JP3008253U - Posシステム - Google Patents

Posシステム

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JP3008253U
JP3008253U JP1994011694U JP1169494U JP3008253U JP 3008253 U JP3008253 U JP 3008253U JP 1994011694 U JP1994011694 U JP 1994011694U JP 1169494 U JP1169494 U JP 1169494U JP 3008253 U JP3008253 U JP 3008253U
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由美子 北村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイレクトメールを効率的かつ効果的に発行
できるPOSシステムを提供する。 【構成】 ダイレクトメール用のラベル情報をバーコー
ドでプリントアウトするプリンタ3e、バーコードのラ
ベル情報を読み取るPOT用アダプタ3f、顧客や車両
に関する基本情報を記憶する第1記憶手段および、アダ
プタ3fにより読み取られたラベル情報の集計結果やイ
ベント情報等のラベル情報を基本情報に基づいてダイレ
クトメールにプリントアウトさせる制御を行う第1制御
手段3a、を設けたストアコントローラ3と、前記基本
情報を記憶する第2記憶手段および、複数台のストアコ
ントローラ3から送出されてくるデータを分析処理し、
この分析結果や統一イベントの情報をラベル情報として
プリンタ3eに送出し、このラベル情報を基本情報に基
づいてダイレクトメールにプリントアウトさせる制御を
行う第2制御手段4a、を設けたホストコンピュータ4
と、を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用品の販売店舗に自動車部品の取付・交換作業所が併設さ れた併設店舗に設置されるPOS(販売時点情報管理)システムに係り、特に、 各種商品の売上情報や自動車用品の交換時期の到来情報等に基づき、ダイレクト メールを企画して発行するPOSシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動車用品・部品を販売するとともに、この自動車用品や部品を取付・ 交換しあるいはオイルの交換を行う作業所を有する店舗が多くなってきている。 この併設店舗では、ユーザーの初来所時に会員カードを発行して顧客管理を行 うとともに、この会員にダイレクトメールを発送して各種のイベントを案内する ようにしている。
【0003】 このダイレクトメールは、会員登録された客先の住所にキャンペーン案内や期 限切れの案内等を同封して郵送するようにしており、これを受け取った顧客がキ ャンペーン等に応答して何らかの意思表示を行うと、当該併設店舗においてデー タを集計・分析し、次の案内を企画するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のPOSシステムにおいては、各併設店舗が顧客サービス とともに販売促進等を目的としてダイレクトメールを発行するようにしているが 、顧客情報管理が不十分でありダイレクトメールの作成も殆ど手作業に頼らざる を得ないことから、甚だ非効率なものであった。
【0005】 例えば、併設店舗独自の企画を立案して実行する場合、併設店舗の地域性や時 期が考慮されてもダイレクトメールを迅速かつ効率的に発行することができない ために、イベントの期待効果が低くなるという難点があった。 また、定例企画、スポット企画およびグループ企画といった全併設店舗に共通 した統一イベントを立案して実行するのが困難であり、併設店舗独自で似たよう な企画を行った場合には、必然的にコスト高となっていた。さらに、ダイレクト メールの送付忘れが生じることもあり、機会の損失を招くといった問題も残され ていた。
【0006】 この考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、ダイレクトメールを効率的か つ効果的に発行できるPOSシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1項記載の考案は、自動車用品の販売店舗に 自動車部品の取付・交換作業所(ピット)が併設された併設店舗に設置され、こ の併設店舗における部品交換および商品販売を管理するPOSシステムにおいて 、ダイレクトメールに付記されるラベル情報をバーコードでプリントアウトする プリンタ、前記バーコードのラベル情報を読み取るPOT(ポータブルターミナ ル)用アダプタ、顧客や車両に関する基本情報を記憶する第1記憶手段および、 前記アダプタにより読み取られたラベル情報を集計処理し、この集計結果や前記 併設店舗独自の企画によるイベント情報をラベル情報として前記プリンタに送出 し、このラベル情報を前記第1記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメール にプリントアウトさせる制御を行う第1制御手段、を設けたストアコントローラ と、前記基本情報を記憶する第2記憶手段および、複数台の前記ストアコントロ ーラから送出されてくるデータを分析処理し、この分析結果や定例企画、スポッ ト企画およびグループ企画を含む全併設店舗に共通した統一イベントの情報をラ ベル情報として前記プリンタに送出し、このラベル情報を前記第2記憶手段の基 本情報に基づいてダイレクトメールにプリントアウトさせる制御を行う第2制御 手段、を設けたホストコンピュータと、を備えたことを特徴としている。
【0008】 また、請求項2項記載の考案は、自動車用品の販売店舗に自動車部品の取付・ 交換作業所(ピット)が併設された併設店舗に設置され、この併設店舗における 部品交換および商品販売を管理するPOSシステムにおいて、ダイレクトメール に付記されるラベル情報をバーコードでプリントアウトするプリンタ、前記バー コードのラベル情報を読み取るPOT(ポータブルターミナル)用アダプタ、顧 客や車両に関する基本情報を記憶する第1記憶手段および、前記アダプタにより 読み取られたラベル情報を集計処理し、この集計結果や前記併設店舗独自の企画 によるイベント情報をラベル情報として前記プリンタに送出し、このラベル情報 を前記第1記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールにプリントアウトさ せる制御を行う第1制御手段、を設けたストアコントローラと、前記基本情報を 記憶する第2記憶手段および、前記ストアコントローラから送出されてくる前記 併設店舗で独自に設定した各種商品の買上動向、各種会員カードの期限切れ、各 種自動車用品の交換時期到来等の抽出条件に従った案内情報をラベル情報として 前記プリンタに送出し、このラベル情報を前記第1記憶手段および/または第2 記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールにプリントアウトさせる制御を 行う第2制御手段、を設けたホストコンピュータと、を備えたことを特徴として いる。
【0009】
【作用】
請求項1項記載の考案においては、予めダイレクトメールにラベル情報をバー コードで付記して郵送する。このダイレクトメールが返送されてきたとき、PO T用アダプタがバーコードのラベル情報を読み取って集計処理し、この集計結果 や各併設店舗独自の企画によるイベント情報をラベル情報とする。そして、この ラベル情報を第1記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールにバーコード でプリントアウトさせる。これにより、予め発送したダイレクトメールの反応に 基づいて次のダイレクトメールを企画できるうえ、併設店舗独自の企画を立案し て実行することが可能となる。 また、各併設店舗に設置されたストアコントローラからホストコンピュータに データが送出されてくると、このホストコンピュータはデータを分析処理し、こ の分析結果や定例企画、スポット企画およびグループ企画を含む全併設店舗に共 通した統一イベントの情報をラベル情報とする。そして、このラベル情報を第2 記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールにバーコードでプリントアウト させる。これにより、次のダイレクトメールを企画するとき、定例企画、スポッ ト企画およびグループ企画といった全併設店舗に共通した統一イベントを立案し て実行することが可能となる。
【0010】 さらに、請求項2項記載の考案においては、予めダイレクトメールにラベル情 報をバーコードで付記して郵送する。このダイレクトメールが返送されてきたと き、POT用アダプタがバーコードのラベル情報を読み取って集計処理し、この 集計結果や各併設店舗独自の企画によるイベント情報をラベル情報とする。そし て、このラベル情報を第1記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールにバ ーコードでプリントアウトさせる。これにより、予め発送したダイレクトメール の反応に基づいて次のダイレクトメールを企画できるうえ、併設店舗独自の企画 を立案して実行することが可能となる。 また、各併設店舗が設定しそのストアコントローラから送出されてくる各種商 品の買上動向、各種会員カードの期限切れ、各種自動車用品の交換時期到来等の 抽出条件に従った案内情報に関するラベル情報を第1記憶手段および/または第 2記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールにプリントアウトさせるので 、併設店舗側と本部側とに保有されている全顧客の基本情報から、ダイレクトメ ールの優先的な発送先を選択できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図を参照しつつ説明する。 図1は、本考案に係るPOSシステムの全体構成を示す電気的ブロック線図で ある。
【0012】 このPOSシステム1は、自動車用品の販売店舗に自動車部品の取付・交換作 業所が併設された併設店舗の管理システムに適用され、各併設店舗に設置される POSレジスタ2と、前記併設店舗に設置されるストアコントローラ3と、この ストアコントローラ3(以下、ストコンと略称する)を含むPOSレジスタ2の 全体を管理するホストコンピュータ4とからなり、各機器および装置相互は通信 回線lにより接続される構成となっている。
【0013】 なお、このPOSシステム1においては、提携クレジット会員、オイルチェン ジ会員およびポイントアップ会員といった会員制を採用しており、各会員は予め 発行される会員カードを使用して自動車用品の購入や自動車部品の交換を行える システムとなっている。 また、これらの会員に対しては、顧客サービスをより充実するため、予め立案 した企画内容に基づいてダイレクトメール(以下、DMと略称する)を自動発行 し、郵送するDMシステムを採用している。
【0014】 前記POSレジスタ2は、従来周知の電子販売装置であって、CPU,ROM ,RAMとともに、ディスプレイ、カードリーダ・ライタ、キー入力部、バーコ ードリーダ、プリンタおよびシート発行部等を備えている。
【0015】 このPOSレジスタ2は、ユーザーの来所時に例えば、前記オイル会員カード をカードリーダ・ライタに挿入すると、氏名、住所、電話番号といったカードに 記録済の顧客情報が読み取られてディスプレイに表示される。 そして、ユーザーが商品を購入したとき、キー入力部の操作あるいはバーコー ドリーダの読み取りによって商品の価格や数量等が入力されると、CPUにより 演算処理が行われて計算結果がプリンタに送出され、伝票に必要事項が印字され た後に発行される。 このときの売上情報は、通信制御部からストコン3側へ送出され、商品販売状 況が記録される。また、ホストコンピュータ4にも伝送されて、該当マスタによ り売上管理がなされる。
【0016】 また、自動車部品やオイルが交換されたとき、キー入力部の操作により所定の 情報を入力すると、作業伝票に必要事項が印字された後に発行される。このとき の交換情報は、通信制御部からストコン3およびホストコンピュータ4に伝送さ れ、前述のように記録または管理がなされる。
【0017】 前記ストコン3は、販売情報、交換情報および顧客情報等により、稼働状況を 把握するための汎用コンピュータであって、図2に示す如くCPU(第1制御手 段)3a、ROM3bおよびマスタ3g〜3jに、表示画面を有するディスプレ イ3c、キー操作によって売上情報、顧客情報および会員入会情報等を入力する キー入力部3d、ダイレクトメール(DM)に貼着されるラベル上の宛て先やバ ーコード等を記述するレーザプリンタ3e、DM等に記されたバーコードを読み 取るアダプタ3f、ハードディスクが挿入されるハードディスク部(図示省略) 等が接続されている。なお、前記アダプタ3fは、情報を取り込むポータブルタ ーミナル(POT)に備えられている。
【0018】 前記マスタ3g〜3jは、顧客情報管理用の顧客マスタ3g、商品売上管理用 の商品マスタ3h、会員サービス管理用のサービスマスタ3iおよびDM情報管 理用のDMマスタj等からなり、伝送されてくる情報に応じて動作する構成とな っている。 このストコン3は、通信制御部3kを介して前記POSレジスタ2の通信制御 部2jおよびホストコンピュータ4の通信制御部4lに相互に接続されている。
【0019】 また、このストコン3は、営業所に郵送されてきたDMのバーコードをアダプ タ3fが読み取り、その情報をホストコンピュータ4側に伝送することによって 、データの集計や分析を行わせる。 そして、DMを発送した後に返送されてきた宛先不明のDMを読み取り、この ストコン3に取り込んでから、宛先不明データを本部側に伝送してホストコンピ ュータ4の顧客マスタを更新する。一方、住所変更がないとき、DMは発行され ず、従って、DMラベルの発行もなされない。
【0020】 なお、このラベルは、データの集計および分析を行うためにバーコードを採用 しており、このバーコードにはDM整理番号(4桁)、DM会員番号(8桁)お よび誤読防止コード(1桁)等が前記レーザプリンタ3eによってプリントアウ トすることにより組み込まれる。
【0021】 ところで、前記ストコン3は、DMの回収結果を分析するリストを作成して企 画内容の分析や次回企画内容の参考資料とする。 このリストには、宛先不明のために返送されてきたDMの未着数、客先から回 収したDM数、回収枚数÷発送枚数×100の式で求めた回収率等が含まれる。
【0022】 また、このストコン3による出力方法としては、各DM企画期間終了から1週 間後に結果データを送信するデータ受信、データが送信されてきたときにストコ ンからリストを出力するストコン出力、今後の企画内容の分析または立案を行う 企画内容分析および、このような分析の終了次第ファイル化し、例えば、1年間 保存しておくファイル等である。
【0023】 なお、このストコン3は、前記POSレジスタ2からの検索および問い合わせ に応じて顧客の情報を提供できるようになっている。 すなわち、直近の来店日、利用頻度および利用合計金額によってポイントを設 定し、総合ポイント(RFMポイント)の高い優良顧客、例えば、全顧客が20 000人の場合に15000人のデータを保有しており、このデータを即時にP OSレジスタ2側へ送出して利用可能としている。
【0024】 前記ホストコンピュータ4は、会員情報、顧客基本情報等を保有し、顧客およ び併設店舗全体のデータを管理するもので、図3に示す如くCPU(第2制御手 段)4a、ROM4bおよびマスタ4g〜4kに、表示画面を有するディスプレ イ4c、キー操作によって顧客情報、会員入会情報およびDM情報等を入力する キー入力部4d、ハードディスクが挿入されるハードディスク部4eおよび会員 情報やDM情報等を印字するプリンタ4fが接続されている。4lはストコンに 接続される通信制御部である。
【0025】 前記マスタ4g〜4kは、顧客情報管理用の顧客マスタ4g、商品在庫管理用 の商品マスタ4h、商品売上管理用の商品マスタ4i、会員サービス管理用のサ ービスマスタ4jおよびDM情報管理用のDMマスタ4k等からなり、伝送され てくる情報に応じて動作する構成となっている。
【0026】 このホストコンピュータ4は、前記ストコン3から送出されてくる情報に基づ いて、データの集計や分析を行うとともに、DMの企画、登録やDMの郵送指示 等を実行するようになっている。
【0027】 また、このホストコンピュータ4は、本部VANに予め登録される顧客にキャ ンペーン案内をしたり、期限切れの案内等を送付するために必要なDMラベルや 顧客リストを出力可能な構成となっている。 なお、このような出力は、前記ストコン3側からも行うことができ、内容の選 択も自在である。例えば、グループ単位でキャンペーンを行う場合等は、本部D M企画に参加することになるが、これとは別に簡単な案内や即時的にラベルを出 力したい場合には、店舗DM企画によりストコン3側からDMを出力するといっ たこともできる。
【0028】 つまり、このDM企画については、本部DM企画および店舗DM企画があり、 それぞれ内容の異なるイベントが企画されるようになっている。 前記本部DM企画は、ラベル貼着作業やDM発送作業等のコストを削減するた めに、DM企画から客先にDMを届けるまでの全てを本部が代行して行うもので ある。
【0029】 この本部DM企画には、定例企画DM、スポット企画DMおよびグループ企画 DMがあり、これらの企画に参加しておくことによって、コスト削減や送付忘れ による機会の損失を防止することができる。 前記定例企画DMは、オイル会員の期限切れや車検見込み等のように定期的に DMを送付するものである。また、スポット企画DMは、本部からの統一キャン ペーンである。さらに、グループ企画DMは、グループ単位でキャンペーンを行 う場合である。
【0030】 一方、前記店舗DM企画では、店舗側で立案した企画に基づいて、ストコン3 から抽出条件を入力し、DMラベルや顧客リスト等を出力することになる。 前記店舗からの抽出条件としては、店舗側の顧客マスタに保有されている優良 顧客対象と、VAN側の顧客マスタに保有されている全体の顧客対象との2つが ある。
【0031】 なお、ストコン3側の顧客マスタ内の顧客データを出力する場合(優良会員対 象)、店舗側のストコン顧客マスタ内に保有されている客先のDMラベルや顧客 リスト等を出力する。この際は、企画立案、企画入力、件数確認がなされた後に 郵送かストコン指示かの出力指示がなされる。
【0032】 まず、企画立案においては、オイル会員期限切れ、顧客のバースデー案内等と いった希望する企画を考え、DM企画計画書に記入する。つぎに、企画入力につ いては、DM企画計画書の内容に従い「優良会員対象でDMの企画と条件抽出を 登録する処理」によって企画の登録を行う。
【0033】 この条件抽出は、前記優良会員対象の登録処理で選択した条件により設定する が、会員選択、オイル会員期限切れ、オイル交換促進、車検切れ、バースデー、 交換見込、お買い上げお礼、入会お礼およびフリー条件等である。
【0034】 前記会員選択は、全顧客・提携クレジット会員・オイル会員・ポイント顧客等 の指定。オイル会員期限切れは、オイル会員の有効期限切れを指定。オイル交換 促進は、オイル交換作業の作業日付を指定。車検切れは、車検到来年月の指定。 バースデーは、誕生月到来の指定である。
【0035】 また、交換見込は、タイヤ、アルミホイール、カーエレクトロニクス、TVお よびバッテリ等のチェック作業日の指定。お買い上げお礼は、前記タイヤ、アル ミホイール、カーエレクトロニクス、TVおよびバッテリ等を購入して頂いた客 先の指定。入会お礼は、オイル会員やポイント顧客に入会して頂いた客先の指定 。フリー条件は、前述の各条件以外のキャンペーン企画や複数の条件を組み合わ せてDMを出力可能とするものである。 店舗DM企画では、店舗側で立案した企画に基づいて、ストコン3から抽出条件 を入力し、DMラベルや顧客リスト等を出力することになる。
【0036】 なお、件数確認については、前述の条件抽出における数十分後に件数結果デー タをもとに「優良会員対象の抽出結果を確認するリスト」をストコン3から出力 する。このとき、希望通りの件数が出力されていれば、DMラベル・リストの出 力を行うが、件数に満たなければ再度条件内容の見直しを行うことになる。
【0037】 また、出力指示は、DM企画内容登録で指定した出力指示により、DMラベル ・リストを出力するのであるが、この出力時に件数結果が予想以上に多い場合は 、郵送に変更する場合も可能である。
【0038】 最後に、DMの回収結果を分析するリストについて。このリストは、DM企画 期間から例えば、1週間後にVANからデータが送信されるようになっているた め、前記ストコン3より「DMの回収結果を分析するリスト」を出力する。
【0039】 次に、ダイレクトメールの企画立案からリスト作成までの過程について、図4 のフローチャートを参照しつつ説明する。 まず、DMの企画立案がなされると、DMの企画登録が行われる(ステップS 11)。そして、このDMの企画が、郵送かストコン3への出力であるが判断さ れ(ステップS12)、郵送であるときにはDM企画情報データが作成される( ステップS19)。
【0040】 一方、DMの企画がストコン3への出力であると、顧客マスタを検索し条件抽 出処理を行った後(ステップS13)、抽出結果リストの件数が確認される(ス テップS14)。 そして、この結果リストの件数が予め定めた範囲内であるか否かを判断し(ス テップS15)、OKでなければステップS11に戻って再指定を行うが、OK であるときは出力を指示する(ステップS16)。 この出力指示に従ってDM・リストが出力されると(ステップS17)、DM の企画情報が更新される(ステップS18)。
【0041】 ところで、前記送受信ファイルのデータが夜間に処理されると、各部に出力さ れるが、店舗側で当日データとして受信されると(ステップS21)、翌日の早 朝に処理が行われる(ステップS22)。 そして、抽出結果リストの件数が確認された後(ステップS23)、ストコン 3への出力か否かが判断される(ステップS24)。ここで、ストコン3への出 力であると、ステップS26に進んで出力を指示するが、ストコン3への出力で なければ終了する。
【0042】 また、管理部の顧客マスタは、前記送受信ファイルからのデータを受けて、企 画が本部側か店舗側であるか否かを判断する(ステップS31)。ここで、店舗 側であると、条件抽出処理が行われた後(ステップS32)、出力先がホストコ ンピュータ4側かストコン3側であるか否かを判断する(ステップS33)。 ストコン3側であると、データの作成処理がなされるが(ステップS34)、 ホストコンピュータ4側のときには、ホスト出力処理が行われた後(ステップS 35)、DM・リストが出力される(ステップS36)。 なお、このDM・リストに基づいて、DMの郵送が開始される。
【0043】 一方、出力先が本部側であると、定期定例処理かスポット処理かを判断する( ステップS37)。このスポット処理であるときは、前記ステップS32に進み 、条件抽出処理を行う。 また、定期定例処理の場合は、定期定例処理を行ってから(ステップS38) 、MTを作成することになる。
【0044】 このMTが作成されると、本部側においてDMの郵送が開始される(この郵送 は、代行発送業者に依頼する)。 これにより、DMの企画立案からリスト作成までの処理が効率的に行われ、D Mの発行が迅速かつ確実なものとなる。
【0045】 次に、ダイレクトメールの回収からデータの集計や分析までの過程について、 図5のフローチャートを参照しつつ説明する。 まず、DMが店舗に郵送されてきたとき、アダプタ3fによってDMのラベル に記されたバーコードを読み取ると、P0Tで情報の取り込み処理が行われる( ステップS41)。
【0046】 つぎに、このDM回収データがP0Tからストコン3側へ取り込む処理がなさ れると(ステップS42)、DMの回収データを作成する処理が実行される(ス テップS43)。そして、この回収データは、送受信ファイルに伝送されてファ イリングされる。
【0047】 この後、送受信ファイルのデータが夜間に処理されると、各部に出力されるが 、店舗側で当日データとして受信されると(ステップS44)、早朝に処理が行 われる(ステップS45)。 これに伴って、顧客マスタの更新がなされることにより(ステップS46)、 処理結果に基づいて、DM結果リストが作成されるとともに(ステップS47) 、宛名不明リストが出力される(ステップS48)。
【0048】 また、管理部の顧客マスタは、前記送受信ファイルからのデータを受けて、反 応DMか宛名不明かを判断する(ステップS51)。ここで、宛名不明であった ときは、宛名不明データの更新処理がなされた後(ステップS52)、送信デー タを作成する(ステップS53)。そして、この送信データは、前記送受信ファ イルに伝送されることによりファイリングされる。
【0049】 一方、前記送受信ファイルからのデータが反応DMであるときは、反応データ の更新処理がなされる(ステップS54)。そして、DM結果リストデータを作 成した後(ステップS55)、送信データを作成する(ステップS56)。 この送信データは、前記送受信ファイルに伝送されてファイリングされるとと もに、本部側VANの受信ファイルにも送出される。
【0050】 本部側においては、結果リストの出力要求指示があると(ステップS61)、 全店分のDM結果リストを作成する(ステップS62)。 これにより、ダイレクトメールの回収からデータの集計処理や分析処理が効率 的なものとなることから、顧客サービスの向上を図ることができる。
【0051】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1項記載の本考案は、ストアコントローラが予め 発送したダイレクトメールの反応に基づいて次のダイレクトメールを企画できる とともに、併設店舗独自の企画を立案して実行することが可能となるから、併設 店舗の地域性や時期を考慮してダイレクトメールを迅速かつ効果的に発行するこ とができ、顧客へのサービス向上を図ることが可能となる利点がある。 また、ホストコンピュータは、複数台のストアコントローラからのデータを受 けて定例企画、スポット企画およびグループ企画といった全併設店舗に共通した 統一イベントを立案して実行できるので、コスト削減を図れるうえダイレクトメ ールの送付忘れによる機会の損失を防止できるといった効果がある。
【0052】 さらに、請求項2項記載の本考案は、ストアコントローラが予め発送したダイ レクトメールの反応に基づいて次のダイレクトメールを企画できるとともに、併 設店舗独自の企画を立案して実行することが可能となるから、併設店舗の地域性 や時期を考慮してダイレクトメールを迅速かつ効果的に発行することができ、顧 客へのサービス向上を図ることが可能となる利点がある。 また、併設店舗が設定した各種商品の買上動向、各種会員カードの期限切れ、 各種自動車用品の交換時期到来等の抽出条件に従った案内情報について、併設店 舗側と本部側とに保有されている全顧客の基本情報に基づきダイレクトメールの 優先的な発送先を決定できるから、顧客に有利な情報を迅速かつ的確に提供でき る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るPOSシステムの全体
構成を示す電気的ブロック線図である。
【図2】ストアコントローラの概要構成を示す電気的ブ
ロック線図である。
【図3】ホストコンピュータの概要構成を示す電気的ブ
ロック線図である。
【図4】ダイレクトメールの企画立案からリスト作成ま
での過程を説明するためのフローチャートである。
【図5】ダイレクトメールの回収からデータの集計、分
析までの過程を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
3 ストアコントローラ 3a CPU(第1制御手段) 3e プリンタ 3f POT用アダプタ 4 ホストコンピュータ 4a CPU(第2制御手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用品の販売店舗に自動車部品の取
    付・交換作業所(ピット)が併設された併設店舗に設置
    され、この併設店舗における部品交換および商品販売を
    管理するPOSシステムにおいて、 ダイレクトメールに付記されるラベル情報をバーコード
    でプリントアウトするプリンタ、前記バーコードのラベ
    ル情報を読み取るPOT(ポータブルターミナル)用ア
    ダプタ、顧客や車両に関する基本情報を記憶する第1記
    憶手段および、前記アダプタにより読み取られたラベル
    情報を集計処理し、この集計結果や前記併設店舗独自の
    企画によるイベント情報をラベル情報として前記プリン
    タに送出し、このラベル情報を前記第1記憶手段の基本
    情報に基づいてダイレクトメールにプリントアウトさせ
    る制御を行う第1制御手段、を設けたストアコントロー
    ラと、 前記基本情報を記憶する第2記憶手段および、複数台の
    前記ストアコントローラから送出されてくるデータを分
    析処理し、この分析結果や定例企画、スポット企画およ
    びグループ企画を含む全併設店舗に共通した統一イベン
    トの情報をラベル情報として前記プリンタに送出し、こ
    のラベル情報を前記第2記憶手段の基本情報に基づいて
    ダイレクトメールにプリントアウトさせる制御を行う第
    2制御手段、を設けたホストコンピュータと、 を備えたことを特徴とするPOSシステム。
  2. 【請求項2】 自動車用品の販売店舗に自動車部品の取
    付・交換作業所(ピット)が併設された併設店舗に設置
    され、この併設店舗における部品交換および商品販売を
    管理するPOSシステムにおいて、 ダイレクトメールに付記されるラベル情報をバーコード
    でプリントアウトするプリンタ、前記バーコードのラベ
    ル情報を読み取るPOT(ポータブルターミナル)用ア
    ダプタ、顧客や車両に関する基本情報を記憶する第1記
    憶手段および、前記アダプタにより読み取られたラベル
    情報を集計処理し、この集計結果や前記併設店舗独自の
    企画によるイベント情報をラベル情報として前記プリン
    タに送出し、このラベル情報を前記第1記憶手段の基本
    情報に基づいてダイレクトメールにプリントアウトさせ
    る制御を行う第1制御手段、を設けたストアコントロー
    ラと、 前記基本情報を記憶する第2記憶手段および、前記スト
    アコントローラから送出されてくる前記併設店舗で独自
    に設定した各種商品の買上動向、各種会員カードの期限
    切れ、各種自動車用品の交換時期到来等の抽出条件に従
    った案内情報をラベル情報として前記プリンタに送出
    し、このラベル情報を前記第1記憶手段および/または
    第2記憶手段の基本情報に基づいてダイレクトメールに
    プリントアウトさせる制御を行う第2制御手段、を設け
    たホストコンピュータと、 を備えたことを特徴とするPOSシステム。
JP1994011694U 1994-08-25 1994-08-25 Posシステム Expired - Lifetime JP3008253U (ja)

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JP1994011694U JP3008253U (ja) 1994-08-25 1994-08-25 Posシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3491735B2 (ja) 1998-07-10 2004-01-26 富士通株式会社 顧客勧誘支援方法

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JP3491735B2 (ja) 1998-07-10 2004-01-26 富士通株式会社 顧客勧誘支援方法

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