JP3008726B2 - 効果付与装置 - Google Patents
効果付与装置Info
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Description
効果を付与する効果付与装置に関し、特に、効果の切り
替えを自然に行なうことのできる効果付与装置に関す
る。
えば、リバーブあるいはコーラスなど)を付与する効果
付与装置が知られている。特に、近年では、マイクロプ
ログラムを格納したDSP(ディジタル・シグナル・プ
ロセッサ)を用いて、ディジタル楽音信号にディジタル
信号処理を施すことにより、楽音に効果を付与する効果
付与装置が用いられるようになっている。
である。この図の効果付与回路は、DSPとそのDSP
に格納されたマイクロプログラムにより模擬される。9
01はDSPに格納されたマイクロプログラムにより実
現される機能を模式的に表した回路である。
ジタル信号)は効果演算部902に入力する。効果演算
部902は、入力楽音信号に対し効果を付与する。一
方、入力楽音信号は、乗算部903で定数DBと乗算さ
れ、乗算結果は加算部905に入力する。効果演算部9
02の出力(効果が付与された出力)は、乗算部904
で定数WBと乗算され、乗算結果は加算部905に入力
する。
する。乗算部906は、加算部905の加算結果にゲイ
ンGを乗算し、乗算結果を効果付与済みの楽音信号とし
て出力する。
り、不図示のCPU(中央処理装置)などにより制御さ
れる乗数である。
うに従来の効果付与回路においては、入力から出力まで
の信号処理をDSPのマイクロプログラム901で記述
していたので、付与する効果を切り替えるときには、そ
のマイクロプログラム901を変更(入れ替え)する必
要がある。そして、マイクロプログラム901を変更す
る際には、DSPの外にある乗算部906などでボリュ
ームを絞り、マイクロプログラム901を変更してか
ら、再びそのボリュームを上げるようにしていた。
ぎれてしまい、演奏中に効果を切り替えると、演奏音が
不自然になってしまうという問題があった。
に鑑み、効果切り替え時でも音がとぎれることがなく、
演奏中に効果を切り替えても不自然な感じを与えること
のない効果付与装置を提供することを目的とする。
め、請求項1に係る発明は、入力された楽音信号をその
まま出力する第1の信号経路と入力された楽音信号に各
々独立に効果を付与して出力する複数の第2の信号経路
とを備えた効果付与装置であって、上記第1の信号経路
と上記複数の第2の信号経路とを任意に組み合わせて結
線することにより楽音信号を合成して出力する手段と、
上記各信号経路の信号レベルをそれぞれ制御する信号レ
ベル制御手段と、上記複数の第2の信号経路のうち任意
の信号経路に対し他の信号経路とは独立に効果を切り替
える指示を行う効果切り替え指示手段と、前記効果切り
替え指示手段の指示に応じて対応する前記第2の信号経
路の信号レベルを減衰させ、当該第2の信号経路の効果
の切り替えが完了した後、再び当該信号経路の信号レベ
ルを所定値まで上げるように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする。さらに、請求項2に係る発明は、
請求項1の前記制御手段において、前記効果切り替え指
示手段の指示に応じて対応する前記第2の信号経路の信
号レベルが所定のレベルまで減衰するまでの時間を設定
する設定手段を備えたことを特徴とする。
ルを減衰させて効果を切り替えるから、他の信号経路の
信号は出力が継続されている。したがって、音がとぎれ
ることはない。特に、他の信号経路の信号レベルは所定
値まで上げるようにして、全体としての音量レベルが変
化しないようにすると良い。
明する。
係る効果付与装置のブロック構成を示す。この図の装置
は、パネルスイッチ(SW)101、パネルSWインタ
ーフェース102、CPU103、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)104、リードオンリメモリ(ROM)
105、アナログディジタル変換器(ADC)106、
DSP107、遅延用RAM108、ディジタルアナロ
グ変換器(DAC)109、およびサウンドシステム1
10を備えている。これら各部は、バスライン111に
より相互に接続されている。
外観を示す。特に、効果を設定変更するためのスイッチ
121〜125を図示した。これらのスイッチを押下す
ることにより、楽音に付与する効果を設定し変更するこ
とができる。例えば、スイッチ121を押下すると、楽
音にリバーブの効果が付与されて出力される。また、ス
イッチ122を押下すると、楽音にコーラスの効果が付
与されて出力される。効果の変更は、演奏途中で楽音が
出力されているときに行なってもよい。
ネルSW101の操作を検出し、バスライン111を介
してCPU103にその操作情報を送るためのインター
フェースである。CPU103は、この効果付与装置全
体の動作を制御する。特に、パネルSW101による効
果の変更操作があったときには、効果変更の処理を行な
う。
に用いる。ROM105は、CPUが実行するプログラ
ムや効果付与のためのマイクロプログラムなどが格納さ
れている。
楽音信号をディジタル信号に変換する。ディジタル信号
とされた入力楽音信号は、DSP107に入力する。D
SP107には、効果付与のためのマイクロプログラム
がロードされている。DSP107は、そのマイクロプ
ログラムにしたがって動作し、内部で各種の演算(ディ
ジタル信号処理)を行なって入力楽音信号に効果を付与
し出力する。遅延用RAM108は、各種の信号を遅延
させるときに用いられるRAMである。
の楽音信号は、DAC109によりアナログ信号に変換
され、サウンドシステム110により放音される。
す。ROM105には、DSP107にロードされるマ
イクロプログラムが格納されている。201は効果EF
1を付与するためのマイクロプログラム(以下、エフェ
クトプログラムと呼ぶ)、202は効果EF2を付与す
るためのエフェクトプログラム、203は効果EF3を
付与するためのエフェクトプログラム、…を示す。
ドされるマイクロプログラムである入出力制御プログラ
ムを示す。入出力制御プログラム211は、DSP10
7による効果付与の動作のうち特に入出力関係あるいは
結線関係を規定するプログラムである。これについて
は、図3などを参照して後述する。
により模擬する効果付与回路を表す模式図である。30
1はDSP107に格納されたマイクロプログラムによ
り模擬する機能を模式的に表した回路である。
演算部302に入力する。効果演算部302は、入力楽
音信号に対し効果を付与する。一方、入力楽音信号は、
乗算部303で定数DBと乗算され、乗算結果は加算部
305に入力する。効果演算部302の出力(効果が付
与された出力)は、乗算部304で定数WBと乗算さ
れ、乗算結果は加算部305に入力する。加算部305
は、これらの入力信号を加算し、加算結果を効果付与済
みの楽音信号として出力する。
P107が模擬する回路であるから、実際には、DSP
107がマイクロプログラムを実行することにより、上
述の入力から出力に至る動作が実行される。マイクロプ
ログラムは、DSP107の内部のマイクロプログラム
RAM310(後述する図4の402)にロードされて
いる。
の機能を果たすためのエフェクトプログラム311と、
効果演算部302以外の部分の機能を果たすための入出
力制御プログラム312とが、明確に分けられるように
なっている。このように分けているので、効果切り替え
時には、エフェクトプログラムのみを入れ替え、入出力
制御プログラムは入れ替えずに済む。
ムRAM310上のエフェクトプログラム311を順次
読出して実行することにより効果演算部302による効
果付与処理を実行し、次に入出力制御プログラム312
を順次読出して実行することにより図のような入出力の
結線関係で入出力処理を実行する。
は、図2のROM105に格納されているエフェクトプ
ログラム201,202,…の内の1つをロードして用
いる。電源オン直後の初期状態でロードされるものはあ
らかじめ定められているものとし、その後はユーザがパ
ネルSW101(図1(b))で選択した効果に応じた
エフェクトプログラムがロードされることとなる。ま
た、図3の入出力制御プログラム312としてロードさ
れるのは、図2の入出力制御プログラム211である。
成を示す。DSP107は、補間器401、マイクロプ
ログラムRAM402、読出制御部403、および演算
部404を備えている。演算部404の内部には一時記
憶用のテンポラリRAM(TRAM)405が設けられ
ている。
付番310)には、演算部404が実行するためのマイ
クロプログラムがロードされる。このロードは、CPU
103の制御の元でバスライン111を介して行なわれ
る。マイクロプログラムは、図2,3で説明したよう
に、ROM105に格納されているものである。
応じて、マイクロプログラムRAM402にロードされ
ているマイクロプログラムの読出しアドレスを順次出力
する。この読出しアドレスにより読み出されたマイクロ
プログラムは、演算部404に順次入力する。
の演算を行なう演算処理部が設けられている。演算部4
04は、入力されたマイクロプログラムにしたがって動
作することにより、入力楽音信号に対し各種のディジタ
ル信号処理を行なって効果を付与し出力する。
種の定数を補間する。例えば、図3の模式図では乗算部
303,304が表されているが、その乗数DB,WB
は補間器401により設定する。例えば、乗数DBの現
在値がDB1であり、これをDB2に変更したいとき
は、以下のようにする。
間器401に、乗数DBの目標値DB2を送る。補間器
401には、各種の定数の目標値を格納するレジスタが
設けられており、乗数DBの目標値を格納するレジスタ
にDB2が設定される。目標値が設定されると、補間器
401は、現在値DB1から目標値DB2までを補間
し、徐々に目標値DB2に近付く値を乗数DBとして出
力する。演算部は、補間器401から出力されるこの値
を乗数DBとして乗算を実行する。所定時間が経過する
と、補間器401の出力は目標値DB2に到達し、以後
は乗数DBの値はDB2となる。
のメインルーチン(CPU103の動作)を示す。
初期設定を行なう。次に、ステップS2で、初期設定の
エフェクトプログラム(図2の201,202,…の内
の1つ)をROM105から読出して、DSP107の
マイクロプログラムRAM402にロードする。これに
より、図3に示したエフェクトプログラム311がロー
ドされたこととなる。
ム(図2の211)をROM105から読出して、DS
P107のマイクロプログラムRAM402にロードす
る。これにより、図3に示した入出力制御プログラム3
12がロードされたこととなる。
る効果選択があったかどうか(すなわち、図1(b)の
スイッチの押下があったかどうか)を判別する。効果の
選択がなければ、ステップS11でその他の処理を行な
い、再びステップS4に戻る。
は、ステップS5で、補間器401の乗数WBの目標値
を0に設定する。また、ステップS6で、補間器401
の乗数DBの目標値を所定値Aに設定する。
401の動作を表すグラフである。ある係数に関して、
時刻t1において現在値がL1であり、ここで目標値を
0に設定すると、補間器401はこのグラフに示すよう
に徐々に目標値0に漸減していく値を順次出力する。所
定時間Tが経過すると現在値は0になる。なお、この補
間時間Tは、あらかじめ設定することができる。また、
この実施例では直線的に目標値に向かって増減するよう
な補間曲線を用いたが、その他の補間曲線を用いてもよ
い。補間の方式もどのようなものでもよい。
する。すなわち、上記補間時間Tだけ待機する。これに
より、乗数WBは0に、乗数DBは所定値Aになる。し
たがって、図3から分かるように、入力楽音信号をその
まま出力する経路のみが有効で、効果演算部302によ
り効果を付与する経路では信号レベルが0となる。
応じたエフェクトプログラムをROM105から読出し
て、DSP107のマイクロプログラムRAM402に
ロードする。これにより、図3に示したエフェクトプロ
グラム311が入れ替えられたこととなる。
数DBの目標値を所定値Bに設定し、ステップS10で
補間器401の乗数WBの目標値を所定値Cに設定す
る。これにより、所定時間経過後は、乗数DBが所定値
Bに、乗数WBが所定値Cになる。次に、ステップS1
1でその他の処理を行ない、ステップS4に戻る。
の乗数を0とし乗算部303の乗数をAとして、効果演
算部302に係るマイクロプログラムを変更し、その後
乗算部303,304の乗数をそれぞれB,Cとしてい
る。したがって、効果切り替えに際して音がとぎれるよ
うなことはなく不自然にならない。また、乗算部30
3,304の乗数は、補間器401により徐々に目標値
に近付けるようにしているので、効果の切り替えは滑ら
かに行なわれる。
数を0にする前後で全体の音量レベルが代わらないよう
に選択すると、効果の切り替えが自然に行なわれ好まし
い。また、上記実施例ではDSP107とマイクロプロ
グラムにより、図3のような機能を模擬した例を示した
が、模擬する回路はこれに限らない。効果演算部302
を複数設けても良いし、結線関係をさらに複雑にしても
良い。
付与装置を説明する。この実施例の装置の構成は、図1
と同じである。また、DSP107の構成も図4と同じ
である。
てDSP107とマイクロプログラムにより模擬する効
果付与回路を示す模式図である。DSP107にロード
されるマイクロプログラムは、結線プログラム610、
エフェクトプログラム620、結線プログラム630、
エフェクトプログラム640、および結線プログラム6
50である。以下、図6を参照して、これらのプログラ
ムの作用動作を説明する。
1,RT2はデータの受け渡しに用いられるレジスタを
示す。これらのレジスタは、図4のDSP内のTRAM
405に確保されている。
入力したディジタル楽音信号INPUTをレジスタRI
Nにセットする。乗算部611は、レジスタRINの値
に定数C1を乗算する。乗算部612は、レジスタRB
(エフェクトプログラム640の出力)の値に定数C2
を乗算する。加算部613は、乗算部611および乗算
部612の乗算結果を加算し、加算結果をレジスタRT
1にセットする。
ては、効果付与部621によりレジスタRT1の値に所
定の効果EF1を付与する。効果を付与した結果はレジ
スタRAにセットする。
31は、レジスタRINの値に定数C3を乗算する。乗
算部632は、レジスタRA(エフェクトプログラム6
20の出力)の値に定数C4を乗算する。加算部633
は、乗算部631および乗算部632の乗算結果を加算
し、加算結果をレジスタRT2にセットする。
効果付与部641によりレジスタRT2の値に所定の効
果EF2を付与する。効果を付与した結果はレジスタR
Bにセットする。
51は、レジスタRINの値に定数C5を乗算する。乗
算部652は、レジスタRAの値に定数C6を乗算す
る。乗算部653は、レジスタRBの値に定数C7を乗
算する。加算部654は、乗算部651、乗算部652
および乗算部653の乗算結果を加算し、加算結果を効
果付与済みの楽音信号OUTとして出力する。
402にマイクロプログラムがロードされた状態を示す
図である。マイクロプログラムRAM402には、図6
の回路を模擬する結線プログラム610、エフェクトプ
ログラム620、結線プログラム630、エフェクトプ
ログラム640、および結線プログラム650がロード
されている。
OM105に格納されている。特に、エフェクトプログ
ラム620,640は、ROM105内の各種の効果
(リバーブ、コーラス、フランジャーなど)を付与する
ためのエフェクトプログラムを入れ替えて用いることが
できる。
の結線の仕方を柔軟に変更できる。例えば、図6におい
て、C1=1,C2=0,C3=0,C4=1,C5=
1,C6=0,C7=1とすれば、図8(a)の回路と
等価となる。また、図6において、C1=0,C2=
1,C3=1,C4=0,C5=1,C6=1,C7=
0とすれば、図8(b)の回路と等価となる。さらに、
図6において、C1=1,C2=0,C3=1,C4=
0,C5=1,C6=1,C7=1とすれば、図8
(c)の回路と等価となる。
定することにより、DSP107によって多様な回路が
模擬できる。
は、図5(a)と同様である。まず、ステップS1〜S
3で初期設定を行なう。これにより、図7に示したよう
にマイクロプログラムRAM402にマイクロプログラ
ム610〜650がロードされる。エフェクトプログラ
ム620,640としてロードされるプログラムは、あ
らかじめ初期設定するものとして定められているものと
する。
プS5〜S10と同様にしてエフェクトプログラムを変
更する。例えば、エフェクトプログラム620にリバー
ブプログラムが、エフェクトプログラム640にコーラ
スプログラムが、それぞれロードされている状態で、エ
フェクトプログラム620をディストーションプログラ
ムに変更する場合について、以下説明する。
これらの定数の値を徐々に下げる。他の定数C1,C
2,…は、全体の音量が変化しないように、所定の目標
値にまで上げる。所定時間だけ待機して、これらの定数
の変化が停止したら、エフェクトプログラム620とし
て、ディストーションプログラムをロードする。必要な
らば、係数情報なども設定する。次に、定数C4,C6
をそれぞれ所定の目標値にまで徐々に上げ、他の定数C
1,C2…もそれぞれ所定の目標値にまで下げる。
エフェクトプログラム620を切り替えることができ
る。特に、一部分の効果だけを他の効果に切り替えるこ
とができるので、他の効果については、その効果を付与
した音が出力され続けることとなり、自然な効果の切り
替えが実現できる。
グラムをロードせずに、図8(a)の結線から図8
(c)の結線に切り替えるときも、直接音(入力楽音信
号をそのまま出力したもの)だけにして切り替えれば音
がとぎれない。
設定すれば、切り替え前の結線から切り替え後の結線へ
音が途切れることなく滑らかに移行することができる。
例えば図8(a)の結線から図8(c)の結線に切り替
える場合には、C3を0から所定値へ、C4を所定値か
ら0へ、C6を0から所定値へ徐々に変化させるように
すればよい。
や結線プログラムは、データの受け渡しに、必ず決まっ
たレジスタを用いている。そして、信号処理の後、別の
決まったレジスタにデータを記憶するようにしなければ
ならない。
ラム620はレジスタRT1からデータを入力し処理結
果はレジスタRAに記憶する、というようにプログラム
を固定してしまうと、エフェクトプログラム620とし
てロードするプログラム(入力がRT1、出力がRA)
とエフェクトプログラム640としてロードするプログ
ラム(入力がRT2、出力がRB)との2種類のプログ
ラムを用意しなければならなくなる。内容がほとんど同
じだがレジスタアドレスのみ異なる2種類のプログラム
を用意するのは、不経済である。
ジスタオフセットアドレス) RA =(出力レジスタアドレス)+(EF1用出力レ
ジスタオフセットアドレス) というようにして、各マイクロプログラムは相対アドレ
スを記憶しておき、ロードするのがEF1(エフェクト
プログラム620としてのロード)かEF2(エフェク
トプログラム640としてのロード)かによって、オフ
セットアドレスを異ならせて加算してからロードすると
よい。このようにすれば、2種類のプログラムを用意す
る必要はなくなる。
する例で説明したが、模擬する回路はこれに限らない。
さらに多くのエフェクトプログラムを用いても良いし、
さらに複雑な結線プログラムを用いても良い。
を0にした後に効果を入れ替えるようにしたが、これに
限らず、レベルをある程度下げた後に効果を入れ替える
ようにしても聴感上不自然とはならない。
ば、効果の切り替えに係る信号経路の信号レベルを減衰
させて効果の切り替えを行ない、その後その信号経路の
信号レベルを所定値にまで上げるというようにしている
ので、効果切り替え時でも音がとぎれることがなく、演
奏中に効果を切り替えても不自然な感じを与えることが
ない。
ブロック構成図およびパネル一部外観図
チャート図
効果付与回路を示す模式図
ドされた状態を示す図
効果付与回路の例を示す図
インターフェース、103…CPU、104…RAM、
104…ROM、106…ADC、107…DSP、1
08…遅延用RAM、109…DAC、110…サウン
ドシステム、111…バスライン、401…補間器、4
02…マイクロプログラムRAM、403…読出制御
部、404…演算部、405…テンポラリRAM(TR
AM)。
Claims (2)
- 【請求項1】入力された楽音信号をそのまま出力する第
1の信号経路と入力された楽音信号に各々独立に効果を
付与して出力する複数の第2の信号経路とを備えた効果
付与装置であって、上記第1の信号経路と上記複数の第2の信号経路とを任
意に組み合わせて結線することにより楽音信号を合成し
て出力する手段と、 上記各信号経路の信号レベルをそれぞれ制御する信号レ
ベル制御手段と、上記複数の第2の信号経路のうち任意の信号経路に対し
他の信号経路とは独立に 効果を切り替える指示を行う効
果切り替え指示手段と、前記効果切り替え指示手段の指示に応じて対応する前記
第2の 信号経路の信号レベルを減衰させ、当該第2の信
号経路の効果の切り替えが完了した後、再び当該信号経
路の信号レベルを所定値まで上げるように制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする効果付与装置。 - 【請求項2】さらに、 前記制御手段において、前記効果切り替え指示手段の指
示に応じて対応する前記第2の信号経路の信号レベルが
所定のレベルまで減衰するまでの時間を設定する設定手
段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の効果付与
装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5101974A JP3008726B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 効果付与装置 |
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JP5101974A JP3008726B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 効果付与装置 |
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