JP3007477U - 化粧用ローラ - Google Patents

化粧用ローラ

Info

Publication number
JP3007477U
JP3007477U JP1994009560U JP956094U JP3007477U JP 3007477 U JP3007477 U JP 3007477U JP 1994009560 U JP1994009560 U JP 1994009560U JP 956094 U JP956094 U JP 956094U JP 3007477 U JP3007477 U JP 3007477U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
vertical half
cosmetic
half body
suction cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994009560U
Other languages
English (en)
Inventor
保 小野
Original Assignee
株式会社福田商店
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社福田商店 filed Critical 株式会社福田商店
Priority to JP1994009560U priority Critical patent/JP3007477U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3007477U publication Critical patent/JP3007477U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛穴掃除を適度の吸引力で能率よくできる化
粧用ローラを提供すること。 【構成】 顔面の毛穴掃除に主として使用する新規な化
粧用ローラ。ハンドル体11と、ローラ体13と、ハン
ドル体11に結合されローラ体13を支承するローラ支
承体15とからなり、ローラ体13の周面がエラストマ
ー製の吸盤層17とされ、該吸盤層17には多数の小吸
盤部18が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、顔に付着している化粧を化粧水で落した後等における、顔面の毛穴 掃除に主として使用する新規な化粧用ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記毛穴掃除(毛穴の詰っている汚れ等の除去)は、ゴム製吸い込み具(通常 、茄子形)を使用して行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記ゴム製吸い込み具を使用した場合、下記のような問題点があるこ とが分かった。
【0004】 吸引力の調整が困難で、吸引力が強くなり過ぎて、吸引による皮膚充血(肌 荒れの原因になる。)が発生し易い。
【0005】 吸引孔が一個であるため、何回も行う必要があり、手間が掛かるとともに、 顔全体に万遍なく均一に行うことは困難であった。
【0006】 また、吸い込み具は袋(嚢)状であるため、使用後の吸い込み具の掃除が困 難であり、不衛生になりがちであった。
【0007】 本考案は、上記にかんがみて、毛穴掃除を適度の吸引力で能率よくできる化粧 用ローラを提供することを目的とする。
【0008】 本考案の他の目的は、使用後の掃除が容易で、清潔度の維持が容易な化粧用ロ ーラを提供することにある。
【0009】 本考案のさらに他の目的は、不使用時の収納が容易でかつ汚れがつきにくい化 粧用ローラを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1に係る本考案の化粧用ローラは、下記構成により、上記第一の目 的を達成する。
【0011】 ハンドル体と、ローラ体と、ハンドル体に結合されローラ体を支承するローラ 支承体とからなり、ローラ体の周面がエラストマー製の吸盤層とされ該吸盤層に 多数の小吸盤部が形成されている。
【0012】 (2) 請求項2に係る本考案の化粧用ローラは、下記構成により、上記第一の目 的に加えて上記第二の目的を達成する。
【0013】 請求項1記載の化粧用ローラにおいて、ローラ体をローラ支承体から脱着可能 とされていることを特徴とする。
【0014】 (3) 請求項3に係る本考案の化粧用ローラは、下記構成により、上記第一の目 的に加えて上記第三の目的を達成する。
【0015】 請求項1記載の化粧用ローラにおいて、ヒンジ結合された第一縦半割体と第二 縦半割体とからなる筒状の収納ケースを備え、第一縦半割体がハンドル体とされ 、第二縦半割体がローラ支承体とされていることを特徴とする。
【0016】
【作用・効果】
(1) 請求項1に記載の化粧用ローラでは、多数の小吸盤部がローラ体表面に形 成されているため、ローラ体を回転させるだけで、顔面の全体にわたり毛穴の掃 除が可能になる。このとき、毛穴からの汚れの吸い出し作用は、吸着力が小さい 複数の小吸盤部で分担して少しずつ受け持つこととなり(初め側で当接する吸盤 で毛穴の汚れを浮き上がらせ、後側で当接する吸盤で浮き上がらせた汚れを吸着 する。)、皮膚が充血するようなおそれはなく、逆に、マッサージ作用が美顔効 果を奏する。
【0017】 (2) 請求項2に記載の化粧用ローラでは、ローラ体がローラ支承体から脱着可 能とされているため、上記(1) の作用・効果に加えて、使用後、ローラ体を取り 外しての掃除(湯水やさらには洗剤を用いて行う。)が簡単・奇麗にでき、ロー ラ体の清潔度の維持が容易となる。
【0018】 (3) 請求項3に記載の化粧用ローラでは、ヒンジ結合された第一縦半割体と第 二縦半割体とからなる筒状の収納ケースを備え、第一縦半割体がハンドル体とさ れ、第二縦半割体がローラ支承体とされている構成により、不使用時には、ロー ラ体を収納ケース内に折り畳み収納でき、収納スペースを取らないとともに、ロ ーラ体の小吸盤にゴミ等が付着し難い。即ち、不使用時の収納が容易でかつ汚れ がつきにくい。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0020】 (1) 図1〜3に本考案の一実施例を示す。
【0021】 基本的には、ハンドル体11と、ローラ体13と、ハンドル体11に結合され ローラ体13を支承するローラ支承体15とからなる。そして、ローラ体13の 周面がエラストマー製の吸盤層17とされ、該吸盤層17に多数の小吸盤部18 が形成されている。
【0022】 ここで、本実施例では、第一縦半割体11と第二縦半割体15とからなる筒 状の収納ケース19を備え、第一縦半割体がハンドル体11とされ、第二縦半割 体がローラ支承体15とされている。そして、第二縦半割体15の背面が切り欠 かれれた形状とされ、該背面の略中央部に回動可能に結合されたアーム21を介 して、第二縦半割り体15が第一縦半割体11にヒンジ結合されている。
【0023】 収納ケース19は、通常、ポリアミド、ポリアセタール、ABS樹脂等、で各 部品を射出成形で形成して製造する。
【0024】 ローラ体13は、図例では、芯部23とクッション層25と吸盤層17とか らなる。芯部23は収納ケース19と同様の硬質プラスチックで形成され、クッ ション層25は不織布等で形成され、吸盤層17はエラストマー材料で形成され ている。エラストマー材料としては、シリコーン、ウレタンゴム、その他、ポリ オレフィン系・ポリスチレン系・ポリウレタン系TPE(熱可塑性エラストマー )等を使用可能である。ここで、材料としては、ポリウレタン等の極性材料の方 が、汚れと付着し易いため望ましい。
【0025】 また、ローラ体は、中間部が膨出するクラウン型が、顔のへこみに対して追従 し易く望ましい。また、円柱状に限られず、六角柱、八角柱等の多角形状として もよい。
【0026】 そして、吸盤層17に形成される小吸盤部18の形状は、特に限定されないが 、図例では、吸盤層17から軸部を介して形成されたロート状である。このとき 小吸盤部の径は、1〜8mm、望ましくは、3〜6mmとする。また、ロートの平面 形状は、丸型に限られず、四角形、六角形等の多角形であってもよい。
【0027】 ここでローラ体13は、使用後の掃除の見地から、ローラ支承体15から脱 着可能とされている。具体的には、ローラ支承体15の支承壁16、16に形成 された軸受孔16a、16aに、ローラ体13の芯部23に形成された先端半球 形の軸ピン24が、ローラ支承体15の支承壁15aを強制的に拡開して脱着可 能となっている。このとき、軸受孔16aの周囲壁の拡開が容易なように、スリ ットを設けておくことが望ましい。また、脱着機構は、図例のものに限られず、 バネ板、パヨネット機構等の汎用のワンタッチ脱着機構が使用可能である。
【0028】 次に、上記実施例の使用態様を説明する。
【0029】 まず、図2に示すローラ体収納状態から、ローラ支承体(第二縦半割体)15 をアーム21を介して回動して、引き出し、さらに、ローラ支承体15を回動し てT字形形状とする。
【0030】 この状態で、ローラ体を顔面を押圧しながら回動させて、化粧落し後の顔面の 毛穴掃除等を行う。このときの、作用・効果は前述の通りである。
【0031】 (2) 図4に上記実施例の変形態様を示す。即ち、図2において、アームを廃し て、ローラ支承体(第二縦半割体)15を直接にハンドル体(第一縦半割体)1 1にヒンジ結合させたものである。
【0032】 この実施例の場合、使用態様は、上記と略同様であるが、化粧用ローラの全体 形状がI字形となり、使い勝手が上記実施例より若干劣る。
【0033】 (3) 図5に収納ケースを備えない固定形状タイプの実施例を示す。即ち、ハン ドル体111から分岐したコ字形アーム121に、ローラ体113を芯部123 を介して固定したものである(脱着可能としてもよい。)。そして、このローラ 体113は、ローラ体の周璧である吸盤層117をディンプル状に形成して多数 の小吸盤部118が形成されている。このディンプルの孔径も、前述のロート形 と同様、1〜8mm、望ましくは3〜6mmとする。平面形状は、丸形に限られず、 多角形であってもよい。
【0034】 また この実施例の場合、使用態様は、収納ケースを開いて使用する点、及び 、ローラ体が固定式である点以外は、上記(1) の場合と同様である。収納ケース を有せず、かつ、折り畳みタイプでないため、収納スペースが上記各実施例に比 して嵩張るとともに、ローラ体も汚れ易く、さらには、固定式であるため、使用 後のローラ体の掃除も上記各実施例に比して容易でない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の化粧用ローラの一実施例を示す使用時
の斜視図
【図2】同じく収納ケースに収納時の斜視図
【図3】図1におけるローラ体の拡大断面図
【図4】本考案の化粧用ローラの他の実施例を示す使用
時の斜視図
【図5】本考案の化粧用ローラのさらに他の実施例を示
す斜視図
【符号の説明】
11 ハンドル体(第一縦半割体) 13 ローラ体 15 ローラ支承体(第二縦半割体) 16 支承壁 16a 軸受孔 17、117 吸盤層 18、118 小吸盤部 19 収納ケース 21 アーム 111 ハンドル体 113 ローラ体 115 ローラ支承体 121 アーム

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル体と、ローラ体と、前記ハンド
    ル体に結合され前記ローラ体を支承するローラ支承体と
    からなり、前記ローラ体の周面がエラストマー製の吸盤
    層とされ、該吸盤層に多数の小吸盤部が形成されている
    ことを特徴とする化粧用ローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ローラ体が前記
    ローラ支承体から脱着可能とされていることを特徴とす
    る化粧用ローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ヒンジ結合された第
    一縦半割体と第二縦半割体とからなる筒状の収納ケース
    を備え、前記第一縦半割体がハンドル体とされ、前記第
    二縦半割体がローラ支承体とされていることを特徴とす
    る化粧用ローラ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第二縦半割体の
    背面が切り欠かれれた形状とされ、該背面の略中央部に
    回動可能に結合されたアームを介して、前記第二半割り
    体が前記第一縦半割体にヒンジ結合されていることを特
    徴とする化粧用ローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記ローラ体がクラ
    ウン型であることを特徴とする化粧用ローラ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記ローラ体が多角
    形であることを特徴とすることを特徴とする化粧用ロー
    ラ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記小吸盤部の形状
    が周璧から軸部を介して形成されたロート状であること
    を特徴とする化粧用ローラ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記ローラ体の周璧
    をディンプル状に形成して小吸盤部とされていることを
    特徴とする化粧用ローラ。
JP1994009560U 1994-08-04 1994-08-04 化粧用ローラ Expired - Lifetime JP3007477U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009560U JP3007477U (ja) 1994-08-04 1994-08-04 化粧用ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009560U JP3007477U (ja) 1994-08-04 1994-08-04 化粧用ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3007477U true JP3007477U (ja) 1995-02-14

Family

ID=43143322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994009560U Expired - Lifetime JP3007477U (ja) 1994-08-04 1994-08-04 化粧用ローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3007477U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516153U (ja) * 1991-08-02 1993-03-02 敏雄 熊谷 鉄筋の結束線用作業工具
JP2005245826A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Norimitsu Sato 顔の美容ローラマッサージ器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516153U (ja) * 1991-08-02 1993-03-02 敏雄 熊谷 鉄筋の結束線用作業工具
JP2005245826A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Norimitsu Sato 顔の美容ローラマッサージ器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7020926B2 (en) Lint roller/brush assembly
US4364142A (en) Body squeegee
EP1597984A1 (en) Hair care equipment
US8695611B2 (en) Dual tip oral care implement
US4813091A (en) Can cleaner device
JP3722799B2 (ja) 哺乳瓶洗浄ブラシ
PL188023B1 (pl) Patyczek higieniczny wielokrotnego użytku
JP6156614B2 (ja) 筆洗い干し具
US20010005915A1 (en) Method and apparatus for cleaning a computer mouse device
JP3007477U (ja) 化粧用ローラ
JP2688022B2 (ja) 素肌用ローラー
CN112155488A (zh) 一种盆状可清洁毛发的家用拖把清洁装置
JP2008119236A (ja) 清拭用ブラシ
US6523216B1 (en) Scrub brush cover device
KR102587164B1 (ko) 다용도 목욕타올
JP3803994B2 (ja) トイレ用清掃具
CN218684229U (zh) 一种两用拖把
CN208639797U (zh) 洗刷器及化妆辅助用品
JPH08215104A (ja) 清掃具
US20210186272A1 (en) Water removal device for the human body
JP2004016637A (ja) 洗浄具
KR200492554Y1 (ko) 목욕용 등밀이구
JP2002253442A (ja) 洗浄用具
JPS582287Y2 (ja) 清掃用具
JP2007029661A (ja) 耳掻きおよび耳掻きセット