JP2023158822A - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高ズーム比および小型の点で有利なズームレンズ装置を提供すること。【解決手段】 物体の像を形成するレンズ装置(L)は、カムフォロワ(22a)を含み、第1レンズ群(G22)を保持する第1保持部材(22)と、カムフォロワと係合するカムが形成され、第1レンズ群の光軸(P)に沿った第1回転軸(S)の周りに回転することにより、光軸に沿って第1保持部材を移動させるカム部材(23)と、第1レンズ群よりも像側において光軸に対して挿抜される第2レンズ群(G41)を保持し、光軸に沿った第2回転軸(U)の周りに回転する第2保持部材(40、41)とを有し、カム部材の像側の端部は、第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されている。【選択図】 図1
Description
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関するものである。
ズームレンズ装置においてズームレンズ群を光軸方向に移動する手段として、円筒カム機構がある。円筒カムの外周部にはカム溝が形成され、円筒カムを回転させるとズームレンズ群がカム溝に従って移動し、その結果、ズームレンズ装置の焦点距離が変化する。また、ズームレンズ装置の焦点距離を拡大するエクステンダ機構を内蔵したズームレンズが知られている(特許文献1)。当該エクステンダ機構においては、エクステンダレンズ群を含む複数のレンズ群がターレット板に保持され、ターレット板の回転により光軸上に配置されるレンズ群が切り替わる。その結果、焦点距離や光学特性を迅速に切り替えることができる。
このようなズームレンズ装置において、高ズーム比のものを得るには、ズームレンズ群の移動量を増大させる必要がある。ところが、特許文献1のようなズームレンズ装置においては、ズームレンズ群の移動量の増大のために円筒カムを軸方向に長くするには、ズームレンズ群と隣り合うエクステンダレンズ群との干渉を回避する必要がある。当該干渉回避のためにエクステンダレンズ群をより後方に配置したり円筒カムをより側方に配置したりすると、ズームレンズ装置が大型となる。本発明は、例えば、高ズーム比および小型の点で有利なズームレンズ装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、物体の像を形成するレンズ装置であって、
カムフォロワを含み、第1レンズ群を保持する第1保持部材と、
前記カムフォロワと係合するカムが外周部に形成され、前記第1レンズ群の光軸に沿った第1回転軸の周りに回転することにより、前記光軸に沿って前記第1保持部材を移動させるカム部材と、
前記第1レンズ群よりも像側において前記光軸に対して挿抜される第2レンズ群を保持し、前記光軸に沿った第2回転軸の周りに回転する第2保持部材とを有し、
前記カム部材の像側の端部は、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されていることを特徴とするレンズ装置である。
カムフォロワを含み、第1レンズ群を保持する第1保持部材と、
前記カムフォロワと係合するカムが外周部に形成され、前記第1レンズ群の光軸に沿った第1回転軸の周りに回転することにより、前記光軸に沿って前記第1保持部材を移動させるカム部材と、
前記第1レンズ群よりも像側において前記光軸に対して挿抜される第2レンズ群を保持し、前記光軸に沿った第2回転軸の周りに回転する第2保持部材とを有し、
前記カム部材の像側の端部は、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されていることを特徴とするレンズ装置である。
本発明によれば、例えば、高ズーム比および小型の点で有利なズームレンズ装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、実施形態を説明するための全図を通して、原則として(断りのない限り)、同一の部材等には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
〔レンズ装置に係る実施形態〕
図1ないし4を参照して、レンズ装置に係る実施形態が説明される。ここで、図1は、レンズ装置の構成例を示す図、図2は、各部の配置例を示す図、図3は、カム部材の駆動部の構成例を示す図、図4は、カム軸およびターレット軸の配置例を示す図である。これらの図において、レンズ装置Lは、本体100と、本体100を覆うカバー200と、カメラに搭載(装着)するためのマウント部300とを有する。本体100は、物体側から像側へ順に、合焦のために移動する部分レンズ群を含む合焦レンズ群1、ズームのために移動する複数のレンズ群を含むレンズユニット2、光量を調整するために可動の開口絞り部材3を有する。また、本体100は、エクステンダレンズ群を含む複数のレンズ群を保持している保持部材4、リレーレンズ群5、制御基板6(電気回路基板)を有する。なお、合焦レンズ群1は、少なくとも部分レンズ群が合焦のために移動すればよい(合焦レンズ群1の全体が合焦のために移動してもよい)。また、開口絞り部材は、上記の配置に限られず、合焦レンズ群よりも像側にあればよい。また、レンズ本体100は、上記部分レンズ群を駆動するフォーカス駆動部7、レンズユニット2を駆動するズーム駆動部8を有する。
図1ないし4を参照して、レンズ装置に係る実施形態が説明される。ここで、図1は、レンズ装置の構成例を示す図、図2は、各部の配置例を示す図、図3は、カム部材の駆動部の構成例を示す図、図4は、カム軸およびターレット軸の配置例を示す図である。これらの図において、レンズ装置Lは、本体100と、本体100を覆うカバー200と、カメラに搭載(装着)するためのマウント部300とを有する。本体100は、物体側から像側へ順に、合焦のために移動する部分レンズ群を含む合焦レンズ群1、ズームのために移動する複数のレンズ群を含むレンズユニット2、光量を調整するために可動の開口絞り部材3を有する。また、本体100は、エクステンダレンズ群を含む複数のレンズ群を保持している保持部材4、リレーレンズ群5、制御基板6(電気回路基板)を有する。なお、合焦レンズ群1は、少なくとも部分レンズ群が合焦のために移動すればよい(合焦レンズ群1の全体が合焦のために移動してもよい)。また、開口絞り部材は、上記の配置に限られず、合焦レンズ群よりも像側にあればよい。また、レンズ本体100は、上記部分レンズ群を駆動するフォーカス駆動部7、レンズユニット2を駆動するズーム駆動部8を有する。
レンズ群1は、部分レンズ群G10を保持する固定鏡胴10(枠部材)と、部分レンズ群G11を保持する移動鏡筒11(枠部材)とを含む。移動鏡筒11は、固定鏡胴10に形成されたガイド(案内)によって、レンズ装置Lの光軸Pに沿って移動が案内される。固定鏡胴10には、外周部にねじが形成されたヘリコイド軸12が光軸Pに沿う軸の周りに回転可能に支持されている。ヘリコイド軸12には、移動鏡筒11に連結されたヘリコイドコマ13が螺合している。ヘリコイド軸12は、プーリ71およびベルト72を介して、駆動部7の出力軸と連結されている。このような構成により、駆動部7は、制御基板6のからの指令に基づいて、ヘリコイド軸12を回転駆動する。ヘリコイド軸12が回転駆動されると、移動鏡筒11が光軸Pに沿って移動し、レンズ装置Lの合焦状態(物体距離)が変化する。
レンズユニット2は、固定鏡胴20(枠部材)と、レンズ群G21を保持する移動鏡胴21(枠部材)と、レンズ群G22を保持する移動鏡胴22(枠部材)とを含む。また、レンズユニット2は、光軸Pに沿ったカム軸S(第1回転軸)の周りに回転可能に支持されたカム筒23(カム部材)を有する。ここで、カム軸Sは、光軸Pに沿うものであって光軸Pとは同軸でなく、移動鏡胴22(レンズ群G22)の外部にある。移動鏡胴21および22は、それぞれカムフォロワ21aおよび22aを含み、カムフォロワ21aおよび22aは、カム筒23に形成されたカム溝23aおよび23b(カム)にそれぞれ係合している。また、移動鏡胴21および22は、それぞれガイドフォロア21bおよび22bを含み、ガイドフォロア21bおよび22bは、固定鏡胴20に形成された光軸P方向に延びる直進溝20a(ガイド)に係合している。カム筒23の一方の端には、カムギア24および支持軸25が、カム筒23の他方の端には、支持軸26がそれぞれ固定されている。図3に示されるように、カムギア24は、プーリ81およびベルト82を介して、駆動部8の出力軸と連結されている。このような構成により、駆動部8は、制御基板6からの信号に基づいてカムギア24を回転駆動する。カムギア24が回転駆動されると、カム筒23がカム軸Sの周りに回転駆動され、移動鏡胴21および22がそれぞれ光軸Pに沿って駆動され、レンズ装置Lの焦点距離が変化する。
エクステンダレンズ群を含む保持部材4(第2保持部材)は、光軸Pに沿ったターレット軸U(第2回転軸)の周りに回転可能に支持されたターレット板40を含む。また、保持部材4は、レンズ群G41、G42、G43をそれぞれ保持する回転鏡胴41、42、43(枠部材)を含む。また、保持部材4は、ターレット板40を部分的に覆うカバー44を含む。ターレット板40の外周部には、ギア40aが形成され、ギア40aは、駆動部45の出力軸に固定されたギア46に係合している。このような構成により、駆動部45は、制御基板6からの信号に基づいて、ギア40aを回転駆動する。ギア40aが回転駆動されると、ターレット板40がターレット軸Uの周りに回転駆動され、光軸P上に配置されるレンズ群が切り替えられ、レンズ装置Lの撮影倍率(焦点距離)が変化する。なお、ターレット板40および回転鏡胴41は、第1レンズ群G22よりも像側において光軸に対して挿抜される第2レンズ群G41を保持し、光軸に沿った第2回転軸Uの周りに回転するものであり、第2保持部材ともいう。ここで、ターレット軸Uは、光軸Pに沿うものであって光軸Pとは同軸でなく、回転鏡胴41、42、43(レンズ群G41、G42、G43)の外部にある。
ここで、図1、2、4を参照して、カム筒23およびターレット板40の配置が説明される。図1に示されるように、カム筒23の像側の端部23cは、ターレット板40の物体側の端部40bよりも像側に配されている。また、移動鏡胴22が最も像側に配される状態において、移動鏡胴22の像側の端部(ここでは22c)は、ターレット板40の物体側の端部40bよりも像側に配される。また、カムフォロワ22aの少なくとも一部は、移動鏡胴22が最も像側に配される状態において、ターレット板40の物体側の端部よりも像側に配される。また、カムフォロワ22aの少なくとも一部は、レンズ群G22の像側の端部よりも像側に配されている。このような構成により、本実施形態によれば、高ズーム比および小型の点で有利なズームレンズ装置を提供することができる。
図2に示されるように、光軸に直交する断面において、カム筒23、ターレット板40、駆動部7、および駆動部8は、互いに重ならないように配置されている。したがって、ズーム比増大のためにズームレンズ群の移動量を増大させるためには、カム筒23を長くする必要があるところ、当該配置では、保持部材4を像側に移動させたり、カム筒23を側方に移動させたりする必要がない。このため、当該配置は、小型のレンズ装置Lを提供するのに有利となる。また、ターレット板40にカム筒23との干渉を避けるための切欠きを設ける必要もなく、ターレット板40の形状が複雑となることもない。ここで、図4におけるように、光軸Pに直交するレンズ装置Lの断面において、光軸Pを原点とし、第1象限および第2象限がレンズ装置L(カバー200)の上面に沿って並び、第3象限および第4象限がレンズ装置Lの底面に沿って並ぶ直交座標系が定義される。なお、当該断面においては、第1象限および第4象限がレンズ装置L(カバー200)の一方の側面に沿って並び、第2象限および第3象限がレンズ装置Lの他方の側面に沿って並んでいる。当該直交座標系において、カム軸S(第1回転軸)とターレット軸U(第2回転軸)とは、原点に関して対称な2つの点をそれぞれ含む2つの象限にそれぞれ配されている。なお、Hは、水平軸(X軸)、Vは、鉛直軸(Y軸)、Q1-4は、第1ないし4象限を示している。当該配置にすることにより、当該配置でない場合と比較して、カム軸Sとターレット軸Uとの互いの間隔を大きくすることができるため、カム筒23、ターレット板40、移動鏡胴22を上述のように配置するのに有利となる。なお、第1回転軸Sは、カム筒23の重量(相対的大重量)によっては、第3象限および第4象限のうちいずれかの内に配されているのが好ましい。その場合、第3象限および第4象限のうち少なくとも一方の内にカム筒23を駆動する駆動部8を有するのが好ましい。また、第1回転軸Sおよび駆動部材8の両方が第3象限および第4象限のうちのいずれかの内に配されているのも好ましい。その場合、または、保持部材4の重量(相対的小重量)によっては、第2回転軸Uは、第1象限および第2象限のうちいずれかの内に配されているのが好ましい。また、第2保持部材を駆動する駆動部45は、第1象限および第2象限のうち少なくとも一方の内に配されているのが好ましい。また、第2回転軸Uおよび駆動部材45の両方が第1象限および第2象限のうちのいずれかの内に配されているのも好ましい。以って、本実施形態によれば、高ズーム比および小型の点で有利なズームレンズ装置を提供することができる。
なお、ターレット板に複数のレンズ群が配置されている例が説明されたが、それには限定されない。例えば、ターレット板には1つのレンズ群のみが配置されていてもよい。また、ターレット板に複数のレンズ群が配置されている場合、複数のレンズ群は、透過する光の波長が互いに異なっていてもよい。例えば、第1レンズ群は、可視光のみを透過し、第2レンズ群は、赤外光のみを透過するように構成されてもよい。また、ズームレンズユニットにおいて移動するレンズ群の数は、2つには限定されず、3つ以上とされうる。また、光軸に沿って見たときに、カム筒とターレット板とが互いに全く重ならない例が説明されたが、それには限定されない。光軸に直交する断面において、カム筒とターレット板とが互いに重なることがなければよい。なお、そのうえで、光軸に直交する面に光軸に沿って投影されて得られるカム部材の投影像および第2保持部材の投影像が互いに重なるようにレンズ装置を構成するのは、レンズ装置の小型化に有利である。
〔撮像装置に係る実施形態〕
図5は、撮像装置の構成例を示す図である。撮像装置10000は、後述のシステム3000と撮像装置本体(カメラ装置)4000とを含んで構成されうる。システム3000は、以上に例示されたレンズ装置(ここでは1000;光学部材1000aを有する)と後述の操作装置2000とを含んで構成されうる。操作装置2000は、レンズ装置1000を操作するためのものであり、遠隔操作装置として、レンズ装置1000とは有線または無線で通信を行いうる。操作装置2000は、例えば、所謂デマンドであり、撮像装置を支持する支持装置(例えば三脚)のハンドルによって支持されるものでありうる。レンズ装置1000および操作装置2000は、ユーザが所望の被写体像を取得するためのシステム3000を構成している。撮像装置本体4000は、レンズ装置1000により形成された像を撮る(撮像する)撮像素子4000aを含んで構成されうる。また、撮像装置本体4000は、撮像素子4000aを有する撮像部4000bと(撮像装置本体)操作装置4000cとを含んで構成されうる。また、撮像装置本体4000は、光学部材1000aに対する指令を送信する機能を有しうる。撮像装置本体4000は、当該指令を、例えば、撮像装置本体4000のオートフォーカス機能またはオートアイリス機能等により生成しうる。操作装置4000cは、遠隔操作装置として、撮像部4000bとは有線または無線で通信を行いうる。また、操作装置2000・操作装置4000cは、レンズ装置の物体距離に対応する指令、レンズ装置の焦点距離またはズーミングに対応する指令、およびレンズ装置の開口絞りの開口径またはFナンバーに対応する指令等のうちの少なくとも1つを生成しうる。本実施形態によれば、以上に例示されたレンズ装置を含むことにより、高ズーム比かつ小型の点で有利な撮像装置を提供することができる。
図5は、撮像装置の構成例を示す図である。撮像装置10000は、後述のシステム3000と撮像装置本体(カメラ装置)4000とを含んで構成されうる。システム3000は、以上に例示されたレンズ装置(ここでは1000;光学部材1000aを有する)と後述の操作装置2000とを含んで構成されうる。操作装置2000は、レンズ装置1000を操作するためのものであり、遠隔操作装置として、レンズ装置1000とは有線または無線で通信を行いうる。操作装置2000は、例えば、所謂デマンドであり、撮像装置を支持する支持装置(例えば三脚)のハンドルによって支持されるものでありうる。レンズ装置1000および操作装置2000は、ユーザが所望の被写体像を取得するためのシステム3000を構成している。撮像装置本体4000は、レンズ装置1000により形成された像を撮る(撮像する)撮像素子4000aを含んで構成されうる。また、撮像装置本体4000は、撮像素子4000aを有する撮像部4000bと(撮像装置本体)操作装置4000cとを含んで構成されうる。また、撮像装置本体4000は、光学部材1000aに対する指令を送信する機能を有しうる。撮像装置本体4000は、当該指令を、例えば、撮像装置本体4000のオートフォーカス機能またはオートアイリス機能等により生成しうる。操作装置4000cは、遠隔操作装置として、撮像部4000bとは有線または無線で通信を行いうる。また、操作装置2000・操作装置4000cは、レンズ装置の物体距離に対応する指令、レンズ装置の焦点距離またはズーミングに対応する指令、およびレンズ装置の開口絞りの開口径またはFナンバーに対応する指令等のうちの少なくとも1つを生成しうる。本実施形態によれば、以上に例示されたレンズ装置を含むことにより、高ズーム比かつ小型の点で有利な撮像装置を提供することができる。
なお、本実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
物体の像を形成するレンズ装置であって、
カムフォロワを含み、第1レンズ群を保持する第1保持部材と、
前記カムフォロワと係合するカムが形成され、前記第1レンズ群の光軸に沿った第1回転軸の周りに回転することにより、前記光軸に沿って前記第1保持部材を移動させるカム部材と、
前記第1レンズ群よりも像側において前記光軸に対して挿抜される第2レンズ群を保持し、前記光軸に沿った第2回転軸の周りに回転する第2保持部材とを有し、
前記カム部材の像側の端部は、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されていることを特徴とするレンズ装置。
物体の像を形成するレンズ装置であって、
カムフォロワを含み、第1レンズ群を保持する第1保持部材と、
前記カムフォロワと係合するカムが形成され、前記第1レンズ群の光軸に沿った第1回転軸の周りに回転することにより、前記光軸に沿って前記第1保持部材を移動させるカム部材と、
前記第1レンズ群よりも像側において前記光軸に対して挿抜される第2レンズ群を保持し、前記光軸に沿った第2回転軸の周りに回転する第2保持部材とを有し、
前記カム部材の像側の端部は、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されていることを特徴とするレンズ装置。
(構成2)
前記第1保持部材の像側の端部は、前記第1保持部材が最も像側に配される状態において、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されることを特徴とする構成1に記載のレンズ装置。
前記第1保持部材の像側の端部は、前記第1保持部材が最も像側に配される状態において、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されることを特徴とする構成1に記載のレンズ装置。
(構成3)
前記カムフォロワの少なくとも一部は、前記第1保持部材が最も像側に配される状態において、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されることを特徴とする構成2に記載のレンズ装置。
前記カムフォロワの少なくとも一部は、前記第1保持部材が最も像側に配される状態において、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されることを特徴とする構成2に記載のレンズ装置。
(構成4)
前記カムフォロワの少なくとも一部は、前記第1レンズ群の像側の端部よりも像側に配されていることを特徴とする構成1ないし3のうちいずれかに記載のレンズ装置。
前記カムフォロワの少なくとも一部は、前記第1レンズ群の像側の端部よりも像側に配されていることを特徴とする構成1ないし3のうちいずれかに記載のレンズ装置。
(構成5)
前記光軸に直交する面に前記光軸に沿って投影されて得られる前記カム部材の投影像および前記第2保持部材の投影像は互いに重なることを特徴とする構成1ないし4のうちいずれかに記載のレンズ装置。
前記光軸に直交する面に前記光軸に沿って投影されて得られる前記カム部材の投影像および前記第2保持部材の投影像は互いに重なることを特徴とする構成1ないし4のうちいずれかに記載のレンズ装置。
(構成6)
前記第1レンズ群は、ズームのために移動するレンズ群であり、前記第2保持部材は、前記第2レンズ群としてエクステンダレンズ群を保持することを特徴とする構成1ないし5のうちいずれかに記載のレンズ装置。
前記第1レンズ群は、ズームのために移動するレンズ群であり、前記第2保持部材は、前記第2レンズ群としてエクステンダレンズ群を保持することを特徴とする構成1ないし5のうちいずれかに記載のレンズ装置。
(構成7)
前記第1レンズ群と前記第2保持部材との間に光量を調整するための開口絞り部材を有することを特徴とする構成1ないし6のうちいずれかに記載のレンズ装置。
前記第1レンズ群と前記第2保持部材との間に光量を調整するための開口絞り部材を有することを特徴とする構成1ないし6のうちいずれかに記載のレンズ装置。
(構成8)
前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、前記光軸に直交する前記レンズ装置の断面において、前記光軸を原点とし、第1象限および第2象限が前記レンズ装置の上面に沿って並び、第3象限および第4象限が前記レンズ装置の底面に沿って並ぶ直交座標系における前記原点に関して対称な2つの点をそれぞれ含む2つの象限にそれぞれ配されていることを特徴とする構成1ないし7のうちいずれかに記載のレンズ装置。
前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、前記光軸に直交する前記レンズ装置の断面において、前記光軸を原点とし、第1象限および第2象限が前記レンズ装置の上面に沿って並び、第3象限および第4象限が前記レンズ装置の底面に沿って並ぶ直交座標系における前記原点に関して対称な2つの点をそれぞれ含む2つの象限にそれぞれ配されていることを特徴とする構成1ないし7のうちいずれかに記載のレンズ装置。
(構成9)
前記第1回転軸は、前記断面において、前記第3象限および前記第4象限のうちいずれかに配されていることを特徴とする構成8に記載のレンズ装置。
前記第1回転軸は、前記断面において、前記第3象限および前記第4象限のうちいずれかに配されていることを特徴とする構成8に記載のレンズ装置。
(構成10)
前記カム部材を駆動する駆動部を有し、該駆動部は、前記断面において、前記第3象限および前記第4象限のうち少なくとも一方に配されていることを特徴とする構成9に記載のレンズ装置。
前記カム部材を駆動する駆動部を有し、該駆動部は、前記断面において、前記第3象限および前記第4象限のうち少なくとも一方に配されていることを特徴とする構成9に記載のレンズ装置。
(構成11)
前記第2回転軸は、前記断面において、前記第1象限および前記第2象限のうちいずれかに配されていることを特徴とする構成8ないし10のうちいずれかに記載のレンズ装置。
前記第2回転軸は、前記断面において、前記第1象限および前記第2象限のうちいずれかに配されていることを特徴とする構成8ないし10のうちいずれかに記載のレンズ装置。
(構成12)
前記第2保持部材を駆動する駆動部を有し、該駆動部は、前記断面において、前記第1象限および前記第2象限のうち少なくとも一方に配されていることを特徴とする構成11に記載のレンズ装置。
前記第2保持部材を駆動する駆動部を有し、該駆動部は、前記断面において、前記第1象限および前記第2象限のうち少なくとも一方に配されていることを特徴とする構成11に記載のレンズ装置。
(構成13)
構成1ないし12のうちいずれかに記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置により形成された像を撮る撮像素子とを含むことを特徴とする撮像装置。
構成1ないし12のうちいずれかに記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置により形成された像を撮る撮像素子とを含むことを特徴とする撮像装置。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
22 第1保持部材
22a カムフォロア
23 カム部材
23b カム
40 ターレット部材(第2保持部材)
41 保持枠(第2保持部材)
G22 第1レンズ群
G41 第2レンズ群
L レンズ装置
P 光軸
S 第1回転軸
U 第2回転軸
22a カムフォロア
23 カム部材
23b カム
40 ターレット部材(第2保持部材)
41 保持枠(第2保持部材)
G22 第1レンズ群
G41 第2レンズ群
L レンズ装置
P 光軸
S 第1回転軸
U 第2回転軸
Claims (17)
- 物体の像を形成するレンズ装置であって、
カムフォロワを含み、第1レンズ群を保持する第1保持部材と、
前記カムフォロワと係合するカムが形成され、前記第1レンズ群の光軸に沿った第1回転軸の周りに回転することにより、前記光軸に沿って前記第1保持部材を移動させるカム部材と、
前記第1レンズ群よりも像側において前記光軸に対して挿抜される第2レンズ群を保持し、前記光軸に沿った第2回転軸の周りに回転する第2保持部材とを有し、
前記カム部材の像側の端部は、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されていることを特徴とするレンズ装置。 - 前記第1保持部材の像側の端部は、前記第1保持部材が最も像側に配される状態において、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
- 前記カムフォロワの少なくとも一部は、前記第1保持部材が最も像側に配される状態において、前記第2保持部材の物体側の端部よりも像側に配されることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
- 前記カムフォロワの少なくとも一部は、前記第1レンズ群の像側の端部よりも像側に配されていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
- 前記光軸に直交する面に前記光軸に沿って投影されて得られる前記カム部材の投影像および前記第2保持部材の投影像は互いに重なることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
- 前記光軸に直交する面に前記光軸に沿って投影されて得られる前記カム部材の投影像および前記第2保持部材の投影像は互いに重なることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
- 前記第1レンズ群は、ズームのために移動するレンズ群であり、前記第2保持部材は、前記第2レンズ群としてエクステンダレンズ群を保持することを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
- 前記第1レンズ群と前記第2保持部材との間に光量を調整するための開口絞り部材を有することを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
- 前記第1レンズ群と前記第2保持部材との間に光量を調整するための開口絞り部材を有することを特徴とする請求項7に記載のレンズ装置。
- 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、前記光軸に直交する前記レンズ装置の断面において、前記光軸を原点とし、第1象限および第2象限が前記レンズ装置の上面に沿って並び、第3象限および第4象限が前記レンズ装置の底面に沿って並ぶ直交座標系における前記原点に関して対称な2つの点をそれぞれ含む2つの象限にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
- 前記第1回転軸は、前記断面において、前記第3象限および前記第4象限のうちいずれかに配されていることを特徴とする請求項10に記載のレンズ装置。
- 前記カム部材を駆動する駆動部を有し、該駆動部は、前記断面において、前記第3象限および前記第4象限のうち少なくとも一方に配されていることを特徴とする請求項11に記載のレンズ装置。
- 前記第2回転軸は、前記断面において、前記第1象限および前記第2象限のうちいずれかに配されていることを特徴とする請求項10に記載のレンズ装置。
- 前記第2保持部材を駆動する駆動部を有し、該駆動部は、前記断面において、前記第1象限および前記第2象限のうち少なくとも一方に配されていることを特徴とする請求項13に記載のレンズ装置。
- 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、前記光軸に直交する前記レンズ装置の断面において、前記光軸を原点とし、第1象限および第2象限が前記レンズ装置の上面に沿って並び、第3象限および第4象限が前記レンズ装置の底面に沿って並ぶ直交座標系における前記原点に関して対称な2つの点をそれぞれ含む2つの象限にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
- 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、前記光軸に直交する前記レンズ装置の断面において、前記光軸を原点とし、第1象限および第2象限が前記レンズ装置の上面に沿って並び、第3象限および第4象限が前記レンズ装置の底面に沿って並ぶ直交座標系における前記原点に関して対称な2つの点をそれぞれ含む2つの象限にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
- 請求項1ないし16のうちいずれか1項に記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置により形成された像を撮る撮像素子とを含むことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
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JP2022068835A JP2023158822A (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | レンズ装置および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2022068835A Pending JP2023158822A (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | レンズ装置および撮像装置 |
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