JP3007843U - 電子拡大テレビカメラ装置 - Google Patents

電子拡大テレビカメラ装置

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JP3007843U
JP3007843U JP1994010000U JP1000094U JP3007843U JP 3007843 U JP3007843 U JP 3007843U JP 1994010000 U JP1994010000 U JP 1994010000U JP 1000094 U JP1000094 U JP 1000094U JP 3007843 U JP3007843 U JP 3007843U
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JP
Japan
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lens
guide groove
camera
axial direction
camera case
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Application number
JP1994010000U
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Inventor
慶一郎 藤井
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Tokyo Electronic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electronic Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安価な手段により被写体面と撮像面との距離を
一定に保ち、2種の倍率を一本のレバー操作で変換可能
とし、同時に焦点調整もできるようにする。 【構成】カメラケース100にレンズ15を保持する鏡
筒14が、同軸的に収容され、軸方向へ移動自在であ
り、この鏡筒に設けられた操作レバー141は、ガイド
溝101を介してカメラケース100から突出してい
る。ガイド溝101は操作レバー141を回転方向へ操
作すると、軸方向へもガイドし、結果的にレンズ位置を
調整でき、拡大/縮小倍率の切り換えを可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、肌診断、物体の表面の傷、植物の観察等に用いる電子拡大テレビ カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属表面の傷の検査、肌の検査、植物の観察等を行うのに、小形テレビ カメラ装置が用いられる。この小形テレビカメラ装置において、撮像倍率を変更 する場合は、倍率の異なるレンズを交換するか、ズームレンズを用いている。レ ンズ交換式のものは、レンズの種類により多種の倍率変換が可能であるが、多種 のレンズを用意する必要があること、また交換には手間が必要である。ズームレ ンズは交換の手間はないが、レンズの大きさコストの面で問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、安価な手段により被写体面と撮像面との距離を一定に保ち、2種 の倍率を一本のレバー操作で変換可能とし、同時に焦点調整もできる電子拡大テ レビカメラ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、筒状のカメラケースと、前記カメラケース内部に、同軸的にかつ 軸方向へ移動自在に収容され、レンズを有した鏡筒と、前記鏡筒の外周に突出し て設けられた操作レバーと、前記操作レバーが突出するように前記カメラケース に形成され、前記操作レバーが回転方向へ操作されるに従い、回転方向へガイド すると共に軸方向へもガイドするガイド溝とを有するものである。
【0005】
【作用】
上記の手段により。2種の倍率を一本のレバー操作で変換可能とし、同時に焦 点調整もできる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1はこの考案の一実施例である。100は筒状のカメラケースであり、前方 には同心的に開口11がある。この開口11の内側には、複数の照明具12a、 12b、…が、同軸的に円形に配置されている。さらにこの照明具12を保持し た保持体13の中心部の穴には、軸方向へ移動自在に鏡筒14が保持されている 。この鏡筒14の内側には単レンズ15が取り付けられている。また鏡筒14の 後方端部は、その内部にレンズマウント16が侵入して、鏡筒14を支持してい る。レンズマウント16は、筒状であり、後方端部は鍔状となりこの鍔状部がカ メラケース100の内部に固定されている。さらにこの鍔状部の後方端面には、 同心位置に固体撮像素子17が、基板18を介して取り付けられている。
【0007】 固体撮像素子17のための電気的配線および電源のための電線は、カメラケー ス100の後方端部に取り付けられたカメラケーブル19を介してカメラ制御部 およびビデオ処理部に接続されている。
【0008】 次に、上記した鏡筒14の外周には、操作レバー141が外周方向へ突出して おり、この操作レバー141は、カメラケース100に形成されたガイド溝10 1を通過して外部に露出している。ここでガイド溝101は、カム穴として機能 するのもで、回転方向および軸方向へ連続して開設されており、操作レバー14 1を回転または逆転すると、レンズ15を図示の実線の位置と一点鎖線の位置で 往復移動することができる。
【0009】 上記のカメラは、被写体面積と撮像面積の比率、即ち、レンズを通した光学倍 率を変換するもので、被写体面積と撮像面積が等しい即ち光学倍率が等倍の時を 原点に、拡大倍率の逆数(縮小倍率)は被写体と撮像面の距離が等しい点に着目 している。これにより撮像距離を変えず、即ちカメラケースの長さを変えず、2 焦点倍率変換を実現している。このとき、レンズの位置は光軸上を移動する(倍 率変換率の大きいほど移動量は大きい)。また倍率変換に必要な距離+αの可変 ストロークを用意することにより、レバー操作で倍率を切換えすると同時に+α 部分で焦点調整も同時にできる。即ち、装置は2焦点倍率の特徴を生かし、ズー ム機能と焦点調整機能を一体化し、倍率変換と同時に焦点調整もできる装置とす ることができる。また、カメラケース100に設けたカム穴(ガイド溝)は、レ ンズの移動を容易にするために光軸を中心に回転させながらレンズを光軸上で移 動させるとともに、カムの形状としては、レンズの移動を目的とした中心部は、 レンズ回転に対してレンズの移動量を多くし、拡大側および縮小側、即ちカムの 両端は焦点調整を必要とするためレバー回転に対してレンズの移動量を少なくす る、即ち焦点調整しやすい形状としている。つまりガイド溝が、カメラケースの 軸方向へ変化する割合は、両端部が微小であり、中間部が大きく変化する形状と なっている。
【0010】 図2は、この装置の拡大原理を説明するために示した図である。 図2のレンズによる光学式をもとめると (h/H)=(b/a)、(1/a)+(1/b)=(1/f) より a={(H+h)f}/h 、b={(H+h)f}/H となる。
【0011】 即ち、a+bおよびfを変えずに倍率を変えたい場合、Hとhを入れ替えれば よい。したがって、レンズを光軸上にa−b移動すればa+bを変えることなく 、被写体の大きさをHとhの2種類に変換できる。
【0012】 上記の原理を利用して肌診断に適した縮小倍率と、頭髪毛根診断に適した拡大 倍率をレンズの移動により変換することができ、作業性が良くなる。実際には( a−b)+αのレンズ移動量を用意すれば、被写体の倍率は若干変化するものの レンズ移動のなかで焦点調整ができる。+αは、図に示したようにガイド溝10 1の端部の形状を選定することにより実現される。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、安価な手段により被写体面と撮像面と の距離を一定に保ち、2種の倍率を一本のレバー操作で変換可能とし、同時に焦 点調整もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図。
【図2】この考案の装置の倍率変換原理を説明するため
に示した図。
【符号の説明】
100…カメラケース、101…ガイド溝、11…開
口、12a、12b…照明具、13…保持体、14…鏡
筒、15…レンズ、16…レンズマウント、17…固体
撮像素子、18…基板、19…カメラケーブル。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のカメラケースと、 前記カメラケース内部に、同軸的にかつ軸方向へ移動自
    在に収容され、レンズを有した鏡筒と、 前記鏡筒の外周に突出して設けられた操作レバーと、 前記操作レバーが突出するように前記カメラケースに形
    成され、前記操作レバーが回転方向へ操作されるに従
    い、回転方向へガイドすると共に軸方向へもガイドする
    ガイド溝とを有することを特徴とする電子拡大テレビカ
    メラ装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド溝が、前記カメラケースの軸方
    向へ延在る割合は、両端部が微小であり、中間部が大き
    く変化する形状となっていることを特徴とする請求項1
    記載の電子拡大テレビカメラ装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド溝が、前記カメラケースの軸方
    向へ延在してレンズを移動させる移動量は、倍率の切り
    換えに相当する移動量に加えて、焦点調整のための微動
    量も含むことを特徴とする請求項1記載の電子拡大テレ
    ビカメラ装置。
JP1994010000U 1994-08-12 1994-08-12 電子拡大テレビカメラ装置 Expired - Lifetime JP3007843U (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002082154A1 (fr) * 2001-04-05 2002-10-17 Scalar Corporation Camera et unite pour camera
CN100362384C (zh) * 2001-04-05 2008-01-16 斯卡拉株式会社 照相机和照相机单元

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