JPH072092U - 長短と変わる消しゴムケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この消しゴムケースは、消しゴムを使っている
途中に切れたり折れたりしてしまうのを防ぎ、最後まで
経済的に使いきることができる。更に、使い捨てではな
く、より経済的である消しゴムケースを提供する。 【構成】数段階に長さが変わるケース（１）と、それを
カバーするケース（７）で構成されている消しゴムケー
スである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、消しゴムを使っている途中で、消しゴムが切れたり、折れたりし てしまうのを防ぐことに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、紙のケースが消しゴムのケースであった。

【０００３】

【考案か解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）消しゴムのケースが紙のため、消しゴムを使っているうちにぼろぼろに なり、使い終わるまで紙のケースがもたない場合があった。 （ロ）ケースの付いていない消しゴムだけになると、消しゴムの性質上、使っ ているうちに折れたり切れたりすることがあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、その欠点を除くために考案したもので、それを図面について説明す れば、数段階に長さが変わるケース（１）の４つのひら（２）は、数段階に折り 目（３）がついていて折り曲げることが可能になっている。又、それをカバーす るケース（７）は、折り曲げたひらを固定するための物である。 以上によって構成されている考案である。

【０００５】

【作用】

数段階に長さが変わるケース（１）に消しゴム（４）を入れ、これをカバーす るケース（７）に挿入する。又、使って短くなった消しゴム（５）の場合は、そ の消しゴムの大きさに合わせて、数段階に長さが変わるケース（１）のひら（２ ）の折り目（３）を何段階か折り、そのケースに使って短くなった消しゴム（５ ）を入れ、次にその折ったひら（６）をカバーするケース（７）に挿入する。又 、以上のことを可能にするため、この消しゴムケースは、消しゴムの大きさに合 わせて作られる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）数段階に長さが変わるケース（１）は、短くすることもできる。そのケ ースとそれをカバーするケース（７）でこの消しゴムケースは、構成されている 。 （ロ）この消しゴムケースの使い方は、数段階に長さが変わるケース（１）に 消しゴム（４）を入れ、これをカバーするケース（７）に挿入する。又、使って 短くなった消しゴム（５）の場合は、その消しゴムの大きさに合わせて、数段階 に長さが変わるケース（１）のひら（２）の折り目（３）を何段階か折り、その ケースに使って短くなった消しゴム（５）を入れ、次にその折ったひら（６）を カバーするケース（７）に挿入する。つまりこの消しゴムケースは、消しゴムを 使って短くなっていくごとに、ケースを何段階か短くできる。又、以上のことを 可能にするため、この消しゴムケースは、消しゴムの大きさに合わせて作られる 。 （ハ）カバーするケース（７）は、数段階に長さが変わるケース（１）の折っ たひら（６）の部分をカバーしたり、消しゴムの頭（９）の部分以外全部をカバ ーする目的の物であるか、ひらをカバーするだけの短いカバー（８）でも良い。

【０００７】

【考案の効果】

消しゴムを使っている途中に切れたり折れたりしてしまうのを防ぎ、最後まで 経済的に使い切ることができる。更に、この消しゴムケースは使い捨ての物では なく、何回か使うことができ、より経済的である。又、この消しゴムケースによ り、より大きい消しゴムを製造することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の数段階に長さが変わるケースのひらを
開いた状態の斜視図

【図２】本考案の使用例で、カバーをする前の状態の斜
視図

【図３】本考案の使用例で、カバーをする前の状態の斜
視図

【図４】本考案のカバーの部品の斜視図

【図５】本考案のカバーの部品の斜視図

【符号の説明】

１ 数段階に長さが変わるケース ２ ひら ３ 折り目 ４ 消しゴム ５ 使って短くなった消しゴム ６ 折ったひら ７ カバーするケース ８ 短いカバー ９ 消しゴムの頭

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】数段階に長さが変わるケース（１）と、そ
   れをカバーするケース（７）で構成されている消しゴム
   ケース。