の真上には、ホッパ7より横幅を狭くした再処理物投入用の返送ホッパ 9が設けられている。架台13の下には、発電機と油圧パックを含む原動部10 と、破砕機2用のモータ22とが配置されている。また、原動部10下の台車1 下部側面には、制御盤14が設けられている。搬送コンベヤ4上には、破砕され た被処理物中から鉄筋等の金属を分離するためのマグネットセパレータ15が設 置されている。台車1の左右両側面と後面には煽り16を備えており、作業時に はこれを開くことにより、歩廊や作業用のデッキとして利用することができる。 ホッパ架台13には、折畳み式のデッキ17が設けられている。
【0011】 返送コンベヤ5は、テール部が台車1に設けられた旋回軸51上に起伏軸52 で枢支されており、中間部が支柱枠53で支持されている。支柱枠53は、テレ スコープ状に嵌挿された支柱54と左右の支柱54を連結する上下の横杆55と 、上下の横杆55の間に取付けられた起伏用シリンダ56とで構成されており、 この支柱枠53は、横行用のローラ57を備えた横行台58上に枢支されている 。従って、返送コンベヤ5は、起伏用シリンダ56を伸縮することにより、起伏 軸52を中心として起伏し、横行台58を横行させることにより旋回軸51を中 心として左右へ旋回することができる。返送コンベヤ5の右側方には格納式の歩 廊59が設けられている。
【0012】 搬出コンベヤ6もテール部が台車1に設けられた旋回軸61上に起伏軸62で 枢支されており、中間部下面には旋回用のローラ63を備えていて、旋回軸61 を中心として台車1上前後方向となる格納位置から左横方向の搬出位置まで旋回 することができる。旋回後、搬出コンベヤ6のヘッド側は篩用架台31からター ンバックル64を連結して支持し、高さを調節することができる。
【0013】 作業を行う際には、まず、アウトリガ12をセットして台車1の安定を確保し 、煽り16を開く。次に、起伏用シリンダ56を伸長して返送コンベヤ5のヘッ ド側を走行時の格納位置から上昇させて再処理物投入用の返送ホッパ9より高く し、横行台58を内側へ横行させて返送コンベヤ5のヘッド側を返送ホッパ9上 に移動させ、再処理物が破砕機2の投入口21へ投入できるようにする。それか ら、搬出コンベヤ6のヘッド側を台車1の左横方向へ旋回させてターンバックル 64を連結して固定する。
【0014】 この状態で、パワーショベルやローダ等の積込機械を用いてホッパ7に被処理 物を投入する。ホッパ7内の被処理物はプレートフィーダ8で投入口21から破 砕機2内部へ定量供給され、破砕された被処理物は搬送コンベヤ4で篩3へ搬送 される。篩3では、破砕された被処理物を篩上の再処理物と篩下の製品とに篩分 け、再処理物は返送コンベヤ5で返送ホッパ9上へ返送して投入口21から破砕 機2内部へ再度投入されて破砕される。篩下の製品は、搬出コンベヤ6で車外へ 搬出され、トラックTに積込んで再利用する場所へ運搬される。
【0015】 作業が終了し、リサイクル車を他の場所へ移動させる場合には、先ず、搬出コ ンベヤ6を旋回させて台車1上の格納位置へ戻す。次に、横行台58を外側へ横 行させて返送コンベヤ5のヘッド側を返送ホッパ9の外へ移動させ、起伏用シリ ンダ56を縮小して返送コンベヤ5のヘッド側を走行に支障のない格納位置まで 下降させる。それから、折畳み式のデッキ17を折畳み、格納式の歩廊59を格 納し、煽り16を上げ、アウトリガ12を格納した後、台車1をトラクタで牽引 して走行させる。
【0016】
以上説明したように、本考案のリサイクル車は、作業時には、再処理物を破砕 機の投入口へ投入できるよう、返送コンベヤのヘッド側の高さを十分高くし、走 行時には、返送コンベヤのヘッド側の高さを容易に規制値以下にすることができ る。
【図1】本考案の一実施例であるリサイクル車の側面図
である。
である。
【図2】リサイクル車の平面図である。
【図3】リサイクル車の正面図である。
【図4】リサイクル車の背面図である。
【図5】返送コンベヤの起伏機構の正面図である。
【符号の説明】 1 台車 2 破砕機 3 篩 4 搬送コンベヤ 5 返送コンベヤ 6 搬出コンベヤ 7 ホッパ 8 プレートフィーダ 9 返送ホッパ 12 アウトリガ 13 ホッパ架台 51 旋回軸 52 起伏軸 53 支柱枠 54 支柱 56 起伏用シリンダ 57 ローラ 58 横行台
Claims (1)
- 【請求項1】 台車上に、被処理物を破砕する破砕機
と、該破砕機で破砕された被処理物を篩上の再処理物と
篩下の製品とに篩分ける篩と、前記破砕機で破砕された
被処理物を破砕機から篩へ搬送する搬送コンベヤと、前
記篩で篩分けられた篩上の再処理物を破砕機へ返送する
返送コンベヤと、前記篩で篩分けられた篩下の製品を車
外へ搬出する搬出コンベヤとを備えたリサイクル車にお
いて、前記返送コンベヤに、旋回機構と起伏機構とを設
けたことを特徴とするリサイクル車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011609U JP3009187U (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | リサイクル車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011609U JP3009187U (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | リサイクル車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009187U true JP3009187U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=43144989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994011609U Expired - Lifetime JP3009187U (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | リサイクル車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009187U (ja) |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP1994011609U patent/JP3009187U/ja not_active Expired - Lifetime
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