JP3008378B2 - コネクタ・フラットケーブルアッセンブリの自動組立装置 - Google Patents

コネクタ・フラットケーブルアッセンブリの自動組立装置

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JP3008378B2
JP3008378B2 JP4069795A JP6979592A JP3008378B2 JP 3008378 B2 JP3008378 B2 JP 3008378B2 JP 4069795 A JP4069795 A JP 4069795A JP 6979592 A JP6979592 A JP 6979592A JP 3008378 B2 JP3008378 B2 JP 3008378B2
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブル線材
の処理を自動的に行ってコネクタ・フラットケーブルア
ッセンブリを自動組立するコネクタ・フラットケーブル
アッセンブリの自動組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動組立装置としては、
単線のケーブルにコネクタを圧接するものがあり、所定
の長さにケーブルを切断し、その切断したケーブルにコ
ネクタを自動的に圧接していた。なお、これに関連する
ものとしては、特公昭63−4415号公報および特公
平2−5591号公報等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、フラットケーブルについては何等記載され
ておらず、種々の形状を構成する必要があるコネクタ・
フラットケーブルアッセンブリの自動組立には容易に応
用できなかった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、種々
の形状のコネクタ・フラットケーブルアッセンブリの自
動組立が可能になるコネクタ・フラットケーブルアッセ
ンブリの自動組立装置を提供することにある。
【0005】また、本発明の第2の目的とするところ
は、コネクタの納入時、荷姿のパレットでの供給ができ
て作業性を向上させることができるコネクタ・フラット
ケーブルアッセンブリの自動組立装置を提供することに
ある。
【0006】また、本発明の第3の目的とするところ
は、フラットケーブルの融着部を確実に検出して設定長
の測定を行い得るコネクタ・フラットケーブルアッセン
ブリの自動組立装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の第4の目的とするところ
は、フラットケーブルの切断と共に、フラットケーブル
の位置決めを行うことができて、後工程(コネクタ圧接
工程)での処理が容易になるコネクタ・フラットケーブ
ルアッセンブリの自動組立装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明は、コネクタをコネクタ本体とプロ
テクタとに分解した状態でストックし供給するコネクタ
供給部と、このコネクタ供給部からコネクタ本体とプロ
テクタとを取り込み搬送するコネクタ搬送部と、フラッ
トケーブルの上面および下面に対して、このコネクタ搬
送部から得たコネクタ本体およびプロテクタの取り付け
配置を変える回転動作を行うコネクタ供給ローダと、こ
フラットケーブルをストックし供給するケーブル供給
部と、このケーブル供給部から供給されたフラットケー
ブルを設定された長さに測長するケーブル測長部と、こ
のケーブル測長部で測長されたフラットケーブルを
するケーブル切断部と、このケーブル切断部で切断され
たフラットケーブルを搬送するケーブル搬送部と、前記
コネクタ供給ローダからコネクタ本体とプロテクタとを
受取り前記ケーブル搬送部により搬送されたフラットケ
ーブルにコネクタ本体とプロテクタとを圧接により一体
にして組み込むコネクタ圧接部と、作成するフラットケ
ーブルの長さ情報と、このフラットケーブルの上面およ
び下面に対するコネクタ本体およびプロテクタの取り付
け配置を示す形状情報を入力する入力部と、前記入力部
から入力されたケーブル長さ情報に基づいて前記ケーブ
ル測長部および前記ケーブル切断部を制御し、所定の長
さにフッラットケーブルを切断すると共に、前記形状
報に基づいて前記コネクタ供給ローダの回転制御を行う
制御部とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、第2の目的を達成するために、本発
明は、請求項1記載のコネクタ・フラットケーブルアッ
センブリの自動組立装置において、コネクタ供給部は、
コネクタ本体とプロテクタとのそれぞれの供給機構部を
備え、それぞれの供給機構部はそれぞれにマガジンスト
ッカーを有し、これらのマガジンストッカーにコネクタ
本体が並べて収容されたマガジンとプロテクタが並べて
収容されたマガジンとを供給するようにした。
【0010】また、第3の目的を達成するために、本発
明は、請求項1記載のコネクタ・フラットケーブルアッ
センブリの自動組立装置において、ケーブル測長部は、
搬送テーブルのケーブル搬送路上を搬送されるフラット
ケーブルをケーブル搬送路の途中に設けられた測長セン
サーによりフラットケーブルの融着部を検出して設定長
の測定を行い、また、フラットケーブルを融着部中央で
切断するために融着部を検出後、パルス制御による位置
決めを行うようにした。
【0011】また、第4の目的を達成するために、本発
明は、請求項1記載のコネクタ・フラットケーブルアッ
センブリの自動組立装置において、ケーブル切断部は、
上部切断機構部と下部切断機構部とを備え、上部切断機
構部はガイドポストに昇降動可能に取り付けられて昇降
シリンダにより昇降する上部ヘッドを有し、この上部ヘ
ッドの下端縁部に上部切断刃体とスプリングにより下方
に付勢されたケーブル押え部材とを取り付け、下部切断
機構部はガイドポストに昇降動可能に取り付けられて昇
降シリンダにより昇降する下部ヘッドを有し、この下部
ヘッドの上端縁部に下部切断刃体とケーブルガイドとを
取り付けて構成にした。
【0012】
【作用】請求項1に記載のコネクタ・フラットケーブル
アッセンブリの自動組立装置においては、種々の形状の
コネクタ・フラットケーブルアッセンブリの自動組立が
可能になる。
【0013】また、請求項2に記載のコネクタ・フラッ
トケーブルアッセンブリの自動組立装置においては、コ
ネクタ本体を並べて収容したマガジンとプロテクタを並
べて収容したマガジンとをそれぞれの供給機構部のマガ
ジンストッカーに納入することが可能であり、コネクタ
の納入時、荷姿のパレットでの供給ができて作業性を向
上させることができる。
【0014】また、請求項3に記載のコネクタ・フラッ
トケーブルアッセンブリの自動組立装置においては、フ
ラットケーブルは所定の間隔をおいて融着部が形成して
あり、これらの融着部間は簾部になされているが、測長
センサーはこの簾部を感知せず融着部を感知検出するよ
うになり、フラットケーブルの融着部を確実に検出して
設定長の測定を行い得る。
【0015】また、請求項4に記載のコネクタ・フラッ
トケーブルアッセンブリの自動組立装置においては、上
部切断刃体と下部切断刃体とによるフラットケーブルの
切断と共に、ケーブル押え部材とケーブルガイドとでフ
ラットケーブルの位置決めを行うことができて、後工程
(コネクタ圧接工程)での処理が容易になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わるコネクタ・フラットケーブ
ルアッセンブリの自動組立装置の斜視図、図2は同平面
図、図3は同正面図、図4は同左側面図、図5は同一部
省略した左側面図である。
【0017】本発明に係わるコネクタ・フラットケーブ
ルアッセンブリの自動組立装置は、コネクタ供給部1
と、コネクタ搬送部2としての第1、第2コネクタ搬送
部2A、2Bと、コネクタ圧接部3と、ケーブル供給部
4と、ケーブル測長部5と、ケーブル切断部6と、ケー
ブル搬送部7とを備え、他に導通耐圧試験部8と排出部
9とを備えている。
【0018】前記コネクタ供給部1は、図7乃至図12
に示すようにコネクタ10のコネクタ本体11とプロテ
クタ12とのそれぞれの供給機構部13、14と空マガ
ジンを取り除くマガジン排出機構部15とを備えてい
る。コネクタ本体供給機構部13とプロテクタ供給機構
部14とはそれぞれにマガジンストッカー16、17を
有しており、これらのマガジンストッカー16、17は
機台18に並べて取り付けられていて、マガジンストッ
カー16、17はコネクタ・フラットケーブル自動組立
装置の内方向に向かって傾斜させてある。マガジンスト
ッカー16、17の傾斜面の延長方向にはシュータ1
9、20が配置してある。これらのシュータ19、20
は、機台18の軸受部18aに回転可能に支承された回
転軸21に、その裏面中央部で取り付けられており、回
転軸21は、その端部においてロータリーアクチュエー
タ22の出力軸22aに連結してあり、このロータリー
アクチュエータ22の駆動によりシュータ19、20が
シーソー動作を行うようにしてある。
【0019】前記マガジン排出機構部15はコネクタ本
体供給機構部13とプロテクタ供給機構部14の後方に
配置してあり、このマガジン排出機構部15は図11お
よび図12に示すように支持台22に水平に支持された
スライド部材23を備えており、このスライド部材23
にはコネクタ本体供給機構部13とプロテクタ供給機構
部14側に往復動可能にスライダー24が設けてあり、
このスライダー24の両端部には、先端部にフック25
aを設けたハンド部材25がヒンジピン25bにより上
下動可能に取り付けてあり、また、スライダー24の両
端部にはハンド部材25の上下動を操作する操作シリン
ダ26aが取り付けてある。また、支持台22にはスラ
イダー24を往復動させる往復動シリンダ26bが取り
付けてある。
【0020】第1コネクタ搬送部2Aは搬送コンべア2
7と反転移送機構部28aと移送機構部28bとを備え
ており、搬送コンべア27は前記シュータ19、20を
挟んだ、コネクタ本体供給機構部13とプロテクタ供給
機構部14とは反対側に配置してある。そして、反転移
送機構部28aは搬送コンべア27の排出側に配置して
ある。移送機構部28bは、前記シュータ19、20の
上方に配置してある。
【0021】前記反転移送機構部28aは図5に示すよ
うに保持台29aに保持されたロータリーアクチェータ
30aを備えており、このロータリーアクチェータ30
aの出力軸30bには平行チャックシリンダ31aが取
り付けてあり、この平行チャックシリンダ31aの出力
側にハンド32aが取り付けてある。
【0022】また、前記移送機構部28bは図13乃至
図15に示すように支持台28cに支持されたガイドレ
ール29に保持されて前記搬送コンべア27の搬送方向
に往復動可能に設けられたヘッダー40を備えており、
このヘッダー40は送り機構部30のタイミングベルト
31に連結されていて、このタイミングベルト31の送
りにより移動される。送り機構部30はタイミングベル
ト31を回転走行させるためのモータ30aを備えてい
る。前記ヘッダー40の下側にはコネクタ本体把持部3
2とプロテクタ把持部33とが取り付けてある。コネク
タ本体把持部32はヘッダー40の下面部にこのヘッダ
ー40の移動方向とは直角方向に沿うガイドレール部3
4に移動可能に設けられた移動体35を有し、この移動
体35には、この移動体35を移動させる水平動シリン
ダ36が設けてある。移動体35には上下動シリンダ3
7が取り付けてあり、この上下動シリンダ37のピスト
ンロッド側に保持体38を介してハンド39が設けてあ
る。また、プロテクタ把持部33はヘッダー40の下面
部にこのヘッダー40の移動方向とは直角方向に沿うガ
イドレール部34aに移動可能に設けられた移動体41
を有し、この移動体41には、この移動体41を移動さ
せる水平動シリンダ42が設けてある。移動体41には
上下動シリンダ43が取り付けてあり、この上下動シリ
ンダ43のピストンロッド側に保持体44を介してハン
ド45が設けてある。
【0023】前記搬送コンべア27にはコネクタ方向違
いの排出機構部46が設けてある。この排出機構部46
は図16に示すように搬送コンべア27の上方に配置さ
れたストッププレート47を有し、このストッププレー
ト47の手前側にはコネクタ方向検出用センサー48と
コネクタ通過検出用センサー49とが配置してある。こ
れらのセンサー48、49は発光部48a、49aと受
光部48b、49bとを備えていて、コネクタ通過検出
用センサー49でコネクタ本体11を検出後、ストップ
プレート47の位置で搬送コンベア27を停止させ、そ
の後にコネクタ方向検出用センサー48でコネクタ本体
11の端子部11aを監視してセンサーオフの状態を正
常とし、コネクタ本体11が逆向きの場合、これの端子
部11aがコネクタ方向検出用センサー48のビームを
遮断し、センサーオンの状態になり、搬送コンベア27
を逆回転してコネクタ本体11を排出させるものであ
る。
【0024】第2コネクタ搬送部2Bは、図17の示す
ように前記搬送コンベア27の搬送方向に平行に配置さ
れたフレーム50を備えており、このフレーム50には
ガイドレール51が搬送コンベア27の搬送方向に平行
に形成してあり、このガイドレール51に搬送機構部5
2が移動可能に取り付けてある。すなわち、この搬送機
構部52はガイドレール51に移動可能に取り付けられ
たスライダー53を有しており、このスライダー53に
は支持部材54を介して上下シリンダ55が取り付けて
あり、この上下シリンダ55のピストンロッド側に平行
チャック56aを介してハンド56が取り付けてある。
また、前記フレーム50にはタイミングベルト57がモ
ータ58の駆動により走行回転可能に配置してあり、前
記スライダー53は連結部材59を介してタイミングベ
ルト57に連結してあって、搬送機構部52はタイミン
グベルト57によりガイドレール51に沿うて移動され
るようになっている。
【0025】また、前記第2コネクタ搬送部2Bは、搬
送機構部52から受け渡されたコネクタ本体11および
プロテクタ12をコネクタ圧接部3の圧接ヘッド機構部
80に供給するコネクタ供給ローダ60を備えている。
このコネクタ供給ローダ60は図19に示すように支持
台61を備えており、この支持台61は機台61aに前
後動可能に取り付けられていて、前後動シリンダ61b
により前後動操作されるものである。
【0026】支持台61には回転軸62が軸受63を介
して設けてあり、また、支持台61には回転軸62を回
転させるためのロータリーアクチュエータ64が取り付
けてある。回転軸62の端部にはヘッダー65が取り付
けてあり、このヘッダー65には上下に中継ハンド6
6、67が水平に且つ平行にして取り付けてあり、これ
らの中継ハンド66、67の外面には嵌合溝68が形成
してあり、中継ハンド66、67の外面の基部には基準
面ブロック69が設けてある。また、前記ヘッダー65
にはシリンダ70、71が取り付けてあり、これらのシ
リンダ70、71にピストンロッド72、73は前記中
継ハンド66、67の内方にこれと平行に位置させてあ
り、これらのピストンロッド72、73の端部には保持
部材74、75が取り付けてあって、これらの保持部材
74、75にはチャックシリンダ76、77が取り付け
てある。
【0027】前記コネクタ圧接部3の圧接ヘッド機構部
80は図21乃至図24に示すように機台81を備えて
おり、この機台81には水平にかつ平行に2本のガイド
レール82が取り付けてあり、このガイドレール82に
ヘッドテーブル83が移動可能に取り付けてあり、前記
機台81にはヘッドテーブル83を位置調整するための
位置調整シリンダ84が設けてある。このヘッドテーブ
ル83上には一対のガイドポスト85が立設してあり、
これらのガイドポスト85には下部ヘッドホルダ−86
が上下動可能に設けてあり、また、ヘッドテーブル83
には下部ヘッドホルダ−86を昇降させる昇降シリンダ
87が設けてある。この下部ヘッドホルダー86には互
いに相対峙したヘッド支持部88が設けてあり、このヘ
ッド支持部88には軸受89により支持されて下部圧接
ヘッド90が設けてある。すなわち、下部圧接ヘッド9
0は側面長方形で板状のヘッド本体91を備えており、
このヘッド本体91の前、後端面部中央には支軸92、
93が取り付けてあり、ヘッド本体91の上下部には部
品把持機構94が設けてある。この部品把持機構94は
固定把持板95と可動把持板96とを備えており、固定
把持板95は、ヘッド本体91の端部に形成された薄肉
部97の一方の面部97aにねじ98により取り付けて
あり、可動把持板96は取付部99にヒンジピン100
を介して回動可能に取り付けられていて、この取付部9
9がヘッド本体91の端部にねじ101により固定され
ていて、可動把持板96は前記薄肉部97の他方の面部
97bに沿わせてあり、可動把持板96の形成された孔
(図示せず)を貫通させて前記薄肉部97の他方の面部
97bにボルト103が螺着してあって、これらのボル
ト103にはスプリング104が装着してあって、この
スプリング104により可動把持板96は前記薄肉部9
7の他方の面部97bに圧接されている。
【0028】上記のように構成された下部圧接ヘット9
0は、その支軸92、93を下部ヘッドホルダー86の
互いに相対峙したヘッド支持部88に軸受89を介して
支承して下部ヘッドホルダー86に回転可能に取り付け
られており、一方のヘッド支持部88にはロータリーア
クチュエータ105が取り付けてあって、このロータリ
ーアクチュエータ105の出力軸105aはカップリン
グ106を介して下部圧接ヘット90の支軸92に連結
してある。
【0029】また、下部圧接ヘット90の上方には上部
圧接ヘッド109が配置してある。この上部圧接ヘッド
109は下部圧接ヘッド90と同構成であり、上部ヘッ
ドホルダー(図示せず)に回転可能に支持されていて、
ロータリーアクチュエータ(図示せず)の動作により反
転操作がなされ、また、昇降シリンダ(図示せず)によ
り昇降が可能に成されている。
【0030】この上部圧接ヘッド109の後端面部の端
側にはガイド部材107が取り付けてあり、ガイド部材
107にガイド突起108が形成してある。また、下部
圧接ヘット90の後端面部の端側にはガイド部材110
が取り付けてあり、ガイド部材110にガイド孔111
が形成してある。
【0031】前記ケーブル供給部4は図25に示すよう
に支持部材112に回転可能に支承されたリール軸11
3を備えており、このリール軸113にはその一端部に
ケーブルリール114が、他端部にプーリ115がそれ
ぞれ取り付けてあり、プーリ115はベルト116を介
してモータ117側のプーリ118に連係してある。前
記ケーブルリール114にはフラットケーブル119が
捲回してある。
【0032】このフラットケーブル119は図26に示
すように多数本の被覆線120を横に並べて例えば10
0mmの間隔をおいて融着部121を形成して一体化し
たものであり、融着部121間が簾部122になってい
る。
【0033】前記ケーブル測長部5は、図27および図
28示すように搬送テーブル123を備えており、この
搬送テーブル123の上面には固定側案内部材124と
可動側案内部材125とによりケーブル搬送路126が
形成してあり、可動側案内部材125はケーブル搬送路
126の幅を調整するように移動できるものである。こ
のケーブル搬送路126の終端には上下一対の送りロー
ラ127、128が設けてあり、下側の送りローラ12
8はステッピングモータ129により回転駆動がなさ
れ、上側の送りローラ127はシリンダ130により上
下動ができるようにしてある。また、前記ケーブル搬送
路126の途中には測長センサー131、132が上下
に相対向して設けてある。これらの測長センサー13
1、132はこれらの間を通過するフラットケーブル1
19の融着部121を検出して測長を行うものである。
【0034】前記ケーブル切断部6は前記ケーブル測長
部5の送りローラ127、128の出口側に配置してあ
る。このケーブル切断部6は図29乃至図31に示すよ
うにフレーム143の立設されたガイドポスト133を
備えており、このガイドポスト133には上部切断機構
部134と下部切断機構部135とが設けてある。上部
切断機構部134はガイドポスト133に上下動可能に
取り付けられた上部ヘッド136を備えており、この上
部ヘッド136の下端縁部には上部切断刃体137が取
り付けてある。また、上部ヘッド136にはケーブル押
え保持体139が取り付けてあり、このケーブル押え保
持体139には一対の吊り杆140が上下動可能に吊り
下げてあり、この吊り杆140の下端部にはケーブル押
え部材141が固定してあり、このケーブル押え部材1
41は吊り杆140に設けられたスプリング142によ
り下方に付勢されている。また、前記フレーム143に
は前記上部切断機構部134を昇降させる昇降シリンダ
144が設けてある。
【0035】前記下部切断機構部135はガイドポスト
133に上下動可能に取り付けられた下部ヘッド146
を備えており、この下部ヘッド146の上端縁部には下
部切断刃体147が取り付けてある。下部ヘッド146
の上端縁部にはケーブルガイド149が形成してある。
また、前記フレーム143には前記下部切断機構部13
5を昇降させる昇降シリンダ145が設けてある。
【0036】前記ケーブル搬送部7は図32乃至図34
に示すように支持台147を備えており、この支持台1
47の上面部および前面部にはスライドレール148、
148aが水平方向に且つ平行に設けてあり、この支持
台147に、スライドレール148、148aに案内さ
れた状態で摺動可能にスライドヘッド150が取り付け
てある。そして、支持台147の端部には支持部材15
1を介してスライドヘッド150の送り機構155が設
けてある。この送り機構155はステッピングモータ1
52を備えており、このステッピングモータ152の出
力軸にはねじ杆153が連結してあり、このねじ杆15
3が前記スライドヘッド150に設けた雌ねじ部材15
4に螺合している。
【0037】前記スライドヘッド150の上下部の中央
には保持部材156、157が取り付けてあり、これら
の保持部材156、157の先側にはチャックハンド用
シリンダ158、159が取り付けてあり、これらのチ
ャックハンド用シリンダ158、159には外側ケーブ
ルチャックハンド160、161が取り付けてある。
【0038】また、前記スライドヘッド150の前面部
には支持ブラケット162が取り付けてあり、支持ブラ
ケット162に一対のガイドレール163が水平に取り
付けてあり、このガイドレール163に摺動可能にスラ
イドヘッド164が設けてある。支持ブラケット162
にはスライドヘッド164の送り機構165が設けてあ
る。この送り機構165はステッピングモータ166を
備えており、このステッピングモータ166の出力軸に
はねじ杆167が連結してあり、このねじ杆167が前
記スライドヘッド164に設けた雌ねじ部材168に螺
合している。そして、前記スライドヘッド164の前面
部に平行チャックシリンダ169が取り付けてあり、平
行チャックシリンダ169に一対の内側ケーブルチャッ
クハンド170が取り付けてある。
【0039】前記導通耐圧試験部8は図41乃至図45
に示すように機台171に設けられたロータリーアクチ
ェータ172を備えており、このロータリーアクチェー
タ172の出力側にテーブル172aが取り付けてあ
り、このテーブル172aにシリンダ装置173の胴部
174が往復動可能に取り付けてある。このシリンダ装
置173の胴部174には連結部材175を介してテス
トヘッド230が取り付けてあり、シリンダ装置173
のピストンロッド177が固定側に連結してある。した
がって、シリンダ装置173がピストンロッド177を
案内軸として前後動しそれに伴いテストヘッド230が
前後動する。
【0040】前記テストヘッド230はスライドヘッド
176を備えており、スライドヘッド176の左、右側
面部の上下には支持ブラケット182a、182bと、
支持ブラケット183a、183bとが前方に突出した
状態で水平かつ平行にして取り付けてあり、左側の上下
の支持ブラケット182a、182bは連結部材184
aにより互いに連結されており、同様に、右側の上下の
支持ブラケット183a、183bは連結部材184b
により互いに連結されている。そして、左側の上下の支
持ブラケット182a、182bにはプローブ用シリン
ダ185a、185bが取り付けてあり、右側の上下の
支持ブラケット183a、183bにはプローブ用シリ
ンダ186a、186bが取り付けてある。
【0041】左側のプローブ用シリンダ185a、18
5bのピストンロッド187a、187bには左側の上
下のプローブヘッド178a、178bが取り付けてあ
り、右側のプローブ用シリンダ186a、186bのピ
ストンロッド188a、188bには右側の上下のプロ
ーブヘッド179a、179bが取り付けてあり、左側
の上下のプローブヘッド178a、178bには多数本
のプローブ180a、180bが植設してあり、右側の
上下のプローブヘッド179a、179bには多数本の
プローブ181a、181bが植設してある。
【0042】また、前記スライドヘッド176の左右側
面部の中央部には左右のテストハンド189a、189
bが前方に突出した状態で水平かつ平行にして取り付け
てあり、これらのテストハンド189a、189bはそ
の中央部に前後方向に沿うケーブル挿入用割り溝190
を備えており、ケーブル挿入用割り溝190の前端部は
V字状になされている。
【0043】前記テストヘッド230の左、右側面部に
取り付けられた下側の支持ブラケット182b、183
bには支持部材191を介して左右の幅寄せ用シリンダ
192a、192bが水平状態にピストンロッド側を内
方に向けて取り付けてあり、これらの幅寄せ用シリンダ
192a、192bのピストンロッド193a、193
bに幅寄せ用部材194a、194bが固着してある。
これらの幅寄せ用部材194a、194bの上下面部に
はマスクプレート195が取り付けてある。
【0044】前記スライドヘッド176の左、右側面部
には位置決めロッド保持ブロック197が取り付けてあ
り、これらの位置決めロッド保持ブロック197には前
後に抜ける摺動用孔198が形成してあり、これらの摺
動用孔198に位置決めロッド199が前後方向に摺動
可能に挿入してある。
【0045】また、前記ロータリーアクチェータ172
の出力側のテーブル172aにはエンドプレート200
が取り付けてあり、このエンドプレート200は位置決
めロッド199の後方に位置している。
【0046】前記排出部9はチャックハンド201を備
えており、前記導通耐圧試験部8より試験完成品を収納
箱(図示せず)に排出する機能を有する。
【0047】次に本発明に係わるコネクタ・フラットケ
ーブルアッセンブリの自動組立装置の作動について説明
する。
【0048】(1)コネクタ供給部1の作動 コネクタ本体供給機構部13のマガジンストッカー16
には、コネクタ本体11を多数並べたマガジン210が
載せてあり、プロテクタ供給機構部14のマガジンスト
ッカー17には、プロテクタ12を多数並べたマガジン
211が載せてある。なお、コネクタ本体11およびプ
ロテクタ12は、それぞれのマガジン210、211に
一列複数個が複数列収納されている。
【0049】そして、ロータリーアクチュエータ22の
駆動によりシーソー運動するシュータ19、20上にマ
ガジン210、211が載せられる。シュータ19、2
0が水平状態のときに、前記移送機構部28bのコネク
タ本体把持部32のハンド39とプロテクタ把持部33
のハンド45がマガジン210、211内のコネクタ本
体11およびプロテクタ12を把持して搬送コンベア2
7上に載せる。前記シェータ19、20はロータリーア
クチュエータ22の駆動によりシーソー運動を行い、こ
のシーソー運動によりコネクタ本体11およびプロテク
タ12を溝210a、211a内を滑らせてハンド3
9、45の把持位置に位置させる。
【0050】前記シュータ19、20上で空になったマ
ガジン210、211はマガジン排出機構部15により
排出される。この排出は往復動シリンダ26bの作動に
よりスライダー24が前進してこのスライダー24に取
り付けられて操作シリンダ26aの操作により持ち上げ
られたハンド部材25がマガジン210、211の位置
にくるとこのハンド部材25が下降してマガジン21
0、211を引っ掛け、スライダ−24の後退によりマ
ガジン210、211が引き出されて排出される。
【0051】(2)第1コネクタ搬送部2Aの作動 上記のように、搬送コンベア27に載せられたコネクタ
本体11およびプロテクタ12は搬送されて先ずコネク
タ本体11がストッパプレ−ト47に達すると搬送コン
ベア27が停止する。すなわち、コネクタ通過検出用セ
ンサー49でコネクタ本体11を検出後、ストッププレ
ート47の位置で搬送コンベア27を停止させる。その
後にコネクタ方向検出用センサー48でコネクタ本体1
1の端子部11aを監視してセンサーオフの状態を正常
(図16(b)の示す状態)とし、コネクタ本体11が
逆向き(図16(c)の示す状態)の場合、これの端子
部11aがコネクタ方向検出用センサー48のビームを
遮断し、センサーオンの状態になり、搬送コンベア27
を逆回転してコネクタ本体11を排出させる。
【0052】コネクタ本体11の方向が正常な場合に
は、反転移送機構部28aが作動してこれのハンド32
aがコネクタ本体11を掴み、ロータリーアクチェータ
30aの操作により180度反転させ、第2コネクタ搬
送部2Bの搬送機構部52のハンド56に受け渡す。そ
の後ハンド56は最初の状態に戻る。
【0053】次に、再度搬送コンベア27が起動してプ
ロテクタ12をストッププレート47の位置まで移送
後、前述したコネクタ本体11のハンドリングと同様な
動作を繰り返えす。
【0054】(3)第2コネクタ搬送部2Bの作動 反転移送機構部28aのハンド32aから第2コネクタ
搬送部2Bの搬送機構部52のハンド56に受け渡され
たコネクタ本体11は、コネクタ供給ローダ60の中継
ハンド66の嵌合溝68内に挿入される(図20参
照)。この状態でチャックシリンダ76が作動してチャ
ック76aが突出し、シリンダ70の作動によりチャッ
クシリンダ76が引き込まれてこれのチャック76aで
コネクタ本体11が押されて、このコネクタ本体11が
基準面ブロック69まで幅寄せさせられると共に、チャ
ック76aで保持される。
【0055】次に、ロータリーアクチェータ64の作動
によりヘッダー65が180度反転して空の中継ハンド
67が上方に位置する。この中継ハンド67には、反転
移送機構部28aのハンド32aから第2コネクタ搬送
部2Bの搬送機構部52のハンド56に受け渡されたプ
ロテクタ12が、上記したコネクタ本体11の場合と同
様にして移されて基準面ブロック69まで幅寄せがなさ
れ、保持が行われる。
【0056】そして、前記コネクタ供給ローダ60にお
いて、前後シリンダ61bの作動により支持台61共々
中継ハンド66、67が前進して、一方の中継ハンド6
6に保持されたコネクタ本体11が、コネクタ圧接部3
の上部圧接ヘッド109の部品把持機構部94の固定把
持板95と可動把持板96との間に挿入される。この状
態で、チャックシリンダ76のチャック76aが引き込
まれ、再び前後シリンダ61bが作動して支持台61共
々中継ハンド66、67が後退してコネクタ本体11が
上部圧接ヘッド109の部品把持機構部94に移され
る。
【0057】下部圧接ヘッド90においては、プロテク
タ12が、上記のコネクタ本体11の場合と同様にして
この下部圧接ヘッド90の部品把持機構部94に移され
る。
【0058】(4)ケーブル供給部4の作動 モータ117によりリール軸113に固定したケーブル
リール114を回転させてフラットケーブル119を常
に一定量弛ませ、ケーブル測長部5へ負荷なくフラット
ケーブル119を供給する。
【0059】(5)ケーブル測長部5の作動 搬送テーブル123のケーブル搬送路126上にフラッ
トケーブル119が載せられていてフラットケーブル1
19の端部は上下一対の送りローラ127、128に挟
まれている。この状態で、ステッピングモータ129に
より下側の送りローラ128が回転してフラットケーブ
ル119が矢印方向に送り出される。ケーブル搬送路1
26の途中には測長センサー131、132が上下に相
対向して設けられていて、これらの測長センサー13
1、132はこれら間を通過するフラットケーブル11
9の融着部121を検出し、図26に示すように設定長
の測定を行い、また、フラットケーブル119を融着部
121中央で切断するために融着部121を検出後、パ
ルス制御による位置決めを行う。
【0060】(6)ケーブル搬送部7とケーブル切断部
6の作動 ケーブル搬送部7においては、ステッピングモータ15
2の回転により、ねじ杆153が回転し、これと雌ねじ
部材154とによる送りでスライドヘッド150が移動
し、また、チャックハンド用シリンダ158、159の
作動により外側ケーブルチャックハンド160、161
が開閉する。また、ステッピングモータ166の回転に
より、ねじ杆167が回転し、これと雌ねじ部材168
とによる送りでスライドヘッド164が移動し、また、
平行チャックシリンダ169の作動により内側ケーブル
チャックハンド170が開閉する。
【0061】(a)ケーブル長が100mm以下の場合 図35に示すようにケーブル搬送部6の内側ケーブルチ
ャックハンド170を閉じてこれでフラットケーブル1
19を掴み、シリンダ130を作動して上側の送りロー
ラ127を持ち上げて送りローラ127、128を解放
し、ステッピングモータ166を駆動して内側ケーブル
チャックハンド170を矢印の方向に移動させてフラッ
トケーブル119を移動し、これの融着部121を測長
センサー131、132で検出後、再び、ステッピング
モータ166を駆動して内側ケーブルチャックハンド1
70を矢印の方向に移動させてフラットケーブル119
を一定量移動し、ケーブル切断部6の上、下部ヘッド1
36、146の上、下部切断刃体137、147でフラ
ットケーブル119を融着部121の中央で切断する。
この時、図37に示すようにフラットケーブル119は
ケーブルガイド149で位置決めされ、ケーブル押え1
41で押えられており、この状態で外側ケーブルチャッ
クハンド160、161を閉じる。
【0062】(b)ケーブル長が100mm以上の場合 図36に示すように送りローラ127、128を解放
後、内側ケーブルチャックハンド170を閉じてこれで
フラットケーブル119を掴み、ステッピングモータ1
66を駆動して内側ケーブルチャックハンド170を矢
印の方向に移動させてフラットケーブル119を移動す
る。その後に、ケーブル矯正機構部212を作動させて
これの矯正棒213を手前に倒してフラットケーブル1
19を下方向に少し弛ませる。次に送りローラ127、
128を閉じて矢印の方向に回転させフラットケーブル
119を送り込み設定長を測長後、フラットケーブル1
19の後端部をケーブル切断部6の上、下部ヘッド13
6、146の上、下部切断刃体137、147で切断す
る。この時、図37に示すようにフラットケーブル11
9はケーブルガイド149で位置決めされ、ケーブル押
え141で押えられており、この状態で外側ケーブルチ
ャックハンド160、161を閉じる。
【0063】(7)ケーブル搬送部7の作動とコネクタ
圧接部3の作動 内、外側ケーブルチャックハンド170、160、16
1で把持されたフラットケーブル119はステッピング
モータ152、166の駆動により搬送されて図40
(a)に示す位置関係になり、停止後、上、下部圧接ヘ
ッド109、90を閉じてフラットケーブル119の前
端部にコネクタ圧接を行う。その後、上、下部圧接ヘッ
ド109、90を解放する。次に、内、外側ケーブルチ
ャックハンド170、160、161を移動して図40
(b)に示す位置関係とし、上、下部圧接ヘッド10
9、90は新たなコネクタ本体11とプロテクタ12と
を受取り、上、下部圧接ヘッド109、90を閉じてフ
ラットケーブル119の後端部にコネクタ圧接を行う。
【0064】(8)導通耐圧試験部8の作動 ケーブル搬送部7の内、外側ケーブルチャックハンド1
70、160、161でその両端部を把持されたフラッ
トケーブル119は、ステッピングモータ152の回転
によるねじ杆153と雌ねじ部材154との送りでスラ
イドヘッド150を移動することにより、導通耐圧試験
部8側に搬送される。
【0065】この状態で、シリンダ装置173の作動に
よりスライドヘッド176が前進してテストハンド18
9a、189bが前進し、図45に示すようにテストハ
ンド189a、189bのケーブル挿入用割り溝190
にフラットケーブル119が挿入される。この場合、フ
ラットケーブル119両端の組立コネクタ345により
位置決めロッド199が後方に移動させられる。その後
に、内、外側ケーブルチャックハンド170、160、
161が開き、フラットケーブル119はテストハンド
189a、189bに受け渡される。
【0066】次に、幅寄せ用シリンダ192a,192
bが作動して幅寄せ用部材194a、194bが組立コ
ネクタ345をテストハンド189a、189bの外面
側に幅寄せする。次に、シリンダ装置173の作動によ
りスライドヘッド176が後退してテストハンド189
a、189bが後退し、組立コネクタ345が後方に移
動させられる。この組立コネクタ345の後方への移動
により位置決めロッド199がエンドプレート200に
衝突して組立コネクタ345を所定の位置に押し戻し組
立コネクタ345の位置決めを行う。
【0067】次に、プローブ用シリンダ185a、18
5b,186a、186bが作動してプローブヘッド1
78a、178b,179a、179bが組立コネクタ
345側に移動して、これらの組立コネクタ345の各
コネクタピン(図示せず)にプローブピン180a、1
80b,181a、181bが挿入接触される。その
後、導通耐圧試験が行われる。
【0068】尚、プローブ用シリンダ185a、185
b,186a、186bは、コネクタ・フラットケーブ
ルの形状に従い、任意の組合せで作動する。
【0069】即ち、プローブ用シリンダ185a、18
5b,186a、186bの各々は、プローブ用シリン
ダ185aと186aとの組合せ、プローブ用シリンダ
185aと186bとの組合せ、プローブ用シリンダ1
85bと186aとの組合せ、もしくは、プローブ用シ
リンダ185bと186bとの組合せのうちのいずれか
で作動し、それに従い対応するプローブヘッド178
a、178b,179a、179bが組立コネクタ34
5側に移動する。これにより、プローブピン180a、
180b,181a、181bが任意の組合せで挿入接
触され、導通耐圧試験が行われる。
【0070】前記プローブピン180a、180b,1
81a、181bは最大ピン数60で対応しており、コ
ネクタピン数の種類によりプローブヘッドの交換を避け
るためにピン数60以下の場合、コネクタピン番最後の
次2ピンをマスクプレート195でマスクするようにし
てピンの曲りを避ける。
【0071】(9)排出部9の作動 図1に示すようにチャックハンド201を作動させて試
験完了品を収納箱に排出する。
【0072】次に、本実施例の制御系の構成及びその動
作について図46乃至図62を参照して説明する。
【0073】図46に制御系のシステムを構成するパソ
コン制御部301、シーケンサ302及び導通耐圧試験
制御部8の接続を示す。制御手段としてのパソコン制御
部(以下、パソコンという)301には、パソコン本体
304に挿入された汎用バスバッファインターフェース
305及びCRT等の表示手段(図示せず)を有してお
り、さらに外部記憶手段としてのフロッピーディスクを
駆動するフロッピーディスクドライバ(図示せず)を備
えていて、それぞれが内部バス306で接続されてい
る。また、上位装置としてのパソコン本体304と、下
位装置としての組立手段であるシーケンサ302とは、
RS232C等のシリアル通信線307及び双方に設け
られた通信インターフェース(これらを総称して通信手
段という)で接続され、コマンド及びデータの情報の授
受を行う。さらに、試験手段である導通耐圧試験部(以
下、試験部という)8は、汎用のパラレル通信線308
を介してバスバッファインターフェース305と接続さ
れ、パソコン本体304との間で、試験に必要なコマン
ド及びデータの授受を行う。シーケンサ302及び試験
部8との間も専用線309及び310で接続されてい
る。なお、以下の図の説明に関して、図1における構成
要素と同じものは同一の符号を付して表す。
【0074】図47は、シーケンサ302の内部ブロッ
ク図を示すものである。図47において、311はシー
ケンサ302の動作制御を司るシーケンサ制御部であ
り、312はフラットケーブル119の長さを測るため
の駆動源としての測長駆動部、並びにコネクタ本体及び
フラットケーブル119を搬送するための駆動源として
の搬送駆動部であり、313は自動組立の作業を行う機
構部である。
【0075】シーケンサ制御部311は、CPU(中央
処理装置)314、メモリユニット315、上位リンク
ユニット316、入力ユニット317、出力ユニット3
18、位置制御ユニット319を備え、CPU314は
バス320を介して各ユニットの制御を行っている。メ
モリユニット315は、自動組立の制御シーケンスプロ
グラム及びデータを記憶する記憶手段である。上位リン
クユニット316は、上位装置であるパソコン301と
の間で通信制御を行い、組立を行うケーブル長さ、芯
数、形状、組立本数等のデータやトラブル信号の通信を
行う。位置制御ユニット319は、速度データ、位置デ
ータ、パラメータデータ(機能別データ)をメモリエリ
ア(図示せず)に設定し、下記に述べるパルスドライバ
の制御を行う。入力ユニット317は、各機器からのセ
ンサ信号や操作盤321からの操作信号を入力し、装置
の始動、停止等の判断を行う。出力ユニット318は、
機構部313の駆動をするための出力信号を生成すると
共に、トラブル発生時の表示灯の点滅や警報ブザーの鳴
動を行う出力信号を生成する。
【0076】測長駆動部312は、位置制御ユニット3
19からの位置制御信号に応じて、パルス信号を生成す
るパルスドライバ322、及びそのパルス信号に応じて
位置ぎめを行うステッピングモータ323を有し、測
長、切断及び圧接のための搬送動作を行う。
【0077】機構部313において、センサ部324は
各所に設けられた各センサの総称であり、入力ユニット
317にセンサ信号を供給する。表示部303は、上記
したトラブル発生時の表示等を行う。モータ・シリンダ
部325は、ケーブル切断部6及びコネクタ圧接部3を
駆動する。ケーブル測長部5は、ステッピングモータ3
23によって駆動され、センサ部324と協同してフラ
ットケーブル119の長さを測定する。トラバーサ32
9は、コネクタ搬送部2A及び2B並びにケーブル搬送
部7を表すものであり、ステッピングモータ323によ
って駆動され、フラットケーブル119及びコネクタ
(コネクタ本体11、プロテクタ12)を搬送する。ま
た、テスト部330は、試験部8と協同して、組立が完
了した組立コネクタの試験を行う。
【0078】図48は、試験部8の内部ブロック図であ
る。図48において、バスバッファインターフェース3
31は、バス332により入出力ボード333、出力ボ
ード335及び入力ボード334と接続され、パラレル
通信線308によりパソコン301との間で導通及び耐
圧試験のためのコマンド及びデータの情報を通信する。
入出力ボード333は、耐圧器336に耐圧試験信号3
37を送出し、試験結果の良否データ338を受けと
る。耐圧器336は、耐圧試験信号337に応じて高電
圧を発生する。また、リレー切替制御ボード339に、
導通試験又は耐圧試験の切り替えのための切替指令信号
340を送出する。リレー切替制御ボード339は、切
替指令信号340に応じてリレー制御信号341をリレ
ー部342に供給する。出力ボード335は、導通試験
のための出力信号344をリレー部342に供給し、入
力ボード334は、導通試験の結果の良否を示す入力信
号をリレー部343から受けとる。
【0079】図49は、図48をさらに詳細に示すもの
である。図49において、組立完了後の組立コネクタ3
45は、一方のコネクタ本体346Aと他方のコネクタ
本体346Bとがフラットケーブル119で接続されて
いる。前述した如く、この組立コネクタ345は、リレ
ー部342に自動的に接続されて導通及び耐圧試験がな
される。バス332は8ビットのパラレル信号を伝送
し、入出力、入力及び出力ボード333、334及び3
35の各ボードも、同時に8チャンネルの信号の授受を
行う。さらに、ノイズの影響を低減するために、入出力
ボード333、入力ボード334及び出力ボード335
の入出力段にはフォトカップラが使用されている。な
お、上記8ビットの信号は8サイクルで繰り返され、計
64接点に対応できる。したがって試験する組立コネク
タ345は、16芯から60芯までが可能であるが、図
49では、説明を容易にするために3芯までの接続を示
してある。
【0080】試験方法の詳細な説明は後述するとして、
ここではその概略を説明する。まず、導通試験の場合に
は、入出力ボード333から切替指令信号340がリレ
ー切替制御ボード339に出力され、8個のリレーが同
時にONとなり、切替制御信号341がリレー部342
に供給される。この切替制御信号341によりリレー部
342の導通試験用リレーaがONとなり、入力ボード
334とコネクタ本体346Aとが接続され、出力ボー
ド335とコネクタ本体346Bとが接続される。ま
た、耐圧試験用リレーdへの切替指令信号、及び耐圧器
336への耐圧試験信号はOFFとなっている。
【0081】耐圧試験の場合には、リレー部342の導
通試験用リレーaがOFFとなり、入力ボード334と
コネクタ本体346Aとの間、及び出力ボード335と
コネクタ本体346Bとが切り離され、耐圧試験用リレ
ーdがONとなり、その後耐圧器336への耐圧試験信
号がONとなる。
【0082】次に、パソコン301に対する組立作業の
設定の方法について説明する。
【0083】まず、パソコン本体304の電源をONに
すると図50(a)に示すメインメニュー画面が、表示
手段としてのCRT等のディスプレイ(図示せず)に表
示される。メニュー1ないし4は、組立コネクタを使用
する製品の機種(AないしD)を表している。メニュー
5は、新たな組立コネクタのデータの新規登録を示して
いる。メニュー6は、例えば、少量生産や試作用に製造
する場合のように、登録をせずに作業をする登録不要作
業を示すものである。また、メニュー7は、既に登録さ
れている図番を確認する登録済図番確認を示すものであ
る。これらの各メニューは、パソコン301のキーボー
ド(図示せず)の矢印キーによりカーソルを移動でき
る。
【0084】ここで、メニュー1すなわち機種Aを選択
すると、画面はメニュー画面から機種Aの図番作業を入
力する画面に変わる。次に、データ入力手段としてのキ
ーボードから、図番作業1001を入力する。するとパ
ソコン301は、図50(b)に示すように、記憶手段
であるフロッピーディスク(図示せず)のファイルから
機種Aのデータを読み込んで形状1、ケーブルの長さ7
89mm、芯数20を画面に表示する。画面のメッセージ
に従い「Y」キーを押下すると、組み立てる本数を入力
する画面に変わる。図50(c)に示すように、組立本
数を500本として入力し、リターンキー及び「Y」キ
ーを押下すると、図51(a)に示すように、20芯の
ケーブル及びコネクタ本体をシーケンサ302にセット
したかどうかを問うメッセージ画面に変わる。確定の
「Y」キーを押下すると、図51(b)に示す作業中の
画面に変わる。この図51(b)には、図50(b)で
入力された形状である「1」の数字と共に、その形状の
図形がカラーもしくはモノクロで表示される。
【0085】図50(a)のメインメニュー画面におい
て、メニュー6の登録不要作業を選択すると、図52
(a)に示す芯数及び形状メニューの入力画面に変わ
り、作業できる芯数の全てと形状の全てが表示される。
図52(c)は表示された形状を拡大したものであり、
401はコネクタ本体11を表し401aは誤挿入防止
用の突起部を表している。この突起部401aによりコ
ネクタ本体401の方向が定まることになる。また、4
02はフラットケーブル119を表し、402aは色違
いで識別される1番ピンを示している。従って、この表
示された図形から、組立完了後の組立コネクタの実際の
形状が一義的に定まることになる。さらに、ケーブルの
異なる種類を表示するために、表示する図形の色を変え
ることにより、さらに多くの種類の識別も可能となる。
このように、操作者は組み立てる組立コネクタの形状
を、画面に表示された図形により確認することができる
ので、誤入力を未然に防止できることになる。
【0086】図52(a)において、芯数8すなわち6
0芯及び形状5を入力すると、図52(b)のフラット
ケーブル119の長さ及び作業本数を入力する画面に変
わる。ここで、フラットケーブル119の長さ123m
m及び本数(オーダー数)10本を入力して確定する
と、図53(a)のフラットケーブル119及びコネク
タ本体11のセットの可否を問うメッセージ画面とな
り、確定後は図53(b)に示す作業中の画面となる。
なお、この図53(b)の画面の表示は、既に作業が進
行して、オーダー数10に対して現在数すなわち作業完
了数8で、その内、試験(これについては後述)の結果
良品が7本で、不良品が1本である状態を表している。
【0087】図50(a)のメインメニュー画面におい
て、メニュー5の新規登録を選択すると、図54(a)
に示す画面に変わる。例えば、図53(b)に示す60
芯フラットケーブルで形状5の組立コネクタ345が、
機種D用に量産するために新たに登録する場合の登録手
順について説明する。まず図54(a)で機種Dを選択
し、図54(b)の入力項目の画面で、図番作業401
1、形状5、ケーブルの長さ123mm、芯数60を入
力して確定することにより新規登録が完了する。
【0088】図50(a)のメインメニュー画面におい
てメニュー7の登録済図番確認を選択すると、図55
(a)に示す画面に変わる。ここで機種Bを選択して確
定すると、図55(b)に示すように、機種Bに使用さ
れる図番の全てが表示される。
【0089】次に、本装置による組立コネクタの組立手
順及び試験手順について、図56乃至図59のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0090】図56乃至図59において、一点鎖線の左
側のフローチャートは、上位装置であるパソコン301
の動作を示すもので、右側のフローチャートは、下位装
置であるシーケンサ302の動作を示すものである。な
お、一点鎖線と交錯するフローの線は、パソコン301
とシーケンサ302との間で、RS232Cによる通信
制御を行う動作を示すものである。
【0091】まず、図56において、パソコン301の
キーボードから、操作者による上記の作業指示がなされ
ると(ステップS1)、芯数、形状、フラットケーブル
119の長さ等の情報データが専用通信コマンドに変換
されてシーケンサ302へ送信される(ステップS
2)。シーケンサ302ではフラットケーブル119及
びコネクタがセットされ(ステップS3)、上記データ
を上位リンクユニット316を介して全て受信すると
(ステップS4)、これらのデータをメモリエリア及び
内部接点に書き込むと共に、パソコン301へデータ受
信終了信号(レスポンスブロック)を送信する。パソコ
ン301はデータ受信の確認を行い、それが正常である
かを通信制御プログラムで判別し(ステップS5)、異
常であれば再入力の指示をシーケンサ302に送信し、
正常であれば画面上に「頭合わせをして下さい」と表示
する。ここで操作者は、パソコン301のキーボードの
“頭合わせ”のスイッチ(図示せず)を押下する。する
と、パソコン301はケーブル先端切り揃え指示をシー
ケンサ302に送信する(ステップS6)。シーケンサ
302はケーブル先端切り揃えを開始し(ステップS
7)、切り揃えが終了したか否かを判定し(ステップS
8)、終了した場合にはパソコン301に終了信号を送
信する。具体的には、ケーブル先端切り揃え終了は、シ
ーケンサ302が指定された内部接点をONするので、
パソコン301はこの内部接点を監視し、ONされたこ
とを確認するとケーブル先端切り揃え終了となる。
【0092】図57において、終了信号を受信したパソ
コン301は、「<オート>にしてスタートスイッチを
押して下さい」と画面表示する。そこで操作者は、キー
ボードのオート/マニアル切替スイッチをオートにして
スタートスイッチ(いずれも図示せず)を押下する。す
るとパソコン301はシーケンサ302に自動組立開始
指示を行った後(ステップS9)、作業中画面を表示し
て自動組立開始となる(ステップS10)。次に、安全
カバーの開放がないか等のトラブルの解析を行い(ステ
ップS11)、トラブルが有るか否かを判別する(ステ
ップS12)。このトラブルの検出は、パソコン301
がシーケンサ302の内部接点を読み込んで、通信制御
プログラムで判定することによりなされる。トラブルが
有れば作業中画面にそのトラブルの内容を表示し(ステ
ップS13)、トラブルがなければシーケンサ302に
スタート開始信号を送信する。これを受信したシーケン
サ302は、まずケーブル長を測定する(ステップS1
4)。測長の方法は、パソコン301から送信されたデ
ータをもとに、位置制御ユニット319で作成された位
置データにより、ステッピングモータ323を駆動させ
て、透過型光センサーである一対の測長センサー131
及び132(図26(b))の間を通過するフラットケ
ーブル119の融着部121を検出して測長を行う。こ
れは、フラットケーブル119の融着部121が所定の
間隔で設けられており、この融着部121は光を遮断
し、融着部121以外の部分は光を透過することを利用
するものである。従って、この一対の透過型光センサー
は、フラケットケーブル119の融着部121と非融着
部122とを識別する検出手段である。なお、フラケッ
トケーブル119全体が融着部121で構成されている
種類のフラットケーブルについては、ステッピングモー
タを駆動するパルス信号のステップ数により測長を行
う。
【0093】次に、ケーブル切断部6の上部切断刃体1
37及び下部切断刃体147において、パソコン301
から指示された長さにフラットケーブルを切断して(ス
テップS15)、ステッピングモータ323によるトラ
バーサ329の駆動により、切断したフラットケーブル
を圧接部3へ搬送する。次に、マガジンストッカー16
及び17から圧接部3へのコネクタ本体11及びプロテ
クタ12の供給を行う(ステップS16)。マガジンス
トッカー16及び17に列単位に配置されたコネクタ本
体11及びプロテクタ12は、コネクタ本体11の芯数
により1列の数が異なるので、パソコン301から送信
される芯数データにより、コネクタ本体11及びプロテ
クタ12を把持する位置が決定される。フラケットケー
ブル119は内外側ケーブルチャックハンド170、1
60及び161により搬送され、圧接部3の上部圧接ヘ
ッド109及び下部圧接ヘッド90に把持されたコネク
タ本体11及びプロテクタ12の間に挿入されて圧接さ
れ(ステップS17)、試験部8へ圧接された組立コネ
クタ345が搬送される(ステップS18)。そこで、
シーケンサ302は搬送終了信号をパソコン301へ送
信する。具体的には、パソコンが指定された内部接点を
監視して搬送終了と判断する。
【0094】図58において、搬送終了信号を受信した
パソコンは、フラットケーブル119やコネクタ(コネ
クタ本体11、プロテクタ12)等の部品切れトラブル
の解析を行い(ステップS19)、トラブルが有るか否
かを判定し(ステップS20)、トラブルが有れば作業
中画面に表示し(ステップS21)、トラブルがなけれ
ば試験開始信号の受信待ちをし、受信が有るか否かを判
別する(ステップS22)。試験開始信号を受信した場
合は、導通及び耐圧の試験を行い(ステップS23)良
否判定を行う(ステップS24)。この良否判定は耐圧
試験プログラムで判定する。その後、良否判定の結果デ
ータをシーケンサ302に送信し(ステップS25)、
シーケンサ302はその結果データを受信し(ステップ
S26)、その結果データより良品か否かを判別する
(ステップS27)。判定の結果、良品であれば良品数
を1だけカウントアップし(ステップS28)、不良品
であれば不良品数を1だけカウントアップする(ステッ
プS29)。その後、排出部9において、良品は良品収
納箱に排出し(ステップS30)、不良品は不良品収納
箱に排出する(ステップS31)。
【0095】図59において、パソコン301は、シー
ケンサ302の指定データメモリの良品数及び不良品数
の数データを読み込んで(ステップS32)、画面にそ
の数データを表示する(ステップS33)。次に良品数
と初めに入力された指定員数とを比較して(ステップS
34)、指定全員数に達したか否かを判定し(ステップ
S35)、達していない場合には図57のステップS1
1に移行して、次の組立コネクタの組立作業を行う。指
定員数に達した場合には、作業中画面に表示して(ステ
ップS36)、シーケンサ302に作業停止指令信号を
送信する。これを受信したシーケンス302は組立作業
を停止し(ステップS37)、停止終了信号をパソコン
301が読み込む。これを受信したパソコン301は、
作業中画面に終了メッセージを表示する。操作者がこの
終了メッセージで指定された終了キー(例えばESCキ
ー)を押下すると、画面は図305(a)のメインメニ
ューの画面に戻る。そこで操作者が8すなわち終了を選
択すると、パソコン301は自動組立の動作を停止して
(ステップS38)、組立コネクタの組立作業が完了す
る。
【0096】次に、図58のステップS23及びS24
における導通耐圧試験及びその良否判定の動作につい
て、図60乃至図62を参照してさらに詳細に説明す
る。
【0097】図60及び図61は、図49のリレー部の
一部の回路図を示し、リレーaは導通試験のときにON
接点となり、耐圧試験のときにOFF接点となる。ま
た、リレーb、c及びdは耐圧試験のときにON接点も
しくは0FF接点となり、試験条件により表1に示すよ
うな接点状態になる。
【0098】
【表1】 この表1に示すように、導通試験のときはリレーaのみ
がON接点となり、他のリレーは全てOFF接点とな
る。一方、耐圧試験のときは、リレーaはOFF接点と
なるので、シーケンサ302は耐圧器336から完全に
切り離されることになる。従って、耐圧試験の際の高い
電圧の影響によるシーケンサ302及びパソコン301
へのスパークその他のノイズの混入を防止することがで
きる。
【0099】コネクタ501はP1、P2、P3、P
4、P5…の順にコネクタ端子が千鳥状の配置となって
いる。図60はこの隣接間の組立コネクタ345の耐圧
試験の接続を示すものである。この場合には表1に示す
ように、リレーb及びdがON接点となり、リレーa及
びcがOFF接点となる。従って、耐圧器336のプラ
ス電圧はP1、P3、P5…すなわち奇数端子に印加さ
れ、マイナス電圧はP2、P4、P6…すなわち偶数端
子に印加される。このように、隣接するコネクタ端子間
に高電圧が印加されるので、隣接コネクタ端子間の耐圧
試験が可能となる。
【0100】図61は1本おきのコネクタ端子の耐圧試
験の接続を示すものである。この場合には表1に示すよ
うに、リレーc及びdがON接点となり、リレーa及び
bがOFF接点となる。従って、耐圧器336のプラス
電圧はP1、P2に印加され、マイナス電圧はP3、P
4に印加される。このように、隣接するコネクタ端子間
に高電圧が印加されるので、1本おきのコネクタ端子間
の耐圧試験が可能となる。
【0101】図62は、導通及び耐圧試験の手順を示す
フローチャートである。この図において、まず、試験す
る組立コネクタの芯数の確認をして(ステップS10
1)、表1の1に示すように、導通用リレーの切り替え
を行う(ステップS102)。次に、図49に示す組立
コネクタ(345)のA端(346A)のn本目(nの
初期値はP1)と、B端(346B)のn本目(nの初
期値はP1)との導通をチェックする(ステップS10
3)。この導通試験の結果がOKか否かを判別し(ステ
ップS104)、OKであればA端のn本目とB端のn
本目以外との間が短絡していないかをチェックする(ス
テップS105)。
【0102】チェックの結果がOKであるか否かを判定
し(ステップS106)、OKであればA端の全ての芯
数分(n=1、2、3、4…)について導通試験が終了
したか否かを判定し(ステップS107)、終了してい
ない場合にはA端のコネクタ端子をインクリメントする
(ステップS108)。次に、B端のコネクタ端子をイ
ンクリメントしたA端のコネクタ端子に対応させ(ステ
ップS109)、ステップS103に移行して導通チェ
ックを行う。
【0103】ステップS107において全ての芯数分の
導通チェックが終了した場合には、表1の2に示すよう
に耐圧用リレーの切り替えを行う(ステップS11
0)。ついで図60に示す隣接間の耐圧試験を行い(ス
テップS111)、試験結果がOKか否かをチェックす
る(ステップS112)。OKであれば表1の3に示す
ように耐圧用リレーの切り替えを行い(ステップS11
3)、1本おきの耐圧試験を行い(ステップS11
4)、試験結果がOKであるか否かをチェックする(ス
テップS115)。OKであれば導通耐圧試験を終了す
る。
【0104】ステップS104、S106、S112及
びS115において、試験結果がOKでなければ導通耐
圧NGの表示を行う(ステップS116)。
【0105】なお、上記実施例で説明したように、シー
ケンサ302におけるコネクタの組み立て及び試験の一
連の動作の流れは、個々の機能の動作の組み合わせであ
る。そこで、本発明のコネクタ・フラットケーブルアッ
センブリの自動組立装置のメンテナンスを行う場合に
は、図示せぬメンテナンスボードにスイッチを設けて、
このスイッチを切り替えることにより、個々の機能の動
作を独立して動作試験ができるようになっている。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コネク
タをコネクタ本体とプロテクタとに分解した状態でスト
ックし供給するコネクタ供給部と、このコネクタ供給部
からコネクタ本体とプロテクタとを取り込み搬送するコ
ネクタ搬送部と、フラットケーブルの上面および下面に
対して、このコネクタ搬送部から得たコネクタ本体およ
びプロテクタの取り付け配置を変える回転動作を行うコ
ネクタ供給ローダと、このフラットケーブルをストック
し供給するケーブル供給部と、このケーブル供給部から
供給されたフラットケーブルを設定された長さに測長す
るケーブル測長部と、このケーブル測長部で測長された
フラットケーブルを断するケーブル切断部と、このケ
ーブル切断部で切断されたフラットケーブルを搬送する
ケーブル搬送部と、前記コネクタ供給ローダからコネク
タ本体とプロテクタとを受取り前記ケーブル搬送部によ
り搬送されたフラットケーブルにコネクタ本体とプロテ
クタとを圧接により一体にして組み込むコネクタ圧接部
と、作成するフラットケーブルの長さ情報と、このフラ
ットケーブルの上面および下面に対するコネクタ本体お
よびプロテクタの取り付け配置を示す形状情報を入力す
る入力部と、前記入力部から入力されたケーブル長さ情
報に基づいて前記ケーブル測長部および前記ケーブル切
断部を制御し、所定の長さにフッラットケーブルを切断
すると共に、前記形状情報に基づいて前記コネクタ供給
ローダの回転制御を行う制御部とを備えたものであるか
ら、種々の形状のコネクタ・フラットケーブルアッセン
ブリの自動組立が可能となる。
【0107】また、本発明は、請求項1記載のコネクタ
・フラットケーブルアッセンブリの自動組立装置におい
て、コネクタ供給部は、コネクタ本体とプロテクタとの
それぞれの供給機構部を備え、それぞれの供給機構部は
それぞれにマガジンストッカーを有し、これらのマガジ
ンストッカーにコネクタ本体が並べて収容されたマガジ
ンとプロテクタが並べて収容されたマガジンとを供給す
るようにしたので、コネクタ本体を並べて収容したマガ
ジンとプロテクタを並べて収容したマガジンとをそれぞ
れの供給機構部のマガジンストッカーに納入することが
可能であり、コネクタの納入時、荷姿のパレットでの供
給ができて作業性を向上させることができる。
【0108】また、本発明は、請求項1記載のコネクタ
・フラットケーブルアッセンブリの自動組立装置におい
て、ケーブル測長部は、搬送テーブルのケーブル搬送路
上を搬送されるフラットケーブルをケーブル搬送路の途
中に設けられた測長センサーによりフラットケーブルの
融着部を検出して設定長の測定を行い、また、フラット
ケーブルを融着部中央で切断するために融着部を検出
後、パルス制御による位置決めを行うようにしたので、
フラットケーブルは所定の間隔をおいて融着部が形成し
てあり、これらの融着部間は簾部になされているが、測
長センサーはこの簾部を感知せず融着部を感知検出する
ようになり、フラットケーブルの融着部を確実に検出し
て設定長の測定を行い得る。
【0109】また、本発明は、請求項1記載のコネクタ
・フラットケーブルアッセンブリの自動組立装置におい
て、ケーブル切断部は、上部切断機構部と下部切断機構
部とを備え、上部切断機構部はガイドポストに昇降動可
能に取り付けられて昇降シリンダにより昇降する上部ヘ
ッドを有し、この上部ヘッドの下端縁部に上部切断刃体
とスプリングにより下方に付勢されたケーブル押え部材
とを取り付け、下部切断機構部はガイドポストに昇降動
可能に取り付けられて昇降シリンダにより昇降する下部
ヘッドを有し、この下部ヘッドの上端縁部に下部切断刃
体とケーブルガイドとを取り付けて構成にしたので、上
部切断刃体と下部切断刃体とによるフラットケーブルの
切断と共に、ケーブル押え部材とケーブルガイドとでフ
ラットケーブルの位置決めを行うことができて、後工程
(コネクタ圧接工程)での処理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコネクタ・フラットケーブルア
ッセンブリの自動組立装置の斜視図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同左側面図である。
【図5】同一部省略した左側面図である。
【図6】(a)はコネクタの分解状態の斜視図である。
(b)は(a)に示すコネクタの反転状態の斜視図であ
る。
【図7】コネクタ供給部および第1コネクタ搬送部の斜
視図である。
【図8】コネクタ供給部のシェータの斜視図である。
【図9】同平面図である。
【図10】同側面図である。
【図11】マガジン排出機構部の一部省略した平面図で
ある。
【図12】同側面図である。
【図13】第1コネクタ搬送部の斜視図である。
【図14】同平面図である。
【図15】同正面図である。
【図16】(a)コネクタ排出機構部の斜視図である。 (b)コネクタ本体の正常搬送状態の平面図である。 (c)コネクタ本体の異常搬送状態の平面図である。
【図17】第2コネクタ搬送部の平面図である。
【図18】第2コネクタ搬送部の斜視図である。
【図19】第2コネクタ搬送部のコネクタ供給ローダの
斜視図である。
【図20】同コネクタ供給ローダの中継ハンドの斜視図
である。
【図21】コネクタ圧接部の上、下部圧接ヘッドとコネ
クタ供給ローダの関連を示す斜視図である。
【図22】コネクタ圧接部の一部省略した正面図であ
る。
【図23】同一部省略した正面図である。
【図24】コネクタ圧接部の一部省略した側面図であ
る。
【図25】ケーブル供給部の斜視図である。
【図26】(a)はフラットケーブルの斜視図である。
(b)はフラットケーブルの融着部の検出の説明図であ
る。
【図27】ケーブル測長部とケーブル切断部の斜視図で
ある。
【図28】同側面図である。
【図29】ケーブル切断部の斜視図である。
【図30】同正面図である。
【図31】同一部省略した側面図である。
【図32】ケーブル搬送部の斜視図である。
【図33】同平面図である。
【図34】同一部省略した断面図である。
【図35】(a)はフラットケーブルのケーブル長が1
00mm以下の場合における測長の前工程の説明図であ
る。(b)はフラットケーブルのケーブル長が100m
m以下の場合における測長の後工程の説明図である。
【図36】(a)はフラットケーブルのケーブル長が1
00mm以上の場合における測長の前工程の説明図であ
る。(b)はフラットケーブルのケーブル長が100m
m以上の場合における測長の中間工程の説明図である。
(c)はフラットケーブルのケーブル長が100mm以
上の場合における測長の後工程の説明図である。
【図37】フラットケーブル切断時のケーブル位置決め
の説明図である。
【図38】切断されたフラットケーブルを内、外側ケー
ブルチャックハンドで把持した状態の斜視図である。
【図39】コネクタ圧接部の上、下部圧接ヘッドにコネ
クタ本体およびプロテクタを装着した状態の斜視図であ
る。
【図40】(a)はフラットケーブルの一方端のコネク
タ圧接の説明図である。(b)はフラットケーブルの他
方端のコネクタ圧接の説明図である。
【図41】導通耐圧試験部の斜視図である。
【図42】同平面図である。
【図43】同正面図である。
【図44】同右側面図である。
【図45】導通耐圧試験部の要部の斜視図である。
【図46】本発明のコネクタ・フラットケーブルアッセ
ンブリの自動組立装置の実施例の制御系のシステム構成
を示す図である。
【図47】図46のシーケンサの内部ブロック図であ
る。
【図48】図46の導通耐圧試験部の内部ブロック図で
ある。
【図49】図48のさらに詳細なブロック図である。
【図50】(a)はパソコンのメインメニューの画面を
表す図である。(b)は図番作業を入力する画面を表す
図である。(c)は組み立てる本数を入力する画面を表
す図である。
【図51】(a)は準備完了かを問うメッセージの画面
を表す図である。(b)は作業中の画面を表す図であ
る。
【図52】(a)は芯数及び形状メニューの画面を表す
図である。(b)はケーブルの長さと本数を入力する画
面を表す図である。(c)は画面に表示された形状デー
タの図形を拡大した図である。
【図53】(a)は準備完了かを問うメッセージの画面
を表す図である。(b)は作業中の画面を表す図であ
る。
【図54】(a)は機種を選択する画面を表す図であ
る。(b)は作業の入力項目を設定する画面の図であ
る。
【図55】(a)は図番確認の機種を選択する画面を示
す図である。(b)は選択した機種の図番を表示する画
面の図である。
【図56】組立コネクタの組立手順及び試験手順のフロ
ーチャートである。
【図57】組立コネクタの組立手順及び試験手順のフロ
ーチャートである。
【図58】組立コネクタの組立手順及び試験手順のフロ
ーチャートである。
【図59】組立コネクタの組立手順及び試験手順のフロ
ーチャートである。
【図60】隣接間の組立コネクタの耐圧試験の接続図で
ある。
【図61】1本おきの組立コネクタの耐圧試験の接続図
である。
【図62】導通及び耐圧試験の手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 コネクタ供給部 2 コネクタ搬送部 3 コネクタ圧接部 4 ケーブル供給部 5 ケーブル測長部 6 ケーブル切断部 7 ケーブル搬送部 11 コネクタ本体 12 プロテクタ 60 コネクタ供給ローダ 119 フラットケーブル 301 制御部
フロントページの続き (72)発明者 根本 仁一 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (56)参考文献 特開 昭60−264073(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/01 H01R 43/00 H01R 43/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタをコネクタ本体とプロテクタと
    に分解した状態でストックし供給するコネクタ供給部
    と、このコネクタ供給部からコネクタ本体とプロテクタ
    とを取り込み搬送するコネクタ搬送部と、フラットケー
    ブルの上面および下面に対して、このコネクタ搬送部か
    ら得たコネクタ本体およびプロテクタの取り付け配置を
    変える回転動作を行うコネクタ供給ローダと、このフラ
    ットケーブルをストックし供給するケーブル供給部と、
    このケーブル供給部から供給されたフラットケーブルを
    設定された長さに測長するケーブル測長部と、このケー
    ブル測長部で測長されたフラットケーブルを断するケ
    ーブル切断部と、このケーブル切断部で切断されたフラ
    ットケーブルを搬送するケーブル搬送部と、前記コネク
    タ供給ローダからコネクタ本体とプロテクタとを受取り
    前記ケーブル搬送部により搬送されたフラットケーブル
    にコネクタ本体とプロテクタとを圧接により一体にして
    組み込むコネクタ圧接部と、作成するフラットケーブル
    の長さ情報と、このフラットケーブルの上面および下面
    に対するコネクタ本体およびプロテクタの取り付け配置
    を示す形状情報を入力する入力部と、前記入力部から入
    力されたケーブル長さ情報に基づいて前記ケーブル測長
    部および前記ケーブル切断部を制御し、所定の長さにフ
    ッラットケーブルを切断すると共に、前記形状情報に基
    づいて前記コネクタ供給ローダの回転制御を行う制御部
    とを備えたことを特徴とするコネクタ・フラットケーブ
    ルアッセンブリの自動組立装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ供給部は、コネクタ本体と
    プロテクタとのそれぞれの供給機構部を備え、それぞれ
    の供給機構部はそれぞれにマガジンストッカーを有し、
    これらのマガジンストッカーにコネクタ本体が並べて収
    容されたマガジンとプロテクタが並べて収容されたマガ
    ジンとを供給するようにした請求項1に記載のコネクタ
    ・フラットケーブルアッセンブリの自動組立装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーブル測長部は、搬送テーブルの
    ケーブル搬送路上を搬送されるフラットケーブルをケー
    ブル搬送路の途中に設けられた測長センサーによりフラ
    ットケーブルの融着部を検出して設定長の測定を行い、
    また、フラットケーブルを融着部中央で切断するために
    融着部を検出後、パルス制御による位置決めを行うよう
    にした請求項1に記載のコネクタ・フラットケーブルア
    ッセンブリの自動組立装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーブル切断部は、上部切断機構部
    と下部切断機構部とを備え、上部切断機構部はガイドポ
    ストに昇降動可能に取り付けられて昇降シリンダにより
    昇降する上部ヘッドを有し、この上部ヘッドの下端縁部
    に上部切断刃体とスプリングにより下方に付勢されたケ
    ーブル押え部材とを取り付け、下部切断機構部はガイド
    ポストに昇降動可能に取り付けられて昇降シリンダによ
    り昇降する下部ヘッドを有し、この下部ヘッドの上端縁
    部に下部切断刃体とケーブルガイドとを取り付けて構成
    にした請求項1に記載のコネクタ・フラットケーブルア
    ッセンブリの自動組立装置。
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