JP3007678U - ピアス装着穴の清掃器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性が高く、かつ、資源を無駄なく利用で
きるピアス装着穴の清掃器具を提供すること。 【構成】 棒状体１０の端部近傍に鍔状ストッパー１１
を設け、該鍔状ストッパー１１から突出する棒状体１０
に綿を巻き付けて綿部１２を形成するものであって、綿
部１２が棒状体１０の両端部に設けられていることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ピアス装着のために耳たぶにあけた穴を清掃する器具に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

ピアスを装着するために耳たぶにあけた穴を清掃する器具のうち、綿棒型に形 成された器具は知られている。

【０００３】 図２に示す綿棒は、実開平３−７２７８８公報に掲載された清掃器具であって 、棒材本体１の先端を折り曲げ、この折り曲げた部分に綿を巻き付けて綿巻付部 ２を形成したものである。

【０００４】 耳たぶにあけられたピアス装着穴は、口径が小さいこと及び耳たぶが柔らかい ことなどのため一人で穴内を清掃するのは難しいことであった。上記した考案は 、先端を折り曲げ、折り曲げた部分に綿巻付部が形成されているので、鏡をみな がら清掃する時、綿棒の先端部で首すじなどを傷付けることがなく安全性が高い という特徴を有している。

【０００５】 しかしながら、この種の器具は使い捨てとなるので、綿巻付部が棒状体に１個 のみ形成されている器具では資源の無駄使いとなり不経済であった。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が解決しようとする課題は、安全性が高く、かつ、資源を無駄なく利用 できるピアス装着穴の清掃器具を提供することを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案において課題を解決するための手段は、棒状体の端部近傍に鍔状ストッ パーを設け、該鍔状ストッパーから突出する上記棒状体に綿を巻き付けて綿部を 形成することを特徴とするものであり、又、棒状体の両端部に鍔状ストッパー及 び綿部が設けられていることを特徴としている。

【０００８】

【実施例】

図１は実施例の斜視図であって、図において、１０は棒状体であり、両端部近 傍に鍔状ストッパー１１を設け、該鍔状ストッパー１１から突出する棒状体１０ に綿を巻き付けて綿部１２を形成している。

【０００９】 上記棒状体１０はプラスチック又は紙製であり、又、鍔状ストッパー１１はプ ラスチック、紙又はゴム製とする。なお、棒状体１０の長さは、特に特定する必 要がなく、又、綿部１２の長さも耳たぶにあけた穴を通る長さがあればよいもの とする。又、これに伴い、鍔状ストッパー１１の直径も特に限定されていない。

【００１０】 実施例によって耳たぶにあけられた穴を清掃するには、綿部１２に消毒液を染 みこませ又はそのままで綿部１２を穴内に通す。綿部１２が穴から突き抜けるこ とはあっても、鍔状ストッパー１１が耳たぶに当接するので、当該器具の先端部 で首すじなどを傷付けることが防げる。

【００１１】 又、棒状体１０には両端部に綿部１２が設けられているから、１本の器具で両 耳の穴を清掃できることになる。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、棒状体の端部近傍に鍔状ストッパーを設けると共に、鍔状ストッパ ーから突出する棒状体に綿部を形成したものであるから、耳たぶにあけた穴の清 掃を行う時に、鍔状ストッパーが耳たぶに当接するので綿部の先端が穴から突き 抜けることはあっても、首すじなどを傷付けることを防止し得るものである。

【００１３】 又、本考案は、棒状体の両端部に綿部を設けた場合は、１本の器具で両耳の清 掃が可能であり、従って資源の無駄を回避することができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図。

【図２】従来例を示す斜視図。

【符号の説明】

１０ 棒状体 １１ 鍔状ストッパー １２ 綿部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 棒状体の端部近傍に鍔状ストッパーを設
   け、該鍔状ストッパーから突出する上記棒状体に綿を巻
   き付けて綿部を形成することを特徴とするピアス装着穴
   の清掃器具。
2. 【請求項２】 棒状体の両端部に鍔状ストッパー及び綿
   部が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の
   ピアス装着穴の清掃器具。