JP3008206U - 押出成型装置の冷却風供給装置 - Google Patents

押出成型装置の冷却風供給装置

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JP3008206U JP1994010498U JP1049894U JP3008206U JP 3008206 U JP3008206 U JP 3008206U JP 1994010498 U JP1994010498 U JP 1994010498U JP 1049894 U JP1049894 U JP 1049894U JP 3008206 U JP3008206 U JP 3008206U
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實美 新本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周方向に均一に冷却エアを噴出させることが
できるとともに、周方向で局部的にエア噴出量を調整す
ることができる押出成型装置の冷却風供給装置を提供す
る。 【構成】 内部に冷却エアの導通路を形成する複数のノ
ズル板17,19を配設するとともに、このノズル板1
7,19の間に導通される冷却エアを吐出樹脂の外周に
噴出させる主ノズル口20を配設し、前記ノズル板1
7,19の間に前記冷却エアを中心方向に指向させる複
数の隔壁部材23を周方向に所定間隔を有するように配
設し、これら各隔壁部材23の間にこれら各隔壁部材2
3の間を通る冷却エアの流量を調整する流量調整機構2
5を配設し、前記隔壁部材23の下流側にコイル状に形
成された整流部材26を配設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は押出成型装置の冷却風供給装置に係り、特に押出機により供給されダ イの吐出口から吐出された溶融樹脂に冷却エアを噴出させて前記溶融樹脂を冷却 するための押出成型装置の冷却風供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、押出機によりホッパから投入される熱可塑性樹脂等の樹脂を密閉した シリンダ内で、スクリュコンベアで輸送しながら溶融させ、その後、前記溶融樹 脂を所定の形状を有するダイに向けて押出し、このダイの吐出口から前記溶融樹 脂を筒状に吐出して所望のチューブラフィルムを成型する押出成型装置が多く用 いられている。そして、このような押出成型装置においては、ダイの吐出口から 吐出された溶融樹脂に冷却エアを噴出させて前記溶融樹脂を冷却するための冷却 風供給装置が設けられている。
【0003】 図4はこのような従来の押出成型装置の冷却風供給装置を示したもので、この 冷却風供給装置1は、外周壁が形成された環状の本体2を有しており、この本体 2の内周部には、斜上方に向けて開口する環状のノズル口3が形成されている。 また、前記本体2の上面には、この本体2の上面を被覆する環状の蓋体4が取付 けられており、前記本体2の外周部下面には、この本体2の内部に連通する複数 のエア供給フランジ5が周方向に所定間隔を有するように配設されている。これ ら各エア供給フランジ5の本体2の内側部分には、周方向に指向された開口部6 を有するT字状のエア供給口7が接続されており、前記エア供給フランジ5に図 示しない冷却エア供給装置から冷却エアを供給することにより、エア供給口7の 開口部6から本体2の内部に冷却エアを導入するようになされている。
【0004】 また、前記本体2の内部上面には、環状に立設された2つの隔壁8,9が半径 方向に所定間隔を有するように形成されており、前記蓋体4の下面には、前記本 体2の各隔壁8,9の間に位置するように下方に垂下された隔壁10が形成され ている。そして、前記エア供給口7の開口部6から本体2の内部に導入された冷 却エアは、前記各隔壁8,9,10の間を通ってノズル口3に送られるようにな されている。さらに、前記本体2の内部であって前記内側の隔壁9の内周側下部 には、コイルばね等の整流体11が配設されている。
【0005】 このような従来の冷却風供給装置1においては、前記冷却エア供給装置から前 記エア供給フランジ5を介してエア供給口7の開口部6から本体2の内部に冷却 エアを供給することにより、この冷却エアは、前記各隔壁8,9,10の間を通 り、整流体11により渦流等が除去されてノズル口3に送られ、このノズル口3 から整流された冷却エアを噴出させるようになっている。これにより、吐出樹脂 に対して均一に冷却エアを噴出させることができるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の冷却風供給装置においては、整流体11により冷却エアを 整流して噴出させることができるものであるが、周方向において局部的に冷却エ アの噴出量を調整することができず、そのため、押出成型装置のダイの吐出口の 寸法精度に誤差が生じ、この吐出口の間隙寸法が均一でない場合には、前記ダイ の吐出口から樹脂を吐出させて成型を行なうと、前記吐出樹脂の膜厚が不均一に なり、偏肉のある樹脂が成型されてしまうという問題を有している。また、前記 本体2の内部の各隔壁8,9,10の間を通る冷却エアの渦流等を、前記整流体 11のみにより完全に整流させることは困難であり、周方向に均一に冷却エアを 噴出させることが困難であるという問題を有している。
【0007】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、周方向に均一に冷却エアを 噴出させることができるとともに、周方向で局部的にエア噴出量を調整すること ができ、樹脂の偏肉のない均一な膜厚の適正な樹脂成型を行なうことのできる押 出成型装置の冷却風供給装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案に係る押出成型装置の冷却風供給装置は、所定 の溶融樹脂を所定形状に成型吐出させる吐出口が形成されたダイを配設してなる 押出成型装置の前記ダイの近傍にダイから吐出される樹脂に対して冷却エアを噴 出させる押出成型装置の冷却風供給装置において、内部に冷却エアの導通路を形 成する複数のノズル板を配設するとともに、このノズル板の間に導通される冷却 エアを前記吐出口からの吐出樹脂の外周に噴出させるノズル口を配設し、前記ノ ズル板の間に前記冷却エアを中心方向に指向させる複数の隔壁部材を周方向に所 定間隔を有するように配設し、これら各隔壁部材の間にこれら各隔壁部材の間を 通る冷却エアの流量を調整する流量調整機構を配設したことを特徴とするもので ある。
【0009】 また、好ましくは、前記流量調整機構を前記ノズル板に螺合され回転操作によ り上下動する流量調整ねじにより形成したことを特徴とするものであり、前記流 量調整ねじを前記吐出樹脂の膜厚に応じて自動的に回転制御自在としたことを特 徴とするものである。さらに、前記隔壁部材をくさび状に形成し、この隔壁部材 をその鋭角部が中心に指向されるように配置したことを特徴とするものである。
【0010】 さらに、好ましくは、前記隔壁部材の下流側に、コイル状に形成された環状の 整流部材を配設するか、または、コイル状に形成された環状の複数の整流部材を 同心円状に配設したことを特徴とするものであり、前記整流部材の表面に付着防 止材をコーティングし、前記付着防止材をテフロンまたはシリコンとしたことを 特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本考案の押出成型装置の冷却風供給装置によれば、各ノズル板の間に送られた 冷却エアは、各隔壁部材の間を通り、これら各隔壁部材により本体の中心方向に 向かって一方向に整流されて主ノズル口から噴出され、吐出樹脂を冷却するもの であり、また、この吐出樹脂の膜厚が均一でない場合には、流量調整機構により 前記各隔壁部材の間を通る冷却エアの流量を調整することができるものである。 さらに、隔壁部材の下流側に整流部材を配設するようにすれば、各隔壁部材の間 を通って整流された冷却エアを整流部材によりさらに整流させることができ、ま た、各整流部材の表面に付着防止材をコーティングすることにより、この整流部 材にごみ等が付着してしまうことを確実に防止することができ、常に安定した整 流効果を得ることができるものである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2を参照して説明する。
【0013】 図1は本考案に係る押出成型装置の冷却風供給装置の一実施例を示したもので 、この冷却風供給装置1は、押出成型装置のダイ12の上部であってこのダイ1 2に形成された環状の吐出口13の外周側に配設されるようになされており、こ の冷却風供給装置1は、環状の本体14を有している。この本体14の外周側上 面には、上方に突出する隔壁15が形成されており、前記本体14の外周側上方 には、水平方向に延びる環状の第1仕切壁16が前記本体14の隔壁15の上端 部に対して所定間隙を有するように配設されている。そして、前記第1仕切壁1 6の下側および上側には、それぞれ図示しない冷却エア供給装置により所定の冷 却エアが供給されるようになされている。
【0014】 また、前記本体14の上部には、第1ノズル板17が前記本体14の上面との 間に所定間隙を有するとともに、その上面が前記本体14の外周側上面と面一に なるように固着されており、この本体14と第1ノズル板17と間の内周部先端 は、上方に向かって開口する第1ノズル口18とされている。また、前記第1仕 切壁16の内側には、外周側が上方に立上げ形成された断面形状ほぼL字状を有 する第2ノズル板19が前記第1仕切壁16の内周面に螺合させることにより前 記第1ノズル板17の上面に対して所定間隙を有するように取付けられており、 前記第1ノズル板17と第2ノズル板19との間の内周部先端は、上方に向かっ て開口する主ノズル口20とされている。また、前記第1ノズル板17の外周側 には、連通孔21が穿設されており、前記第1仕切壁16の下側に供給される冷 却エアが前記本体14の隔壁15と第2ノズル板19の外周面との間を通って第 1ノズル板17と第2ノズル板19との間に送られ、前記主ノズル口20から噴 出されるとともに、この冷却エアの一部が前記連通孔21を通って本体14と第 1ノズル板17との間に送られ、前記第1ノズル口18から噴出されるようにな されている。
【0015】 さらに、本実施例においては、図2および図3に示すように、前記第2ノズル 板19の下面には、環状の支持板22が取付けられており、この支持板22の下 面側には、くさび状を有する複数(例えば、24個)の隔壁部材23,23…が その鋭角部が本体14の中心に指向されるとともに下面が前記第1ノズル板17 の上面に当接されるように周方向に所定間隔をもって形成されている。また、前 記支持板22の前記各隔壁部材23の間には、円形状の開口24がそれぞれ形成 されており、前記各隔壁部材23の両側面は、前記開口24にあわせて弧状に切 欠き形成されている。さらに、前記第2ノズル板19には、回転操作により上下 に移動自在とされた流量調整機構としての流量調整ねじ25が前記支持板22の 各開口24の内側を貫通するようにそれぞれ螺合されている。そして、前記第1 ノズル板17と第2ノズル板19との間に供給される冷却エアは、前記各隔壁部 材23の間を通って主ノズル口20に送られるものであり、前記流量調整ねじ2 5を回転操作して、前記流量調整ねじ25を上下に移動させることにより、前記 各隔壁部材23の間の上下寸法を調整することができ、前記各隔壁部材23の間 を通る冷却エアの流量を任意に可変することができるようになっている。なお、 前記各流量調整ねじ25は、手動により回転操作するようにしてもよいし、例え ば、成型樹脂の膜厚や温度等の測定値に基づいて自動的に回転動作させるように してもよい。さらに、各流量調整ねじ25は、1つずつ調整するようにしてもよ いし、複数の流量調整ねじ25をまとめて調整するようにしてもよい。
【0016】 また、前記第1ノズル板17と第2ノズル板19との間の前記各隔壁部材23 の内周側には、2つのコイル状に形成された環状の整流部材26,26がそれぞ れ同心円状に配設されており、本実施例においては、前記各整流部材26の表面 には、テフロンあるいはシリコン等の付着防止材がコーティングされている。
【0017】 また、前記第2ノズル板19の内側には、断面形状クランク状に形成された第 3ノズル板27が前記第2ノズル板19の内周面に螺合させることにより前記第 2ノズル板19の上面に対して所定間隙を有するように取付けられており、前記 第2ノズル板19と第3ノズル板27との間の内周部先端は、上方に向かって開 口する第2ノズル口28とされている。また、前記第3ノズル板27の外周側に は、連通孔29が穿設されており、前記第1仕切壁16の上側に供給される冷却 エアが前記第2ノズル板19と第3ノズル板27との間に送られ、前記第2ノズ ル口28から噴出されるようになされており、前記第3ノズル板27の第2ノズ ル板19に対する螺合位置を調整することにより、前記第2ノズル口28の開度 を調整することができるようになされている。
【0018】 さらに、前記第3ノズル板27の外周側上面には、上方に突設される第2仕切 壁30が固着されており、この第2仕切壁30の上端部には、外周側に傾斜して 上方に突設される第3仕切壁31が固着されている。また、前記第3ノズル板2 7の内周端近傍の上面および前記第2仕切壁30の内側には、それぞれ仕切板3 2,32が立設されており、前記第3仕切壁31の上面の内側、中央および外側 には、それぞれ仕切板32,32…が立設されている。前記各仕切板32の上端 部は、前記吐出口13から吐出される樹脂の成型形状に合うように所定角度で傾 斜するように形成されている。さらに、前記第2仕切壁30には、連通孔33が 穿設されており、前記各仕切板32には、連通孔34が穿設されている。そして 、前記第1仕切壁16の上側に供給される冷却エアが前記第2仕切壁30の連通 孔33を通り、各仕切板32の連通孔34を介して各仕切板32の間から冷却エ アを噴出させることができるようになされている。
【0019】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0020】 本実施例においては、前記ダイ12の吐出口13から溶融樹脂を筒状に成形し て上方に吐出するとともに、この吐出樹脂の内側に所定圧力でエアを噴出させて 樹脂を吹膨するものであり、この場合に、前記第1仕切壁16の下側に供給され る冷却エアが前記第1ノズル板17と第2ノズル板19との間に送られ、この冷 却エアの一部が前記連通孔21を通って本体14と第1ノズル板17との間を通 って前記第1ノズル口18から噴出され、前記吐出樹脂の冷却を行なうようにな っている。また、前記第1ノズル板17と第2ノズル板19との間に送られた冷 却エアは、流量調整ねじ25により流量を調整されて前記各隔壁部材23の間を 通り、これら各隔壁部材23により本体14の中心方向に向かって一方向に整流 され、さらに、各整流部材26により渦流等を除去するように整流されて主ノズ ル口20から噴出される。このとき、本実施例においては、前記各整流部材26 の表面に付着防止材をコーティングするようにしているので、この整流部材26 にごみ等が付着してしまうことを確実に防止することができ、例えごみ等が付着 してしまっても容易に除去することができ、その結果、常に安定した整流効果を 得ることができる。さらに、前記第1仕切壁16の上側に供給される冷却エアは 、連通孔29を介して前記第2ノズル板19と第3ノズル板27との間に送られ て前記第2ノズル口28から噴出されるとともに、前記第2仕切壁30の連通孔 33を通り、各仕切板32の連通孔34を介して各仕切板32の間から冷却エア が噴出されるようになっている。このように前記各ノズル口18,20,28お よび各仕切板32の間から冷却エアを噴出させることにより、吐出口13から吐 出される樹脂を適正に冷却するようになっている。
【0021】 そして、前記吐出口13からの吐出樹脂の膜厚が均一でない場合には、前記流 量調整ねじ25を回転操作することにより、前記各隔壁部材23の間の上下寸法 を調整して前記各隔壁部材23の間を通る冷却エアの流量を調整する。すなわち 、吐出樹脂の膜厚が厚い場合は、樹脂の温度が比較的低いため樹脂の延伸が適正 に行なわれていないことから、冷却エアの流量が少なくなるように調整し、吐出 樹脂の膜厚が薄い場合は、樹脂の温度が比較的高いため必要以上に樹脂が延伸し てしまっていることから、冷却エアの流量が多くなるように調整するものである 。
【0022】 したがって、本実施例においては、前記第1ノズル板17と第2ノズル板19 との間に隔壁部材23を配設するようにしているので、前記各隔壁部材23によ り冷却エアを本体14の中心方向に向かって一方向に整流させることができ、さ らに、各整流部材26により冷却エアを渦流等を除去するように整流させること ができ、その結果、適正に整流された冷却エアを主ノズル口20から均一に噴出 させることができ、吐出樹脂の周方向に均一な冷却を行なうことができる。また 、流量調整ねじ25により主ノズル口20から吐出される冷却エアの流量を周方 向で局部的に調整することができるようにしているので、偏肉のない膜厚の均一 な樹脂成型を行なうことができる。
【0023】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更 することが可能である。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る押出成型装置の冷却風供給装置は、ノズル板の 間に隔壁部材を配設するようにしているので、各隔壁部材により冷却エアを本体 の中心方向に向かって一方向に整流させることができ、さらに、各整流部材によ り冷却エアを渦流等を除去するように整流させることができ、その結果、適正に 整流された冷却エアをノズル口から均一に噴出させることができ、吐出樹脂の周 方向に均一な冷却を行なうことができる。また、流量調整機構によりノズル口か ら吐出される冷却エアの流量を周方向で局部的に調整することができるようにし ているので、偏肉のない膜厚の均一な樹脂成型を行なうことができる等の効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る押出成型装置の冷却風供給装置の
一実施例を示す概略縦断面図
【図2】図1の支持板部分の一部の底面図
【図3】図2の斜視図
【図4】従来の押出成型装置の冷却風供給装置を示す概
略縦断面図
【符号の説明】
1 冷却風供給装置 12 ダイ 13 吐出口 14 本体 15 隔壁 17 第1ノズル板 18 第1ノズル口 19 第2ノズル板 20 主ノズル口 23 隔壁部材 25 流量調整ねじ 26 整流部材 27 第3ノズル板 28 第2ノズル口

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の溶融樹脂を所定形状に成型吐出さ
    せる吐出口が形成されたダイを配設してなる押出成型装
    置の前記ダイの近傍にダイから吐出される樹脂に対して
    冷却エアを噴出させる押出成型装置の冷却風供給装置に
    おいて、内部に冷却エアの導通路を形成する複数のノズ
    ル板を配設するとともに、このノズル板の間に導通され
    る冷却エアを前記吐出口からの吐出樹脂の外周に噴出さ
    せるノズル口を配設し、前記ノズル板の間に前記冷却エ
    アを中心方向に指向させる複数の隔壁部材を周方向に所
    定間隔を有するように配設し、これら各隔壁部材の間に
    これら各隔壁部材の間を通る冷却エアの流量を調整する
    流量調整機構を配設したことを特徴とする押出成型装置
    の冷却風供給装置。
  2. 【請求項2】 前記流量調整機構を前記ノズル板に螺合
    され回転操作により上下動する流量調整ねじにより形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の押出成型装置の
    冷却風供給装置。
  3. 【請求項3】 前記流量調整ねじを前記吐出樹脂の膜厚
    に応じて自動的に回転制御自在としたことを特徴とする
    請求項2に記載の押出成型装置の冷却風供給装置。
  4. 【請求項4】 前記隔壁部材をくさび状に形成し、この
    隔壁部材をその鋭角部が中心に指向されるように配置し
    たことを特徴とする請求項1に記載の押出成型装置の冷
    却風供給装置。
  5. 【請求項5】 前記隔壁部材の下流側に、コイル状に形
    成された環状の整流部材を配設したことを特徴とする請
    求項1に記載の押出成型装置の冷却風供給装置。
  6. 【請求項6】 前記隔壁部材の下流側に、コイル状に形
    成された環状の複数の整流部材を同心円状に配設したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の押出成型装置の冷却風
    供給装置。
  7. 【請求項7】 前記整流部材の表面に付着防止材をコー
    ティングしたことを特徴とする請求項5または請求項6
    に記載の押出成型装置の冷却風供給装置。
  8. 【請求項8】 前記付着防止材をテフロンまたはシリコ
    ンとしたことを特徴とする請求項7に記載の押出成型装
    置の冷却風供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101154202B1 (ko) * 2010-05-17 2012-06-18 주식회사 피에스원 정류장치
JP2018171898A (ja) * 2017-03-30 2018-11-08 住友重機械モダン株式会社 フィルム成形装置
KR102391837B1 (ko) * 2021-06-15 2022-04-28 박규택 두께가 균일한 비닐원단의 제조장치
JP7299435B1 (ja) * 2023-02-24 2023-06-27 株式会社プラコー インフレーション成形機の冷却装置

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