JP3008904B2 - 組み込み式誘導加熱調理器 - Google Patents

組み込み式誘導加熱調理器

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JP3008904B2
JP3008904B2 JP27682097A JP27682097A JP3008904B2 JP 3008904 B2 JP3008904 B2 JP 3008904B2 JP 27682097 A JP27682097 A JP 27682097A JP 27682097 A JP27682097 A JP 27682097A JP 3008904 B2 JP3008904 B2 JP 3008904B2
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induction heating
heating cooker
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弘文 仲倉
芳生 荻野
章 片岡
保 泉谷
敦夫 小野
勝行 相原
弘一 細井
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱調理器の
構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の誘導加熱調理器は図8に示すよう
な構成になっていた。流し台1の上面開口部に落とし込
まれる上本体2は、外郭を箱状の上本体ケース3と上面
部を覆うプレート部4にて構成し、内部には加熱コイル
5及び加熱コイル5に誘導磁界を発生させるための電気
を供給する駆動回路6、さらに、それらを冷却するファ
ンモーター7を具備している。下本体8は、ヒーター9
を備えたロースターケース10、操作部11等を備えて
おり、上本体2と電気的に結合し、上本体2の底面に設
けられたレール(図示せず)に吊り下げるよう構成され
ている。12は流し台1内部に設けられているコンセン
トに接続される電源プラグである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来構成では、上本体2と下本体8が別々に形成さ
れているため、上本体2は流し台1の上面開口部上方よ
り直線的に下ろすように落とし込み、下本体8は前方よ
り後方へ直線的に、上本体2の底面に設けられたレール
(図示せず)に吊り下げるように掛止させているため、
上本体2と下本体8を一体化すると、従来のような直線
運動での流し台への設置ができないという課題を有して
いた。また、本体上面をプレートで覆わないガス機器
(図示せず)のように、本体上面内部に充電部を持た
ず、上面をカバーとして着脱しても支障なく、自由に本
体上面に持ち手部を形成できないという課題をも有して
いた。
【0004】さらに、誘導加熱調理器のように本体内部
に発熱部品である加熱コイル5及び熱に弱い電子部品で
ある駆動回路6を多く内蔵する機器は、冷却のため、フ
ァンモーター7をも内蔵しており、しかも構成上ファン
モーター7を後方に配置せざるを得ない場合があり、重
心が中心より後方に位置し、上本体2の本体中心を持っ
て流し台開口穴に落とし込もうとしても後方が下がり、
非常に無理な力を必要とし、設置作業がやりにくいとい
う問題をも有していた。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、本体外郭上面部に直接持ち手部を形成しな
くても、流し台に容易に装着可能にする組み込み式誘導
加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、外郭を箱状の本体ケースと上面部を覆う
プレートにて一体化構成とし、本体装着時の持ち手位置
より本体重心の位置を前方向にすることにより、流し台
に容易に本体を装着することができる。また、本体上面
部を覆うプレートの対辺に持ち手部を形成することによ
り、より容易に本体を装着することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、本体外郭
を本体ケースと上面部を覆うプレートにて構成し、一体
化した本体内に加熱コイルとロースター部を有し、プレ
ート部前後方向の中心線より本体重心を前方向に位置す
るよう構成することにより、本体を流し台に組み込む
際、上面部両サイド中央付近を持って持ち上げると自然
と前面が下方向に下がりぎみになり、手首で無理に方向
を変える必要がなくなり楽な体勢で組み込み作業のでき
る組み込み式誘導加熱調理器を提供することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、本体を保持する保
持部材をプレート部対辺に具備し、保持部材持ち手部よ
り本体重心を前方向に位置するよう構成することによ
り、本体を流し台に仮設置状態までセットでき本体に衝
撃を与えることなく手を離すことのできる組み込み式誘
導加熱調理器を提供することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、本体を保持する保
持部材を着脱自在に掛止する掛合部を構成したものであ
り、本体とは別部材の保持部材を使用することにより、
片手で本体を支えながらもう一方の手で本体が流し台に
当たらないようコントロールすることができ、設置性の
優れた組み込み式誘導加熱調理器を提供することができ
る。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図1により
説明する。
【0011】図1において、11はヒーター12を備え
たロースターケース13を底面部に装着した外郭を形成
する本体ケースで、中位平面部14も本体ケース11に
固定されている。加熱コイル15及び駆動回路16はそ
れらを冷却するファンモーター17と共に前記中位平面
部14に固定されている。本体ケース11の前方を覆う
前板18は、操作部19を備え本体ケース11に固定さ
れ、上方はプレート部20が装着され一体化の構成とし
ている。そして、プレート部20の前後方向Aの中心線
より本体重心を前方向に位置するよう構成している。
【0012】次に、本実施例における作用について説明
する。図2に示すように、組み込み式誘導加熱調理器を
流し台21に設置する際、一体型にした構成では流し台
21の上面開口部22より前方を先に落とし込み、回転
させながら遅れて後方を落とし込むように設置する必要
があり、本体を持つ位置と重心位置とが大変重要な設計
要素となっている。本実施例では、プレート部20の前
後方向の中心線より、本体重心を前方向に位置するよう
構成することにより、プレート部20の両サイドの中央
部近辺を手で持った際、図2に示すように重心位置が手
で持つ位置Bの鉛直方向にするのが姿勢として安定す
る。また、前方が後方に比べ下がっているほうが上面開
口部22に落とし込む際、必要以上の手首の力で本体の
姿勢(角度)を調整しなくても自然に組み込み時の本体
の適正な姿勢を確保することができる。
【0013】(実施例2)図3、図4及び図5におい
て、31は外郭を形成する本体ケース、32は本体ケー
ス上方を覆うプレート部で本体ケース31に固定されて
いる。保持部材33(保持部材33はプレート部32の
両サイドに設けている。)は、本体ケース31の側面3
4の上部フランジ35に軸支され回動可能に構成されて
いる。そして、重心位置は保持部材33の持ち手部36
よりプレート部32に対する垂線より前方に位置するよ
う構成されている。
【0014】次に、本実施例における作用について説明
する。保持部33は通常側面34の凹部37に当着した
状態にセットされているため、図5に示すように保持部
材33を回動し、持ち手部36がプレート部32の上部
に位置するようセットすることにより、確実な本体の保
持を行うことができる。そして、持ち手部36を上部に
出したまま一旦本体を流し台に仮セットした後、後方を
少し持ち上げ持ち手部36を元の側面34の凹部37に
当着した状態に戻す。こうすることにより、確実な保持
のまま本体を流し台に仮セットすることが可能となり、
セット時の本体への衝撃も緩和される。また、重心位置
を持ち手部36の垂線より前方に位置させているため、
持ち手部36で本体を持ち上げると前方が後方に比べ下
がり、自然に組み込み時の本体の適正な姿勢を確保する
ことができる。
【0015】(実施例3)図6及び図7において、41
は保持部材で、本体ケース42の側面43の上部フラン
ジ44に着脱自在に掛止する掛合部45を構成してい
る。そして重心位置は保持部材41より前方に位置して
いる。
【0016】このように、保持部材41を着脱自在に掛
止するすることにより、片手で本体を支えながらもう一
方の手で本体が流し台に当たらないようコントロールす
ることができ、設置性を向上させることができる。
【0017】なお、本実施例では保持部材41を上部フ
ランジ44に挿入嵌合させ固定に近い状態にしている
が、側面43に保持部材を回動するよう軸支してもよ
く、回動することにより保持部材を持つと自動的に重心
位置が軸支している支点の鉛直線上に移動するため、重
心位置を保持部材より前方に位置させておけば前面が下
がり、より設置性を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、プレート部前後方向の中心線より本体重心を前方
向に位置するよう構成することにより、本体を流し台に
組み込む際、プレート部両サイド中央付近を持って持ち
上げると自然と前面が下方向に下がりぎみになり、手首
で無理に方向を変える必要がなくなり楽な体勢で組み込
み作業のできる組み込み式誘導加熱調理器を提供するこ
とができる。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、本体
を保持する保持部材をプレート部対辺に具備し、保持部
材持ち手部より本体重心を前方向に位置するよう構成す
ることにより、本体を流し台に仮設置状態までセットで
き本体に衝撃を与えることなく手を離すことのできる組
み込み式誘導加熱調理器を提供することができる。
【0020】また、請求項3記載の発明によれば、本体
を保持する保持部材を着脱自在に掛止する掛合部を構成
したものであり、本体とは別部材の保持部材を使用する
ことにより、片手で本体を支えながらもう一方の手で本
体が流し台に当たらないようコントロールすることがで
き、設置性の優れた組み込み式誘導加熱調理器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す組み込み式誘導加
熱調理器の要部断面図
【図2】同、組み込み式誘導加熱調理器の状態説明図
【図3】本発明の第2の実施例を示す組み込み式誘導加
熱調理器の要部斜視図
【図4】同、組み込み式誘導加熱調理器の要部側面図
【図5】同、組み込み式誘導加熱調理器の別の要部断面
【図6】本発明の第3の実施例を示す組み込み式誘導加
熱調理器の要部斜視図
【図7】同、組み込み式誘導加熱調理器の要部断面図
【図8】従来例を示す誘導加熱調理器周辺の断面図
【符号の説明】
1、21 流し台 2 上本体 4、20、32 プレート部 5、15 加熱コイル 6、16 駆動回路 7、17 ファンモーター 8 下本体 10、13 ロースターケース 11、31 本体ケース 33、41 保持部材 45 掛合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉谷 保 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小野 敦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 相原 勝行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 細井 弘一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−272022(JP,A) 実公 平2−40402(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/12 F24C 15/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース及びその上面部を覆うプレー
    ト部を有する本体と、前記本体内に配設された加熱コイ
    ル及びロースター部とを備え、前記本体は、前記プレー
    ト部の前後方向の中心線よりその重心を前方向に位置さ
    せてなる組み込み式誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 保持部材をプレート部対辺に備え、本体
    重心を前記保持部材より前方向に位置させてなる請求項
    1記載の組み込み式誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 保持部材は、着脱自在に掛止されてなる
    請求項2記載の組み込み式誘導加熱調理器。
JP27682097A 1997-10-09 1997-10-09 組み込み式誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JP3008904B2 (ja)

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JPH11121155A JPH11121155A (ja) 1999-04-30
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CN105578635B (zh) 2010-03-19 2019-06-11 三菱电机株式会社 感应加热烹调器
JP5642168B2 (ja) 2010-05-28 2014-12-17 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
CN103202098B (zh) 2010-09-03 2016-02-03 三菱电机株式会社 感应加热烹调器
EP3280223B1 (en) 2010-09-13 2018-09-26 Mitsubishi Electric Corporation Induction cooking system
JP6251052B2 (ja) * 2014-01-20 2017-12-20 株式会社ハーマン ガス焜炉
JP6338273B2 (ja) * 2014-06-06 2018-06-06 株式会社ハーマン 焜炉
CN106196182B (zh) * 2016-08-11 2019-01-04 宁波神力燃具有限公司 整体嵌入式灶具及安装方法

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