JP3008502U - ゲーム機のデータ表示装置 - Google Patents

ゲーム機のデータ表示装置

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JP3008502U
JP3008502U JP1994010950U JP1095094U JP3008502U JP 3008502 U JP3008502 U JP 3008502U JP 1994010950 U JP1994010950 U JP 1994010950U JP 1095094 U JP1095094 U JP 1095094U JP 3008502 U JP3008502 U JP 3008502U
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武鵄 佐々木
政彦 近藤
一誠 上野
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大一電機産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲーム機についての情報を多く表示する、ゲ
ーム機のデータ表示装置を提供する。 【構成】 表示部20は、ゲーム回数を表示する第1表
示器と、点灯・消灯される発光器がm個並べて配置さ
れ、かつ発光器群が4組配列された第2表示器とを備え
る。計数部11は、スタート信号2を数えて計数値を新
データ憶部14に記憶させ、大当り信号3により、新デ
ータ記憶部14の計数値を出力した後、この記憶部14
をリセットする。演算部12は、計数値が加えられる毎
に、旧データ記憶部15〜17のデータを旧データ記憶
部16〜18に移し、計数値に対応して発光器を発光さ
せるためのデータを作成し、旧データ記憶部15に記憶
させる。発光制御部19は、新データ記憶部11のデー
タを第1表示器に表示させ、旧データ記憶部15〜18
のデータを発光器群に表示させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ゲーム機の情報を表示する、ゲーム機のデータ表示装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
ゲーム機には、例えばパチンコやスロットマシンがある。パチンコには、「大 当り」が設定され、スロットマシンには、「小当り(スモールボーナス)」と「 大当り(ビッグボーナス)」とが設定されている。これらの「小当り」や「大当 り」の当りに応じて、景品などがゲーム機の遊技者に還元される。
【0003】 ところで、ゲームのときには、常連客が当りを獲得する確率が高くなる。これ は、常連客がゲーム機の当りの情報をよく知っているためである。この結果、ゲ ーム機の選択の時に、常連客が有利になり、遊技者の間に不公平が発生すること になる。
【0004】 この点を解決するために、図5に示すように、当りの情報を表示する表示装置 がある。この表示装置は、ゲーム機としてパチンコ100に取り付けられて用い られる。「大当り」がゲームの最中に発生すると、パチンコ100は、大当り信 号101を出力する。
【0005】 制御部210は、大当り信号101を受け取ると、この信号の計数をする。制 御部210は、計数結果である計数値を、表示部220に表示するための制御を する。
【0006】 表示部220は、図6に示す表示パネル221を備える。表示パネル221は 、表示器222〜224を備える。表示部220は、制御部210の制御により 、「本日」の「大当り回数」を表示器222に表示する。
【0007】 1日の業務が終了すると、制御部210は、表示部220を制御して、表示器 223に表示されている「1日前」の表示を、「2日前」を表示する表示器22 4に移す。さらに、表示器222の表示を表示器223に移す。
【0008】 このように、パチンコ用の表示装置は、2日前までの「大当り」の回数を表示 する。
【0009】 また、ゲーム機がスロットマシンである場合、図7に示すような当りの情報を 表示する表示装置がある。「大当り」がゲームの最中に発生すると、スロットマ シン110は、大当り信号111を出力し、「小当り」が発生すると、小当り信 号112を出力する。
【0010】 表示装置の制御部230は、大当り信号111、小当り信号112を受け取る と、これらの信号の計数をそれぞれ行い、計数値を表示部240に表示する制御 をする。
【0011】 表示部240は、図8に示す表示パネル241を備える。さらに、表示パネル 241は、表示器242〜245を備える。表示部240は、制御部230の制 御により、「本日のボーナス回数」として、ビッグボーナスの回数を「Big」 の表示器242に表示し、スモールボーナスの回数を「Small」の表示器2 43に表示する。
【0012】 1日の業務が終了すると、制御部230は、表示部240を制御して、表示器 242の表示を、「前日のボーナス回数」の中の「Big」の表示器244に移 す。さらに、表示器243の表示を「Small」の表示器245に移す。
【0013】 このように、スロットマシン用の表示装置は、本日と前日の「ビッグボーナス 」および「スモールボーナス」の回数を表示する。
【0014】 これらの表示装置により、常連客ではない遊技者でも現在までの当りの情報を 知ることができるので、遊技者の不公平感は減少される。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
パチンコやスロットマシンのようなゲーム機では、ゲーム機の特性により、当 りの発生の様子が異なる。また、ゲーム機の当りの発生する確率が大体一定であ る。この結果、当りが周期的に発生する場合が多く、現在までの当りの情報だけ では、ゲーム機の情報として不十分である。
【0016】 このために、ゲーム機の特性などをよく知っている常連客が、ゲームに際して 有利になり、遊技者の不公平感が残ることになる。
【0017】 この考案の目的は、このような欠点を除き、ゲーム機についての情報を多く表 示する、ゲーム機のデータ表示装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するため、請求項1に係る考案は、ゲームが行われる毎に実行 信号を発生すると共に、ゲームの当りが発生すると、当り信号を発生するゲーム 機に取り付けられて用いられる、ゲーム機のデータ表示装置において、ゲームが 行われた回数を表示する第1表示器を備えると共に、それぞれが点灯または消灯 される発光器がm個並べて配置され、かつ、この発光器群がn組配置された第2 表示器を備える表示部と、ゲームが行われた回数を記憶する新データ記憶部と、 過去のゲームの回数を記憶する、n個の旧データ記憶部と、ゲーム機からの実行 信号を数えて、計数値を新データ憶部に記憶させると共に、ゲーム機から当り信 号が加えられると、新データ記憶部が記憶する計数値を出力した後、新データ記 憶部をリセットする計数部と、計数部から計数値が加えられる毎に、旧データ記 憶部の記憶データを次の旧データ記憶部に移すと共に、計数部からの計数値に対 応してm個の発光器を発光させるためのデータを作成し、このデータを、データ の更新がされてない旧データ記憶部に記憶させる演算部と、新データ記憶部が記 憶するデータを第1表示器に表示させると共に、n個の旧データ記憶部がそれぞ れ記憶するデータを、n組の発光器群にそれぞれ表示させる発光制御部とを備え る。
【0019】 請求項2に係る考案は、複数の当りが設定され、ゲームが行われる毎に実行信 号を発生すると共に、ゲームの当りが発生すると、この当りに応じた当り信号を 発生するゲーム機に取り付けられて用いられる、ゲーム機のデータ表示装置にお いて、ゲームが行われた回数を表示する第1表示器を備えると共に、それぞれが 点灯または消灯される発光器がm個並べて配置され、かつ、この発光器群がn組 配列された第2表示器を備える表示部と、ゲームが行われた回数を記憶する新デ ータ記憶部と、過去のゲームの回数を記憶する、n個の旧データ記憶部と、ゲー ム機からの実行信号を数えて、計数値を新データ憶部に記憶させると共に、ゲー ム機から当り信号が加えられると、当りの種別を示す種別信号と、新データ記憶 部が記憶する計数値とを出力した後、新データ記憶部をリセットする計数部と、 計数部から計数値が加えられる毎に、旧データ記憶部の記憶データを次の旧デー タ記憶部に移すと共に、計数部からの計数値に対応してm個の発光器を発光させ るためのデータを作成し、このデータおよび種別信号に基づく種別データを、デ ータの更新がされてない旧データ記憶部に記憶させる演算部と、新データ記憶部 が記憶するデータを第1表示器に表示させ、n個の旧データ記憶部がそれぞれ記 憶するデータを、n組の発光器群にそれぞれ表示させると共に、種別データに基 づいて、それぞれの発光器群の発光の状態を変える発光制御部とを備える。
【0020】 請求項3に係る考案は、1つの発光器に対応する計数値を演算部に設定する設 定部を備え、演算部は、設定部が設定した対応関係により、m個の発光器を発光 させるためのデータを作成する。
【0021】
【作用】
請求項1の考案に用いられるゲーム機は、ゲームが行われる毎に実行信号を発 生する。また、ゲーム機は、ゲームの当りが発生すると、当り信号を発生する。
【0022】 このゲーム機を用いる、請求項1に係る考案では、計数部は、ゲーム機からの 実行信号を数えて、計数値を新データ憶部に記憶させる。計数部は、ゲーム機か ら当り信号が加えられると、新データ記憶部の計数値を読み出して、演算部に出 力した後、新データ記憶部をリセットする。
【0023】 計数部から計数値が加えられる毎に、演算部は、旧データ記憶部の記憶データ を次の旧データ記憶部にそれぞれ移す。この後、演算部は、計数部からの計数値 に対応して、表示部のm個の発光器を発光させるためのデータを作成する。計数 部は、データの更新がされてない旧データ記憶部に、作成したデータを記憶させ る。
【0024】 発光制御部は、新データ記憶部のデータを、表示部の第1表示器に表示させる 。これにより、前回の当りの発生から現在までに行われたゲームの回数が表示さ れる。
【0025】 さらに、発光制御部は、n個の旧データ記憶部が記憶するデータを、表示部の n組の発光器群にそれぞれ表示させる。これにより、次回の当りが発生するまで に行われたゲームの回数の経過が、視覚的に表示される。
【0026】 請求項2の考案に用いられるゲーム機は、複数の当りが設定されている。また 、ゲーム機は、ゲームが行われる毎に実行信号を発生する。さらに、ゲームの当 りが発生すると、ゲーム機は、この当りに応じた当り信号を発生する。
【0027】 計数部は、ゲーム機からの実行信号を数えて、計数値を新データ憶部に記憶さ せる。ゲーム機から当り信号が加えられると、計数部は、当りの種別を示す種別 信号および新データ記憶部の計数値を演算部に出力した後、新データ記憶部をリ セットする。
【0028】 演算部は、計数部から計数値が加えられる毎に、旧データ記憶部の記憶データ を次の旧データ記憶部に移す。この後、演算部は、計数部からの計数値に対応し てm個の発光器を発光させるためのデータを作成し、このデータおよび種別信号 に基づく種別データを、データの更新がされていない旧データ記憶部に記憶させ る。
【0029】 発光制御部は、新データ記憶部が記憶するデータを第1表示器に表示させる。 これにより、前回の当りの発生から現在までに行われたゲームの回数が表示され る。
【0030】 さらに、発光制御部は、n個の旧データ記憶部がそれぞれ記憶するデータを、 n組の発光器群にそれぞれ表示させ、種別データに基づいて、それぞれの発光器 群の発光の状態を変える。これにより、次回の当りが発生するまでに行われたゲ ームの回数の経過、および過去に発生した当りの種別が、視覚的に表示される。
【0031】 請求項3の考案により、設定部は、1つの発光器に対応する計数値を設定する 。これにより、ゲーム機の当りの発生する状態に合わせて、表示の調整が可能に なる。
【0032】
【実施例】
次に、この考案の実施例を、図面を用いて説明する。
【0033】 [実施例1] 図1は、この考案に係る実施例1を示すブロック図である。このゲーム機のデ ータ表示装置は、ゲーム機としてパチンコ1に取り付けられて用いられる。この パチンコ1は、ゲームが行われる毎に、スタート信号2(実行信号)を発生し、 「大当り」が発生する毎に、大当り信号3(当り信号)を発生する。
【0034】 このゲーム機のデータ表示装置は、計数部11と、演算部12と、設定部とし て設定変更部13と、新データ記憶部14と、旧データ記憶部15〜18と、発 光制御部19と、表示部20とを備える。
【0035】 新データ記憶部14は計数部11のデータを記憶し、旧データ記憶部15〜1 8は演算部12のデータを記憶する。
【0036】 表示部20は、図2に示す表示パネル30を備える。表示パネル30は、パネ ル部分31と、パネル部分32とを備える。パネル部分31は、ゲームが行われ た回数を表示するための、数字表示用の表示器33(第1表示器)と、発光器群 34〜37(第2表示器)とを備える。
【0037】 発光器群34は、それぞれ点灯または消灯される発光器34A〜34Gを備え る。発光器34A〜34Gは、横一列に配置されている。発光器34A〜34G としては、発光ダイオードやランプなどが用いられる。発光器群35〜37は、 発光器群34と同様である。また、発光器群34〜37は、縦に配置されている 。
【0038】 パネル部分32は、図6に示す表示パネル221と同一であり、表示に係る制 御は、図5の制御部210と同一であるので、説明を省略する。
【0039】 計数部11は、パチンコ1からのスタート信号2を数えて、計数値を新データ 記憶部14に記憶させる。また、計数部11は、パチンコ1から大当り信号3を 受け取ると、新データ記憶部14が記憶する計数値を読み出して演算部12に出 力する。この後、計数部11は、新データ記憶部14をリセットする。
【0040】 演算部12は、計数部11からの計数値が加えられると、旧データ記憶部17 が記憶しているデータを読み出して、このデータを旧データ記憶部18に記憶さ せる。同様に、旧データ記憶部16のデータを旧データ記憶部17に移し、旧デ ータ記憶部15のデータを旧データ記憶部16に移す。そして、演算部12は、 計数部11からの計数値を用いて、表示パネル30の発光器群34を発光させる ためのデータを作成し、作成したデータを、データの更新がされてない旧データ 記憶部15に記憶させる。
【0041】 演算部12が作成するデータは、計数部11の計数値を発光器群34に表示す るため、つまり棒グラフ的に表示するためのものである。演算部12には、あら かじめ最大値、例えば値「500」が設定されている。パチンコ1では、「大当 り」の確率が大体決まっている。最大値は、この確率に基づいて決められる。つ まり、ゲームが開始されてから、スタート回数が最大値に達するまでに、「大当 り」が1回発生することになる。
【0042】 演算部12は、この最大値に基づいて、棒グラフの長さを決めるための変換を する。この変換に際して、演算部12は、設定変更部13によりあらかじめ設定 された、グラフ長「1」に対応するスタート回数「72」を用いて、次に示す表 を作成する。
【0043】 棒グラフ長 スタート回数 7 504 6 432 5 360 4 288 3 216 2 144 1 72 この変換表では、スタート回数が「72」の累積値になっている。
【0044】 演算部12は、この変換表を用いて次のように変換する。例えば、計数部11 の計数値が「385」であるとき、演算部12は、この値と変換表とを比較する 。「385」は、変換表の「360」と「432」との間にある。このとき、演 算部12は、最小の値「360」を採用し、この「360」に対応する「5」を 棒グラフ長とする。
【0045】 演算部12は、この変換により、計数値を棒グラフ長に変換する。
【0046】 設定変更部13は、パチンコ1の管理者により操作される。この操作により、 設定変更部13は、棒グラフ長の「1」に対応するスタート回数を、演算部12 に設定する。スタート回数の選択は、設定変更部13に備えられたロータリスイ ッチにより行われる。
【0047】 発光制御部19は、新データ記憶部が記憶するデータを表示部20の表示器3 3に表示させる。また、旧データ記憶部15〜18がそれぞれ記憶するデータを 、表示部20の発光器群34〜37にそれぞれ表示させる。このとき、旧データ 記憶部15が例えば「5」のデータを記憶していれば、発光制御部19は、発光 器群34の発光器34A〜34Eを発光させ、発光器34F,34Gを消灯させ る。
【0048】 実施例1の、ゲーム機のデータ表示装置は、このような構成になっている。次 に、実施例1の動作について説明する。
【0049】 管理者は、設定変更部13を操作して、棒グラフ長の「1」に対応するスター ト回数を演算部12に設定する。この設定により、表示部20の発光器群34〜 37の1つの表示器に対応するスタート回数、つまり棒グラフの1つの目盛りに 対応するスタート回数が設定される。
【0050】 この後、遊技者がパチンコ1でゲームを開始すると、パチンコ1がゲームのス タート毎にスタート信号2を出力する。
【0051】 計数部11は、スタート信号2を計数する。そして、計数部11は、計数値で あるスタート信号2の累積値を新データ記憶部14に記憶させる。発光制御部1 9は、新データ記憶部14のデータに基づいて、表示部20の表示器33にスタ ート回数を随時表示させる。
【0052】 ゲームのスタート回数が例えば「358」の後、「大当り」が発生すると、パ チンコ1が大当り信号3を出力する。
【0053】 この大当り信号3により、計数部11は、新データ記憶部14のデータ、つま り「358」を示すデータを読み出して、演算部12に出力する。この後、計数 部11は、新データ記憶部14をクリアする。
【0054】 演算部12は、計数部11からデータを受け取ると、旧データ記憶部15,1 6,17のデータを旧データ記憶部16,17,18にそれぞれ移す。この後、 演算部12は、この「358」を示すデータを、変換表を用いて変換する。そし て、演算部12は、「385」に対応する「5」を、棒グラフ長を示すデータと し、旧データ記憶部15に記憶させる。
【0055】 新データ記憶部14がクリアされたので、発光制御部19は、表示部20の表 示器33の表示を「000」にし、発光器群34,35,36の表示を発光器群 35,36,37に移す。さらに、「5」を示すデータが旧データ記憶部15に 新たに記憶されたので、発光制御部19は、発光器群34の発光器34A〜34 Eを点灯させる。
【0056】 以後、同様にして、パチンコ1からのスタート信号2により新データ記憶部1 4のデータが更新され、大当り信号3により旧データ記憶部15〜18のデータ が更新される。
【0057】 遊技者は、表示部20の表示により現在のスタート回数と、次回の「大当り」 が発生するまでのスタート回数の経過を知ることができる。
【0058】 [実施例2] 図3は、この考案に係る実施例2を示すブロック図である。このゲーム機のデ ータ表示装置は、ゲーム機としてスロットマシン5に取り付けられて用いられる 。この、スロットマシン5は、ゲームが行われる毎に、打込み信号6(実行信号 )を発生し、「大当り」、「小当り」が発生する毎に、大当り信号7、小当り信 号8(当り信号)をそれぞれ発生する。
【0059】 このゲーム機のデータ表示装置は、計数部41と、演算部42と、設定部とし て設定変更部43と、新データ記憶部44と、旧データ記憶部45〜48と、発 光制御部49と、表示部50とを備える。
【0060】 新データ記憶部44は計数部41のデータを記憶し、旧データ記憶部45は演 算部42のデータを記憶する。
【0061】 表示部50は、図4に示す表示パネル60を備える。表示パネル60は、パネ ル部分61と、パネル部分62とを備える。パネル部分61の中で、「スタート 回数」の文字が「ゲーム回数」である点が、実施例1と異なるが、パネル部分6 2、表示器63、発光器群64〜67は、実施例1の表示パネル30と同じであ るので、これらの説明を省略する。また、パネル部分62は、図8に示す表示パ ネル241と同一であり、表示に係る制御は、図7の制御部230と同一である ので、説明を省略する。
【0062】 計数部41は、スロットマシン5からの打込み信号62を数えて、計数値を新 データ記憶部44に記憶させる。また、計数部41は、スロットマシン5から大 当り信号7または小当り信号8を受け取ると、受け取った信号の種別を示す信号 、つまり「大当り」または「小当り」を示す種別信号と、新データ記憶部44が 記憶する計数値とを演算部42に出力する。この後、計数部41は、新データ記 憶部44をリセットする。
【0063】 演算部42は、種別信号と計数値とを受け取ると、旧データ記憶部45,46 ,47のデータを、旧データ記憶部46,47,48に移す。この後、演算部4 2は、計数部41からの計数値により、表示パネル60の発光器群64を発光さ せるためのデータを作成する。そして、演算部42は、作成したデータと共に、 種別信号に基づく種別データを、旧データ記憶部45に記憶させる。
【0064】 演算部42は、発光器群64を発光させるデータを、実施例1の演算部12と 同様に作成するので、この説明を省略する。また、設定変更部43は、実施例1 の設定変更部13と同様であるので、設定変更部43の説明を省略する。
【0065】 発光制御部49は、新データ記憶部44が記憶するデータを、表示部50の表 示器63に表示させる。また、旧データ記憶部45〜48がそれぞれ記憶するデ ータを、表示部50の発光器群64〜67にそれぞれ表示させる。
【0066】 同時に、発光制御部49は、旧データ記憶部45〜48がそれぞれ記憶する種 別データを読み出す。この種別データが「大当り」を示すとき、発光制御部49 は、発光器群64〜67の中で、発光している表示器の端を点滅させる。例えば 、旧データ記憶部45が「5」および「大当り」のデータを記憶していれば、発 光制御部49は、発光器群64の発光器64A〜64Eを発光させる。そして、 発光器64Eを点滅させる。また、種別データが「小当り」を示すときには、発 光制御部49は、端の表示器を点滅させないで、点灯状態に保たせる。
【0067】 この構成の実施例2により、遊技者は、表示部50の表示器63の表示で、前 回の当りの発生から現在までのゲーム回数と、過去4回の「大当り」または「小 当り」の発生の経過を、視覚的に知ることができる。
【0068】 これで、実施例1,2の説明を終了する。
【0069】 なお、実施例2では、「大当り」と「小当り」とを表示するために、発光して いる表示器の中で、端の表示器を点滅させたが、特にこれに限定されない。例え ば、発光している表示器の中で、任意の位置の表示器を少なくとも1つ点滅して もよい。また、「大当り」と「小当り」とで、発光する色を変えてもよい。
【0070】 実施例1,2では、計数部11,41、演算部12,42、設定変更部13, 43、新データ記憶部14,44、旧データ記憶部15〜18,45〜48、発 光制御部19,49をハード的に構成したが、特にこれに限定されない。例えば 、これらの各部の少なくとも1つをマイクロコンピュータを用いてソフト的に構 成してもよい。
【0071】 実施例1,2では、発光器群34〜37,64〜67にそれぞれ7つの発光器 を用いたが特にこれに限定されない。計数部11,41での処理および旧データ 記憶部15〜18,45〜48の容量を変えることにより、発光器群34〜37 ,64〜67の増減が可能になる。
【0072】
【考案の効果】
以上、説明したように、請求項1に係る考案により、新データ記憶部が記憶す るデータを、表示部の第1表示器が表示する。これにより、前回の当りの発生か ら現在まで行われたゲームの回数が表示される。さらに、n個の旧データ記憶部 がそれぞれ記憶するデータを、表示部のn組の発光器群がそれぞれ表示する。こ れにより、次回の当りが発生するまでに行われたゲームの回数の経過を、視覚的 に表示することができる。
【0073】 この結果、従来の表示装置に比べて、ゲーム機の情報を多く提供できるので、 遊技者の不公平感を減少することができる。
【0074】 請求項2に係る考案により、新データ記憶部が記憶するデータを、第1表示器 が表示する。これにより、前回の当りの発生から現在までに、ゲームが行われた 回数が表示される。
【0075】 さらに、n個の旧データ記憶部がそれぞれ記憶するデータを、n組の発光器群 がそれぞれ表示し、種別データに基づいて、それぞれの発光器群の発光の状態が 変わる。これにより、次回の当りが発生するまでに行われたゲームの回数の経過 、および過去に発生した当りの種類の経過を、視覚的に表示することができる。
【0076】 この結果、遊技者は、ゲーム機について、さらに多くの情報を知ることができ るので、遊技者の不公平感を減少することができる。
【0077】 請求項3の考案により、ゲーム機の当りの発生する状態に合わせて、表示の調 整が可能になり、各種の特性を持つゲーム機にこの考案を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1の表示部の表示パネルを示す図であ
る。
【図3】この考案の実施例2を示すブロック図である。
【図4】実施例2の表示部の表示パネルを示す図であ
る。
【図5】パチンコ用の従来の表示装置を示すブロック図
である。
【図6】図5の表示部の表示パネルを示す図である。
【図7】スロットマシン用の従来の表示装置を示すブロ
ック図である。
【図8】図7の表示部の表示パネルを示す図である。
【符号の説明】
2 スタート信号 3 大当り信号 11 計数部 12 演算部 14 新データ憶部 15〜18 旧データ記憶部 20 表示部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームが行われる毎に実行信号を発生す
    ると共に、ゲームの当りが発生すると、当り信号を発生
    するゲーム機に取り付けられて用いられる、ゲーム機の
    データ表示装置において、 ゲームが行われた回数を表示する第1表示器を備えると
    共に、それぞれが点灯または消灯される発光器がm個並
    べて配置され、かつ、この発光器群がn組配置された第
    2表示器を備える表示部と、 ゲームが行われた回数を記憶する新データ記憶部と、 過去のゲームの回数を記憶する、n個の旧データ記憶部
    と、 ゲーム機からの実行信号を数えて、計数値を新データ憶
    部に記憶させると共に、ゲーム機から当り信号が加えら
    れると、新データ記憶部が記憶する計数値を出力した
    後、新データ記憶部をリセットする計数部と、 計数部から計数値が加えられる毎に、旧データ記憶部の
    記憶データを次の旧データ記憶部に移すと共に、計数部
    からの計数値に対応してm個の発光器を発光させるため
    のデータを作成し、このデータを、データの更新がされ
    てない旧データ記憶部に記憶させる演算部と、 新データ記憶部が記憶するデータを第1表示器に表示さ
    せると共に、n個の旧データ記憶部がそれぞれ記憶する
    データを、n組の発光器群にそれぞれ表示させる発光制
    御部とを備えることを特徴とする、ゲーム機のデータ表
    示装置。
  2. 【請求項2】 複数の当りが設定され、ゲームが行われ
    る毎に実行信号を発生すると共に、ゲームの当りが発生
    すると、この当りに応じた当り信号を発生するゲーム機
    に取り付けられて用いられる、ゲーム機のデータ表示装
    置において、 ゲームが行われた回数を表示する第1表示器を備えると
    共に、それぞれが点灯または消灯される発光器がm個並
    べて配置され、かつ、この発光器群がn組配置された第
    2表示器を備える表示部と、 ゲームが行われた回数を記憶する新データ記憶部と、 過去のゲームの回数を記憶する、n個の旧データ記憶部
    と、 ゲーム機からの実行信号を数えて、計数値を新データ憶
    部に記憶させると共に、ゲーム機から当り信号が加えら
    れると、当りの種別を示す種別信号と、新データ記憶部
    が記憶する計数値とを出力した後、新データ記憶部をリ
    セットする計数部と、 計数部から計数値が加えられる毎に、旧データ記憶部の
    記憶データを次の旧データ記憶部に移すと共に、計数部
    からの計数値に対応してm個の発光器を発光させるため
    のデータを作成し、このデータおよび種別信号に基づく
    種別データを、データの更新がされてない旧データ記憶
    部に記憶させる演算部と、 新データ記憶部が記憶するデータを第1表示器に表示さ
    せ、n個の旧データ記憶部がそれぞれ記憶するデータ
    を、n組の発光器群にそれぞれ表示させると共に、種別
    データに基づいて、それぞれの発光器群の発光の状態を
    変える発光制御部とを備えることを特徴とする、ゲーム
    機のデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 1つの発光器に対応する計数値を演算部
    に設定する設定部を備え、演算部は、設定部が設定した
    対応関係により、m個の発光器を発光させるためのデー
    タを作成することを特徴とする請求項1または2記載
    の、ゲーム機のデータ表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0910394A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Sankyo Kk 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0910394A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Sankyo Kk 遊技機

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