JP3008051U - 反射発光機能を具えたガラス玉 - Google Patents

反射発光機能を具えたガラス玉

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JP3008051U
JP3008051U JP1994006533U JP653394U JP3008051U JP 3008051 U JP3008051 U JP 3008051U JP 1994006533 U JP1994006533 U JP 1994006533U JP 653394 U JP653394 U JP 653394U JP 3008051 U JP3008051 U JP 3008051U
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JP1994006533U
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巌 中島
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巌 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス玉自体に反射発光機能を具備させるこ
とに依って装飾性が高くかつユニークなる特性を具えた
新規の製品の提供を図ったものである。 【構成】 球状芯体1の表面に、適宜の色彩を具えた反
射発光塗料の塗装層2を形成すると共に、その外面に無
数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光反射層3
を設ける。更に、当該球状芯体1を中心に位置させた状
態でその外面全体を、透明ガラス製の外層玉体4で覆
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、指輪、ネックレス、イアリング等の飾り玉として、また、衣服に対 してスパンコールまたはビーズ玉のように取付ける等、各種の装飾用として利用 するためのガラス玉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
所謂ガラス玉は、全体をガラス材料で製するものであり、これを装飾用として 利用した場合、光通過に基づく輝きは有するが、それほど優れた装飾性を有する ものではない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、各種のイミテーション的装飾品として、透明玉または色玉が用いられて いるが、光の屈折的反射性及び発光性が無いため、安価な装飾用として利用され るに過ぎなかった。 本考案は、ガラス玉自体に反射発光機能を具備させることに依って装飾性が高 くかつユニークなる特性を具えた新規の製品の提供を図ったものである。
【0004】 更に、本考案はその反射発光性を利用し、これを衣服類等に装着することに依 り、夜間外出時の安全性確保が成されるような使用も可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、球状芯体1の表面に、適宜の色彩を具えた反射発光塗料の塗装層2 を形成すると共に、その外面に無数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光 反射層3を設ける。そして、必要に応じて、上記球状芯体1を中心に位置させた 状態でその外面全体を、透明ガラス製の外層玉体4で覆うように構成する。 本考案はこのような構成の採用に基づき前記した従来の問題を解消したもので ある。
【0006】
【作用】
外層玉体4に当たった外光は、これを透過して反射発光塗料塗装層2に達した 後に反射する。そして、再び外層玉体4を透過して外部に放散される。この時、 当該放射光は、光反射層3により乱反射され、入光角度とは無関係にあらゆる方 向に放射され、従って、これを外部から見た場合、玉全体が発光しているような 視覚的現象を生じることとなる。
【0007】 外層玉体4が無い場合も同様な作用を呈することとなる。
【0008】
【実施例】
図1及び図2において、1は球状芯体であって、その表面には、金色、銀色、 白色、赤色、黄色等、適宜の色彩を具えた反射発光塗料塗装層2を形成してある 。3は該塗装2の外面に形成した光反射層であって、無数の微細粒子状透明ガラ スに依って構成されている。
【0009】 4は透明ガラス製の外層玉体であって、上記したようにな層状構成された球状 芯体1を中心に位置させた状態で球状に成形したものである。なお、当該外層玉 体4は、透明であることは絶対的要件であるが、無色とする以外、透明性を妨げ ない極めて薄い色彩を施すように構成しても良い。
【0010】 なお、上記した外層玉体4は、これを省略して形成することも可能である。こ の場合、玉の表面は、無数の微細粒子状透明ガラスに依って構成されている光反 射層3となるため、必然、ザラ付き性が生じることとなる。従って、このような ザラ付き性が問題と成らないような場合は、当該外層玉体4を設けないで実施す る。
【0011】 更に、光反射層3外面と外層玉体4の内面との接触であるが、これが、一体状 を呈するような極めて密な接触がなされた場合、前記した乱反射が生じにくくな る。従って、両者は粗的接触状態に保たれるように構成することが望ましい。
【0012】 図2に示す状態において、外層玉体4に当たる外光は、これを透過して反射発 光塗料塗装層2に当たると共に反射して、再び外層玉体4を透過して外部に放散 される。この時、当該放射光は、無数の微細粒子状透明ガラスに依って構成され ている光反射層3により乱反射され、入光角度とは無関係にあらゆる方向に放射 されることとなる。従って、外層玉体4を外から見た場合、これが発光している ような視覚的現象を生じることとなる。換言すると、光の当たった方向以外の広 い範囲から、その反射発光が確認されることとなる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は請求項1に記載のような構成、すなわち、球状芯体1の表面に、適宜 の色彩を具えた反射発光塗料の塗装層2を形成すると共に、その外面に無数の微 細粒子状透明ガラスに依って形成した光反射層3を設けてるように構成した場合 、光が当たった際にガラス玉全体が光輝くような作用を呈することとなる。
【0014】 従って、本考案を指輪、ネックレス、イアリング等の飾り玉として用いた場合 、極めてユニークな装飾的効果を上げることが出来る。そして、本考案を衣服に 対してスパンコールまたはビーズ玉のように取付けた場合、装飾的効果を奏する と同時に、夜間外出時、車のライトが当たった際に奏する反射発光作用に基づき 、歩行の安全性が確保される。
【0015】 また、本考案は請求項2に記載のような構成、すなわち、球状芯体1の表面に 、適宜の色彩を具えた反射発光塗料の塗装層2を形成すると共に、その外面に無 数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光反射層3を設け、更に、上記球状 芯体1を中心に位置させた状態でその外面全体を、透明ガラス製の外層玉体4で 覆うように構成した場合、当該外層玉体4の存在に基づき、光反射層3のザラ付 きが覆われて、表面が円滑化することとなる。従って、人体肌に直接接触するよ うな装飾品に利用した場合、良好なる感触性が得られる。
【0016】 また、本考案は請求項2に記載のような構成、すなわち、球状芯体1の表面に 、適宜の色彩を具えた反射発光塗料の塗装層2を形成すると共に、その外面に無 数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光反射層3を設け、更に、上記球状 芯体1を中心に位置させた状態でその外面全体を、透明ガラス製の外層玉体4で 覆うと共に、当該光反射層3と外層玉体4の接触を粗状態を保って成すように構 成した場合、当該光反射層3と外層玉体4の接触を密とした場合に生じる乱反射 発生の阻害性が解消され、その反射発光効果はより一層卓越化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の拡大正面図である。
【図2】図1におけるX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 球状芯体 2 反射発光塗料の塗装層 3 光反射層 4 外層玉体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状芯体1の表面に、適宜の色彩を具え
    た反射発光塗料の塗装層(2)を形成すると共に、その外
    面に無数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光反
    射層(3)を設けて成る反射発光機能を具えたガラス玉。
  2. 【請求項2】球状芯体(1)の表面に、適宜の色彩を具え
    た反射発光塗料の塗装層(2)を形成すると共に、その外
    面に無数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光反
    射層(3)を設け、更に、上記球状芯体(1)を中心に位置
    させた状態でその外面全体を、透明ガラス製の外層玉体
    (4)で覆うように構成したことを特徴とする反射発光機
    能を具えたガラス玉。
  3. 【請求項3】 球状芯体(1)の表面に、適宜の色彩を具
    えた反射発光塗料の塗装層(2)を形成すると共に、その
    外面に無数の微細粒子状透明ガラスに依って形成した光
    反射層(3)を設け、更に、上記球状芯体(1)を中心に位
    置させた状態でその外面全体を、透明ガラス製の外層玉
    体(4)で覆うと共に、当該光反射層(3)と外層玉体(4)
    の接触を粗状態を保って成すように構成したことを特徴
    とする反射発光機能を具えたガラス玉。
JP1994006533U 1994-05-16 1994-05-16 反射発光機能を具えたガラス玉 Expired - Lifetime JP3008051U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649237U (ja) * 1992-12-15 1994-07-05 株式会社村上開明堂 水滴除去ミラー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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