JP3007576U - 車両用アンテナ装置 - Google Patents

車両用アンテナ装置

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JP3007576U
JP3007576U JP1994005236U JP523694U JP3007576U JP 3007576 U JP3007576 U JP 3007576U JP 1994005236 U JP1994005236 U JP 1994005236U JP 523694 U JP523694 U JP 523694U JP 3007576 U JP3007576 U JP 3007576U
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case
antenna
vehicle
diversity circuit
circuit
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JP1994005236U
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Inventor
政幸 清水
Original Assignee
株式会社セイコウ工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチパスノイズの検出を減衰のない状態で
ダイバーシティ回路により行い常に良好な受信状態のチ
ャンネルを選択すること 【構成】 指向特性を異にする複数のアンテナ素子２を
１つのケース４に取り付けると共にそのケース４内にダ
イバ−シティ回路６を配備し、そのケース４内で両者を
接続することにより、アンテナ入力が減衰する前の段階
で受信入力を比較するので、ケース４を車両１の屋根３
に取り付ければ、各アンテナの受信状態の検出及び比較
が高いレベルで適切に行われ、その中の良好な受信チャ
ンネルを容易に選択できる

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両内で使用するラジオ、テレビ等の受信再生装置のためのアンテ ナ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術と問題点】
異なった環境内を走行する車両に使用されるアンテナの受信電波中にはマルチ パスノイズの混在が不可避であり、これを回避するためにダイバーシティ回路が 広く使用されている。すなわち、受信電波には送信局からの直接波と車両が走行 する場所やその近くの高層建造物からの反射波が混在してくることが多く、ダイ バーシティ回路は、指向性を異にする複数のアンテナ素子からの受信電波を比較 解析し、そのうちマルチパスノイズの最も少ない受信アンテナからの受信電波に 自動的に切り替えるものである。 しかし、従来このダイバーシティ回路はラジオ、テレビ等の受信再生装置の中 または外付け装置として車両内に設置されるのが普通であった。 その結果、電路の導体の抵抗による受信電波のエネルギーの減衰の為ダイバー シテイ回路の到達する迄にレベルが小さくなり、ダイバーシティ回路によるマル チパスノイズの検出が困難となり、感度良好な特定のアンテナ素子チャンネルへ 切り替えられず、ノイズの多いチャンネルで継続して受信せざるをえない場合が 多かった。
【０００３】
【問題点を解決する為の手段】
本考案は、受信電波を減衰のない状態でダイバーシティ回路に入力させて、常 に良好な受信状態のチャンネルを選択することを目的とするものであり、その要 旨とするところは、指向特性を異にする複数のアンテナ素子を１つのケースに取 り付けると共にそのケース内にダイバ−シティ回路を配備し、アンテナ素子をケ ース内でこの回路に接続したことを特徴とする車両用アンテナ装置である。 本考案において使用される指向特性を異にするアンテナ素子とは、配向角度、 配向方向または長さを異にする異により指向特性を異にする複数のアンテナ素子 である。それらは車両の屋根に固定される手段を有するケースに伸縮自在に植立 される。
【０００４】 それらのアンテナ素子の給電点はケース内に設けられ、その直近にダイバ−シ ティ回路が接続されている。そしてダイバーシティ回路にはリモートスイッチで 操作可能なブースター回路が連結され、これらを収納するケースには車両の屋根 に取り付けるための手段例えば両面接着テープが備えられている。
【０００５】
【作用】
以上のように構成されているので本考案では、ダイバーシティ回路が、アンテ ナ素子が植立されるケース内に配備されるので、おのおののアンテナ入力は直ち にダイバーシティ回路で検知比較され、マルチパスノイズの少ないアンテナのチ ャンネルが選択され、またその出力が弱いときはブースターで増幅され、選択さ れたアンテナ入力が増幅され車両内の受信装置に出力される。
【０００６】
【実施例】
１は車両、２はその屋根３に両面接着テープで固定されたケース４に植え立て られたアンテナであり、ａ〜ｄは各アンテナ素子である。その給電点５はケース ４内に配置され、給電点５の直後にダイバーシティ回路６が接続され、更にブー スター７が接続している。８はテレビ受像機である。
【０００７】
【効果】
以上のように本考案では、アンテナが装備されるケース内にダイバーシティ回 路が配備され、アンテナ入力が減衰する前の段階で受信入力を比較するので、ケ ースを車両の屋根に取り付ければ各アンテナの受信状態の検出及び比較が高いレ ベルで行われ、その中の良好な受信チャンネルを容易に選択できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ブロック図
【図２】 車両に取り付けた状態を示す斜視図
【符合の説明】
１−車両 ２−アンテナ ３−屋根 ４−ケース ５−給電点 ６−ダイバーシティ回路 ７−ブースター ８−テレビ受像機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年８月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 指向特性を異にする複数のアンテナ素子
    を１つのケースに取り付けると共にそのケース内にダイ
    バ−シティ回路を配備し、アンテナ素子をケース内でこ
    の回路に接続したことを特徴とする車両用アンテナ装置
  2. 【請求項２】 前記ダイバ−シティ回路とともにブース
    ター回路をケース内に連結したことを特徴とする車両用
    アンテナ装置
  3. 【請求項３】 前記ケースが車両の屋根に取り付けられ
    る手段を有することを特徴とする車両用アンンテナ装置
JP1994005236U 1994-04-15 1994-04-15 車両用アンテナ装置 Expired - Lifetime JP3007576U (ja)

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